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認知症の母との向き合い方:通帳管理から始まる安心な未来へのステップ

認知症の母との向き合い方:通帳管理から始まる安心な未来へのステップ

今年82歳になる母が認知症だと思います。まだ診断はついてませんが、症状が悪化してきました。 3年ほど前より年一回専門医に連れいていき、定期的にMRIを取ってますが、脳も委縮しておらず、血液検査もきれいです。40代の頃を最初に、3度も乳がんで手術しておりますが、元気です。(ある意味希望と言われてますが…)薬も高血圧の薬のみです。 母は、弟一家と暮らしているので、夜は食事も作ってもらっておりますが、引きこもってます。身なりもきれいにしているし、掃除もしているようで部屋もきれいにしていますが、何度も通帳を探したり、夜に電話してきたり、5分前の記憶はなく何度も繰り返し聞いてくるレベルです。もちろん、翌日には直近の記憶はなく、リセットされてます。 頑張って家計簿を書いてますが、書いてるそばから忘れます。何とかしないといけない、と言いつつやりたくないらしく、プライドが高いので、デイサービスは嫌みたいです。人に気を遣いすぎるところがあるので疲れるそうです。なので、週末は私が低山に連れて行ったり、買い物に行ったりしています。それは全然いいのですが。。。 最近、すべての通帳を預かりました。母自身も、まだ少ししっかりしているうちに、通帳を一つにまとめておきたい、と言ってくれてます。 動けるうちにと思って、近場の公園や森、好きな植物園などに行って週末を過ごすことにしてますが。。。そのほかにしておくことはありますでしょうか。 地域包括センターへはまだ相談していません。 父を3年ほど前に実家で看取った際に、地域包括センターの方や、ケアマネさんにも相談させてもらってました。その頃から、症状が見えていたので、ケアマネさんには、これからお母さまが大変になるかもしれませんね、とは言われていました。 その方に相談したほうが良いのか、とも考えてますが、まだ認定されていないし、相談しても良いのか悩みます。

この記事では、80代で認知症の症状が見られるお母様を持つご相談者の方に向けて、具体的な対応策をQ&A形式で解説します。 通帳管理といった喫緊の課題から、デイサービスへの抵抗感、地域包括センターへの相談など、ご家族が抱える様々な不安や疑問にお答えし、お母様とご家族が安心して暮らせる未来への道筋を示します。 認知症介護の専門家としての視点と、具体的な事例を交えながら、一歩ずつ進めるための具体的なステップを提示していきます。

1. 通帳管理:安全と安心を確保するための具体的な対策

現在、お母様の通帳を預かっておられるとのこと、これは非常に重要な第一歩です。認知症による金銭管理のトラブルを防ぐために、以下のような対策を検討しましょう。

  • 通帳の一本化と管理: 全ての通帳を一本化し、安全な場所に保管しましょう。定期的な残高確認を行い、不正利用がないかチェックすることが大切です。できれば、ご兄弟で管理体制を構築し、相互にチェックするシステムを作るのが理想的です。
  • 成年後見制度の検討: 認知症の進行に伴い、ご自身で判断や行動が困難になった場合に備え、成年後見制度の利用を検討しましょう。成年後見人を選任することで、財産管理や日常生活上の意思決定をサポートしてもらうことができます。弁護士や司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。
  • 銀行への相談: お母様の状況を銀行に伝え、必要に応じて通帳の管理方法や、口座の凍結などの対応について相談しましょう。多くの銀行では、認知症に関する相談窓口を設けています。
  • クレジットカード・キャッシュカードの管理: クレジットカードやキャッシュカードは、使用を停止するか、ご自身が管理することをお勧めします。

2. デイサービスへの抵抗感:お母様の気持ちに寄り添うアプローチ

お母様はプライドが高く、デイサービスを嫌がっておられるとのこと。これはよくあることで、無理強いするのではなく、お母様の気持ちに寄り添うことが大切です。

  • メリットを丁寧に説明する: デイサービスのメリットを、お母様に分かりやすく説明しましょう。例えば、「同じような境遇の人と交流できる」「趣味の活動ができる」「リフレッシュできる」といった点を強調してみましょう。
  • 体験入会を利用する: まずは体験入会を利用し、デイサービスの雰囲気を実際に体験してもらうことをお勧めします。 無理強いせずに、お母様のペースに合わせて進めていきましょう。
  • 代替案の検討: デイサービス以外にも、訪問介護やホームヘルパーなどのサービスを利用するのも一つの方法です。 お母様の状況や希望に合わせて、最適なサービスを選びましょう。
  • 信頼できる担当者を見つける: デイサービスを選ぶ際には、担当者の対応や施設の雰囲気などをよく確認し、お母様が安心して過ごせる環境かどうかを重視しましょう。

3. 地域包括センターへの相談:専門家のサポートを受ける

地域包括センターは、高齢者の介護に関する相談窓口です。認知症の診断を受けていなくても、相談は可能です。

  • 早期相談のメリット: 早期に相談することで、お母様に合った介護サービスの計画を立てることができ、今後の生活をより安心して送ることができます。
  • 相談内容: お母様の症状、生活状況、ご家族の状況などを詳しく説明しましょう。 地域包括センターでは、介護サービスの利用方法や、介護保険の申請手続きなどについてもアドバイスしてくれます。
  • ケアマネージャーの紹介: 地域包括センターでは、ケアマネージャーを紹介してくれる場合があります。ケアマネージャーは、介護サービスの利用計画作成や調整などを行う専門家です。

4. 週末の過ごし方:お母様の心と体を満たす工夫

現在、週末に低山へのハイキングや買い物に連れ出しておられるとのこと、これはお母様の心身のリフレッシュに繋がっているでしょう。

  • お母様の興味関心に合わせたアクティビティ: お母様の興味関心に合わせたアクティビティを計画しましょう。 例えば、植物園だけでなく、美術館や博物館、映画館など、お母様が楽しめる場所を選んでみましょう。
  • 無理のない計画: お母様の体力や体調に合わせて、無理のない計画を立てましょう。 疲れてしまうようなアクティビティは避け、適度な休息を取り入れることが大切です。
  • 思い出作り: お母様との思い出作りを意識したアクティビティも効果的です。 写真撮影や日記などを活用し、楽しい時間を共有しましょう。

5. その他の具体的な対策

  • 記録をつける: お母様の症状の変化や、日常生活の様子などを記録しておきましょう。 これは、医師への相談や、介護サービスの計画を立てる際に役立ちます。
  • ご家族間の連携: ご家族間で情報共有を行い、協力して介護にあたる体制を築きましょう。
  • 専門家のサポート: 必要に応じて、医師、看護師、ケアマネージャー、精神科医などの専門家のサポートを受けましょう。

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まとめ

認知症の介護は、ご家族にとって大きな負担となる場合がありますが、適切な対応をすることで、お母様とご家族が安心して暮らせる未来を築くことができます。 この記事で紹介した対策を参考に、一歩ずつ進めていきましょう。 そして、迷うことがあれば、いつでも専門家のサポートを受けることを検討してください。 地域包括センターへの相談は、大きな一歩となるでしょう。

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