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「世間の冷たさ」に心が折れそう…認知症の親の介護と、周囲の無理解に苦しむあなたへ

「世間の冷たさ」に心が折れそう…認知症の親の介護と、周囲の無理解に苦しむあなたへ

79歳の母の介護についてのご相談ですね。長文とのことですが、詳しくお話を聞かせてください。

今日の日付、季節が分からない、5分前に言った事を何度も繰り返す、何度言っても風呂に入らない、歯を磨かない、腰痛が酷くオムツを使用中… 自宅での介護にわたしが疲れてしまい、4/8から初のショートステイに行って貰いましたが、母の腰痛が悪化し、一週間の予定を3日で帰されてしまいました。

ショートステイに行く前は、母の暴言や暴力(どうせもうすぐ死ぬから、と言ったり、紐で首を絞められたり) についカッとなったり衝突が耐えなかったのですが、いざ行ってしまったらステイ先で迷惑をかけているんじゃないかと心配したり、自分で世話ができなかった罪悪感に苛まれ実際帰って来た時はほっとしました。

母は昨年の8月に乳がんを患い、(ステージ2A、トリプルネガティブ)を患い、右胸全摘出。骨転移を心配して、同じ総合病院内の整形外科でレントゲンを撮りましたが異常なし。帰宅後も真夜中や早朝に激痛を訴え、様子を見ていましたが、2週間たっても改善せず、手術を受けた総合病院の乳腺科に電話をしたところ、転移の可能性は低いのでかかりつけの整形外科に行けと言われました。骨転移はMRIでないと分からないので、ネットでMRIのある病院を探してFホスピタルにかかったところ、そこの医者に「なんでウチに来るんだ、骨転移の心配してるなら、手術した乳腺科へ行け」と怒られるました。(昼前に行ったので、俺の昼飯を食う時間がなくなるじゃねえか、とも言われた)

可愛がって育ててくれた母だし、私も幸いにも自営業なので、空き時間に母の腰をカイロで温めたり、昨日はお天気も良く、母を風呂に入れて髪を切ってあげましました。母はシャワーが気持ちいい、と喜んでくれました。

今日は母の足の調子も良くて、髪も切りさっぱりしたので、来月の町内会の老人会のイベントに参加しようと、班長さんに申し込みに行きました。ところが班長(70代 女性)から「そんな足で歩いて行けるのかっ」と怒鳴られました。

あんまりびっくりして、その場では何も言い返せなくて、情けないことに泣いてしまいました。その班長さんとは何十年も仲良くさせて頂いて、幼い娘を預かって貰ったり、母に新しいサンダルをプレゼントしてくれたり、私は大好きなご近所さんでした。

母が確かによろよろ歩いてるし、お風呂入ってないしも歯磨きもしていないので臭いし、認知のため話も辻褄が合わないことがあるので、知らないところで母がご近所に迷惑をかけていると思うが、ショックで今日は寝込んでしまいました。

歳をとって、認知症や病気になると、こんなにも世間は冷たく変わるものでしょうか?病院にとって疎ましいのでしょうか? 同じような経験をされた方々、お話をお聞かせ頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

ご相談ありがとうございます。79歳のお母様の介護と、周囲の無理解に直面し、心身ともに疲弊されているご様子、大変お辛いですね。長年連れ添ったご近所の方からの心ない言葉、医療機関での対応など、孤独感や絶望感を感じる出来事が続いていることと思います。この状況を乗り越えるために、私にできることを一緒に考えていきましょう。

1. 現状を整理し、抱えている問題点を明確にする

まず、現状を整理し、抱えている問題点を具体的に把握することから始めましょう。ご相談内容から、以下の問題点が考えられます。

  • お母様の健康状態の悪化:認知症の進行、腰痛、乳がんの既往歴など、複数の健康問題を抱えています。
  • 介護者の精神的負担:介護疲れ、罪悪感、周囲からの無理解など、精神的な負担が非常に大きいです。
  • 周囲の理解不足:ご近所の方々や医療機関の対応に、理解や配慮が欠けていると感じています。
  • 社会的な孤立:周囲とのコミュニケーションがうまくいかず、孤立感を深めています。

これらの問題点を一つずつ整理し、具体的な対策を立てていくことが重要です。まずは、ご自身の気持ちを整理し、何が一番つらいのか、何が一番困っているのかを明確にすることから始めましょう。

2. 介護保険サービスの活用を検討する

介護保険サービスは、介護者の負担を軽減し、お母様の生活の質を向上させるために非常に有効です。まだ利用されていない場合は、積極的に活用を検討しましょう。

  • ケアマネージャーとの連携:ケアマネージャーは、介護に関する専門家であり、あなたとご家族の状況に合わせたケアプランを作成してくれます。介護保険サービスの申請手続きや、利用できるサービスの紹介、関係機関との連絡調整など、様々なサポートをしてくれます。
  • 訪問介護(ホームヘルプサービス):ホームヘルパーが自宅を訪問し、入浴、排泄、食事などの身体介護や、掃除、洗濯、調理などの生活援助を行います。これにより、ご自身の負担を軽減できます。
  • デイサービス(通所介護):日中に、食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを提供します。お母様の社会参加の機会を増やし、心身機能の維持・向上を図ることができます。また、ご自身も日中の時間を確保できるため、休息やリフレッシュに充てることができます。
  • ショートステイ(短期入所生活介護):短期間、施設に入所し、介護サービスを受けられます。ご自身の休息や、冠婚葬祭、旅行などの際に利用できます。
  • 福祉用具のレンタル・購入:車椅子、歩行器、ベッドなどの福祉用具をレンタルしたり、購入したりすることで、お母様の自立を支援し、介護の負担を軽減できます。

これらのサービスを組み合わせることで、ご自身の負担を軽減し、お母様の生活の質を向上させることができます。ケアマネージャーに相談し、最適なケアプランを作成してもらいましょう。

3. 医療機関との連携を強化する

お母様の健康状態を適切に管理するためには、医療機関との連携が不可欠です。特に、以下の点に注意しましょう。

  • かかりつけ医の選定:お母様の健康状態をよく理解し、信頼できるかかりつけ医を見つけましょう。定期的な診察や相談を通じて、健康管理をサポートしてもらえます。
  • 専門医との連携:認知症、腰痛、乳がんなど、それぞれの専門医と連携し、適切な治療やケアを受けられるようにしましょう。
  • 情報共有:医療機関には、お母様の病状や生活状況について、正確な情報を伝えましょう。また、医療機関からの指示やアドバイスをきちんと守り、疑問点があれば積極的に質問しましょう。
  • セカンドオピニオンの活用:現在の治療方針に不安がある場合は、他の医師の意見を聞く(セカンドオピニオン)ことも検討しましょう。

医療機関との連携を強化することで、お母様の健康状態を適切に管理し、より良いケアを提供することができます。

4. 周囲とのコミュニケーションを試みる

周囲とのコミュニケーションを積極的に行うことで、孤立感を解消し、サポートを得やすくなります。特に、以下の点に注意しましょう。

  • ご近所の方々とのコミュニケーション:お母様の状況を説明し、理解を求めましょう。困ったことがあれば、遠慮なく相談できる関係を築きましょう。
  • 家族や親族との連携:家族や親族に、介護の状況を共有し、協力を求めましょう。役割分担や、定期的な情報交換を行うことで、負担を分散できます。
  • 地域の相談窓口の活用:地域包括支援センターや、社会福祉協議会などの相談窓口に相談し、情報収集や支援を受けましょう。
  • 介護者同士の交流:同じような状況にある介護者同士で交流し、情報交換や悩み相談をすることで、孤独感を解消し、精神的な支えを得ることができます。

周囲とのコミュニケーションを積極的に行うことで、孤立感を解消し、より多くのサポートを得ることができます。

5. 感情のコントロールと、ご自身のケアを最優先に

介護は、心身ともに大きな負担がかかるものです。ご自身の感情をコントロールし、心身の健康を維持することが非常に重要です。以下の点に注意しましょう。

  • 感情の整理:辛い気持ちや怒りを抱え込まず、信頼できる人に話したり、日記に書いたりして、感情を整理しましょう。
  • 休息とリフレッシュ:十分な睡眠を取り、休息する時間を確保しましょう。趣味や好きなことに時間を使い、リフレッシュすることも大切です。
  • 専門家のサポート:精神的な負担が大きい場合は、専門家(精神科医、カウンセラーなど)に相談し、サポートを受けましょう。
  • 罪悪感を手放す:介護疲れや、自分の無力感から罪悪感を感じることがあるかもしれません。しかし、あなたは最善を尽くしており、決して一人ではありません。罪悪感を手放し、自分を大切にすることを心がけましょう。
  • ポジティブな側面を探す:大変な状況の中でも、お母様との時間の中で、喜びや感謝を感じられる瞬間を探しましょう。

ご自身の心身の健康を維持することが、介護を続ける上で最も重要です。無理をせず、自分を大切にすることを心がけましょう。

6. 専門家への相談を検討する

介護に関する悩みは、一人で抱え込まず、専門家に相談することも有効です。専門家は、あなたの状況に合わせて、具体的なアドバイスやサポートを提供してくれます。

  • 介護相談員:介護保険サービスや、介護に関する様々な相談に対応してくれます。
  • 精神科医・カウンセラー:精神的な負担が大きい場合は、専門家に相談し、心のケアを受けましょう。
  • 弁護士:介護に関する法的な問題(成年後見制度など)について、相談できます。

専門家への相談は、問題解決の糸口を見つけ、精神的な負担を軽減するのに役立ちます。

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7. 成功事例から学ぶ

同じような状況を乗り越えた人たちの経験談は、あなたの励みになり、具体的なヒントを与えてくれます。以下に、いくつかの成功事例を紹介します。

  • 事例1:介護保険サービスの活用:Aさんは、認知症の母親の介護に疲れ果て、途方に暮れていました。ケアマネージャーに相談し、訪問介護、デイサービス、ショートステイなどの介護保険サービスを積極的に利用することで、介護の負担を大幅に軽減し、母親との穏やかな時間を過ごせるようになりました。
  • 事例2:周囲とのコミュニケーション:Bさんは、認知症の父親の介護について、周囲の理解が得られず、孤立感を深めていました。地域の認知症カフェに参加し、他の介護者と交流することで、情報交換や悩み相談を行い、精神的な支えを得ることができました。また、ご近所の方々にも、父親の病状を説明し、理解を求めることで、協力体制を築くことができました。
  • 事例3:感情のコントロール:Cさんは、認知症の母親の暴言や行動に、感情的になってしまうことが多く、自己嫌悪に陥っていました。カウンセリングを受け、感情のコントロール方法を学び、母親との関係を改善することができました。また、趣味の時間を作り、リフレッシュすることで、心身の健康を維持することができました。

これらの成功事例から、介護保険サービスの活用、周囲とのコミュニケーション、感情のコントロールなど、様々な対策が有効であることがわかります。あなたの状況に合わせて、これらの対策を参考にし、実践していくことが大切です。

8. 医療機関の対応について

医療機関での対応について、ご相談者様が疎外感を感じたり、不快な思いをされたことは、大変残念なことです。医療従事者も人間であり、多忙な業務の中で、患者さんやその家族への配慮が欠けてしまうこともあります。しかし、医療機関は、患者さんの健康を第一に考えているはずです。もし、医療機関の対応に不満がある場合は、以下の対応を検討しましょう。

  • 医療機関への相談:まずは、医療機関の責任者(院長など)に、直接相談してみましょう。状況を説明し、改善を求めることができます。
  • 相談窓口の活用:医療機関には、患者さんの相談窓口が設置されている場合があります。相談窓口に相談し、対応を求めることができます。
  • 第三者機関への相談:医療に関する問題について、第三者機関(医療安全支援センターなど)に相談することもできます。
  • 医療機関の変更:どうしても納得できない場合は、他の医療機関への転院も検討しましょう。

医療機関の対応に不満がある場合は、我慢せずに、適切な対応を求めることが大切です。

9. 周囲の無理解について

周囲の無理解は、介護者の大きな悩みの一つです。特に、ご近所の方々からの心ない言葉は、深く傷つくものです。しかし、周囲の無理解は、必ずしも悪意からくるものではありません。多くの場合、認知症や介護に関する知識不足や、偏見、不安などから生じることがあります。周囲の無理解に対しては、以下の対応を検討しましょう。

  • 理解を求める努力:周囲の人々に、認知症や介護に関する正しい知識を伝え、理解を求める努力をしましょう。
  • 情報提供:認知症に関する情報や、介護に関する情報を、積極的に提供しましょう。
  • コミュニケーション:普段から、周囲の人々とのコミュニケーションを密にし、良好な関係を築きましょう。
  • 距離を置く:どうしても理解を得られない場合は、無理に付き合う必要はありません。距離を置くことも、一つの方法です。
  • 専門家のサポート:専門家(ケアマネージャー、地域包括支援センターなど)に相談し、周囲との関係を改善するためのアドバイスを受けましょう。

周囲の無理解に対しては、理解を求める努力をしながら、ご自身の心を守ることも重要です。

10. 今後の具体的なアクションプラン

上記の対策を踏まえ、今後の具体的なアクションプランを立てましょう。以下は、その一例です。

  1. ケアマネージャーとの相談:早急にケアマネージャーに相談し、介護保険サービスの利用について検討しましょう。
  2. 医療機関との連携:かかりつけ医や、専門医との連携を強化し、お母様の健康状態を適切に管理しましょう。
  3. 周囲とのコミュニケーション:ご近所の方々や、家族、親族に、お母様の状況を説明し、理解と協力を求めましょう。
  4. 感情のコントロール:辛い気持ちや怒りを抱え込まず、信頼できる人に話したり、日記に書いたりして、感情を整理しましょう。
  5. ご自身のケア:十分な睡眠を取り、休息する時間を確保しましょう。趣味や好きなことに時間を使い、リフレッシュすることも大切です。

このアクションプランを参考に、ご自身の状況に合わせて、具体的な行動計画を立てましょう。そして、一つずつ実行していくことで、必ず状況は改善していきます。

まとめ

今回の相談は、79歳のお母様の介護と、周囲の無理解に直面し、心身ともに疲弊されている状況でした。しかし、適切な対策を講じることで、必ず状況は改善します。介護保険サービスの活用、医療機関との連携、周囲とのコミュニケーション、感情のコントロール、そしてご自身のケアを最優先に考え、一つずつ実践していくことが大切です。そして、決して一人で抱え込まず、周囲のサポートを求め、専門家の力を借りましょう。あなたの努力が、お母様とあなた自身の幸せにつながることを心から願っています。

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