看護師を目指すすべての受験生へ贈る！認知症への不安と向き合い、未来へ進むための７つのステップ

至急お願いします。 辛いです、誰か助言をください。 認知症についてです。 私は高校三年生で、まだ私の両家の祖父母は認知症ではありませんが、曽祖母が認知症でした。 小さい頃から中学生ぐらいまで生きていたのですが、小さい頃に優しくしてくれた曽祖母が小学校後半に認知症になり、祖母が名前を言っても誰だろう、という感じでした。 悲しかったけど認知症はそんな病気なんだ。と両親から伝えられてその時は受け入れられていましたが、最近になって受け入れられなくなってきました。 現在受験生で看護師をめざしています。 看護師を目指すにあたって看護体験や実際の老人ホームに行くことで高齢の方と話す機会がありました。 そこでは祖父母と同じくらいの年齢の方が認知症として入院していました。 その時ふと、面会のご家族の方が話しているのを見てすごくショックを受けていたところを通り過ぎました。 看護師になりたいと思い色々病気についても知りたくて調べていて余計認知症のことを知っては私の祖父母、だけではなく両親や家族がなってしまうことを考えて辛くなりました。 今更進路を変えるのは難しいですが少し揺れてしまいました。 こんなメンタルなのに看護師をめざしてもいいのでしょうか。 看護師になるにあたって大学で認知症や他の病気について沢山学べば受け入れられるようになるのでしょうか。

この記事では、看護師を目指しながらも、認知症への不安を抱える高校3年生のあなたに寄り添い、将来への希望を見出すための具体的なステップを7つご紹介します。将来、医療現場で働く上で、認知症への理解を深めることは不可欠です。しかし、同時に、ご自身の心のケアも大切です。この記事が、あなたの不安を軽減し、看護師としての道を力強く歩んでいくための羅針盤となることを願っています。

STEP1：あなたの感情を受け止め、肯定する

「辛い」「不安だ」という感情は、決して間違っていません。曽祖母との思い出、そして高齢者の方々との出会いを通して、あなたは認知症という病気の現実を深く理解し、その重みに直面しているのです。この感情を否定したり、押し殺したりする必要はありません。まずは、あなたの素直な気持ちを受け止め、肯定しましょう。

多くの看護師志望者は、将来の仕事への期待とともに、医療現場の現実や、患者さんとの向き合い方への不安を抱えています。それは、あなたが真摯に看護師という職業に向き合っている証です。自分の感情を理解することは、将来、患者さんやご家族の感情を理解する上で、非常に重要な基盤となります。

STEP2：認知症について、正しい知識を身につける

インターネットや書籍などで得た情報だけでは、認知症への理解は不十分かもしれません。大学で学ぶ機会は、あなたの不安を解消する大きな助けとなります。専門的な知識を習得することで、認知症に対する偏見や誤解を解き、より客観的な視点を持つことができるでしょう。

大学では、認知症の病態、症状、治療法だけでなく、患者さんやご家族への適切なケア、コミュニケーションの取り方なども学ぶことができます。これらの知識は、あなたの不安を軽減するだけでなく、将来、患者さんやご家族に寄り添い、質の高いケアを提供するための基礎となります。さらに、認知症に関する研究論文や最新の治療法についても学ぶことで、常に最新の知識をアップデートし続けることができます。

STEP3：医療現場の現実を理解する

看護体験や老人ホームでの経験は、貴重な学びの機会です。そこで感じたショックや不安は、決して無駄ではありません。それらは、あなたの成長を促すための貴重な経験なのです。医療現場は、常に変化し、様々な困難が待ち受けています。しかし、同時に、喜びや感動、やりがいもたくさんあります。

医療現場での経験を通して、あなたは認知症患者さんやご家族の苦悩、そして医療従事者の努力を目の当たりにしたはずです。これらの経験は、将来の看護師としてのあなたにとって、大きな財産となるでしょう。困難な状況に直面した時、過去の経験を思い起こし、乗り越えるための力にしてください。そして、大学での学びを通して、より深く医療現場を理解し、将来への準備を進めていきましょう。

STEP4：周りの人に相談する

一人で抱え込まず、信頼できる人に相談してみましょう。両親、友人、先生、誰でもいいです。あなたの気持ちを理解し、サポートしてくれる人が必ずいます。話を聞いてもらうだけでも、気持ちが軽くなることがあります。

特に、大学にはカウンセリングセンターや相談窓口がある場合が多いです。専門家のサポートを受けることで、より客観的な視点から問題を解決することができます。また、同じ志を持つ仲間と語り合うことで、共感や励ましを得ることができるでしょう。一人で抱え込まず、積極的に周りの人に相談し、支えを得ながら、前向きに進んでいきましょう。

STEP5：具体的な目標を設定する

漠然とした不安を抱いていると、余計に気持ちが落ち込んでしまいます。具体的な目標を設定することで、不安を解消し、モチベーションを高めることができます。例えば、「認知症の患者さんとのコミュニケーションスキルを向上させる」「認知症に関する専門知識を深める」「特定の認知症ケア技術を習得する」など、具体的な目標を設定してみましょう。

目標を設定したら、それを達成するための計画を立て、一つずつ着実に実行していくことが大切です。計画を立てる際には、短期的な目標と長期的な目標を組み合わせることで、モチベーションを維持しやすくなります。そして、達成した目標を振り返り、自己肯定感を高めることも忘れないようにしましょう。

STEP6：認知症患者さんやご家族の視点に立つ

認知症患者さんやご家族の立場になって考えてみましょう。彼らがどのような困難に直面しているのか、どのようなサポートを必要としているのかを理解することで、あなたの不安は軽減されるかもしれません。共感する力は、看護師にとって最も大切な資質の一つです。

ボランティア活動に参加したり、認知症カフェを訪れたりするのも良い方法です。実際に患者さんやご家族と接することで、より深く彼らの気持ちを理解し、共感することができます。これらの経験は、あなたの看護師としての成長に大きく貢献するでしょう。そして、将来、医療現場で働く際に、患者さんやご家族に寄り添った、質の高いケアを提供できるようになるでしょう。

STEP7：自分を大切にする

あなたは、看護師になるという大きな目標に向かって努力を続けています。それは素晴らしいことです。しかし、目標を達成するためには、自分を大切にすることも必要です。疲れたら休む、好きなことをする、など、自分自身を満たす時間を大切にしてください。

心身ともに健康な状態を維持することで、より高いパフォーマンスを発揮し、目標達成に近づくことができます。また、ストレスをため込みすぎると、心身に悪影響を及ぼす可能性があります。定期的に休息を取り、リフレッシュすることで、心身ともに健康な状態を維持し、目標達成に向けて努力を続けましょう。

まとめ：　あなたは、認知症への不安を抱えながらも、看護師という崇高な目標に向かって努力を続けています。それは、大変素晴らしいことです。この記事で紹介した7つのステップを参考に、一歩ずつ前に進んでいきましょう。そして、将来、多くの患者さんやそのご家族の力になれる、素晴らしい看護師になってください。