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88歳義父の介護と認知症、家族の崩壊を防ぐには? 転職コンサルタントが教える、今できること

88歳義父の介護と認知症、家族の崩壊を防ぐには? 転職コンサルタントが教える、今できること

この記事では、88歳のお義父様の介護と認知症、そしてご家族の状況についてのご相談にお答えします。介護と仕事の両立、ご家族それぞれの抱える問題、そして今後の生活への不安。これらの複雑な問題に対し、具体的なアドバイスと解決策を提示します。介護サービスの利用、医療機関との連携、そしてご家族の心のケアまで、多角的にサポートできる情報をお届けします。

使えるサービス、入所できる施設を教えて下さい。

88歳の二世帯住宅で同居する義父のことです。2月半ばに自宅内で転び、右足首を骨折、近々手術をすることを予定しその日に入院になりました。軽い認知症状は既にありましたが入院中に独語や看護拒否や暴言が始まり、10日後に「うちでは看護できません」と言われ退院となりました。足の腫れが引かないので手術は断念、ギブスで固めて帰宅しました。

介護用ベッドやポータブルトイレなどを用意し介護に備えていましたが、夜になると眠ってくれず、医師や状況に対して暴言を吐きながらギブスを自分で破壊するなど始めました。

整形外科の主治医から「足は後でどうとでもなるから、まずは心の治療を」と言われ、認知症専門の病院を受診。長谷川式スコアが14ということで認知症と診断されました。その日にセレネースを処方されましたが、眠りに関しては若干の改善しか見られません。

ケアマネさんには以前から相談しており、まずはデイサービスを利用しようと施設につれていってもらったものの、途中で拒否を始めたらしく早々の帰宅となりました。今週も2回めの利用となっていますが、どうなるかわかりません。

昨年11月の認定で「要介護1」がつきました。今回の怪我で再認定の要請をし、先日、役所から調査が入ったところです。右足はギブスで、室内は歩行器を使ってなんとか移動はできます。ただ、方向がよくわからないときがあり、トイレに行くと言って裏口から出ようとしたりします。私達家族の識別はできていて、食事は自立、排泄は介助があればなんとかできます。

足がこのような状態ではどこの施設も受け入れてくれないだろう、と認知症の方の先生に言われました。

私(長男嫁)は在宅で仕事をしているので自宅での介護は全く不可能というわけではありませんが、義母も若干の認知が入っているのと、夫が病後の高次脳機能障害、子ども達は発達障害、そして自分自身もうつ病を患っており、今は元気でも私が倒れたら家族の生活が回らない状態になってしまいます。

レスパイトを利用できたらとも思うのですが、足がこのような状態で受け入れてもらえるかどうか・・・

できたら家で看取ってやりたいと思っています。でもそれを目指すあまり、家族みんなの調子が崩れるのは本意ではありません。

今一番困っているのは、本人に関しては、突然不穏状態になってギブスを破壊しようとする、夜中に何度も起きる、ということです。そしてその他の点では、整形外科と認知症外来の方で、言ってることが真逆なこと。整形側は「心の問題を解決して」といい、認知症外来の方は「足をなんとかしないとどこも利用できない」と言われます。

どうしたらよいか、正直困っています。長々とすみません。よろしくお願い致します。

ご相談ありがとうございます。88歳のお義父様の介護、ご家族それぞれのご事情、そして今後の生活への不安、本当に大変な状況ですね。まずは、あなたが一人で抱え込まず、こうして相談してくれたことを心から応援しています。この状況を乗り越えるために、具体的なステップと、利用できるサービスについて、一緒に考えていきましょう。

1. 現状の整理と優先順位の明確化

まずは、現状を整理し、優先順位を明確にすることが重要です。以下の3つのポイントに焦点を当ててみましょう。

  • 義父様の心身の状態: 暴言、不眠、ギプス破壊といった症状は、ご本人にとっても非常に苦しいものです。まずは、これらの症状を緩和するための対策を優先的に行いましょう。
  • ご家族の状況: 義母様、ご主人、お子様、そしてあなた自身の健康状態を考慮し、誰が何を担当できるのか、現実的な分担を検討しましょう。
  • 利用可能な資源: 介護保険サービス、医療機関、地域のサポート体制など、利用できる資源を最大限に活用しましょう。

2. 医療機関との連携強化

整形外科医と認知症専門医の間で意見が対立しているとのことですが、これはよくあるケースです。それぞれの専門分野が異なるため、視点も異なって当然です。しかし、ご本人にとって最善の治療を行うためには、両方の医師と連携し、情報共有を密にすることが不可欠です。

  • 情報共有: 診療情報提供書を活用し、それぞれの医師に現在の状況を詳しく伝え、治療方針について意見交換をしてもらいましょう。
  • 合同での診察: 可能であれば、整形外科医と認知症専門医が合同で診察を行い、多角的な視点から治療方針を検討してもらうことも有効です。
  • 薬剤調整: 認知症の症状を緩和するための薬物療法と、痛みをコントロールするための鎮痛薬の調整について、医師と相談しましょう。

3. 介護サービスの活用

「要介護1」の認定を受けているとのことですが、今回の怪我で状態が悪化しているため、再認定の手続きを進めていることは賢明です。再認定の結果によっては、利用できる介護サービスの種類や量が増える可能性があります。

  • 訪問介護(ホームヘルプサービス): 食事、排泄、入浴などの介助、服薬管理、安否確認など、様々なサービスを受けることができます。
  • 訪問看護: 医療的なケアが必要な場合に、看護師が自宅に訪問し、健康管理や医療処置を行います。
  • デイサービス: 日中の時間帯に、食事、入浴、レクリエーション、機能訓練などを受けることができます。義父様がデイサービスを拒否する場合でも、様々な工夫をすることで利用できる可能性があります。例えば、
    • 体験利用: 短時間から始めて、徐々に慣れてもらう。
    • 個別対応: 認知症の専門知識を持つスタッフがいる施設を選ぶ。
    • 本人の興味に合わせたプログラム: 昔の思い出を語る、音楽を聴くなど、本人が楽しめるようなプログラムを取り入れる。
  • ショートステイ(短期入所生活介護): 短期間、施設に入所し、介護サービスを受けることができます。ご家族のレスパイト(休息)のために利用できます。
  • 福祉用具のレンタル: 介護用ベッド、ポータブルトイレ、歩行器など、介護に必要な福祉用具をレンタルできます。

4. 家族の心のケア

介護は、ご本人だけでなく、ご家族にとっても大きな負担となります。特に、あなた自身がうつ病を患っているとのことですので、ご自身の心のケアも非常に重要です。

  • 相談窓口の活用: 地域の包括支援センター、精神科医、カウンセラーなどに相談し、専門的なサポートを受けましょう。
  • 家族間のコミュニケーション: 家族間で、介護に関する情報や感情を共有し、互いに支え合うことが大切です。
  • 休息時間の確保: 介護から離れる時間を作り、心身ともにリフレッシュしましょう。
  • 地域のサポート: 地域の交流会や、介護者のための支援グループに参加し、他の介護者と情報交換したり、悩みを共有したりすることも有効です。

5. 施設入所の検討

ご本人が施設を拒否しているとのことですが、状況によっては、施設入所も選択肢の一つとして検討する必要があるかもしれません。以下の点を考慮して、慎重に判断しましょう。

  • 本人の状態: 症状が悪化し、在宅での介護が困難になった場合。
  • 家族の状況: ご家族の心身の負担が限界に達した場合。
  • 施設の選択: 認知症ケアに特化した施設、医療体制が整った施設など、本人の状態に合った施設を選びましょう。

施設入所は、ご本人にとっても、ご家族にとっても、大きな決断です。しかし、家族全員が心身ともに健康でいられるためには、必要な選択肢であることを理解しましょう。

6. 今後の具体的なステップ

  1. 主治医との連携: 整形外科医と認知症専門医に、現在の状況を詳しく伝え、治療方針について相談しましょう。
  2. ケアマネジャーとの相談: 介護保険サービスの利用について、ケアマネジャーと相談し、具体的なプランを作成しましょう。
  3. 家族会議: 家族全員で、現在の状況と今後の対応について話し合い、協力体制を築きましょう。
  4. 情報収集: 地域の介護サービスや、利用できる制度について、情報収集を行いましょう。
  5. 心のケア: 専門家への相談や、休息時間の確保など、ご自身の心のケアを忘れずに行いましょう。

これらのステップを踏むことで、現状を改善し、より良い方向へ進むことができるはずです。困難な状況ではありますが、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことが大切です。そして、決して一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に活用してください。

今回のケースでは、ご家族の状況を考慮すると、まずは訪問介護や訪問看護などの在宅サービスを最大限に活用し、ご本人の状態を安定させることが重要です。その上で、ショートステイを利用して、ご家族の負担を軽減することも検討しましょう。最終的には、ご本人の状態とご家族の状況を総合的に判断し、最適な選択をすることが大切です。

介護は、長期間にわたる道のりです。焦らず、一歩一歩進んでいきましょう。そして、あなたの心と体の健康を第一に考えてください。応援しています。

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介護に関する悩みは、一人で抱え込まず、専門家や周囲の人々に相談することが大切です。今回のケースのように、複数の問題が複雑に絡み合っている場合は、様々な角度から問題を分析し、解決策を見つける必要があります。専門家のアドバイスを受けながら、ご家族にとって最善の選択をしてください。

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