サ高住での医療行為、どこまで許される?介護士としてのあなたの悩みを解決します
サ高住での医療行為、どこまで許される?介護士としてのあなたの悩みを解決します
この記事では、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)で働く介護士のあなたが直面する、医療行為に関する疑問や不安に焦点を当て、具体的なアドバイスを提供します。特に、医療行為の範囲、施設側の対応、そしてあなた自身のキャリアプランについて、深く掘り下げていきます。
最近、とあるサ高住でパートの介護スタッフとして働きはじめました。特養、老健で働いた経験があり、サ高住でサ責としての経験もあります。
以前のサ高住では、坐薬、浣腸、褥瘡の処置、インシュリン注射などは医療行為にあたるので介護士、介護員はできないと教えられました。しかし今回、働きはじめた所は、褥瘡の処置やインシュリン注射など介護スタッフが行っており驚きました。
また、介護度が3~5の入居者ばかりで(認知症、徘徊、寝たきり)特に生保の方が多くいらっしゃいます。職員の数も足りず、時間内ではサービスが終わらないので早め早めに仕事をしている状態です。
例えば、病院受診があってサービス提供が重なる場合は、時間をあけて(2時間以上)サービスを提供しますよね?でもココはそれができないので、病院受診してる間にサービス(生2や生3)をやり、記録には時間をずらして記入することをしています。
私が他の職員に疑問をぶつけてみましたが、「ここでは仕方がない」「サ責や管理者に言っても改善してくれない」また、経験の浅い職員はそれが普通だと思っている人が多くかなり驚きました。他の職員から「どこでも同じようなことやってるよ」という言葉が聞かれたのですがサ高住では多いことなのでしょうか?それともごく一部の施設だけなのでしょうか?
サ高住での経験のあるかたお願いします。私は今の所を辞め、別な施設へ働こうと思っています。補足インシュリンや褥瘡処置は家族の了承済みだとの事。だからと言って行って良いとはとても思えません!その他にもいろいろ疑問に思う事がたくさんあるサ高住で、私のように思った人は辞めていくようで、今月~来月にかけて3~4人退職します。
私は勤務してまだ一か月も経たず、言い出しずらいのですが退職することを話そうかと思います。
1. 医療行為の線引き:介護士ができること、できないこと
まず、介護士がどこまで医療行為を行えるのか、その法的根拠と具体的な事例を整理しましょう。これは、あなたの疑問に対する最初の答えであり、今後の行動を決める上での重要な基盤となります。
1-1. 医療行為とは?
医療行為とは、医師や看護師などの医療従事者でなければ行えない行為のことです。具体的には、以下のものが該当します。
- 医薬品の投与: 医師の指示に基づくインスリン注射、点滴、静脈注射など。
- 創傷処置: 深い褥瘡(床ずれ)の処置、外科的処置を伴う創傷の処置など。
- 呼吸管理: 気管内挿管、人工呼吸器の管理など。
これらの行為は、高度な専門知識と技術を要し、誤った場合、患者さんの健康に重大な影響を及ぼす可能性があるため、法律で医療従事者に限定されています。
1-2. 介護士でも可能な行為
一方で、介護士でも行える医療行為もあります。これは、厚生労働省が定める「喀痰吸引等研修」を修了した介護職員が行える「特定行為」です。具体的には以下のものが含まれます。
- 喀痰吸引: 鼻腔内、口腔内、気管カニューレ内部の痰の吸引。
- 経管栄養: 胃ろう、腸ろうからの栄養剤注入。
- インスリン注射: 医師の指示のもと、血糖測定の結果に応じて行うインスリン注射(ただし、研修修了が必須)。
これらの行為は、研修を受けることで安全に行えるようになります。しかし、研修を受けていない場合は、これらの行為を行うことはできません。
1-3. 施設ごとの対応の違い
サ高住やその他の介護施設では、医療行為に関する対応が施設によって異なります。これは、施設の規模、入居者の介護度、医療機関との連携状況など、様々な要因によって左右されます。
- 医療機関との連携: 訪問看護ステーションとの連携が密な施設では、医療行為は看護師が行うことが多いです。
- 研修の有無: 介護職員が喀痰吸引等研修を受けているかどうかで、行える医療行為の範囲が変わります。
- 施設の方針: 施設によっては、リスクを避けるために、医療行為は極力行わない方針をとることもあります。
2. あなたの職場で起きていること:問題点とリスク
あなたが現在働いているサ高住で起きている状況は、いくつかの問題点を含んでいます。これらの問題点を具体的に理解し、そのリスクを認識することが重要です。
2-1. 違法行為の可能性
まず、介護士が医療行為を行っている場合、それが違法行為に該当する可能性があります。特に、インスリン注射や褥瘡処置が、医師や看護師の指示なしに行われている場合、法律違反となる可能性があります。
リスク:
- 法的責任: 万が一、医療行為によって入居者に健康被害が生じた場合、介護士は法的責任を問われる可能性があります。
- 施設の責任: 施設側も、適切な人員配置や管理体制を怠ったとして、法的責任を問われる可能性があります。
- 行政処分: 施設に対して、運営停止や改善命令などの行政処分が下される可能性があります。
2-2. 記録の改ざん
記録を時間通りに記入しない、または時間をずらして記入することは、記録改ざんに該当する可能性があります。これは、事実を隠蔽する行為であり、非常に問題です。
リスク:
- 信頼の失墜: 記録改ざんは、入居者やその家族、関係機関からの信頼を失墜させます。
- 情報共有の阻害: 正確な記録がないと、適切な情報共有ができなくなり、入居者のケアに悪影響を及ぼします。
- 法的責任: 記録改ざんは、不正行為として法的責任を問われる可能性があります。
2-3. 職員の負担増加と質の低下
職員の数が足りない状況で、医療行為まで行わなければならない場合、職員の負担は大幅に増加します。これにより、質の高いケアを提供することが難しくなり、入居者の満足度も低下する可能性があります。
リスク:
- 職員の疲弊: 職員が疲弊し、心身の健康を損なう可能性があります。
- 離職率の増加: 職員の離職率が上がり、人手不足がさらに深刻化する可能性があります。
- ケアの質の低下: 職員の負担が増えることで、ケアの質が低下し、入居者の健康状態が悪化する可能性があります。
3. あなたの取るべき行動:具体的なステップ
このような状況下で、あなたが取るべき行動はいくつかあります。あなたの権利を守り、より良い環境で働くために、以下のステップを参考にしてください。
3-1. 情報収集と事実確認
まずは、現状を正確に把握するために、情報収集と事実確認を行いましょう。
- 施設のルール確認: 施設の就業規則や、医療行為に関するルールを確認しましょう。
- 上司への相談: 上司に、現状の問題点とあなたの不安を伝え、改善を求めましょう。
- 記録の確認: 記録が適切に行われているか、他の職員の記録も確認してみましょう。
3-2. 専門家への相談
状況が改善しない場合や、法的リスクについて不安がある場合は、専門家への相談を検討しましょう。
- 弁護士: 医療行為に関する法的問題について、弁護士に相談しましょう。
- 労働組合: 労働組合に加入し、労働環境の改善について相談しましょう。
- 介護支援専門員: 介護支援専門員に、入居者のケアに関する相談をしましょう。
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3-3. 退職の検討
現状が改善の見込みがなく、あなたの心身に負担がかかる場合は、退職も選択肢の一つです。
- 退職の準備: 退職の意思を上司に伝え、退職の手続きを行いましょう。
- 転職活動: より良い労働環境の施設を探し、転職活動を始めましょう。
- 情報収集: 転職先の情報を収集し、自分に合った施設を選びましょう。
4. 転職活動を成功させるために
もし転職を決意した場合、成功させるための準備と戦略が重要です。ここでは、転職活動をスムーズに進めるための具体的なアドバイスを提供します。
4-1. 自己分析とキャリアプランの明確化
まず、あなたの強みや経験、そして将来のキャリアプランを明確にしましょう。
- 自己分析: 自分のスキル、経験、価値観を整理し、自己PRを作成しましょう。
- キャリアプラン: 将来的にどのような介護士になりたいのか、具体的な目標を設定しましょう。
- 希望条件の整理: 勤務地、給与、福利厚生など、希望する条件を明確にしましょう。
4-2. 求人情報の収集と選考対策
次に、求人情報を収集し、選考対策を行いましょう。
- 求人サイトの活用: 介護士向けの求人サイトを活用し、希望条件に合った求人を探しましょう。
- 施設見学: 気になる施設があれば、積極的に見学に行き、職場の雰囲気を確かめましょう。
- 履歴書・職務経歴書の作成: 自分の経験やスキルをアピールできる、魅力的な履歴書と職務経歴書を作成しましょう。
- 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、回答を準備しておきましょう。
4-3. 転職エージェントの活用
転職活動をスムーズに進めるために、転職エージェントの活用も有効です。
- 情報収集: 転職エージェントは、求人情報の提供だけでなく、業界の動向や企業の情報を教えてくれます。
- 書類添削: 履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など、選考を有利に進めるためのサポートをしてくれます。
- 交渉: 給与や労働条件について、企業との交渉を代行してくれます。
5. より良い介護環境を求めて
あなたがより良い介護環境を求めて転職することは、決して悪いことではありません。むしろ、あなたのキャリアを向上させ、より質の高い介護を提供するためには、必要な決断です。
5-1. 施設選びのポイント
転職先を選ぶ際には、以下のポイントに注目しましょう。
- 労働環境: 職員の人数、残業時間、休暇の取得状況など、労働環境が整っているかを確認しましょう。
- 研修制度: 研修制度が充実している施設は、あなたのスキルアップをサポートしてくれます。
- キャリアパス: キャリアアップの道が開かれている施設は、あなたの成長を後押ししてくれます。
- 人間関係: 職場の雰囲気が良い施設は、働きやすい環境です。
- 医療連携: 医療機関との連携が密な施設は、医療的な知識やスキルを習得する機会が多いです。
5-2. ポジティブな姿勢で
転職活動は、新しいスタートを切るためのチャンスです。ポジティブな姿勢で、積極的に情報収集し、行動しましょう。
- 自己肯定感を高める: 自分の強みを認識し、自信を持って転職活動に臨みましょう。
- 情報発信: 積極的に情報収集し、SNSなどで情報発信することも有効です。
- 周囲との連携: 転職活動について、家族や友人、同僚に相談し、サポートを受けましょう。
6. まとめ:あなたの未来を切り開くために
サ高住での医療行為に関する問題は、介護士にとって非常に深刻な問題です。あなたの置かれている状況を理解し、適切な行動をとることが重要です。今回の記事で得た知識を活かし、あなたのキャリアをより良いものにしてください。
最後に、あなたの未来を切り開くために、以下の3つのポイントを心に留めておきましょう。
- 自己分析と目標設定: 自分の強みと弱みを理解し、将来のキャリアプランを明確にしましょう。
- 情報収集と行動力: 積極的に情報収集し、行動することで、より良い環境を見つけましょう。
- 専門家への相談: 困ったことがあれば、一人で抱え込まず、専門家に相談しましょう。
あなたのキャリアが、より充実したものになることを心から応援しています。
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