「母は何の病気?」70代の親の異常行動に家族が疲弊…専門家が教える原因と具体的な対処法
「母は何の病気?」70代の親の異常行動に家族が疲弊…専門家が教える原因と具体的な対処法
70代のお母様の異常な行動に、ご家族が大変お困りの状況なのですね。薬への異常な執着、暴言、妄想、そして運転への固執など、多岐にわたる問題行動に、同居されているお父様も精神的に参ってしまっているとのこと。ご家族の心労はいかばかりかとお察しいたします。
私の母は何の病気なんでしょうか?
何度かここで質問させて頂いています70才の母のことです
半年前に軽いうつ病と診断されて抗うつ剤を飲んでいますが異常な行動が増えて困っています
・
薬物中毒のように抗うつ剤を大量に欲しがる
飲んだふりをしたり家族を騙してまで抗うつ剤を大量に溜め込み隠れてまとめて服用
薬が思い通りに手に入らないと家中を徘徊
薬に異常に執着して24時間薬のことしか言わない
思い通りに抗うつ剤が手に入らなかったため市販薬を大量服用し入院
・入院中は携帯に異常執着し知人や親戚に深夜早朝お構いなしに何十回も電話をかけまくり第三者に迷惑をかけ始めるも当人は「向こうからかかってきた」と平気で嘘をつく
あまりに執拗な電話に病院に携帯を没収してもらうように頼んだところ大声だして暴れる
・自宅に帰ってきてからはキャッシュカードやクレジットカードや通帳がなくなったと騒ぎたてて妄想?のような作り話(テーブルに置いたのを父がなくした)をする
実際にはカードも通帳も金庫の中で本人の勘違いだったが念のためそれ以来管理を父がすることにしたところその後に執拗にカードを返せと喚き散らし親戚の○○に借金を頼まれているから今すぐに30万いる…明日大金払う予定だから今すぐに銀行に行ってお金を降ろしてくるから通帳返せ…など実際にはない支離滅裂な作り話をして暴れる
など日増しに異常行動がひどくなっています
自分の思い通りにならないことがあるとすごい剣幕で喰ってかかります
それでもかなわないと過呼吸の発作のようなわざとらしい演技?をして「苦しい苦しい」「助けて」などの芝居がかった発作を起こして周囲の気を引こうとします
薬や携帯やクレジットカードや通帳などその時によって固執や執着の対象が目まぐるしく変わりますが固執が病的なしつこさです
思えばその前は病院依存でにどこも悪くないのに毎日のように病院に受診したり救急車を呼びたがったりした時期もありました
うつ病ではなく認知症では?と思うのですが下記の理由から病院や訪問看護の人からは否定されています
・物忘れがない
・キャッシュカードの暗証番号や金庫の番号が言える
・病院の予約や日にちを間違えない
・自分のスケジュールを把握している
・施設の職員やケアマネなどの顔や名前を忘れない
など比較的記憶力が必要な日常生活においての場面で支障がないからです
上記以外に母の異常は
・風呂に何日も入らずフケだらけのベタベタの頭にひどい口臭をさせていても平気(家族が不潔を指摘すると毎日お風呂に入ってると嘘をつく)
・偏食ひどく甘い菓子パンしか食べない
・普段は1日無表情で座ったまま1日テレビを見て過ごす
・無気力で覇気がなく普段はボーとしている
といった感じです
ただ一旦母の思い通りにならないことが発生すると最初に書いたような興奮状態になり母の言い分がかなうまで何十回も執拗に同じことを言い続けそれでも叶わないと発作を興したり暴れたりします
実は今の母のこだわりは車の運転をすることです
おかしくなってから事故など起こされては困るので母の車は親戚に預けています
しかし先日母がタクシーでその親戚の家まで車を取りに来て車に乗って帰ろうとしたそうです
ご丁寧に予備キーまで持参していたようです
(タクシーを呼んで親戚の家まで行ける知恵がある事からも認知症は否定されています)
今の母の状態で車の運転なんてできる訳なく病院からも運転は禁止されているのに耳を貸そうとせずキーを取り上げたことでまたもひとしきり暴れ家族の修羅場がありました
もう母のせいで我が家はみな精神的にボロボロです
軽いうつ病でそのような症状がありますか?
私の身内からはうつ病ではなく統合失調症に近い症状では?と指摘されていますがどうしょうか?
うつ病
統合失調症
認知症
一番可能性が高いのは何の病気でしょうか?
また認知症ではなく精神病ならば精神科に入院させてもらえますか?
母は今要介護1です
施設に入れるのとどちらが現実的でしょうか?
同居している父が母の24時間続く執拗なこだわりに精神的に参っていることや目を離した際に何をするか判らない不安から自宅介護は限界です
どなたかアドバイスお願い致します
この度は、ご相談ありがとうございます。お母様の病状について、ご家族の皆様が大変なご心労を抱えていらっしゃる状況、痛いほど伝わってきます。専門家として、現状を整理し、考えられる病状と今後の対応について、具体的なアドバイスをさせていただきます。
1. 考えられる病状について
お母様の症状を総合的に見ると、単なる「軽いうつ病」と診断するには、少し違和感があります。もちろん、うつ病の症状も一部見られますが、それだけでは説明がつかない部分が多いからです。以下に、考えられる病状について、可能性を検討してみましょう。
1-1. うつ病の可能性
半年前に「軽いうつ病」と診断され、抗うつ剤を服用されているとのことですが、薬への異常な執着や、特定の物事への強いこだわり、妄想に近い言動などは、うつ病単独では説明しにくい症状です。うつ病の治療薬の副作用として、一部、精神的な興奮や衝動性が高まることはありますが、今回のケースほど顕著ではありません。
1-2. 統合失調症の可能性
ご家族の方々が「統合失調症に近い症状では?」と指摘されているように、統合失調症の可能性も考慮に入れる必要があります。統合失調症の症状としては、
- 妄想(キャッシュカードや通帳に関する作り話など)
- 幻覚(今回のケースでは直接的な記述はありませんが、薬に関する執着や、周囲への不信感などから、可能性は否定できません)
- 思考の混乱(支離滅裂な言動)
- 奇異な行動(薬の過剰摂取、タクシーでの車の取りに行動など)
などが挙げられます。お母様の現在の症状は、統合失調症の症状と合致する部分が多く、専門医による詳細な診断が必要です。
1-3. 認知症の可能性
ご相談者様は「物忘れがない」ことなどを理由に、認知症の可能性を否定されていますが、認知症にも様々な種類があり、初期段階では記憶障害が目立たないケースも少なくありません。特に、
- 前頭側頭型認知症
- レビー小体型認知症
といった種類の認知症は、人格変化や行動異常が初期症状として現れることが多く、物忘れは比較的軽度である場合があります。お母様の
- 薬への異常な執着
- 衝動的な行動(車の運転への固執など)
- 感情の起伏の激しさ
などは、これらの認知症の可能性を示唆する症状です。
1-4. 薬物誘発性の精神病の可能性
抗うつ剤の服用中に、精神症状が悪化することがあります。これは、薬の副作用や、元々の病状が悪化したことなどが原因として考えられます。お母様の症状が、抗うつ剤の服用開始後に悪化しているようであれば、薬の種類や量を調整する必要があるかもしれません。
2. 今後の対応について
お母様の病状を正確に把握するためには、専門医による診断が不可欠です。以下に、今後の対応について、具体的なステップを説明します。
2-1. 精神科医または専門医への再受診
まずは、現在かかりつけの精神科医に、お母様の現在の症状を詳しく伝え、改めて診断を仰ぎましょう。必要であれば、他の専門医(認知症専門医、統合失調症専門医など)への紹介を依頼することも検討してください。セカンドオピニオンを求めることも、より適切な診断と治療に繋がる可能性があります。
再受診の際には、以下の点を医師に詳しく伝えましょう。
- 現在の症状(薬への執着、暴言、妄想、運転への固執など、具体的に)
- 症状が現れ始めた時期
- 症状の頻度と程度
- これまでの治療経過(服用している薬の種類、量、効果など)
- ご家族の困りごと
2-2. 検査の実施
医師の判断により、以下のような検査が行われる可能性があります。
- 血液検査:甲状腺機能異常など、他の病気の可能性を調べるため
- 画像検査(CT、MRI):脳の萎縮や異常がないかを確認するため
- 認知機能検査:記憶力、思考力、判断力などを評価するため
- 心理検査:精神状態を評価するため
2-3. 治療方針の決定
診断結果に基づいて、適切な治療方針が決定されます。考えられる治療法としては、
- 薬物療法:抗精神病薬、抗認知症薬、抗うつ薬など、症状に合わせて適切な薬が処方されます。
- 精神療法:認知行動療法、支持的精神療法など、精神的なサポートを行います。
- 環境調整:生活環境を整え、安全で安心できる空間を作ります。
- 家族への支援:家族教室への参加や、カウンセリングなど、ご家族の負担を軽減するためのサポートも重要です。
2-4. 入院の検討
お母様の症状が重く、ご家族だけでの介護が困難な場合、入院も選択肢の一つとなります。精神科病院への入院、または認知症対応型の施設への入所を検討しましょう。入院することで、24時間体制での専門的なケアを受けることができ、ご家族の負担を軽減することができます。
入院を検討する際のポイントは、
- 本人の安全確保
- ご家族の心身の健康維持
- 適切な治療の提供
です。医師やケアマネージャーと相談し、最適な方法を選択しましょう。
2-5. 施設入所の検討
自宅での介護が難しい場合、施設への入所も検討しましょう。認知症対応型のグループホームや、介護老人保健施設など、様々な種類の施設があります。施設の選び方としては、
- 本人の状態に合ったケアが受けられるか
- 施設の設備や環境
- 費用
- 家族との距離
などを考慮し、ご家族の状況に合った施設を選びましょう。ケアマネージャーに相談し、情報収集や見学を行うことをおすすめします。
3. ご家族へのサポート
お母様の介護は、ご家族にとって大きな負担となります。特に、同居されているお父様の精神的な負担は計り知れません。ご家族だけで抱え込まず、積極的にサポートを求めることが重要です。
3-1. 専門家への相談
医師、精神保健福祉士、ケアマネージャーなど、専門家への相談は不可欠です。日々の介護に関する悩みや、今後の対応について、アドバイスを受けることができます。また、地域の相談窓口や、家族会などを利用することも、情報交換や心の支えになります。
3-2. 休息時間の確保
介護から一時的に離れ、休息時間を確保することも重要です。レスパイトケア(一時的な介護サービス)を利用したり、家族で交代で介護にあたるなど、ご家族が心身ともに健康な状態で介護を続けられるように工夫しましょう。
3-3. 感情のケア
介護中は、様々な感情が湧き上がってくるものです。怒り、悲しみ、不安、罪悪感など、どんな感情も自然なものです。感情を抑え込まず、信頼できる人に話したり、カウンセリングを受けたりするなど、ご自身の心のケアも大切にしましょう。
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3-4. 情報収集
病気に関する情報を積極的に収集しましょう。インターネット、書籍、専門家からの情報など、様々な情報源を活用し、病気に対する理解を深めることで、不安を軽減し、適切な対応ができるようになります。
4. まとめ
お母様の病状は複雑であり、専門医による正確な診断と、適切な治療、そしてご家族のサポートが不可欠です。まずは、現在の症状を詳しく医師に伝え、改めて診断を仰ぎましょう。そして、ご家族だけで抱え込まず、専門家や周囲の人々の協力を得ながら、お母様とご家族にとって最善の道を探ってください。困難な状況ではありますが、必ず解決の糸口は見つかります。諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう。
この情報が、少しでもお役に立てれば幸いです。ご家族の皆様が、穏やかな日々を取り戻せることを心から願っています。
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