高次脳機能障害の父との生活。仕事、介護、そして私の未来はどうなる?
高次脳機能障害の父との生活。仕事、介護、そして私の未来はどうなる?
私は、キャリア支援を専門とする転職コンサルタントです。今回は、脳出血による高次脳機能障害を患ったお父様を持つ、ある女性からの切実なご相談にお答えします。
先日脳出血で倒れ、現在入院している父を持つ娘です。お医者様曰く、意識レベルは14/15で、会話している限り、呂律は怪しいですが話もできます。大きな脳出血でしたが呼吸などに関わるところまではいかず、急性期を乗り越えたらリハビリに数か月かかるというような感じです。
本題は高次脳機能障害は回復するのかです。色々調べてみたのですが進行性はなく、悪化しないというのと、完治はしないというのなど色々見てきました。父の症状としては私の見解ですが認知機能の低下・固執・左半側空間無視かと思います。具体的にいうと「明日退院する/出勤する」と、まだものを食べれないのですが「クッキー持ってきてくれ・ピーナッツ持ってきてくれ」などです。特に、仕事を熱心にしていた印象なので仕事にいかないと・有給にかえておくから・出勤するから迎えに来いなどと言っています。今自分が入院している事もあまりわかっていないようです。今日は転院すると言い出しました。
意識がはっきりしている分、覚えている事もおおいですが、ぼやぼやしているところもあり、母との電話と隣で聞いていると前までの父ではないんだ。前には戻れないんだと心がきゅうっとなります。泣けてきます。意識レベルも高いので手術等にはならないだろうとは思いますが、大方のリハビリが終わって退院することになったとして認知機能が低下したままの父とこの先何十年と一緒に生きていける自信がありません。また、左半身に麻痺が残っており、リハビリで回復したとして介護に集中できる人がいません。
世帯主である父がこのようになり、母はパート勤務(昼のみだけだがフルタイムは父が退院したら厳しい)・兄は無職で家にいますが生活能力がなく、発達障害があるのと、父の事を思春期以降は毛嫌い・姉も昼に工場勤務をしており、発達障害傾向がある・私自身は注意欠如・HSPの傾向あり(上三人は成人済)・妹はまだ小学生です。一人で行動できるくらいには回復してくれるのが一番ですが、お風呂やトイレの介助など、献身的に介護出来るような人がいないと思います。
また、高次脳機能障害が今の状態のままだと、勝手に外に出たり…等を考えると先の見えない未来に不安しかありません。仕事復帰は出来ますか?前のような建設業の現場監督のような仕事は出来ないにしろ、妹がまだ小学生ですし、恐らく我が家には大きな貯金もないですし、家のローンや車のローン、月々の公共料金の支払いだってあるし、家の鍵が壊れていて、外から鍵がかけれない(父が退院して勝手に出ていくというのも怖いですが、修理費用を一気に払うお金なんてありません)・洗濯機は壊れていて隔日でコインランドリー・水場で床が抜けているところがある・お金はいくらあっても足りませんよね。
私はまだ成人して数年しかたっておらず、やりたい事もあるし、自立だってしたいし、結婚したいという夢だってあります。妹はアナウンサーになりたいと可愛い夢も持っています。ここしばらくは私の給料もほとんど渡して、切り盛りしていこうと思っていますが、元々頑固な性格で利己的、モラハラの要素もあった父なので、退職だって拒むかもしれません。車も運転できる・まだまだ現役で働けると思っていると思いますし、父の性格上そうだと思います。この先は父だって病気したでしょうし、そのころには私も色んな事をやり遂げいたと思いますが、父はまだ還暦も過ぎていない若い年齢ですし、妹も小学生なのでこんな事になるだなんて想像もできなかったです。
確かに煙草も吸ってましたし、味付けのこいもの、塩分や糖分の高いものが好きでしたし、今年の二月くらいに脳梗塞で入院(劇的な回復で二週間で退院しました)した時も「医者に何も言われてないから気にしなくていい」とこちらの心配も気に留めないような頑固な人でした。想定できたといえば想定できたかもしれませんが、こんなに早くなるだなんて思いもしなかったので心の準備も出来てないし、うちの家庭環境で要介護者と共に生活するなんて正直いって無茶ですし、怖いです。小さい妹がいるので母だけに負担をかけるわけにもいきませんし、だからといって上の二人は頼りにならず、この先一生父と付き合っていかないといけませんか。子どもには子どもの人生があるといいますが、そんな環境ではありません。結局そういう事いえるのって恵まれてる人だけですよね。近所に親戚が住んでいるわけではないく、頼れる人もいません。どうしたらいいですか。不安で不安でたまりません。涙がでそうです。つらいです。高次脳機能障害の方をもつご家族の方など、何かご教授いただけないでしょうか。長々とすみませんがよろしくお願いいたします。
ご相談ありがとうございます。お父様の突然の病気、そして今後の生活への不安、本当に辛い状況だと思います。まずは、あなたの今の率直な気持ち、そしてご家族を思う気持ちに、心から寄り添いたいと思います。
高次脳機能障害は、脳の損傷によって生じる様々な認知機能の障害の総称です。具体的には、記憶、注意、実行機能(計画、判断、問題解決など)、言語、空間認知などに問題が生じます。回復の度合いは、損傷の場所や程度、そしてリハビリテーションの取り組みによって大きく異なります。しかし、適切なリハビリと周囲のサポートがあれば、改善の可能性は十分にあります。
1. 高次脳機能障害の回復について
ご相談者様が最も気にされているのは、お父様の高次脳機能障害が回復するのか、ということだと思います。まず、高次脳機能障害は、その原因や損傷の程度によって回復の度合いが異なります。一般的に、早期のリハビリテーション開始、そしてご家族のサポートが、回復に大きく影響します。
回復の可能性
- リハビリテーションの効果: 専門的なリハビリテーション(作業療法、言語療法、理学療法など)によって、失われた機能の回復や、残存機能の活用を目指します。
- 脳の可塑性: 脳は、損傷後も新しい神経回路を作り、機能を再構築する能力(可塑性)を持っています。この能力を最大限に引き出すために、継続的なリハビリが重要です。
- 進行性ではない: 高次脳機能障害は、一般的に進行性の病気ではありません。つまり、適切なケアとリハビリを行えば、症状の悪化を防ぎ、改善を目指すことができます。
完治について
完治という言葉の定義は難しいですが、症状が完全に消失し、以前の生活と全く同じ状態に戻ることは、必ずしも容易ではありません。しかし、多くの人が、リハビリや周囲のサポートによって、ある程度の機能回復を遂げ、社会生活を送れるようになっています。お父様の場合、意識レベルも高く、会話もできることから、回復の可能性は十分に期待できます。
2. 具体的な対応策:介護と仕事の両立
次に、介護と仕事の両立について考えていきましょう。ご相談者様は、妹さんの将来、そしてご自身のキャリアについても懸念されています。この問題は、多くの人が直面するものです。ここでは、具体的な対応策をいくつか提案します。
介護体制の構築
- 専門家の活用: ケアマネージャーに相談し、介護保険サービスの利用を検討しましょう。訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、様々なサービスを組み合わせることで、ご家族の負担を軽減できます。
- 家族間の役割分担: ご家族で話し合い、それぞれの役割分担を決めましょう。兄妹や母親など、それぞれの状況に応じて、できることを分担することが重要です。
- 地域のリソース: 地域包括支援センターや、高次脳機能障害者支援センターなど、地域の支援機関に相談しましょう。情報提供や、専門家との連携が可能です。
仕事との両立
- 勤務先の理解: 会社に、ご自身の状況を説明し、理解を求めましょう。時短勤務、在宅勤務、休暇取得など、柔軟な働き方を相談できる場合があります。
- 転職の検討: 現在の仕事が、介護との両立が難しい場合は、転職も選択肢の一つです。介護と両立しやすい、柔軟な働き方ができる企業を探しましょう。例えば、事務職や、在宅勤務可能なIT系の仕事などがあります。
- キャリアカウンセリング: キャリアカウンセラーに相談し、ご自身のキャリアプランや、働き方についてアドバイスをもらいましょう。
3. 経済的な問題への対策
経済的な問題は、多くのご家族が抱える大きな悩みです。ここでは、具体的な対策をいくつか提案します。
- 介護保険サービスの活用: 介護保険サービスを利用することで、介護にかかる費用を抑えることができます。
- 医療費控除: 医療費控除を利用することで、税金の還付を受けることができます。
- 障害者手帳の申請: お父様の状態によっては、障害者手帳の申請を検討しましょう。様々な福祉サービスや、税金の優遇措置を受けることができます。
- 生活保護: 経済的に困窮している場合は、生活保護の申請も検討しましょう。
- 国の制度や支援の活用: 高齢者向けの住宅改修支援や、介護保険制度など、国や自治体の制度を積極的に活用しましょう。
4. メンタルヘルスのケア
ご相談者様の精神的な負担は、計り知れません。ご自身の心身の健康を保つことも、非常に重要です。
- 専門家への相談: 精神科医や、カウンセラーに相談し、専門的なサポートを受けましょう。
- 休息時間の確保: 睡眠時間を確保し、休息を取るようにしましょう。
- 趣味や気分転換: 好きなことや、気分転換になることを行い、ストレスを解消しましょう。
- サポートグループ: 同じような悩みを持つ人たちの集まり(サポートグループ)に参加し、情報交換や、心の支えを得ましょう。
具体的な行動計画の例
1. 情報収集と専門家への相談: まずは、ケアマネージャーに相談し、介護保険サービスについて詳しく調べてみましょう。地域包括支援センターや、高次脳機能障害者支援センターにも相談し、情報収集を行いましょう。
2. 家族会議: ご家族で話し合い、今後の介護体制や、役割分担について話し合いましょう。それぞれの状況を理解し、協力体制を築くことが重要です。
3. 仕事と介護の両立: 会社に、ご自身の状況を説明し、柔軟な働き方を相談しましょう。転職も視野に入れ、キャリアカウンセラーに相談してみましょう。
4. 経済的な対策: 介護保険サービスの利用、医療費控除、障害者手帳の申請など、経済的な対策を検討しましょう。
5. メンタルヘルスのケア: 精神科医や、カウンセラーに相談し、心のケアを行いましょう。趣味や気分転換になることを見つけ、ストレスを解消しましょう。
これらの対策を、一つずつ実行していくことで、少しずつでも、現状を打開し、未来への希望を見出すことができるはずです。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。
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5. 未来への希望
最後に、未来への希望についてお話しさせてください。現状は、非常に厳しい状況かもしれませんが、未来は必ず開けます。お父様のリハビリの進捗、そしてご家族のサポート体制の構築、さらには、ご自身のキャリアプランの見直しなど、様々な要素が絡み合い、未来は形作られていきます。
大切なのは、諦めないことです。そして、一人で抱え込まず、周囲の人々に助けを求めることです。あなたの周りには、必ず、あなたを支え、応援してくれる人がいます。そして、あなた自身も、強さ、そして優しさを持っています。その力を信じて、未来に向かって歩んでいきましょう。
もし、あなたが、今後のキャリアについて、より具体的なアドバイスが必要な場合は、お気軽にご相談ください。あなたの状況に合わせた、最適なアドバイスをさせていただきます。
応援しています。