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お母様の異変…何科を受診すべき?アルコール依存症、認知症、精神疾患の可能性と、家族ができること

お母様の異変…何科を受診すべき?アルコール依存症、認知症、精神疾患の可能性と、家族ができること

ご相談ありがとうございます。お母様のことで、何科の病院にかかるべきか、ご自身で判断がつかず、大変お困りのことと思います。ご家族の健康問題は、ご本人だけでなく、周囲の方々にも大きな影響を与えます。今回の記事では、お母様の状況から考えられる病状と、適切な医療機関の選び方、そしてご家族としてできることについて、具体的なアドバイスをさせていただきます。

母親(64)のことで相談いたします。何科の病院にかかるのがよいのわかりません。

1.アルコール依存症

2.老人性痴呆

3.精神疾患

これのどれに当てはまるのかがわかりません。また本人は自覚がないのでどのように促すかも、先に何科を受診するかによってシュミレーションしなければならないので相談に至った次第です。よろしくお願いします。

私が16歳、母親が37歳頃から親戚の叔父や叔母から「アルコール依存症から飲ませちゃダメだ」と親戚などの集まりで耳打ちされることが始まりましたが、全く本人が認めないのと、一度決めた順序や起床時間を数分狂うことなく遂行し、54歳まで毎日パートへ出かけていたので「酒癖が悪いのだ(人の悪口を延々言う・同じ話を繰り返す・反論を認めない・自分が正しいと全員が認めるまで話をやめない)」と思うだけで今までなんとなく厳しい目を向けずに過ごしてきました。

54歳で隠居したいというので同居を始め日常の生活を観察すると・・・

1.毎日16:30きっかりにビールを飲み始める(電話や宅急便などで手が取られそうになるとものすごく嫌がる)

2.完全に酔うまで飲む(ビール350ミリを5本~6本)

3.夕食はほとんど取らない(お刺身を毎日2-3切れ・お漬物少量)

4.毎晩夕方18時以降からの記憶がほぼ無い(確実に5年以上継続している)

5.4の状態のため人を罵倒したりしても本人には自覚がない

6.4の状態で見境なく孫も泣くまで躾という名目で叱る

7.事の本質が理解できない状態で自分が正しいと相手が認めるまで話をやめない

が、翌日は「傷つけられた」「ひどいこと言われた」という記憶しかなく、何で口論したのかわからず不機嫌な状態が続き、また夕方から飲むのでしばらく無意味な押し問答が数日もしくあ1週間続く。

8.法事などの重要情報伝達をしLINEでも送り、既読しているにも関わらず何も覚えていないので確認される。*本人には「昨日話したよ」「LINEも送っているし、既読になってるから見てるじゃん」とかならず言っている。

9.家族が自分のルール通り暮らしているか酔った状態で見回る。

もちろん ルール通りでなければ叱咤が始まります。

10.昼間はソファから一歩も動かずテレビを見ている

11.家事を分業制をすると母親が勝手に決めており、そのほとんどを父親に押し付けているので自分が気が向いたときに家事を行う。夕食は飲み始めてしまうのでキッチンにはビールを取りに行くだけです。

父親も57歳から隠居したいとうことだったので両親ともに同居です。父親は完全に匙を投げている状態でひたすら「すみません」「はい、やります」を繰り返すのみです。また父親も同様にアルコールを依存していています。

*17時過ぎから飲み、朝7時ころまでキッチンに出入りして自室で飲んでいます。そして朝8時就寝13時起床。人とはうまく調和し、記憶も飛んだりしないので、まだこちらは大丈夫そうなので、ひとまず保留にしています。

主人は出張が多く帰りが遅いのであまりこういったことを目にしません。また主人が大黒柱なので、母親もかしずいていて食事が終わったら自室で飲んだりしています。主人からはしばらく前から「病院に連れて行けよ」とだけアドバイスがありました。家計はすべて主人から出ています。

自分なりに情報を探し、何科やどこへ行けばよいのか探したのですが結局わからず相談させていただきました。

1. 可能性のある病状とその見分け方

お母様の状況からは、複数の可能性が考えられます。それぞれの病状の特徴と、ご相談内容から推測できる点を整理してみましょう。

1. アルコール依存症

長期間にわたる大量飲酒、飲酒時間の固定、飲酒量のコントロール不能、飲酒に関する問題行動(記憶障害、家族とのトラブル)、離脱症状などが特徴です。ご相談内容からは、以下の点がアルコール依存症の可能性を示唆しています。

  • 飲酒習慣の固定と量の増加: 毎日決まった時間に飲酒を開始し、大量のアルコールを摂取している。
  • 飲酒への強いこだわり: 電話や宅急便で飲酒が妨げられることを嫌がる。
  • 記憶障害: 夕方以降の記憶がほとんどない。
  • 問題行動: 孫への過度な叱責、家族との口論、本人の自覚がない。
  • 依存の兆候: 飲酒しないと落ち着かない、イライラするなどの症状。

アルコール依存症は、単なる「酒癖の悪さ」ではなく、脳の機能に変化が生じる病気です。治療には、専門的な医療機関でのサポートが不可欠です。

2. 老人性認知症(認知症)

記憶障害、見当識障害(時間や場所がわからない)、理解力や判断力の低下、性格の変化などが主な症状です。アルコール依存症と症状が似ている部分もありますが、認知症の場合は、飲酒の有無に関わらず症状が現れます。ご相談内容からは、以下の点が認知症の可能性を示唆しています。

  • 記憶障害: 重要な情報(法事など)を覚えていない。
  • 判断力の低下: 家族のルールへの執着、現実離れした行動。
  • 性格の変化: 攻撃的になったり、感情のコントロールが難しくなる。

認知症にも様々な種類があり、早期の診断と適切な治療が、症状の進行を遅らせるために重要です。

3. 精神疾患

うつ病、躁うつ病、統合失調症など、様々な精神疾患が考えられます。気分の落ち込み、意欲の低下、幻覚や妄想、睡眠障害などが主な症状です。ご相談内容からは、直接的に精神疾患を示唆する点は少ないですが、飲酒が精神的な問題を悪化させている可能性も否定できません。

2. どの科を受診すべきか?初期対応と受診のステップ

お母様の状況を総合的に考えると、まずは精神科または心療内科を受診することをお勧めします。これらの科では、アルコール依存症、認知症、精神疾患の可能性を総合的に評価し、適切な診断と治療方針を立てることができます。

受診までのステップは以下の通りです。

  1. 情報収集と記録: 普段の飲酒量、飲酒時間、飲酒中の言動、家族との関係性、生活習慣などを記録しておきましょう。メモや日記、写真、動画など、客観的な記録は、医師の診断に役立ちます。
  2. 医療機関の選定: 精神科または心療内科のクリニックや病院を探します。可能であれば、アルコール依存症や認知症の治療に詳しい医師がいる医療機関を選びましょう。
  3. 受診の準備: 予約を取り、問診票を記入します。可能であれば、ご家族も同席し、お母様の状況を詳しく説明できるように準備しておきましょう。
  4. 受診時の対応: 医師の質問に正直に答え、これまでの経緯や現在の困りごとを具体的に伝えます。必要に応じて、血液検査や画像検査などが行われることもあります。
  5. 診断と治療: 医師の診断に基づき、治療方針が決定されます。アルコール依存症の場合は、断酒を促す治療や、精神安定剤などの薬物療法が行われることがあります。認知症の場合は、認知機能を改善する薬や、症状を緩和する薬が処方されることがあります。

受診の際には、ご本人が受診を拒否する場合も少なくありません。その場合は、ご家族だけで医師に相談することも可能です。医師は、ご家族へのアドバイスや、本人の受診を促すためのサポートをしてくれます。

3. 家族としてできること

ご家族のサポートは、お母様の回復にとって非常に重要です。以下の点に注意して、サポートを行いましょう。

1. 飲酒に関する対応

  • 飲酒を止めさせる: 飲酒を完全に止めることが、治療の第一歩です。しかし、無理に止めさせようとすると、反発を招く可能性があります。まずは、医師と相談し、適切な方法で断酒を促しましょう。
  • 飲酒環境を整えない: アルコールを家からなくし、飲酒を誘うような状況を避けることが大切です。
  • 飲酒に関する話し合い: 落ち着いた状況で、飲酒の問題について話し合いましょう。感情的にならず、冷静に、お母様の気持ちに寄り添うように話を聞くことが重要です。

2. コミュニケーション

  • 傾聴: お母様の気持ちを理解しようと努め、話をよく聞きましょう。批判や否定的な言葉は避け、共感的な態度で接することが大切です。
  • 冷静な対応: 飲酒中の言動に対して、冷静に対応しましょう。感情的になると、状況が悪化する可能性があります。
  • 明確なコミュニケーション: 伝えるべきことは、明確に伝えましょう。曖昧な表現は、誤解を生む可能性があります。

3. 生活環境の調整

  • 安全な環境: 転倒や事故を防ぐために、安全な環境を整えましょう。
  • 規則正しい生活: 規則正しい生活リズムを維持し、睡眠不足や栄養不足を解消しましょう。
  • 趣味や活動: 趣味や活動を通して、生活に張り合いを持たせましょう。

4. 専門家の活用

  • 医療機関との連携: 医師や看護師と連携し、治療方針やケアについて相談しましょう。
  • 相談窓口の利用: アルコール依存症や認知症に関する相談窓口を利用し、専門的なアドバイスを受けましょう。
  • 自助グループへの参加: 家族会や、アルコール依存症の自助グループに参加し、同じ悩みを持つ人々と交流しましょう。

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4. 父親への対応

父親もアルコール依存症の可能性があるため、同様の対応が必要です。まずは、父親にも医療機関を受診することを勧めましょう。ご家族全体で、飲酒の問題に向き合い、サポートしていくことが重要です。父親が、母親の飲酒に対して「匙を投げている」状態とのことですが、これは、ご家族全体にとって非常に負担の大きい状況です。父親も治療を受けることで、母親への対応も変わってくる可能性があります。また、父親自身も、健康を取り戻し、より良い生活を送ることができるはずです。

5. 経済的な問題への対応

ご主人が家計を支えているとのことですが、治療費や介護費用など、経済的な負担が増える可能性があります。事前に、公的支援制度や、民間の保険などを調べておきましょう。また、ご主人ともよく話し合い、今後の経済的な見通しを立てておくことが大切です。

6. まとめと今後の展望

お母様の状況は、アルコール依存症、認知症、精神疾患など、様々な可能性が考えられます。まずは、精神科または心療内科を受診し、専門医の診断を受けましょう。ご家族は、飲酒に関する対応、コミュニケーション、生活環境の調整、専門家の活用など、様々な面からサポートしていく必要があります。父親への対応も重要です。経済的な問題についても、事前に準備をしておきましょう。今回の記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。ご家族皆様の健康と、穏やかな生活を心から願っています。

今回のケースは、ご家族全体が抱える問題であり、解決には時間がかかるかもしれません。しかし、諦めずに、専門家と連携し、ご家族で支え合いながら、一歩ずつ進んでいくことが大切です。

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