83歳のお母様の介護と仕事の両立：あなたが抱える不安を解消し、最適な選択肢を見つける方法

この記事では、83歳のお母様の介護と、仕事や日々の生活との両立に悩むあなたに向けて、具体的なアドバイスとサポート情報を提供します。お母様の認知症の症状、今後の介護、そしてご自身の精神的な負担について、どのように向き合い、解決していくか。専門家の視点と、具体的な行動プランを通じて、あなたの不安を軽減し、より良い未来を築くためのお手伝いをします。

母の今後についてご意見下さい。母、83才、独り暮らしです。私は電車で1時間くらいに夫、幼児と住んでいます。父親は他界。月に一度くらいのペースで一日泊まりで実家に帰ります。基本的に私一人で帰ります。子供がいると私が疲れるので。母が、ここの所、痴呆と思われる症状がでています。二人で話している時は物忘れが激しいなとは感じます。掃除機の充電等教えても次に行くと忘れてまた聞きます。この間帰省した際、次の日の朝に母が「あなたお菓子食べた？！すごい無くなってるの！誰かが天井から見てて食べたのかも？？」と言っており唖然としました。どうやら、私が寝た後、夜又は朝にお菓子を食べたようです。飲み物もこぼれてびちゃびちゃでした。夕飯、沢山食べて、もう食べれないと言っていたのに、物凄い量のお菓子が無くなっていました。「これはお母さんが夜か、今朝に食べたんだよ！」と怒りました。なんか、母が変わっていくのが許せない、痴呆にならないで！という気持ちで怒りました。一緒にいると普通にしっかりしてるのですが、周りから嫌われている。うちに泥棒が入らないか怖い。。と頻繁に言います。人といると緊張感でしっかりするのだと思いますが、独りになると、異様な行動をしているかも知れません。同居していないので、推測ですが。昔から気が強く、自己中心的な性格でした。それも痴呆に繋がっているのかなと思います。

長くなりましたが、子供が小さいのと、私自身が精神科に通院しているので、母の面倒が中々みれませんが、今後時間を作って痴呆外来に一緒にいこうと思います。その際、介護サービスはつけられらるか？母の話し相手として、どなたかサポーターとして、定期的に来てくれるのか。今後どのようにすればいいのか教えてください。母がもっと進行しておかしくなると、私も共倒れしそうなので。母は、私しか頼る人がいなくて、親戚は、母をあまり良く思っていません。(昔から気が強かったので)夫は心配して、私だけ実家に帰るようにしてくれて感謝しています。子供と帰ると、母の料理や子供の面倒と両方やらなくてはいけないので精神的に参ります…。母は今のところ身の回りは綺麗にしています。私に代わり、訪問して助けてくれる方がいると助かります。そして、病院は痴呆外来でいいですか？どのような検査が必要ですか？

支離滅裂ですみませんが、ご意見下さい。補足介護申請で通った場合、地域によって違うと思いますが、デイサービスは受けられますか？また、どのような仕組みですか？例えば、バスで送迎してくれて、皆で楽しく会話して戻ってくるような事も出来ますか？母は、今の『家』に執着が有るので、施設暮らしだと認知症が酷くなると思います。電話して、聴きなさいと言われたらその通りですが、経験されている方の意見が知りたいのです。中々自ら行動し、一人でレクリエーションに参加しない性格になってしまったので、こうなったらきてくれるなら行くと思いました。デイサービス受けるまでの簡単な流れも知りたいです。宜しくお願いします。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まず、現状を整理し、抱えている問題点を具体的に把握しましょう。お母様の状況、あなたの置かれている状況、そして今後の不安を明確にすることで、具体的な対策を立てるための第一歩となります。

• お母様の状況: 83歳、一人暮らし。認知症の疑いがあり、物忘れ、異様な行動、被害妄想などの症状が見られます。昔から気が強く、自己中心的な性格であることも、認知症の進行に影響を与えている可能性があります。
• あなたの状況: 夫と幼児との生活、実家への訪問は月に一度。ご自身の精神的な負担、子供の世話、そしてお母様の介護を両立することへの困難を感じています。精神科への通院もされており、心身ともに負担が大きい状況です。
• 今後の不安: 認知症の進行、介護と仕事の両立、経済的な問題、そしてご自身の心身の健康への不安。

これらの問題を整理することで、具体的な対策を検討するための土台ができます。例えば、認知症の診断を受けること、介護サービスの利用を検討すること、そしてご自身の心のケアを行うことなど、具体的な行動計画を立てることができます。

2. 認知症の診断と専門家への相談

お母様の症状が認知症によるものかどうかを確定するために、まずは専門医の診断を受けることが重要です。認知症外来を受診し、適切な検査を受けることで、病状の進行度合いや、適切な治療法、介護プランを立てることができます。

• 認知症外来の受診: 認知症外来では、問診、認知機能検査、画像検査（MRIやCT）などが行われます。これらの検査結果に基づいて、認知症の種類や進行度合いが診断されます。
• 検査内容:
  • 問診: 医師がお母様の生活状況、症状、既往歴などを詳しく聞き取ります。
  • 認知機能検査: MMSE（Mini-Mental State Examination）や長谷川式認知症スケールなどを用いて、記憶力、見当識、言語能力などを評価します。
  • 画像検査: 脳の萎縮や異常を調べるために、MRIやCT検査が行われます。
  • 血液検査: 認知症の原因となる疾患（甲状腺機能低下症など）がないかを確認します。
• 専門家への相談: 医師だけでなく、精神保健福祉士、ケアマネジャーなどの専門家にも相談し、介護に関するアドバイスやサポートを受けることができます。

早期に診断を受けることで、適切な治療やケアを開始し、症状の進行を遅らせることが期待できます。また、専門家のアドバイスを受けることで、介護に関する不安を軽減し、より適切な対応ができるようになります。

3. 介護サービスの利用とサポート体制の構築

お母様の介護を支えるために、介護サービスの利用と、周囲のサポート体制を構築することが重要です。介護保険制度を利用することで、費用を抑えながら、様々なサービスを受けることができます。

• 介護保険の申請: お住まいの市区町村の窓口で介護保険の申請を行います。申請後、調査員による訪問調査が行われ、介護度（要支援1～2、要介護1～5）が認定されます。
• 介護サービスの利用: 介護度が認定されると、ケアマネジャー（介護支援専門員）が、お母様の状況に合わせたケアプランを作成します。ケアプランに基づいて、様々な介護サービスを利用することができます。
  • 訪問介護（ホームヘルプサービス）: ヘルパーが自宅を訪問し、食事、入浴、排泄などの身体介護や、掃除、洗濯などの生活援助を行います。
  • 訪問看護: 看護師が自宅を訪問し、健康管理や医療処置を行います。
  • デイサービス（通所介護）: デイサービスセンターに通い、入浴、食事、レクリエーション、機能訓練などを受けます。
  • ショートステイ（短期入所生活介護）: 短期間、介護施設に入所し、介護サービスを受けます。
  • グループホーム: 認知症の高齢者が少人数で共同生活を送る施設です。
• 地域包括支援センターの活用: 地域包括支援センターは、高齢者の介護や福祉に関する相談窓口です。ケアマネジャーの紹介、介護保険に関する情報提供、地域資源の活用など、様々なサポートを受けることができます。
• 家族や親族との連携: 家族や親族と協力し、役割分担や情報共有を行うことで、介護の負担を軽減することができます。

介護サービスの利用は、お母様の生活の質を向上させるだけでなく、あなたの負担を軽減し、心身の健康を守ることにもつながります。

4. デイサービスの仕組みとメリット

デイサービスは、お母様の生活を豊かにし、あなたの負担を軽減するための有効な手段の一つです。デイサービスの仕組みやメリットを理解し、利用を検討してみましょう。

• デイサービスの仕組み:
  • 送迎: 自宅からデイサービスセンターまでの送迎サービスがあります。
  • 食事: 栄養バランスの取れた食事が提供されます。
  • 入浴: 入浴介助サービスがあります。
  • レクリエーション: 音楽療法、体操、ゲームなど、様々なレクリエーションが行われます。
  • 機能訓練: 理学療法士や作業療法士による機能訓練が行われます。
• デイサービスのメリット:
  • 社会的な交流: 他の利用者との交流を通じて、孤独感を解消し、社会性を維持することができます。
  • 心身機能の維持・向上: レクリエーションや機能訓練を通じて、心身機能の維持・向上を図ることができます。
  • 家族の負担軽減: 日中の介護をデイサービスに任せることで、家族の負担を軽減することができます。
  • 専門的なケア: 専門職による介護サービスを受けることができます。
• デイサービス利用までの流れ:
  1. ケアマネジャーとの相談: ケアマネジャーにデイサービスの利用について相談し、ケアプランに組み込んでもらいます。
  2. 体験利用: デイサービスセンターを見学し、体験利用をすることができます。
  3. 契約: デイサービスセンターと利用契約を結びます。
  4. 利用開始: デイサービスを利用開始します。

お母様がデイサービスに抵抗感を示す場合でも、体験利用を通じて、デイサービスの楽しさを知ってもらうことができます。また、デイサービスは、お母様の生活を豊かにするだけでなく、あなたの精神的な負担を軽減し、仕事との両立を支援する重要な役割を果たします。

5. 介護と仕事の両立を支援する制度と活用方法

介護と仕事を両立するためには、様々な制度を活用し、周囲の協力を得ることが重要です。これらの制度を理解し、積極的に活用することで、仕事と介護の両立をよりスムーズに進めることができます。

• 介護休業制度: 介護が必要な家族を介護するために、最長93日まで休業できる制度です。
• 介護休暇制度: 介護が必要な家族の介護や世話をするために、年間5日まで休暇を取得できる制度です。
• 勤務時間の短縮や変更: 勤務時間の短縮、時差出勤、テレワークなど、柔軟な働き方を会社に相談することができます。
• 介護に関する相談窓口: 会社の相談窓口や、ハローワーク、地域包括支援センターなどで、介護に関する相談をすることができます。
• 家族との協力: 家族や親族と協力し、役割分担や情報共有を行うことで、介護の負担を軽減することができます。
• 外部サービスの利用: 介護保険サービスだけでなく、家事代行サービスやベビーシッターサービスなどを利用することで、家事や育児の負担を軽減することができます。

これらの制度やサービスを積極的に活用することで、仕事と介護の両立をよりスムーズに進め、ご自身の心身の健康を守ることができます。

6. ご自身の心のケアとストレス管理

介護は、精神的にも肉体的にも大きな負担を伴います。ご自身の心のケアを行い、ストレスを適切に管理することが、介護を続ける上で非常に重要です。

• 休息と睡眠: 十分な休息と睡眠を確保し、心身の疲労を回復させましょう。
• 趣味やリフレッシュ: 自分の好きなことや趣味に時間を使い、気分転換をしましょう。
• 友人や家族との交流: 友人や家族と積極的に交流し、悩みや不安を共有しましょう。
• 専門家への相談: 精神科医やカウンセラーに相談し、心のケアを受けましょう。
• ストレス解消法の実践: 瞑想、ヨガ、軽い運動など、自分に合ったストレス解消法を見つけ、実践しましょう。
• ポジティブな思考: ポジティブな考え方を心がけ、感謝の気持ちを持つことで、心のバランスを保ちましょう。

ご自身の心のケアを怠ると、心身の健康を損ない、介護を続けることが困難になる可能性があります。定期的に休息を取り、自分の心と向き合い、ストレスを適切に管理することで、より長く、より良い介護を続けることができます。

7. まとめ：あなたとご家族の未来のために

お母様の介護と、仕事や日々の生活との両立は、確かに困難な道のりです。しかし、適切な情報とサポートを得て、一つ一つ問題を解決していくことで、必ずより良い未来を築くことができます。今回の記事で提示した情報とアドバイスを参考に、まずは専門家への相談から始めてみましょう。そして、介護保険制度の利用、デイサービスの活用、そしてご自身の心のケアを忘れずに、あなたとご家族にとって最善の選択をしてください。

あなたの抱える不安を理解し、寄り添い、共に解決策を探求します。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。応援しています。

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