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デイサービスでの転倒事故、責任はどこに?77歳義母のケースから学ぶ、介護施設との適切な対応

デイサービスでの転倒事故、責任はどこに?77歳義母のケースから学ぶ、介護施設との適切な対応

今回の相談は、77歳になる義母がデイサービスで転倒し、肩を骨折した事故に関するものです。施設側の対応に疑問を感じ、責任の所在や今後の対応について悩んでいらっしゃるようです。介護施設での事故は、高齢者の安全を守る上で非常に重要な問題です。今回のケースを参考に、介護施設との適切な対応について考えていきましょう。

今年77歳になる義母のことでのご相談です。

要支援2で認知症はなく、週2回のデイサービスを利用しています。

事故発生の様子

その義母がデイサービスに到着後、ソファーに座りリハビリシューズをはき、歩き出したところで肩から転倒しを肩を3ケ所を骨折しました。

ここからは施設側の対応についてです。

転倒したことを家族に確認を本人に確認したところ本人が「大したことは無いと思う。家族には連絡しないで欲しい」と言われケアマネジャーには報告したそうです。

ケアマネジャーから午後5時過ぎに連絡があり、「保証はどうなるのか?」と聞いたところ、「翌日に施設の担当者から連絡させます」と言われました。

そして、翌日の午後4時ごろデイサービスの担当者から連絡がありました。

しかし、怪我した本人は職員からそんなことを聞かれていないと言っています。

こちらからの話

デイサービスに行っている間は、一人で自宅に居る時間よりは預ける側としても安心感があったのに転倒リスクが高いと思われるところで転倒したのは、職員の見守り不足だといえると思っています。

しかし、デイサービスの職員は謝罪もなく全く転んだ経緯の説明もありませんでした。「老人の施設なので怪我はつきもの、転倒はよくあり自己責任です」というだけでこちらから怪我の詳細を聞かないと説明がなく、未だに謝罪もなく全く誠意が感じられませんでした。

契約書には怪我した場合には負担するという記載がないとの説明もありました。

しかし、「予防通所介護サービス計画・実施内容」と「介護予防サービス・支援計画書」にも移動するにも困難であり、怪我しやすく治りにくいと明記してあります。

*主治医の意見書にはパーキンソン病で、自立障がいのため7年前から起き上がるのも困難となり寝たり起きたりの生活となっていると留意点とあります

デイサービスに治療費の話をしたところ本人負担との回答でした。しかし、通所介護契約上、介護サービスの提供を受ける者の心身の状態を的確に把握し、施設利用に伴う転倒等の事故を防止する安全配慮義務を負うのではないでしょうか?

上記の書面で、転倒することを防止するため、義母の歩行時において安全の確保される歩行介護する義務を負っているというべきであると考えています。

このようなケースでもデイサービスに過失が無く個人負担となるのでしょうか?

1. デイサービスにおける安全配慮義務とは?

デイサービスは、高齢者が安心してサービスを受けられる場所であるべきです。そのため、施設には利用者の安全を守るための「安全配慮義務」があります。これは、利用者の心身の状態を把握し、事故を未然に防ぐための措置を講じる義務を意味します。

  • 利用者の状態把握: 利用者の健康状態、既往歴、服薬状況などを正確に把握し、個別のケアプランを作成することが重要です。今回のケースでは、義母様のパーキンソン病や移動困難といった状態が把握されていたはずです。
  • 事故防止対策: 転倒しやすい環境を改善したり、歩行をサポートしたりするなど、事故を未然に防ぐための具体的な対策を講じる必要があります。リハビリシューズを履いて歩き出した際の転倒は、見守り体制や環境設定に問題があった可能性があります。
  • 緊急時の対応: 事故が発生した場合、迅速かつ適切な対応(救急搬送、家族への連絡など)を行う必要があります。今回のケースでは、事故後の対応に不手際があったように見受けられます。

2. 施設側の過失を判断するためのポイント

今回のケースで、施設側に過失があったかどうかを判断するためには、以下の点を考慮する必要があります。

  • 見守り体制: 義母様の歩行状態やパーキンソン病を考慮すると、歩行時の見守りが必要だった可能性があります。職員の配置や見守りの頻度、方法が適切だったかどうかが重要です。
  • 環境設定: 転倒しやすい環境(床の状況、手すりの有無など)だったかどうか、リハビリシューズが適切だったかどうかも判断材料になります。
  • ケアプラン: 個別のケアプランに、転倒リスクへの対策や歩行時のサポートに関する記載があったかどうかを確認しましょう。
  • 事故後の対応: 事故発生後の対応(家族への連絡、謝罪、事故原因の究明など)が適切だったかどうかも、施設の過失を判断する上で重要な要素です。

3. 契約内容の確認と法的責任

デイサービスとの契約内容を確認し、事故時の責任に関する条項をチェックしましょう。一般的に、施設側には安全配慮義務があり、過失があれば損害賠償責任を負う可能性があります。

  • 契約書: 事故時の責任に関する条項を確認し、施設側の免責事項や賠償責任の範囲を確認しましょう。
  • 弁護士への相談: 専門的な判断が必要な場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、契約内容や事故の状況を総合的に判断し、法的責任の有無や賠償請求の可能性についてアドバイスしてくれます。
  • 介護保険: 介護保険の適用範囲や、保険会社との連携についても確認しましょう。

4. 施設との交渉と今後の対応

施設との交渉は、冷静かつ客観的に行うことが重要です。感情的にならず、事実に基づいた説明を心がけましょう。

  • 事実確認: 事故の詳細な状況(転倒時の状況、職員の配置、見守りの状況など)を施設側に確認し、記録に残しましょう。
  • 謝罪と説明の要求: 施設側に、事故に対する謝罪と、事故原因の説明を求めましょう。
  • 損害賠償の請求: 治療費や慰謝料など、発生した損害について、施設側に賠償を請求することを検討しましょう。
  • 第三者機関への相談: 施設との交渉がうまくいかない場合は、第三者機関(消費者センター、介護サービス事業者団体など)に相談することもできます。

5. 転倒事故を防ぐための対策

今回のケースを教訓に、今後の転倒事故を防ぐための対策を講じましょう。

  • 事前の情報共有: デイサービス利用前に、義母様の状態(パーキンソン病、移動困難など)を施設側に正確に伝え、必要なサポートについて相談しましょう。
  • ケアプランの確認: ケアプランの内容を確認し、転倒リスクへの対策や歩行時のサポートに関する記載があるかを確認しましょう。
  • 定期的な面談: 施設との定期的な面談を通じて、義母様の状態やサービスの提供状況について情報交換を行いましょう。
  • 家族としての見守り: デイサービス利用時以外も、義母様の安全に配慮し、転倒リスクを減らすための環境整備を行いましょう。

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6. 成功事例から学ぶ

介護施設での事故に関する裁判例や、専門家の意見を参考に、適切な対応について学びましょう。

  • 裁判例の分析: 過去の裁判例を参考に、施設側の過失が認められたケースや、賠償額の相場などを把握しましょう。
  • 専門家の意見: 介護事故に詳しい弁護士や、介護施設の運営コンサルタントなどの専門家の意見を参考に、適切な対応方法を検討しましょう。
  • 情報収集: 介護に関する情報サイトや、相談窓口などを活用し、最新の情報を収集しましょう。

7. まとめ:義母様の安全を守るために

今回のケースでは、デイサービス側の対応に問題点が見受けられます。義母様の安全を守るためには、施設との適切なコミュニケーションを図り、事実確認と謝罪、そして損害賠償請求を検討する必要があります。また、今後の転倒事故を防ぐために、事前の情報共有やケアプランの確認、定期的な面談などを通じて、施設との連携を強化しましょう。今回の経験を活かし、義母様が安心してデイサービスを利用できるよう、最善の対応を心がけてください。

今回の記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。もし、さらに詳しい情報や、個別の相談をご希望の場合は、専門家にご相談ください。

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