透析室の完全受け持ち制で苦戦していませんか? 16年ぶりの復帰を成功させるための業務改善とメンタルヘルス対策
透析室の完全受け持ち制で苦戦していませんか? 16年ぶりの復帰を成功させるための業務改善とメンタルヘルス対策
この記事では、透析室への転職で完全受け持ち制に戸惑っている看護師の方に向けて、業務の効率化を図り、精神的な負担を軽減するための具体的な方法を提案します。16年ぶりの透析分野への復帰という状況を踏まえ、どのようにして新しい環境に慣れ、自信を取り戻せるのか、そのヒントをお届けします。
透析室勤務のスタッフの方で、その日の受け持ちが完全担当制の方はいらっしゃいますか? 16年ぶりに透析分野に転職しましたが、その透析室は完全受け持ち制です。動き方がわからずに苦戦しています。同じような体制の透析室で働かれている方がいればコツなどお聞きしたいです。また、完全受け持ち制のメリットなども教えていただけると参考になります。
60ベッド程の規模で、2フロアに分かれています。1フロアがリーダーのナース1人、フリーのCE1人、メンバー(CEかナース)が3~4人といった内訳です。メンバーは8人の患者を担当します。受け持ちは、プライミング、準備、穿刺、透析中の観察・対応、返血、回収、清掃、午後のプライミング、準備までを全部やる仕組みです。プライミングや穿刺、返血などはナースのリーダーやフリーのCEが手伝ってくれます。ただ、自分のキャパを超えすぎていて、全然仕事が回りません。
指導者の人に「どのくらいの目安で仕事をしたらいいか?」と尋ねてみたら、例えば受け持ち8人のプライミングを30分とか言われて・・・だとすると1台4分ですよね…。今日は始業前35分からプライミングを始めて、トータル55分かかってしまいました。1台7分かかっています。就業規則上では9時から始業で10時から穿刺開始なのですが、その1時間に8台のプライミング、10~15分ほどのミーティング、酸素や血糖測定、テープ・血圧計、内服の水など受け持ち患者に必要な物の準備、今の担当の所は注射係りもあって、その事を1時間で済ませなければいけません。ぶっちゃけ、どうイメトレしても物理的に無理のような…。結局、40分前ぐらいから私は働き始めてますが、もう朝だけでクタクタで話すのも億劫な精神状態になっています。
今日は10時穿刺が3人、10時20分穿刺が3人、10時45分穿刺が2人といった感じでしたが、これも除水の計算や体調の聞き取りからはじめるので煩雑な感じで一向に慣れません。穿刺の合間には透析がすでに始まっている患者の確認やバイタルなども同時進行します。昔働いていた所は、入室時間に一斉に患者が入ってきて、計算・入力・問診を済ませてから順番にに穿刺開始だったので、ある意味シンプルで良かったのですが…。
透析中のバイタルも15分毎とか、30分毎とか、1時間ごと毎回巻き直して測るとか、患者によってまちまちでバイタルを拾うのも四苦八苦です。
休憩はお隣の担当の方と交代でとるのですが、16人をみるので、これまたバイタルを拾うのも必死で(15分毎だけでも5~6人いたりする)、機械チェックなどもあります。合間に、自分の係りの注射を配ったりもします。
正直、昼休みは毎日放心状態で、顔が固まっています。
それで、大問題が「返血時間帯」です。返血15分前にバイタルをチェックして、終了時の注射や血糖測定を10分前にして、返血、回路の排液と回収、コンソールや血圧計の清掃、整頓、止血確認してインジェクションパットに貼り替え、お迎えを依頼する、午後のプライミング、必要物品、テープなどの準備があります。勿論、リーダーやフリーのCEさんが手伝ってくれますが・・・・もうこの時間がどうしても動けず、固まってしまいます。今日はプライミングしながら止血確認したり色々していて、結局プライミングを大失敗(何かを同時進行でやってるので、戻って続きを始めた際に手順をスキップしてエアがたくさん入ってしまった)してしまいました。
いろんな状況の患者の対応、片付け、プライミングなど同時に行えるようになるのはどうしたらいいですか?
入職して3週間目なのに…しかも同じ所しか受け持ってないのに、出来なさすぎて辛いです。てか、16年ぶりの透析室で機械の操作も十分に理解してなくて、開始の操作をしたり、返血するのも一人で、ビクビクしながらやっているような状況です。来週から穿刺の練習が始まりますが穿刺は全くやったことがなく・・・これまたすごく怖いです。
なんか、今日は奇異で意味のわからない動きをする新入職者のせいでフリーのCEさんをはじめたくさん迷惑をかけたので、なんか辛くて帰りの電車で涙が出てしまいました。
2ヶ月で独り立ちとか言われていて、一番軽症なパートの担当もできないのに、どうしようと悩んでいます。ほかの所は寝たきり、不穏、抑制、輸血など盛りだくさんで、そういう所の受け持ちなんてとても出来るとは思えません(´;ω;`)
なんか、こういう透析室は昨日までバリバリやってた人向きなのかな?アウェーな感じが・・・(ーー;)どうしよう?転職??
業務に慣れるアドバイスをいただけると嬉しいです。宜しくお願いいたします。
1. 受け持ち制のメリットと、あなたが抱える課題の整理
完全受け持ち制は、患者さん一人ひとりに深く関わり、質の高い看護を提供できるという大きなメリットがあります。患者さんの状態を細かく把握し、変化に迅速に対応できるため、より安全で安心な透析治療を支えることができます。また、責任感とやりがいを感じやすく、看護師としての成長を促す環境とも言えるでしょう。
しかし、今回の相談者様のように、業務に慣れないうちは、タスクの多さや時間の制約から、大きな負担を感じることも少なくありません。特に、16年ぶりの透析分野への復帰、かつ完全受け持ち制という状況は、多くの課題を抱える可能性があります。具体的には、
- 業務量の多さ: プライミング、穿刺、透析中の観察、返血、清掃など、多くのタスクを同時にこなす必要があり、時間が足りないと感じる。
- 知識・技術への不安: 16年間のブランクがあり、機械操作や最新の透析技術に不慣れである。穿刺経験がないことへの不安も大きい。
- 精神的な負担: 業務をうまくこなせないことへの焦りや、周囲への迷惑意識から、精神的に追い詰められてしまう。
これらの課題を解決するためには、まずは現状を客観的に分析し、具体的な対策を立てることが重要です。
2. 業務効率化のための具体的なステップ
業務効率化は、完全受け持ち制で働く上で、負担を軽減するための重要な要素です。以下のステップで、業務を見直し、改善を図りましょう。
ステップ1:現状のタスクを可視化する
まずは、1日の業務の流れを詳細に書き出し、各タスクにかかる時間を記録します。具体的には、
- タイムスケジュール作成: 始業から終業までの時間、各タスク(プライミング、穿刺準備、バイタル測定、薬剤準備、返血など)にかかる時間を記録します。
- タスクの洗い出し: 業務日誌やメモを活用し、漏れなくタスクを洗い出します。
- 問題点の特定: 時間がかかりすぎているタスク、同時進行が難しいタスクなどを特定します。
この記録をもとに、どのタスクに時間がかかっているのか、どのタスクを改善すべきかを明確にします。
ステップ2:タスクの優先順位付けと時間管理
可視化されたタスクの中から、優先順位をつけ、効率的な時間管理を行います。
- 優先順位の決定: 緊急度と重要度を考慮し、優先順位を決定します。例えば、患者さんの安全に関わるタスク(バイタル測定、穿刺など)は優先度を高くします。
- 時間配分の見直し: 各タスクに適切な時間を割り当て、時間内に終わらせるための工夫をします。例えば、プライミングに時間がかかりすぎている場合は、手順を見直したり、先輩に相談してコツを教えてもらったりします。
- タイマーの活用: 各タスクにタイマーを設定し、時間管理を徹底します。
ステップ3:業務の標準化と効率化
業務の標準化と効率化を図ることで、時間短縮とミスの防止につながります。
- 手順書の活用: 各タスクの手順書を作成し、常に参照できるようにします。特に、機械操作や薬剤準備など、正確性が求められるタスクでは、手順書の活用が有効です。
- 先輩への相談: 経験豊富な先輩に、効率的な業務の進め方や、困ったときの対処法を積極的に相談します。
- ツールの活用: 記録ツールや、業務を効率化できるアプリなどを活用します。
- 連携の強化: リーダーやフリーのCE、同僚との連携を密にし、困ったときにはすぐに相談できる体制を築きます。
3. スキルアップと知識の習得
16年ぶりの透析分野への復帰という状況を踏まえ、知識と技術の習得は、自信を取り戻し、業務をスムーズに進めるために不可欠です。計画的に学習を進めましょう。
ステップ1:基礎知識の復習
透析に関する基礎知識を復習し、最新の情報をアップデートします。
- 参考書やeラーニングの活用: 透析に関する参考書や、eラーニングなどの学習ツールを活用し、基礎知識を復習します。
- 専門用語の確認: 専門用語の意味を理解し、正確に使えるようにします。
- 関連法規の確認: 医療安全に関する法規や、透析に関するガイドラインなどを確認します。
ステップ2:技術の習得
穿刺や機械操作など、実践的な技術を習得します。
- 穿刺練習: 穿刺経験がないとのことですので、積極的に練習の機会を設けましょう。シミュレーターを活用したり、先輩看護師の指導を受けながら、技術を磨きます。
- 機械操作の習得: 機械操作に慣れるために、操作手順を繰り返し練習し、操作マニュアルを熟読します。
- 先輩看護師の観察: 先輩看護師の技術を観察し、良い点を積極的に学びます。
ステップ3:継続的な学習
最新の知識や技術を習得するために、継続的な学習を心がけましょう。
- 研修への参加: 透析に関する研修やセミナーに参加し、知識を深めます。
- 学会への参加: 透析関連の学会に参加し、最新の情報を収集します。
- 自己学習: 論文や専門書を読み、自己学習を継続します。
4. メンタルヘルスケアとストレスマネジメント
完全受け持ち制での業務は、精神的な負担も大きくなりがちです。ストレスを適切に管理し、心身ともに健康な状態を保つことが重要です。
ステップ1:ストレスの原因を特定する
まずは、何がストレスの原因になっているのかを特定します。
- 業務内容の分析: どの業務がストレスになっているのかを分析します。
- 人間関係の確認: 職場の人間関係でストレスを感じている場合は、その原因を特定します。
- 自己分析: 自分の性格や、ストレスを感じやすい状況などを把握します。
ステップ2:ストレスへの対処法
ストレスの原因に応じて、適切な対処法を実践します。
- 休息と睡眠: 十分な休息と睡眠を取り、心身をリフレッシュさせます。
- 気分転換: 趣味や好きなことをする時間を作り、気分転換を図ります。
- 相談: 家族や友人、同僚、専門家などに相談し、悩みを打ち明けます。
- リラックス法: 深呼吸や瞑想など、リラックスできる方法を実践します。
- 問題解決: ストレスの原因となっている問題を、具体的に解決するための行動を起こします。
ステップ3:周囲のサポートを活用する
一人で抱え込まず、周囲のサポートを活用しましょう。
- 同僚との連携: 同僚と協力し、情報交換や助け合いを行います。
- 上司への相談: 上司に困っていることを相談し、アドバイスやサポートを受けます。
- 産業医やカウンセラーの活用: 必要に応じて、産業医やカウンセラーに相談し、専門的なサポートを受けます。
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5. 周囲とのコミュニケーションと協調性
完全受け持ち制の職場では、周囲とのコミュニケーションが非常に重要です。円滑な人間関係を築き、協力体制を整えることで、業務の効率化と精神的な負担の軽減につながります。
ステップ1:積極的にコミュニケーションを図る
積極的にコミュニケーションを図り、良好な人間関係を築きましょう。
- 挨拶と笑顔: 挨拶と笑顔を心がけ、明るい印象を与えます。
- 情報共有: 積極的に情報交換を行い、困ったことや疑問があれば、遠慮なく質問します。
- 感謝の気持ちを伝える: 感謝の気持ちを言葉で伝え、良好な関係を築きます。
ステップ2:協調性を意識する
協調性を意識し、チームワークを大切にしましょう。
- 協力体制の構築: 困ったときには、同僚に助けを求め、積極的に協力します。
- チームとしての意識: チームの一員としての自覚を持ち、責任感を持って業務に取り組みます。
- 意見交換: 積極的に意見交換を行い、より良いチームワークを築きます。
ステップ3:問題解決能力の向上
問題解決能力を高め、困難な状況にも対応できるようにします。
- 問題の特定: 問題が発生した場合は、原因を特定し、客観的に状況を分析します。
- 解決策の検討: 複数の解決策を検討し、最適な方法を選択します。
- 実行と評価: 選択した解決策を実行し、結果を評価し、必要に応じて改善を行います。
6. 転職も視野に入れたキャリアプランの検討
現在の職場での状況が改善しない場合、転職も一つの選択肢となります。焦らずに、自分のキャリアプランをじっくりと検討しましょう。
ステップ1:自己分析
自分の強みや弱み、キャリアビジョンを明確にします。
- スキルの棚卸し: 自分の持っているスキルや経験を整理します。
- 興味関心の明確化: どのような仕事に興味があるのか、どのような働き方をしたいのかを考えます。
- キャリアビジョンの策定: 将来的にどのようなキャリアを築きたいのかを明確にします。
ステップ2:情報収集
転職に関する情報を収集し、自分に合った職場を探します。
- 求人情報の収集: 求人サイトや転職エージェントなどを活用し、求人情報を収集します。
- 情報収集: 転職フェアや説明会に参加し、企業の情報を収集します。
- 職場見学: 興味のある職場の見学を行い、職場の雰囲気を確かめます。
ステップ3:転職活動の準備
転職活動の準備をします。
- 履歴書・職務経歴書の作成: 自分のスキルや経験をアピールできる履歴書と職務経歴書を作成します。
- 面接対策: 面接対策を行い、自己PRや志望動機を準備します。
- 転職エージェントの活用: 転職エージェントに相談し、求人紹介や面接対策などのサポートを受けます。
7. まとめ:焦らず、一歩ずつ進む
完全受け持ち制の透析室での業務は、確かに大変です。しかし、焦らずに、一つ一つの課題に向き合い、改善策を実践していくことで、必ず状況は好転します。まずは、業務の可視化から始め、効率的な時間管理、スキルアップ、メンタルヘルスケア、周囲とのコミュニケーションを意識しましょう。そして、必要であれば、転職という選択肢も視野に入れ、自分にとって最適なキャリアプランを検討してください。16年ぶりの透析分野への復帰という状況を乗り越え、充実した看護師ライフを送れるよう、心から応援しています。
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