86歳の父親の認知症と、介護・家族の問題。あなたにとって最善の選択肢を見つけるために
86歳の父親の認知症と、介護・家族の問題。あなたにとって最善の選択肢を見つけるために
この記事では、86歳のお父様の認知症と、それに伴う介護、家族の問題について、具体的な解決策を提示します。認知症の進行、介護サービスの拒否、家族間の対立、経済的な不安など、複雑な問題が絡み合っている状況を詳細に分析し、それぞれの問題に対する具体的な対策と、長期的な視点での解決策を提案します。
86歳の父の認知症の対処について質問です。
父の認知症は、言葉は悪いかもしれませんが、まだらぼけ程度です。要介護1です。記憶はだいたい5分前のことは忘れてしまいます。ケアマネジャーさんにきていただき、今週の水曜日に、一応デイサービスの見学に行くことになっていますが、父曰く、デイサービスはきちがいが行く場所だと言い、水曜日になってもなはり行きたくないと言い出しそうです。
父は強迫神経症なみの性格と、人の事を疑い信じなく、物凄く頑固な性格で、全て人のせいにし、かなりの嘘つきです。全部のギャンブルをし、お金はギャンブルで増やす物だと考える人て、なので現役時代、仕事をサボってばかりいました。これは私が物心ついてからです。
父は骨粗鬆症の診察や病院でのリハビリもちゃんと受けず、リハビリの先生から「言う事を聞いてくれない」と母は叱られたそうです。
もちろん、母や私が居ないと父は何もできません。それでも「俺は自分でできる、やっている」とケアマネジャーさんに言います。
認知症特有のあれがない、これがないというのをふと思い出し、なくなったのは全て母のせいにし、母も85歳になるので最近は疲れ切ってしまっています。母は父に殺されてしまうのではないか?と私は心配です。
私は私で鬱病歴20年と更年期症害が重く、家のこともなかなかできませんが、料理以外のことは家のことをやっています。
家にお金があれば、父を老人ホームにいられるのですが、月に17万はかかるそうなんです。
そして最近父は怒ると母にだんだん暴力を振るうようになりました。私にもです。
母と私は父を責めたりせず、なるべく穏やかに言い聞かせるのですが、どうしても父は受け入れません。
もう、母も私も疲れの限界です。こういった場合、どのような改善策を選んだら良いのでしょうか?
現状分析:複雑に絡み合う問題の整理
ご相談ありがとうございます。非常に困難な状況ですね。まず、現状を整理し、問題点を具体的に把握することから始めましょう。
- 認知症の進行: 記憶障害、判断力の低下、感情の不安定さ(怒りやすさ、攻撃性)が見られます。
- 介護拒否: デイサービスへの抵抗感、自己肯定感の高さと現実のギャップ。
- 家族関係: 母親の心身の疲労、あなた自身の鬱病と更年期障害、父親からの暴力行為。
- 経済的負担: 介護施設の費用が高額であること。
- 性格的な問題: 頑固さ、疑り深さ、嘘をつく傾向。過去のギャンブル癖。
ステップ1:認知症の進行と介護拒否への対策
1. 専門医による診断と治療
まず、認知症の正確な診断を受けることが重要です。認知症の種類(アルツハイマー型、血管性など)を特定し、適切な治療法を見つけるためです。認知症の進行を遅らせる薬物療法や、症状を緩和する対症療法があります。また、精神科医や神経内科医に相談し、行動・心理症状(BPSD)に対する専門的なアドバイスを受けることも重要です。
2. デイサービスへの導入戦略
父親がデイサービスを拒否している場合、無理強いは逆効果です。段階的に、そして父親の自尊心を傷つけないようにアプローチすることが大切です。
- 情報提供: デイサービスがどのような場所で、どのような活動をしているのか、具体的に説明します。他の利用者の体験談などを紹介するのも有効です。
- 体験利用: 最初から長時間の利用を勧めるのではなく、短時間の体験から始めます。父親が抵抗感を示さないように、本人の好きな活動(例えば、将棋、囲碁、手作業など)があるデイサービスを選びます。
- メリットの強調: デイサービスに行くことで、社会的なつながりが得られること、心身機能の維持・向上に役立つこと、家族の負担が軽減されることなどを伝えます。
- 家族の協力: あなたや母親が積極的にデイサービスに協力する姿勢を見せることで、父親の不安を軽減します。
- ケアマネジャーとの連携: ケアマネジャーに、父親の性格や過去の経緯を伝え、最適なアプローチ方法を相談します。
3. 環境調整とコミュニケーション
認知症の人が安心して過ごせる環境を整えることも重要です。
- 安全な環境: 転倒防止のため、家の中の段差をなくしたり、手すりを設置したりします。
- シンプルな環境: 視覚的な刺激を減らし、混乱を防ぐために、物を整理整頓します。
- 穏やかなコミュニケーション: 落ち着いた口調で、ゆっくりと話しかけます。指示は具体的に、一度に一つずつ伝えます。否定的な言葉は避け、肯定的な言葉で励ますようにします。
- 回想法: 過去の楽しかった出来事を話題にすることで、記憶を呼び起こし、心の安定を図ります。
ステップ2:家族関係の改善と暴力行為への対応
1. 母親の保護と支援
母親が心身ともに疲弊している状況を改善することが最優先です。
- 一時的な避難: 父親の暴力行為がエスカレートする場合は、一時的に母親を安全な場所に避難させます(親族の家、ウィークリーマンションなど)。
- カウンセリング: 母親が精神的なサポートを受けられるように、カウンセリングや精神科医への受診を勧めます。
- 休息時間の確保: 母親が十分な休息を取れるように、あなたが積極的に家事や介護を手伝います。訪問介護サービスの利用も検討します。
- 弁護士への相談: 必要に応じて、弁護士に相談し、法的措置(接近禁止命令など)を検討します。
2. 暴力行為への対応
父親の暴力行為は、決して許されるものではありません。しかし、認知症の症状によるものであることも理解し、冷静に対応する必要があります。
- 安全確保: 暴力が始まったら、まずは自分自身と母親の安全を確保します。安全な場所に避難し、警察や介護サービスに連絡します。
- 原因の特定: 暴力の原因を探ります。疲労、空腹、排泄の欲求、不快感など、何らかの生理的な欲求が原因である場合があります。
- 環境調整: 刺激の少ない環境を整え、暴力の誘因となるものを排除します。
- 専門家の介入: 精神科医や認知症専門医に相談し、薬物療法や行動療法についてアドバイスを受けます。
3. あなた自身のケア
あなた自身の鬱病と更年期障害も、介護の負担を増大させる要因です。自分自身のケアを怠らないようにしましょう。
- 精神科医への受診: 定期的に精神科医を受診し、薬物療法やカウンセリングを受けます。
- 休息時間の確保: 睡眠を十分に取るようにし、休息時間を確保します。
- ストレス解消: 趣味や好きなことに時間を使い、ストレスを解消します。
- サポートグループの利用: 介護者のためのサポートグループに参加し、他の介護者と情報交換や悩みを共有します。
ステップ3:経済的な問題への対応
1. 介護保険サービスの活用
介護保険サービスを最大限に活用し、経済的な負担を軽減します。
- ケアマネジャーとの連携: ケアマネジャーに相談し、利用できる介護保険サービス(訪問介護、デイサービス、ショートステイなど)を検討します。
- サービスの組み合わせ: 複数のサービスを組み合わせることで、父親の介護ニーズに対応し、家族の負担を軽減します。
- 費用の確認: 各サービスの費用を確認し、自己負担額を把握します。
2. 経済的な支援制度の活用
経済的な支援制度を活用し、費用の負担を軽減します。
- 高額介護サービス費: 一定以上の介護費用を支払った場合に、払い戻しを受けられる制度です。
- 医療費控除: 医療費控除を利用することで、税金の還付を受けることができます。
- 生活保護: 経済的に困窮している場合は、生活保護を検討することもできます。
- 成年後見制度: 認知症の父親の財産管理をサポートする制度です。専門家(弁護士、司法書士など)に依頼し、財産管理や契約行為を代行してもらいます。
3. 介護施設の検討
在宅介護が困難になった場合は、介護施設の利用も検討します。
- 施設の選択: 父親の介護度や状態、経済的な状況に合わせて、適切な施設(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームなど)を選びます。
- 情報収集: 複数の施設を見学し、施設の雰囲気、サービス内容、費用などを比較検討します。
- 入居準備: 入居に必要な手続き(入居契約、持ち物の準備など)を行います。
ステップ4:長期的な視点での解決策
1. 家族会議の開催
家族全員で集まり、現状の問題点や今後の対策について話し合う場を設けます。それぞれの立場や意見を尊重し、協力して問題解決に取り組む姿勢が大切です。
- 目的の明確化: 家族会議の目的(現状の共有、問題点の整理、解決策の検討、役割分担の決定など)を明確にします。
- 参加者の選定: 家族全員(あなた、母親、兄弟姉妹など)が参加し、必要に応じて、ケアマネジャーや医師などの専門家にも参加を依頼します。
- 議題の設定: 認知症の進行、介護サービスの利用、経済的な問題、家族間の協力体制など、具体的な議題を設定します。
- 議事録の作成: 会議の内容を記録し、今後の進捗状況を確認できるようにします。
2. 専門家との連携
医師、ケアマネジャー、弁護士、社会福祉士など、様々な専門家と連携し、多角的に問題解決に取り組みます。
- 情報共有: 専門家に、父親の状況や家族の状況を詳しく説明し、アドバイスを求めます。
- 定期的な相談: 定期的に専門家と相談し、状況の変化に対応できるようにします。
- 専門家の活用: 専門家の知識や経験を活かし、最適な解決策を見つけます。
3. 法律・制度の理解
介護に関する法律や制度を理解し、適切な手続きを行います。
- 成年後見制度: 認知症の父親の財産管理や身上監護をサポートする制度です。専門家(弁護士、司法書士など)に依頼し、財産管理や契約行為を代行してもらいます。
- 相続: 父親の相続について、事前に準備をしておくことで、将来的なトラブルを回避します。
- 介護保険制度: 介護保険制度を理解し、適切なサービスを利用します。
もっとパーソナルなアドバイスが必要なあなたへ
この記事では一般的な解決策を提示しましたが、あなたの悩みは唯一無二です。
AIキャリアパートナー「あかりちゃん」が、LINEであなたの悩みをリアルタイムに聞き、具体的な求人探しまでサポートします。
無理な勧誘は一切ありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなるはずです。
まとめ:困難な状況を乗り越えるために
今回のケースは非常に困難な状況ですが、適切な対策を講じることで、改善の余地は十分にあります。まずは、現状を正確に把握し、問題点を整理することから始めましょう。そして、認知症の専門医による診断と治療、デイサービスの導入、家族関係の改善、経済的な問題への対応など、具体的な対策を一つずつ実行していくことが大切です。また、専門家との連携や家族会議を通じて、長期的な視点での解決策を模索することも重要です。
あなた自身の心身の健康を保ちながら、母親と協力し、父親の介護を支えていくためには、多くの困難を乗り越える必要があります。しかし、諦めずに、一つずつ問題解決に取り組むことで、必ず良い方向に向かうはずです。困難な状況を乗り越え、あなたと母親が笑顔で過ごせる日が来ることを心から願っています。