介護士26歳、訪問介護の仕事が辛い…辞めたいけどどうすれば？高卒でもできる土日祝休みの仕事ってある？

今回は、介護士として働き始めたものの、仕事内容や労働条件に悩み、転職を考えている26歳男性からのご相談です。現在の状況を詳しく見ていきながら、今後のキャリアについて一緒に考えていきましょう。

介護士 男 26歳です。今年の3月に約7年勤めていた会社(グループホーム)を辞め、4月から訪問介護の会社に勤め始めました。今日でまだ7日目(研修期間)だったのですが、想像以上に仕事内容が辛く社員も自分を含めて4人でパートさんが10人以上の割合になってます。パートさんは休む方が多く、その分社員に訪問件数が回ってくるのですが研修期間もあまり回数組めないようで既に1人で行かされる訪問先もありました。人間関係は特別悪く感じないのですが、施設系と比べるとあまり余裕を持って仕事に取り組めなさそうな感じで今から不安です。偏頭痛持ちなので、雨の日の訪問も辛く会社側には伝えてないのですが過敏性腸症候群持ちなので移動とかもその不安が常に付いてきます。休みは日曜、火曜の固定で日曜は自分の希望なのですが平日は火曜日に固定されてしまったのが気になり、休日に対しての楽しみも持てなくなりました。社員数の問題なのか、日曜希望で休まれると正社員にはなれないと言われ現在は契約社員で雇われています。ボーナスとかもないのでこの先収入面の不安もあります。今回グルホ勤務から訪問介護に変えた理由については施設系以外の介護にも興味があったので、色々経験を積みたいと思い自分で選んだのですがモチベーションが保てそうにないです。また、今回はカイゴジョブの紹介会社を通しての採用なので、現在の会社が紹介会社に大きな紹介料も払ってると考えると辞めたいと言い出しにくく…カイゴジョブのアドバイザーさんにも話はしたのですが、まだ始めてすぐなので辞めるって決断は早いと止められ、その通りだとは思ったので3ヶ月〜半年は何があっても頑張りたいという気持ちはあるのですが、常に転職の事を考えてしまっております。グルホ勤務の時から休みも取りにくく、プライベートもあまり充実させてこれなかったのでいっそ介護以外で土日祝が休めそうな職に移ろうかとも思いましたが、パソコンとかも詳しくないので事務職、IT関係などは向いてないと思いずっと悩んでます…(土日祝休みがあるイメージで浮かんだのがコレ等でした)

少し本題とは逸れてしまいましたが、こういう場合はどういう風に理由を付けたら辞めやすいかアドバイスが欲しいです。また高卒でも出来そうな土日祝休みがある仕事で何かオススメがあれば教えて欲しいです。所々甘い考えの文章もありますが、優しくご回答して頂けたら幸いです。長文失礼致しました。

ご相談ありがとうございます。新しい職場でのスタートから間もない中で、様々な不安や悩みを感じていらっしゃるのですね。7年間勤めたグループホームを辞め、訪問介護という新しい働き方を選んだものの、仕事内容の厳しさや労働条件、将来への不安など、多くの課題に直面している状況、大変お辛いと思います。まずは、あなたの置かれている状況を整理し、どのように解決していくかを一緒に考えていきましょう。

1. 現状の課題を整理する

まず、現状の課題を具体的に整理してみましょう。今回の相談内容から、以下の点が主な課題として挙げられます。

• 仕事内容への不満： 研修期間中にも関わらず、一人での訪問や、パートさんの休みの多さによる負担増など、仕事内容への不満を感じています。
• 労働条件への不満： 契約社員であること、ボーナスがないこと、固定の休日など、労働条件への不満も大きいようです。
• 体調への不安： 偏頭痛や過敏性腸症候群といった持病があり、仕事への影響を懸念しています。
• 将来への不安： このままの状況で、将来的にキャリアを築けるのか、収入面での不安も抱えています。
• 転職への迷い： 転職を考えているものの、転職エージェントからのアドバイスや、紹介会社への遠慮などから、決断に迷っています。
• 今後のキャリアへの迷い： 介護以外の職種への興味はあるものの、具体的な選択肢が見つからず悩んでいます。

これらの課題を一つずつ解決していくために、具体的な対策を考えていきましょう。

2. 辞めたい場合の具体的な対応策

まず、現在の会社を辞めたい場合の対応策についてです。カイゴジョブのアドバイザーからは「まだ早い」と止められたとのことですが、ご自身の心身の状態を考えると、無理に我慢し続けることは得策ではありません。しかし、円満に退職するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

2-1. 退職の意思表示

退職の意思は、まずは直属の上司に伝えましょう。口頭で伝えた後、退職願を提出するのが一般的です。退職願は、会社の規定に従って作成し、提出期限を確認しましょう。退職の理由を伝える際には、正直に今の状況を伝えても構いませんが、角が立たないように、以下のような点を意識すると良いでしょう。

• 前向きな理由を伝える： 「キャリアアップのため」「新しいことに挑戦したい」など、前向きな理由を伝えることで、相手も納得しやすくなります。
• 具体的な理由を伝える： 「現在の仕事内容が、自身のスキルや経験と合わないと感じるようになった」「体調面で不安があり、十分なパフォーマンスを発揮できないと感じるようになった」など、具体的な理由を伝えることで、相手も理解しやすくなります。
• 感謝の気持ちを伝える： 会社や同僚への感謝の気持ちを伝えることで、円満な退職につながります。

例えば、以下のような伝え方が考えられます。

「〇〇（上司の名前）さん、いつもお世話になっております。この度、一身上の都合により、〇月〇日をもって貴社を退職させて頂きたく、ご連絡いたしました。訪問介護の仕事を通して、様々な経験を積ませていただきましたが、自身のキャリアプランを改めて考えた結果、新しい分野に挑戦したいという思いが強くなりました。これまで、大変お世話になり、感謝しております。」

2-2. 退職時期の調整

退職の意思を伝えた後、退職日について会社と話し合うことになります。就業規則を確認し、退職の申し出は何日前までにすれば良いのかを確認しましょう。引き継ぎ期間や、会社の状況などを考慮し、円満に退職できるよう、会社と調整することが大切です。有給休暇の消化についても、事前に確認しておきましょう。

2-3. 紹介会社への対応

カイゴジョブの紹介会社を通して入社した場合、退職を言い出しにくいと感じるかもしれませんが、ご自身の状況を正直に伝え、相談してみましょう。紹介会社は、あなたのキャリアをサポートする立場であり、退職の意思を尊重してくれるはずです。退職理由や、今後のキャリアプランについて相談し、アドバイスをもらうこともできます。

3. 転職を考える際のポイント

もし、転職を考えるのであれば、以下の点を意識して、転職活動を進めていきましょう。

3-1. 自己分析

まずは、自己分析を行い、自分の強みや弱み、興味のあること、キャリアプランなどを明確にしましょう。自己分析を通して、自分に合った仕事や働き方を見つけることができます。自己分析の方法としては、以下のものが挙げられます。

• 自己PRの作成： 自分の強みや経験を整理し、自己PRを作成してみましょう。
• 職務経歴書の作成： これまでの職務経験を整理し、職務経歴書を作成してみましょう。
• キャリアアンカーの特定： 自分の価値観や、仕事に対する考え方を明確にするために、キャリアアンカーを特定してみましょう。
• ストレングスファインダー： 自分の強みを客観的に把握するために、ストレングスファインダーなどのツールを活用してみましょう。

3-2. 業界・職種研究

自己分析の結果をもとに、興味のある業界や職種について調べてみましょう。業界の動向、仕事内容、必要なスキル、給与水準などを把握することで、自分に合った仕事を見つけることができます。インターネット検索、転職サイト、転職エージェントなどを活用して、情報収集を行いましょう。

3-3. 求人情報の収集

転職サイトや転職エージェントなどを活用して、求人情報を収集しましょう。求人情報を比較検討し、自分の希望に合った求人を探しましょう。求人を探す際には、以下の点を意識しましょう。

• 仕事内容： 自分のスキルや経験を活かせる仕事内容であるか。
• 労働条件： 給与、休日、福利厚生など、自分の希望に合った労働条件であるか。
• 企業の雰囲気： 企業の理念や社風が、自分に合っているか。
• キャリアパス： 将来的に、キャリアアップできる可能性があるか。

3-4. 応募書類の作成

応募書類は、企業の採用担当者に、あなたの能力や経験をアピールするための重要なツールです。履歴書や職務経歴書を作成する際には、以下の点を意識しましょう。

• 丁寧な作成： 誤字脱字がないか、丁寧に確認しましょう。
• 自己PR： 自分の強みや経験を具体的にアピールしましょう。
• 職務経歴： これまでの職務経験を、具体的に説明しましょう。
• 応募先企業に合わせた内容： 応募先企業の求める人物像に合わせて、内容を調整しましょう。

3-5. 面接対策

面接では、あなたの能力や経験、人柄などをアピールする場です。面接対策として、以下のことを行いましょう。

• 企業研究： 応募先企業の情報を収集し、企業の理念や事業内容を理解しておきましょう。
• 自己分析： 自分の強みや弱み、自己PRなどを整理しておきましょう。
• 想定質問への回答準備： 面接でよく聞かれる質問への回答を準備しておきましょう。
• 模擬面接： 家族や友人、転職エージェントなどに協力してもらい、模擬面接を行いましょう。
• 身だしなみ： 清潔感のある服装で、面接に臨みましょう。
• ハキハキとした受け答え： 面接官の質問に、ハキハキと答えましょう。

4. 高卒でも可能な土日祝休みの仕事の選択肢

介護以外の職種で、高卒でも可能な土日祝休みの仕事は、数多く存在します。あなたのこれまでの経験や、興味のある分野に合わせて、選択肢を検討してみましょう。

4-1. 事務職

事務職は、高卒でも比較的挑戦しやすい職種です。パソコンスキルや、コミュニケーション能力があれば、未経験でも採用される可能性があります。事務職の仕事内容としては、書類作成、データ入力、電話対応、来客対応などがあります。主な就職先としては、一般企業、官公庁、医療機関などがあります。事務職に就くためには、MOSなどの資格を取得しておくと、有利になる場合があります。

4-2. IT関連職

IT関連職は、近年需要が高まっている職種です。プログラミングスキルや、ITに関する知識があれば、未経験でも採用される可能性があります。IT関連職の仕事内容としては、プログラマー、システムエンジニア、Webデザイナーなどがあります。主な就職先としては、IT企業、Web制作会社などがあります。IT関連職に就くためには、プログラミングスクールに通ったり、資格を取得したりすることで、スキルアップを図ることができます。

4-3. 営業職

営業職は、コミュニケーション能力や、交渉力があれば、高卒でも活躍できる可能性があります。営業職の仕事内容としては、顧客への提案、契約、アフターフォローなどがあります。主な就職先としては、一般企業、不動産会社、保険会社などがあります。営業職に就くためには、コミュニケーション能力や、プレゼンテーション能力を磨くことが大切です。

4-4. その他

その他にも、高卒でも可能な土日祝休みの仕事は、たくさんあります。例えば、

• 販売職： アパレル、雑貨、家電などの販売員
• サービス業： ホテル、レストラン、テーマパークなどのスタッフ
• クリエイティブ職： Webライター、イラストレーターなど

これらの職種も、あなたの興味やスキルに合わせて、検討してみる価値があります。

5. キャリアチェンジを成功させるためのヒント

介護職から、他の職種へキャリアチェンジを成功させるためには、以下の点を意識しましょう。

5-1. スキルの棚卸し

介護職で培ったスキルは、他の職種でも活かせるものがあります。例えば、コミュニケーション能力、問題解決能力、チームワーク、責任感などです。これらのスキルを棚卸しし、自己PRや職務経歴書でアピールしましょう。

5-2. ポータブルスキルの活用

ポータブルスキルとは、職種や業界に関わらず、どこでも活かせるスキルのことです。例えば、コミュニケーション能力、問題解決能力、時間管理能力などです。これらのスキルを磨き、転職活動でアピールしましょう。

5-3. スキルアップ

新しい職種に挑戦するためには、必要なスキルを習得する必要があります。プログラミングスクールに通ったり、資格を取得したりすることで、スキルアップを図りましょう。オンライン講座や、書籍などを活用して、独学で学ぶことも可能です。

5-4. 転職エージェントの活用

転職エージェントは、あなたのキャリアをサポートする専門家です。あなたの希望やスキルに合った求人を紹介してくれたり、応募書類の添削や、面接対策をしてくれたりします。転職エージェントを活用することで、転職活動をスムーズに進めることができます。

5-5. 積極的に情報収集

転職活動においては、積極的に情報収集を行うことが大切です。転職サイトや、転職エージェントだけでなく、企業のホームページや、SNSなども活用して、情報収集を行いましょう。転職フェアや、セミナーなどに参加するのも良いでしょう。

今回の相談者の方のように、転職を考える際には、様々な不安や悩みが生じるものです。しかし、現状を整理し、具体的な対策を講じることで、必ず道は開けます。焦らず、じっくりと自分自身と向き合い、最適なキャリアプランを見つけていきましょう。

もし、今の仕事内容や将来のキャリアについて、さらに具体的なアドバイスが欲しい、あるいは、自分に合った仕事を探すサポートが欲しいと感じたら、ぜひ専門家にご相談ください。あなたの経験やスキルを活かせる、最適なキャリアプランを一緒に見つけましょう。

あなたのキャリアがより良いものになるよう、心から応援しています。

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