訪問看護で受けた理不尽な経験から転職を決意。介護職で「人間性」を試した私のキャリアストーリー

この記事は、訪問看護の現場で理不尽な経験をし、そのことがきっかけで介護職への転職を決意した方のキャリアストーリーです。訪問看護や介護の仕事に興味がある方、または人間関係で悩んでいる方のヒントになるような内容を目指します。

患者が苦しいというので、日曜日だったけれど24時間対応の訪問看護のところだったからすぐに吸引してもらいたくて、急に呼びだしたらその人むくれて、点滴を持ったまま（はじめて点滴が来る日だった）無断遅刻2時間半で、しかも遅刻して済みませんも言わず、ドアを開けると研修生を連れてきたから見学させて下さいと言う。その態度に私が見学を断ると、その訪問看護師はむくれて、玄関で横を向いて、顔をゆがめてチッ！と（大きく）舌打ちした。

その遅刻の次の日は無断で来なくなった。点滴だけ置いて。無断で来なくなる気がしていた。予想通りだった。

その訪問看護師に今度から吸引は自分（家族のこと）でやってくださいといわれ、どうやるんですか？と聞いたら、電源だけおしえられた。これが電源ですと。そして、「点滴が終わったら針は自分で抜いて下さい。」と言われたが、何の資格もないのに、点滴抜くのって誰でも良いの？

この経験があってから、介護の仕事をしてみた。どの人もこの訪問看護師のような気持ちになるのだろうかと試してみたくて。経験してわかったのは、ただ単にその人の「人間性」だということ。

訪問介護や訪問看護で嫌な思いをした経験はありますか？

訪問看護の現場で、患者さんのためにと必死に連絡を取ったにも関わらず、対応してくれた看護師の態度に大きなショックを受けたというご相談ですね。その経験から、介護職に転職し、人間関係や仕事への向き合い方を改めて考えられたとのこと。この経験を通して得た学びは、今後のキャリアを考える上で非常に重要なものとなるでしょう。

訪問看護での衝撃体験：信頼関係の崩壊

日曜日に、患者さんの容態が悪化し、すぐに吸引が必要な状況で、訪問看護師に連絡を取ったところ、対応に問題があったというエピソードは、患者さんだけでなく、ご家族にとっても非常に不安な出来事だったと思います。特に、

• 無断遅刻: 2時間半もの遅刻は、緊急時の対応としては大きな問題です。患者さんの状態が悪化する可能性もあり、信頼を大きく損なう行為です。
• 謝罪の欠如: 遅刻に対する謝罪がないことは、プロフェッショナルとしての意識の欠如を示しています。
• 研修生の同伴と見学の強要: 患者さんのプライバシーや状況を考慮しない行動は、患者さんへの配慮が足りないと言わざるを得ません。
• 舌打ち: 感情的な反応は、冷静さを求められる医療現場では許されるものではありません。

これらの行動は、患者さんやご家族との信頼関係を築く上で、大きな障害となります。また、訪問看護師としての責任感や倫理観を疑わざるを得ない状況です。

自己学習と実践：吸引と点滴に関する疑問

訪問看護師から「吸引は自分でやってください」と言われ、方法を尋ねたところ、電源の場所だけを教えられたという点も問題です。吸引は医療行為であり、適切な知識と技術が必要です。また、「点滴が終わったら針は自分で抜いて下さい」という指示も、資格のない人が行うにはリスクが伴います。これらの指示は、患者さんの安全を軽視していると言えるでしょう。

この経験から、ご相談者様は、

• 自己学習の必要性: 医療行為に関する知識や技術は、自己学習だけでは限界があります。
• 専門家の指導: 適切な指導を受け、実践を通して技術を習得する必要があります。
• 患者さんの安全: 患者さんの安全を最優先に考え、リスクを回避する意識を持つことが重要です。

ということを痛感されたことでしょう。

介護職への転職：人間性を試す試み

訪問看護師の対応に疑問を感じ、介護職への転職を決意されたことは、ご相談者様の強い思いの表れです。介護職を通して、

• 人間関係: 介護の現場では、利用者さんとの信頼関係が非常に重要です。
• 仕事への向き合い方: 介護職を通して、仕事に対する姿勢や倫理観を改めて考えたいという気持ちがあったのでしょう。

介護職は、患者さんや利用者さんと深く関わり、寄り添う仕事です。訪問看護での経験から、介護職で「人間性」を試したいと考えたことは、ご相談者様の成長意欲の表れであり、素晴らしい決断だと思います。

介護職で得られた学び：人間性の重要性

介護職での経験を通して、「ただ単にその人の人間性だということ」と気づかれたことは、非常に重要な学びです。介護の仕事は、技術や知識も重要ですが、それ以上に、

• 思いやり: 利用者さんの気持ちに寄り添い、共感する力。
• コミュニケーション能力: 積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く力。
• 倫理観: 倫理観に基づいた行動をとり、利用者さんの尊厳を守る意識。

といった人間性が求められます。訪問看護師の経験を通して、人間性の重要性に気づけたことは、今後のキャリアを考える上で大きな強みとなるでしょう。

介護職で働くことのメリットとデメリット

介護職は、やりがいのある仕事ですが、同時に大変な面もあります。メリットとデメリットを理解し、自分に合った働き方を見つけることが重要です。

メリット

• 感謝される喜び: 利用者さんから直接感謝の言葉をいただくことが多く、やりがいを感じやすい。
• 人の役に立つ: 利用者さんの生活を支え、社会貢献できる。
• キャリアアップの機会: 介護福祉士やケアマネージャーなど、資格取得によるキャリアアップが可能。
• 多様な働き方: 正社員、パート、派遣など、様々な働き方を選択できる。

デメリット

• 体力的な負担: 身体介護など、体力的な負担が大きい。
• 精神的な負担: 利用者さんの看取りや、認知症の方への対応など、精神的な負担を感じることもある。
• 給与水準: 他の職種に比べて、給与水準が低い傾向がある。
• 人間関係: 職場によっては、人間関係で悩むこともある。

介護職で働く上での心構え

介護職で長く働くためには、以下の心構えが重要です。

• コミュニケーション能力: 利用者さんや同僚とのコミュニケーションを積極的に行う。
• チームワーク: チームで協力し、利用者さんを支える意識を持つ。
• 自己研鑽: 介護に関する知識や技術を常に学び続ける。
• ストレス管理: ストレスを溜め込まず、適切な方法で発散する。
• プロ意識: 介護のプロとして、責任感を持って仕事に取り組む。

キャリアパスの選択肢

介護職には、様々なキャリアパスがあります。自分の興味や能力に合わせて、キャリアプランを立てることが重要です。

• 介護職員: 利用者さんの身体介護や生活援助を行う。
• 介護福祉士: 介護の専門家として、より高度な知識と技術を活かして働く。
• ケアマネージャー: ケアプランを作成し、利用者さんの生活をサポートする。
• サービス提供責任者: 訪問介護事業所などで、サービスの提供を管理する。
• 施設長: 介護施設の運営を管理する。

転職活動を成功させるためのヒント

転職活動を成功させるためには、以下の点に注意しましょう。

• 自己分析: 自分の強みや弱み、キャリアプランを明確にする。
• 情報収集: 介護業界の動向や、求人情報を収集する。
• 求人選び: 自分の希望に合った求人を選ぶ。
• 応募書類の作成: 魅力的な履歴書や職務経歴書を作成する。
• 面接対策: 面接での質問に答えられるように、準備をしておく。

まとめ：経験を活かして、より良いキャリアを

訪問看護での経験は、ご相談者様にとって辛いものだったかもしれませんが、その経験を通して、人間性や仕事への向き合い方について深く考えるきっかけになったはずです。介護職での経験を活かし、ご自身のキャリアをより良いものにしてください。もし、キャリアについてさらに悩むことがあれば、専門家への相談も検討しましょう。

あなたのこれからの活躍を心から応援しています。

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