介護とキャリアの狭間で揺れるあなたへ:ケアマネージャー交代と、その先にある希望
介護とキャリアの狭間で揺れるあなたへ:ケアマネージャー交代と、その先にある希望
この記事では、介護とキャリアの両立に悩み、将来への不安を抱えるあなたに向けて、具体的なアドバイスと心の支えとなる情報をお届けします。特に、92歳のお母様の介護に直面し、ケアマネージャーの交代や今後の施設探しについて迷われているあなたの疑問にお答えします。介護保険制度や施設に関する基礎知識から、兄とのコミュニケーション、そしてご自身の心のケアまで、包括的にサポートします。この記事を読むことで、あなたは現状を整理し、より良い選択をするためのヒントを得られるでしょう。
92歳で認知症+要介護3の母が転んで大腿骨骨折で入院しました。手術後リハビリしても車椅子になる公算高いとの医者の見立てが示されました。
これまで実家では67歳独身兄が週に2回会社を休んで介護、週2回はデイサービスで何とかやってきました。私は地方在住とコロナ禍で東京に行きにくい状態です。
入院後2週間になる前に病院側から退院後どうすうるか打合せたい旨兄に連絡ありましたが、担当ケアマネさんが打合せを先延ばしにした結果、2種間が過ぎた日に病院側が業をにやしたか急に系列のリハビリ病院への転院を兄に通告し、翌日あたふた転院する事態となった由です。
兄も新しい病院で2,3時間入れ替わり立ち代わり医師や看護師、スタッフ等に話し聞かされるやら、急な転院の事務処理や備品の用意に追いまくられて、戸惑うやら疲労困憊の状態です。電話で話して居て彼がちょっと心配です。
今回の顛末を包括センターに話してケアマネを変える事は可能なのでしょうが、気の利く使えるケアマネさんになる可能性もありながら、大して代わり映えしない可能性も否定は出来ず、またどんな人だったにせよこれまでの状況をイチから説明して理解してもらう手間がかかるのは事実です。
でもハビリ病院は3ヶ月しか居られないようで、今後の新しい施設探し等に向けてそれに詳しいケアマネさんがもし居たら我々の力になってくれるのでありがたいです。
最終的には兄貴の判断なのですが、一度現在のケアマネに今回の顛末を話してから決めてもらえばいいと思って居ますが、以下の問いにアドバイスいただけたらありがたくよろしくお願いします。
*ケアマネを替えた方が良いか?(兄も口下手コミュニケーション能力高くなくケアマネさんの責任だけとも思いませんが)
*ケアマネさんも元職のご経験で強み弱みはそれぞれと思いますが、リハビリ病院後の施設情報に詳しい方などいらっしゃるものでしょうか?(現ケアマネさんは「私は資料提供するだけでそちらで探してください」と言われたと兄から聞いていますがこの対応は普通ですか?)もう少し困って疲れている兄に寄り添う気持ちある方が居ればありがたいのですが。尚 今回治療や転院した医療法人には特養や老健施設はありません。
*兄は自分の寂しさもありなるべく近くに母親を置きたい考えですが、私は時々兄貴の顔も分からなくなっている母は今後家族の顔どころか、どこに居るかも分からなくなるかもしれず、未知の土地の知らない施設に行っても同じだと割り切っています。コロナで多分どこに入所しても面会出来ない状況が続くので、近場にこだわっても意味がなくなってきていると思うので、地方の安い施設も視野に入れたらと思っています。
また兄には辛い話しかもしれませんが認知症や骨折以前にもう92歳なのでいつお迎え来てもおかしくないので、それなりに覚悟をしておく良い機会にすべきとも思っていますが、何かアドバイスがありましたらお願い致します。
1. ケアマネージャー交代の決断:現状を整理し、最善の選択をするために
まず、ケアマネージャーの交代について考えていきましょう。現在の状況を客観的に分析し、どのような選択肢があるのかを整理することが重要です。
1-1. 現状のケアマネージャーの評価
現在のケアマネージャーに対する不満点は、主に以下の2点に集約されます。
- 転院に関する対応の遅さ
- 情報提供のみで、寄り添う姿勢に欠ける
これらの点は、ご家族の負担を増大させ、不安を煽る要因となっています。しかし、ケアマネージャーの能力や性格は様々であり、一概に「悪い」と決めつけることはできません。まずは、兄とじっくり話し合い、具体的な不満点や改善してほしい点を明確にすることが大切です。
1-2. ケアマネージャー交代のメリットとデメリット
ケアマネージャーを交代する際には、メリットとデメリットを比較検討する必要があります。
メリット
- より積極的に情報提供や相談に乗ってくれるケアマネージャーに出会える可能性がある
- 施設探しや今後の介護に関する不安を軽減できる
- ご家族の精神的な負担が軽減される
デメリット
- 新しいケアマネージャーとの信頼関係を築くまでに時間がかかる
- これまでの経緯を説明する手間がかかる
- 必ずしも満足のいくケアマネージャーに出会えるとは限らない
1-3. ケアマネージャー交代の手続き
ケアマネージャーを交代する場合、以下の手順で手続きを進めます。
- 包括支援センターへの相談:まずは、お住まいの地域の包括支援センターに相談し、現在の状況を説明します。
- ケアマネージャーの選定:包括支援センターから紹介を受けたり、ご自身で探したりして、新しいケアマネージャーを選びます。
- 契約:新しいケアマネージャーと契約し、今後のケアプランについて話し合います。
- 引き継ぎ:現在のケアマネージャーに、交代の意思を伝えます。
2. 施設探し:情報収集と選択肢の検討
リハビリ病院での3ヶ月間の滞在後、どのような施設に入所するのかは、今後の介護生活を大きく左右する重要な決断です。情報収集をしっかりと行い、ご家族の状況に合った選択肢を見つけましょう。
2-1. 施設の種類と特徴
介護施設には、様々な種類があります。それぞれの特徴を理解し、ご自身の状況に合った施設を選びましょう。
- 特別養護老人ホーム(特養):原則として、要介護3以上の方が対象。終身利用が可能で、費用が比較的安いのが特徴ですが、入居待機期間が長い場合があります。
- 介護老人保健施設(老健):リハビリテーションに重点を置いた施設。3ヶ月程度の入所期間が一般的で、在宅復帰を目指します。
- グループホーム:認知症の方を対象とした施設。少人数で共同生活を送ります。
- 有料老人ホーム:様々な種類のホームがあり、サービス内容や費用も異なります。
- サービス付き高齢者向け住宅(サ高住):安否確認や生活相談などのサービスが付いた住宅。自立した高齢者向けの施設ですが、介護が必要になった場合は、外部のサービスを利用できます。
2-2. 施設探しのポイント
施設を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
- 本人の状態:認知症の進行度合い、身体的な状態などを考慮し、必要な介護サービスが受けられる施設を選ぶ。
- 立地:家族が面会に行きやすい場所、または本人が慣れ親しんだ地域にある施設を選ぶ。
- 費用:入居費用、月額費用、その他費用(医療費、おむつ代など)を比較検討する。
- サービス内容:介護サービス、医療サービス、レクリエーション、食事など、必要なサービスが提供されているか確認する。
- 施設の雰囲気:見学に行き、施設の雰囲気やスタッフの対応などを確認する。
2-3. 情報収集の方法
施設に関する情報は、以下の方法で収集できます。
- インターネット:介護施設検索サイトや、施設のホームページで情報を収集する。
- 地域包括支援センター:地域の施設に関する情報や、相談窓口を紹介してもらう。
- ケアマネージャー:施設に関する情報や、入居までの手続きについて相談する。
- 知人からの情報:実際に施設を利用している人から、施設の評判や情報を得る。
3. 兄とのコミュニケーション:感情を理解し、共に支え合うために
兄は、母親の介護を一人で担い、精神的な負担を感じている可能性があります。兄の気持ちを理解し、共に支え合うことが大切です。
3-1. 兄の気持ちを理解する
兄は、母親の介護に対する責任感、孤独感、将来への不安など、様々な感情を抱えているはずです。まずは、兄の気持ちに寄り添い、話を聞いてあげることが重要です。
- 共感:兄の苦労や不安を理解し、「大変だったね」「つらいね」など、共感の言葉をかける。
- 傾聴:兄の話をじっくり聞き、感情を理解しようと努める。
- 感謝:これまでの兄の介護に対する感謝の気持ちを伝える。
3-2. 建設的な話し合い
感情的な対立を避け、建設的な話し合いをするためには、以下の点に注意しましょう。
- 冷静な話し合い:感情的にならず、冷静に話し合う。
- 意見の交換:お互いの意見を尊重し、建設的な意見交換をする。
- 妥協点を探す:お互いの希望を全て叶えることは難しいかもしれませんが、妥協点を探し、合意形成を目指す。
- 情報共有:施設の情報を共有し、一緒に検討する。
3-3. 家族としてのサポート
兄を支えるためには、以下のサポートを検討しましょう。
- 情報提供:施設に関する情報や、介護保険制度に関する情報を共有する。
- 相談:兄の悩みや不安を聞き、一緒に解決策を考える。
- 役割分担:介護に関する役割分担を決め、兄の負担を軽減する。
- 定期的な連絡:定期的に連絡を取り、兄の状況を確認する。
4. メンタルヘルス:ご自身の心のケア
介護は、ご自身の心身に大きな負担をかける可能性があります。ご自身の心のケアも忘れずに行いましょう。
4-1. ストレスへの対処法
介護によるストレスを軽減するために、以下の対処法を試してみましょう。
- 休息:十分な睡眠を取り、心身を休ませる。
- 気分転換:趣味や好きなことに時間を使い、気分転換をする。
- 運動:適度な運動を行い、心身をリフレッシュする。
- 相談:家族や友人、専門家などに相談し、悩みを打ち明ける。
4-2. 専門家への相談
一人で抱えきれない場合は、専門家に相談することも有効です。
- 精神科医・カウンセラー:心の悩みや不安を相談する。
- ソーシャルワーカー:介護に関する相談や、制度に関する情報提供を受ける。
- 介護支援専門員(ケアマネージャー):介護に関する相談や、ケアプランの作成を依頼する。
4-3. ポジティブな思考
困難な状況の中でも、ポジティブな思考を心がけましょう。
- 感謝の気持ち:介護ができること、家族がいることなど、感謝できる点を探す。
- 目標設定:小さな目標を設定し、達成感を味わう。
- 自己肯定感:自分自身を認め、自己肯定感を高める。
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5. 今後の見通しと心の準備
92歳という年齢を考えると、今後の状況が変化する可能性も考慮しておく必要があります。心の準備をしておくことで、いざという時に冷静に対応できます。
5-1. 終末期医療と介護
終末期医療と介護について、事前に情報を収集し、家族で話し合っておくことが重要です。
- 本人の意思確認:本人の意思を確認し、希望する医療や介護について話し合う。
- リビングウィル:終末期医療に関する意思表示を、書面で残しておく。
- 看取りの場所:自宅、病院、施設など、どこで看取るのかを検討する。
5-2. 悲しみに向き合う
大切な人を失うことは、深い悲しみをもたらします。悲しみに向き合い、乗り越えるために、以下のことを心がけましょう。
- 感情を表現する:悲しみ、怒り、不安など、自分の感情を素直に表現する。
- サポートを求める:家族や友人、専門家などに相談し、サポートを求める。
- 時間をかける:悲しみはすぐに消えるものではありません。時間をかけて、少しずつ乗り越えていく。
5-3. 前向きな姿勢
困難な状況の中でも、前向きな姿勢を保つことが大切です。
- 感謝の気持ち:これまで共に過ごした時間、支えてくれた人々に感謝する。
- 思い出を大切にする:故人との思い出を大切にし、語り合う。
- 新たな一歩:前向きに未来を考え、新たな一歩を踏み出す。
6. まとめ:あなたを支えるために
今回のケースでは、ケアマネージャーの交代、施設探し、兄とのコミュニケーション、そしてご自身の心のケアなど、様々な課題に直面しています。これらの課題を一つずつ解決していくためには、現状を正しく理解し、情報収集を行い、家族で協力し合うことが重要です。そして、何よりもご自身の心と体を大切にし、無理のない範囲で介護を続けることが大切です。
今回の記事が、あなたの抱える悩みに対する一助となり、より良い選択をするためのヒントとなれば幸いです。困難な状況ではありますが、あなたを支えるための様々なサポートがあります。決して一人で抱え込まず、積極的に活用してください。
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