限界を感じているあなたへ：介護と仕事の両立を乗り越えるための具体的な対策

この記事では、介護と仕事の両立という困難な状況に直面しているあなたに向けて、具体的な解決策と心の支えとなる情報を提供します。介護と仕事の両立は、多くの人が抱える悩みであり、精神的、肉体的な負担が大きいものです。この記事を読むことで、あなたの抱える問題が整理され、具体的な行動へと繋がることを目指します。

助けてください。もう限界です。

私には要介護4の祖母がいて今はショートステイを利用しています。78歳です。

もちろん自活出来る状況になく、家には帰れません。

毎月通院が必要な持病も持っており、月に何度かは家族が付き添いで通院しています。

大変なわがままで、言われた食べ物を毎週施設に届けており、病院でも施設でも頻繁にナースコールを鳴らしご迷惑をおかけしています。

母は看護師で夜勤もしており、父は自営業、私はフルタイムのOLをしており、妹な保育士です。

この祖母は父方です。

母方の両祖父母は自活できますが、祖母は膵臓癌の治療中で母が自宅介護、闘病生活を支えています。

父方の祖母は、独り身で父だけの1人息子なので要介護になるまでは実家で長く面倒を見てきました。

仕事を辞めないと家では見れない状況となったので、施設に預けています。

最初、特別養護老人ホームに運良く入居できたので、安心していたのですが、祖母の帰宅願望や通院願望が酷く、施設の方から面倒見きれないので他の施設を探してもらうように言われ現在に至って、ショートステイを利用しています。

ですが、そのショートステイは本人が希望して以前利用していた気に入ってる場所だったにも関わらず、気に入らない事が何かあると、前回同様、帰宅願望、通院願望の繰り返しで、毎日施設から電話があり、

どうしたらいいですか？

今すぐ病院に連れていけませんか？

なんとか家族が話してなだめてください。

と怒られるような口ぶりで言われます。

もちろん、大変なのは私達も面倒を見ていたので分かるのですが、私達もフルタイムで仕事をしており、保育士の妹や看護師の母親や、現場で危ない作業をしている父親は電話を取る事自体が難しく、結果的に私が昼休みや休憩の時間にやっと折り返して、今から病院に連れて行ってくれ、と頼まれても、その頻度は週に2回も3回もです。

一度、言われる度に連れて行った時期がありましたが、週に2回もの通院が３週間続いたので、もう連れて行く事を投げている状況です。

そんなことで休んでいたら仕事がなくなってしまいます。

かかりつけの病院はもちろん、内科、整形外科、耳鼻科、脳外科にも行きましたが、

お医者さんの診察結果はいつも同じ。

『異常ありません、病気ではなく年相応です』

とのこと。

症状は、頭痛、腰痛、食欲不振(嘘)のランダムです。

この状況で、施設の人や、ケアマネージャーさんに、

どうしたらいいですか？と聞かれても、聞きたいのは私達の方で。

ご家族の希望は何ですか？と言われても、施設にいてくれたらそれでいいのです。

病院に連れて行かなくていいですし、本当に緊急なら救急車を呼んでください。

というだけです。

しかし、波はあるものの施設に毎日ご迷惑をおかけしてるようで、施設から、どうしたらいいですか？病院に連れていけませんか？

と電話は絶えません。

祖母は、行動的には認知症だと思うのですが、完全に忘れないため、その時だけ話を合わせても全て覚えております。

しかし、

保育士の妹は大した仕事じゃないから抜けて来られるから電話して呼んで、や、

看護師の嫁は私のお金を使って遊びまわっている(祖母のお金は父親が預かっており使ってません)や、

私は仕事をしていて配偶者もいるのですが、仕事終わりに毎日施設まで(片道1時間)買い物を持って来れるはずなのに毎日来てくれない、など発言が支離滅裂です。

このまま今の施設にいる事はできないと家族も悩んでいますが、じゃぁどうすべきなのか？わかりません。

場所がどこでも本人の性格や行動は変わらないと思うからです。

入れる施設を探すのも容易ではないですよね。

私も家族も追い詰められていて、施設も味方してくれ照ようには思えなくなっており、縁を切りたいとも思っています。

縁を切る方法があれば、ですが、難しいみたいですね。

ただただ辛いです。

いろんな意見があると思いますが、

祖母が今まで生活してきたお金だけでも両親は2000万円は援助してきており、働かない祖母を40年以上、祖母の自宅→入院→私の実家をグルグル行き来しながら診てきました。

要介護も上がり、もういいだろうと思ったのが去年。それから一年以上、悩まされています。

祖母本人には偉そうに怒鳴られることも多く、毎回怒りで身体が震えます。

家族も全員同じような状態まで追い詰められています。

出来たら、考えられる対応策の知恵を貸していただけると幸いです。

あなたは今、介護と仕事の両立という、非常に困難な状況に直面し、心身ともに疲弊しきっていることと思います。ご家族の状況、特に祖母の言動、施設との関係、そしてご自身の仕事とのバランスに苦悩されている様子が伝わってきます。この状況を改善するために、具体的な対策と、心の負担を軽減するためのヒントを提示します。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まず、現状を客観的に整理し、問題点を明確にすることが重要です。あなたの抱える問題は多岐にわたりますが、大きく以下の3つに分類できます。

• 祖母の介護に関する問題: 帰宅願望、通院要求、施設での問題行動、認知症の疑い、家族への不満など。
• 施設との関係に関する問題: 頻繁な連絡、対応の負担、施設の対応への不満、今後の対応への不安など。
• 仕事と介護の両立に関する問題: 勤務時間の制約、休暇取得の難しさ、精神的負担、家族との協力体制の不足など。

これらの問題点を整理することで、具体的な対策を立てやすくなります。

2. 介護保険サービスの活用と見直し

介護保険サービスは、介護と仕事の両立を支援するための重要なツールです。現在の利用状況を見直し、必要に応じてサービスを追加したり、変更したりすることを検討しましょう。

• ケアマネージャーとの連携強化: ケアマネージャーは、介護に関する専門家であり、あなたの状況に合わせたアドバイスやサポートを提供してくれます。定期的に面談を行い、現状の課題や今後の見通しについて相談しましょう。祖母の症状や状態の変化を伝え、適切なサービスを提案してもらいましょう。
• ショートステイの利用頻度と利用方法の見直し: ショートステイは、一時的に介護から解放されるための有効な手段です。利用頻度を増やすことや、祖母の希望に沿った施設を探すことも検討しましょう。また、ショートステイ中に祖母が安心して過ごせるように、事前の情報共有や、持ち物の準備など、工夫できる点がないか検討しましょう。
• 訪問介護サービスの活用: 訪問介護サービスは、自宅での生活をサポートするサービスです。食事の準備、入浴の介助、排泄の介助など、様々なサービスを利用できます。祖母の状況に合わせて、必要なサービスを検討しましょう。
• その他の介護サービスの検討: デイサービス、訪問看護、福祉用具のレンタルなど、様々な介護サービスがあります。これらのサービスを組み合わせることで、介護の負担を軽減することができます。

3. 家族間の協力体制の構築

介護は、一人で抱え込むものではありません。家族間で協力し、負担を分担することが重要です。あなたの家族構成から考えると、それぞれの役割分担を明確にし、協力体制を構築することが急務です。

• 役割分担の明確化: 母親（看護師）、父親（自営業）、妹（保育士）、あなた（OL）のそれぞれの状況を考慮し、できる範囲で役割分担を決めましょう。例えば、母親は医療的なケア、父親は金銭的な管理、妹は祖母とのコミュニケーション、あなたは連絡や調整役など、それぞれの得意分野を活かした役割分担を検討しましょう。
• 情報共有の徹底: 祖母の状況や、介護に関する情報を家族間で共有することが重要です。連絡ノートを作成したり、定期的に家族会議を開いたりして、情報共有の機会を設けましょう。
• コミュニケーションの促進: 家族間のコミュニケーション不足は、不満やストレスの原因となります。積極的にコミュニケーションを取り、お互いの気持ちを理解し合うように努めましょう。
• 第三者の介入: 家族だけでの解決が難しい場合は、専門家（ケアマネージャー、ソーシャルワーカーなど）に相談し、第三者の視点からのアドバイスを得ることも有効です。

4. 施設との円滑なコミュニケーション

施設との良好な関係を築くことは、介護の負担を軽減するために重要です。施設とのコミュニケーションを密にし、情報共有を徹底しましょう。

• 定期的な面談: 施設との定期的な面談を設定し、祖母の状況や、施設での様子について情報交換を行いましょう。
• 情報伝達の徹底: 祖母の健康状態や、性格、趣味、嗜好など、祖母に関する情報を施設と共有しましょう。
• 要望の伝達: 施設に対して、あなたの要望や希望を明確に伝えましょう。
• 感謝の気持ちを伝える: 施設スタッフに対して、感謝の気持ちを伝えることで、良好な関係を築くことができます。
• 問題発生時の対応: 祖母の言動や行動で問題が発生した場合は、冷静に施設と話し合い、解決策を検討しましょう。感情的にならず、建設的な対話に努めましょう。

5. 仕事との両立を支援する制度の活用

多くの企業では、仕事と介護の両立を支援するための制度を設けています。これらの制度を積極的に活用しましょう。

• 介護休業: 介護が必要な家族のために、一定期間休業できる制度です。
• 介護休暇: 介護のために、短時間勤務や、休暇を取得できる制度です。
• 勤務時間の変更: 始業時間や終業時間を変更したり、在宅勤務をしたりすることで、介護と仕事の両立を図ることができます。
• 介護に関する相談窓口: 会社によっては、介護に関する相談窓口を設けています。専門家のアドバイスを受けることができます。

6. 祖母とのコミュニケーションの工夫

祖母とのコミュニケーションは、介護の負担を軽減するために重要です。祖母の気持ちに寄り添い、理解しようと努めましょう。

• 傾聴: 祖母の話をよく聞き、共感の姿勢を示しましょう。
• 理解: 祖母の気持ちを理解しようと努め、感情的なサポートを提供しましょう。
• 現実的な対応: 祖母の要求が現実的でない場合は、優しく諭したり、代替案を提案したりしましょう。
• 認知症への理解: 認知症の症状を理解し、症状に合わせた対応を心がけましょう。
• 過去の思い出を共有: 祖母との過去の思い出を共有することで、心の距離を縮め、安心感を与えることができます。

7. 自身の心身の健康管理

介護は、心身ともに大きな負担がかかります。自分の心身の健康を維持することも、非常に重要です。

• 休息: 十分な休息を取り、疲労を回復させましょう。
• 気分転換: 趣味や好きなことに時間を使い、気分転換を図りましょう。
• ストレス解消: ストレスを感じたときは、積極的に解消しましょう。
• 専門家への相談: 精神的な負担が大きい場合は、専門家（カウンセラー、精神科医など）に相談しましょう。
• 健康的な生活習慣: バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけましょう。

8. 専門家への相談とサポートの活用

介護に関する悩みは、一人で抱え込まずに、専門家に相談しましょう。専門家は、あなたの状況に合わせた具体的なアドバイスやサポートを提供してくれます。

• ケアマネージャー: 介護に関する専門家であり、あなたの状況に合わせたアドバイスやサポートを提供してくれます。
• ソーシャルワーカー: 介護保険制度や、社会資源に関する情報を提供してくれます。
• 精神科医、カウンセラー: 精神的な負担が大きい場合は、専門家に相談しましょう。
• 地域包括支援センター: 地域住民の介護に関する相談窓口です。

これらの対策を講じることで、介護と仕事の両立という困難な状況を乗り越えることができるはずです。しかし、それでも解決が難しい場合や、さらに具体的なアドバイスが必要な場合は、専門家への相談を検討しましょう。

9. 介護離職の選択肢と、その場合のキャリアプラン

介護と仕事の両立がどうしても難しい場合、介護離職という選択肢も視野に入れる必要があります。介護離職は、決して悪いことではありません。あなたの心身の健康を守り、介護に専念するための選択肢の一つです。

• 介護離職のメリット: 介護に専念できる、精神的な負担が軽減される、家族との時間が増えるなど。
• 介護離職のデメリット: 収入がなくなる、キャリアが中断される、社会とのつながりが薄れるなど。
• 介護離職後のキャリアプラン: 介護離職後も、様々な形でキャリアを継続することができます。在宅ワーク、パート、ボランティアなど、あなたの状況に合わせた働き方を見つけましょう。
• 再就職支援サービスの活用: 介護離職後の再就職を支援するサービスがあります。これらのサービスを活用することで、スムーズな再就職を目指すことができます。

10. まとめ：未来への一歩を踏み出すために

介護と仕事の両立は、非常に困難な道のりです。しかし、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず道は開けます。この記事で提示した対策を参考に、あなたの状況に合わせて、できることから始めてみましょう。そして、決して一人で抱え込まず、周囲の人々や専門家のサポートを受けながら、未来への一歩を踏み出してください。

あなたの置かれている状況は大変厳しいものですが、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず道は開けます。この記事で提示した対策を参考に、あなたの状況に合わせて、できることから始めてみましょう。そして、決して一人で抱え込まず、周囲の人々や専門家のサポートを受けながら、未来への一歩を踏み出してください。

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