認知症の祖母との関わり方に悩み、新卒で働く自分自身も適応障害で苦しんでいるあなたへ:介護とキャリアの両立を乗り越えるための実践的ガイド
認知症の祖母との関わり方に悩み、新卒で働く自分自身も適応障害で苦しんでいるあなたへ:介護とキャリアの両立を乗り越えるための実践的ガイド
この記事では、認知症の祖母の介護と、新卒としての仕事の両立に苦しみ、心身ともに疲弊しているあなたに向けて、具体的な解決策と心のケアの方法を提案します。介護と仕事の狭間で揺れ動くあなたの気持ちに寄り添い、少しでも楽になるためのヒントをお届けします。
私の祖母は認知症です。祖父は糖尿病とその他色んな病気にかかっており手術を繰り返す生活をしているのと、1日おきに人工透析に行っています。
母は看護師で家に居ないことが多いので祖母のお世話は私と弟が見ている事が多いです。
ここ数ヶ月の間で祖母の認知症はさらに悪化し、やめてと行っているのに私らの目を盗んで外に出て怪我をし誰かに助けられて帰ってくるとゆう生活を繰り返しています。
訪問看護師さんが来てくれたり、デイサービスに行ったりして一人の時間が少しでも少ないようにはしていますが、訪問看護の方が帰ったりした後はもう好き放題です。
服やカーテンを自分で切り(以前服飾系の仕事をしていたから)縫おうとして針を放置して刺さりかけたり、その後に「誰が切ったんや!!」と怒りだします。
細かいことを言えばもっと沢山あるのですが、昔から頑固で自分の意思が強く、甘やかされて育った祖母は少しワガママ所はありましたが、認知症になり自制が効かなくそれがさらに酷くなってしまっています。
私は、18歳で現在新卒で働き出していて、自宅でのストレスと職場でのストレスで適応障害になり自分自身もいっぱいいっぱいの状態です。正直自分自身も死にたいと思ってしまいますし、本人が「もう死んだ方がましや!!!」と言っているとその方が私達も楽なのではないかと思ってしいます。
介護施設に入れることも考えてケアマネージャーさんとも色々話しているのですが、祖母は認知症の他に尿閉塞や、パーキンソン病、脊柱管狭窄症などの病気にかかっており、尿を取ったりしなくちゃ行けないのもあり、中々引き受け先が見つからないのと、満床の場所が多く受け入れが出来ません。
本人はなりたくて病気になっているわけじゃないのは分かっています、認知症の人と接する時否定をしてはいけないことも重々承知しています。ですが、優しく言っても厳しく言っても強く当たられ、何度も他人に迷惑をかける祖母を嫌いだと思ってしまいます。
介護経験がある方、そうゆう人との接し方を教えてください。これ以上祖母を嫌いになりたくないです。
あなたは今、非常に困難な状況に置かれています。認知症の祖母の介護、病気と介護に苦しむ祖父のサポート、看護師として多忙な母親の代わりに介護を担う責任、そして新卒としての仕事のプレッシャー、さらに適応障害という心身の不調。これらの重圧が、あなたの心を深く傷つけ、絶望感や無力感を感じさせていることでしょう。
この記事では、あなたの抱える問題に対して、以下の3つの柱に沿って具体的な解決策を提示します。
- 認知症の祖母とのより良い関わり方: 認知症の理解を深め、具体的なコミュニケーション方法や対応策を学びます。
- 介護と仕事の両立: 介護と仕事を両立させるための、具体的な方法や制度の活用法を提案します。
- あなたの心のケア: 精神的な負担を軽減し、心の健康を保つための具体的な方法を紹介します。
1. 認知症の理解と、より良いコミュニケーション
まず、認知症について正しく理解することが、祖母とのより良い関係を築くための第一歩です。
1-1. 認知症とは何か?
認知症は、単なる物忘れとは異なります。脳の病気によって、記憶力、判断力、思考力などが低下し、日常生活に支障をきたす状態を指します。認知症には様々な種類があり、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症などがあります。それぞれの認知症によって症状や進行の仕方も異なります。
祖母が経験している「服やカーテンを自分で切り、縫おうとする」行動や、「誰が切ったんや!!」と怒る行動は、認知症の症状の一つとして理解できます。認知症の人は、現実と認識が異なってしまうことがあり、そのために周囲の人が理解できないような行動をとることがあります。
1-2. 認知症の人とのコミュニケーションの基本
認知症の人とのコミュニケーションで最も大切なのは、相手の気持ちに寄り添い、理解しようとすることです。以下のポイントを心がけましょう。
- 否定しない: 認知症の人は、自分の認識が正しいと信じています。否定すると混乱や不安を招く可能性があります。
- 落ち着いた口調で話す: 早口や大声は、相手を不安にさせます。ゆっくりと、穏やかな口調で話しましょう。
- 具体的に伝える: 抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で伝えましょう。「ご飯ですよ」ではなく、「12時になったから、ご飯を食べましょう」のように伝えます。
- 視覚的な情報を活用する: 文字や写真、絵などを使って、情報を伝えやすくしましょう。
- 相手のペースに合わせる: 急かしたり、せかしたりせず、相手のペースに合わせて話しましょう。
- 共感する: 相手の気持ちに寄り添い、共感する姿勢を示しましょう。「つらいですね」「大変ですね」といった言葉をかけるだけでも、相手は安心します。
1-3. 具体的な対応策
祖母の具体的な行動に対する対応策を考えてみましょう。
- 服やカーテンを切る行動:
- 原因を探る: なぜ服やカーテンを切ってしまうのか、その原因を探りましょう。以前の職業への未練、何かを作りたいという欲求、単なる退屈など、様々な理由が考えられます。
- 安全な環境を整える: ハサミやカッターなど、危険なものを手の届かない場所にしまいましょう。
- 代替案を提案する: 服や布を切る行為をしたい場合は、安全な素材(フェルトなど)や道具(先が丸いハサミなど)を用意し、一緒に工作をするなど、別の形で欲求を満たせるように促しましょう。
- 怒らない: 切ってしまったことに対して、怒ったり、責めたりしないようにしましょう。代わりに、一緒に片付けたり、新しいものを用意したりするなどの対応をしましょう。
- 「誰が切ったんや!!」と怒る行動:
- 落ち着いて対応する: 祖母が怒っているときは、まずは落ち着いて話を聞きましょう。
- 共感する: 「びっくりしましたね」「困りましたね」など、相手の気持ちに寄り添う言葉をかけましょう。
- 事実を伝える: 落ち着いてから、「これは〇〇さんが切ったものではありませんよ」と優しく伝えましょう。
- 別のことに意識を向ける: 怒りが収まらない場合は、話題を変えたり、好きな音楽をかけたりして、別のことに意識を向けさせましょう。
- 外出:
- 安全対策: 徘徊防止のため、GPS端末を持たせる、家の鍵を二重ロックにする、窓に補助鍵を取り付けるなどの対策を講じましょう。
- 見守り: 可能な範囲で、祖母の行動を見守りましょう。
- 外出の理由を探る: なぜ外に出たがるのか、その理由を探りましょう。目的が分かれば、それを満たすための別の方法を提案できます。
- 地域との連携: 近隣住民に認知症であることを伝え、見守りを依頼したり、迷子になった場合に連絡が来るように協力体制を築きましょう。
2. 介護と仕事の両立
介護と仕事を両立させることは、非常に困難な課題です。しかし、適切な情報とサポートを活用することで、両立は可能です。
2-1. 介護保険サービスの活用
介護保険サービスは、介護者の負担を軽減するための重要なツールです。積極的に活用しましょう。
- ケアマネージャーとの連携: ケアマネージャーは、介護に関する専門家です。祖母の状況やあなたの希望を伝え、適切なサービスを提案してもらいましょう。
- 訪問介護(ホームヘルプサービス): 訪問介護員が自宅を訪問し、食事、入浴、排泄などの介助を行います。
- デイサービス(通所介護): デイサービス施設で、食事、入浴、レクリエーションなどを行います。日中の時間を施設で過ごすことで、介護者の負担を軽減できます。
- ショートステイ(短期入所生活介護): 短期間、施設に入所し、介護サービスを受けられます。介護者のレスパイト(休息)のために利用できます。
- 訪問看護: 訪問看護師が自宅を訪問し、医療的なケアを行います。
- 介護保険外サービス: 民間の介護サービスも利用できます。家事代行サービス、配食サービスなど、様々なサービスがあります。
2-2. 介護休業・介護休暇の取得
介護と仕事を両立させるためには、会社の制度を積極的に活用しましょう。
- 介護休業: 介護が必要な家族を介護するために、最長93日まで休業できます。
- 介護休暇: 介護が必要な家族の介護や世話をするために、年5日(対象家族が2人以上の場合は10日)まで休暇を取得できます。
- 勤務時間の変更: 始業・終業時間の繰り上げ・繰り下げ、短時間勤務、在宅勤務など、勤務時間の変更を会社に相談してみましょう。
2-3. 職場の理解と協力
職場の同僚や上司に、介護の状況を伝え、理解と協力を得ることも重要です。
- 上司への相談: 介護の状況を上司に伝え、勤務時間や業務内容について相談しましょう。
- 同僚への協力依頼: 同僚に、急な休みが必要になった場合の協力をお願いしましょう。
- 情報共有: 介護に関する情報を、同僚と共有し、互いに助け合える関係を築きましょう。
2-4. 経済的な支援
介護には、経済的な負担も伴います。利用できる制度や支援を活用しましょう。
- 介護保険: 介護保険サービスを利用することで、自己負担を軽減できます。
- 高額介護サービス費: 介護保険サービスの利用料が高額になった場合、一定の金額を超えると、払い戻しが受けられます。
- 医療費控除: 介護保険サービス利用料や、医療費の一部は、医療費控除の対象となります。
- 障害者控除: 祖母が障害者の場合、障害者控除を受けられる場合があります。
3. あなたの心のケア
介護と仕事の両立は、心身ともに大きな負担がかかります。あなたの心の健康を守るために、以下のことを実践しましょう。
3-1. ストレスマネジメント
ストレスを適切に管理することは、心の健康を保つために不可欠です。
- 休息: 睡眠不足は、心身の不調を引き起こします。十分な睡眠時間を確保しましょう。
- 気分転換: 趣味や好きなことに時間を使い、気分転換を図りましょう。
- 運動: 適度な運動は、ストレスを軽減し、心身の健康を促進します。
- リラックス: 瞑想、深呼吸、アロマテラピーなど、リラックスできる方法を見つけましょう。
- 情報収集: 介護に関する情報を集め、知識を深めることで、不安を軽減できます。
3-2. 専門家への相談
一人で抱え込まず、専門家に相談することも重要です。
- カウンセリング: 専門のカウンセラーに相談し、心の悩みや不安を打ち明けましょう。
- 精神科医: 必要に応じて、精神科医に相談し、適切な治療を受けましょう。
- 介護相談窓口: 介護に関する悩みや疑問について、専門家に相談できます。
- 家族会: 同じような状況の家族と交流し、情報交換や悩み相談をしましょう。
3-3. 自分の感情を大切にする
介護をしていると、様々な感情が湧き上がってくるものです。自分の感情を否定せず、受け止めることが大切です。
- 罪悪感を手放す: 介護がうまくいかないことや、祖母を嫌いになってしまうことに、罪悪感を感じる必要はありません。
- 自分の気持ちを認める: 辛い、悲しい、怒り、様々な感情を抱くことは自然なことです。自分の気持ちを否定せず、受け止めましょう。
- 休息を優先する: 疲れているときは、無理せず休息を取りましょう。
- 自分を褒める: 頑張っている自分を褒め、労いましょう。
3-4. 周囲のサポートを活用する
一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に活用しましょう。
- 家族の協力: 家族に介護の分担をお願いし、協力体制を築きましょう。
- 友人との交流: 友人との会話や、楽しい時間を過ごすことで、気分転換を図りましょう。
- 地域社会とのつながり: 地域社会とのつながりを持ち、困ったときに助け合える関係を築きましょう。
あなたの置かれている状況は、本当に大変なものです。しかし、あなたは決して一人ではありません。適切な情報とサポートを活用し、自分自身を大切にしながら、介護と仕事の両立を目指しましょう。
最後に、あなたが少しでも楽になるための、具体的な行動計画を立ててみましょう。
4. 今すぐできること:具体的な行動計画
この章では、あなたがすぐに始められる具体的な行動計画を提案します。小さな一歩からでも、あなたの状況は改善に向かいます。
4-1. 認知症の祖母との関わり方:今日からできること
- 記録をつける: 祖母の言動や、それに対する自分の感情を記録してみましょう。記録することで、客観的に状況を把握し、対応策を考えることができます。
- コミュニケーションの練習: 認知症の人とのコミュニケーションの基本を意識して、祖母との会話を試してみましょう。例えば、落ち着いた口調で話す、具体的な言葉を使う、相手のペースに合わせるなどです。
- 安全対策の見直し: 祖母の安全を守るために、自宅の環境を見直し、必要な対策を講じましょう。例えば、危険なものを手の届かない場所にしまう、徘徊防止のための対策をするなどです。
4-2. 介護と仕事の両立:今日からできること
- 会社の制度の確認: 会社の介護休業や介護休暇の制度について、人事部に問い合わせ、詳細を確認しましょう。
- 上司への相談: 介護の状況を上司に伝え、勤務時間や業務内容について相談する準備を始めましょう。
- ケアマネージャーとの連絡: ケアマネージャーに連絡を取り、現在の状況を伝え、今後の介護サービスについて相談しましょう。
4-3. あなたの心のケア:今日からできること
- 休息時間の確保: 毎日、十分な睡眠時間を確保するように心がけましょう。
- 気分転換の時間の確保: 好きなことや趣味に時間を使い、気分転換を図りましょう。例えば、好きな音楽を聴く、散歩をする、友人と話すなどです。
- 専門家への相談の検討: カウンセリングや、介護相談窓口への相談を検討し、情報収集を始めましょう。
これらの行動計画は、あくまで一例です。あなたの状況に合わせて、自分に合った計画を立て、少しずつ実行していくことが大切です。焦らず、無理せず、一歩ずつ進んでいきましょう。
あなたが抱える問題は、決して珍しいものではありません。多くの人が、介護と仕事の両立に悩み、苦しんでいます。しかし、適切な情報とサポートを活用し、自分自身を大切にすることで、必ず乗り越えることができます。あなたは一人ではありません。困難な状況を乗り越え、より良い未来を築くために、共に歩んでいきましょう。
もし、あなたが一人で抱えきれないほどの悩みや不安を感じているなら、専門家への相談も検討してみてください。あなたの心に寄り添い、具体的なアドバイスをしてくれるはずです。
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