介護と仕事の両立で疲弊しているあなたへ：感情と現実の間で揺れる心の葛藤と、その乗り越え方

この記事では、介護と仕事の両立という、非常にデリケートな問題に直面しているあなたに向けて、具体的なアドバイスと心のケアを提案します。介護という過酷な状況下で、仕事との両立に苦しみ、感情の揺れに翻弄されているあなたの気持ちを理解し、少しでも楽になるためのヒントをお届けします。この記事を読むことで、あなたは自分の置かれている状況を客観的に見つめ、具体的な解決策を見つけ、前向きな気持ちで未来に向かうことができるでしょう。

祖母の介護についての愚痴です。誰にも発散できないのでここに綴らせて下さい。

孫にあたる私は23歳の社会人で実家住みです。

家族構成は、母方の祖父母、父、母、私、弟の6人家族です。

5.6年ほど前から、祖母の認知症による介護を機に祖父母と一緒に住むことになりました。

(母は3人兄弟の末っ子ですが、複雑な理由があり私の家が同居を引き受けました。)

正直、わたしは孫(7人います)の中でも1番祖母に嫌われており(理由は祖父に気に入られてるから)、祖父の家に行くと私だけ「家に入ってくるな」「あんたは可愛くないからあげない」などと孫が集まった時は、特に意地悪をされていました。理不尽に何度も殴られた記憶があります。

だから正直に言うと、大嫌いでした。

一緒に住むことになってから、認知により人が変わったかのような、のほほんとした祖母を前にイライラしてしまいます。

現在祖母は要介護5で、週に数回デイサービスに通っています。

母は出張が多く、1ヶ月ほど家を空けることもあります。

しかも祖父は亭主関白のような人間で、女は男に尽くせという思想が強いため、祖母の介護を一切手伝いません。

母は介護や母の兄弟の関係もあり、一時軽く鬱のようになってしまったこともあります。

そんな母に苦労をかけたくない思いもあり、日頃の家事や祖母の介護、進学を諦め就職することも決意しました。

ただ、母が居ない間は、家事や祖母のトイレ(オムツを替える)やご飯の援助、お風呂に入れてあげたりしています。

仕事の疲れもあり、正直しんどいです。

なのに祖父は「やってくれ」の一言だけで、言うことの聞かない祖母を毎日怒鳴るだけです。

そこで先月、2.3年ほど待っていた特養(老人ホーム)に入れるかもしれないと話が持ち上がりました。

私はやっと解放されると思っていたら、祖父が「まだ入らなくてもいいだろう」と訳の分からないことを言い出しました。

誰が面倒見てると思ってんだよ。

誰が1番辛い思いしてると思ってんだよ。

母も私の家族も、もう限界です。

祖父母のことで、普段は仲の良い家族でも揉めることが増えました。

嫌いな祖母のために、ここまで頑張ってきました。

何度も嫌なことを考えたりもしましたが、その度に自責の念に駆られる思いです。

私はきっとこの先の葬式では泣けません。

むしろ、開放されたことによる安堵の方が強いかもしれない。

人として、どうかと思われるかもしれない。

ただ、ここまで頑張れるのは、母と父と弟が大好きだからです。

祖父母のためじゃない。

母と父が「辛くても、決して報われなくても、人のために生きることは、いつか自分にその分幸せが返ってくる」と言うから。

だけど、早く、早く、4人家族で暮らしたい。

はやく解放させてください、神様と、祈ることしかできません。

祖母のことは大嫌いだし、早く解放されたいのに、祖母を目の前にするとなるべく優しい言葉で声を掛けて、火傷しないように冷ましてから口に運んだり、大便塗れだろうが一生懸命オムツを交換したり、寂しい思いをしないように手を握りながら話を聞いたり、してる自分が馬鹿らしくて笑えるんです。

あんなに殴られて、意地悪されてたんだよ、私何してんの？って。でも、でも、と自問自答のようなことを繰り返します。

何が言いたいのか分からないかつ、長文で申し訳ないですが、介護で苦しんでる皆さま、本当にお疲れさまです。

苦しいですよね、辛いことの方が多いですよね。

とても、痛いほど気持ちが分かります。

ただ、私たちはやらなきゃいけないから、頑張るしかないんです。

安楽死があったらいいのになぁ。なんて。

頑張りましょう、共に。

はじめに：あなたの心の叫びを理解するために

この度は、あなたの心の奥底にある苦しみ、葛藤、そして絶望感に近い感情を、私に打ち明けてくださり、ありがとうございます。あなたの置かれている状況は、非常に過酷であり、その中で必死に「頑張っている」あなたを、心から尊敬します。介護と仕事の両立は、想像を絶するほどの負担を伴います。さらに、あなたのように、個人的な感情と、介護という現実との間で揺れ動く心は、誰にも理解されず、孤独を感じやすいものです。

この記事では、あなたの抱える問題の本質を理解し、具体的な解決策を提示することで、少しでもあなたの心が軽くなるようサポートします。まず、あなたの置かれている状況を整理し、問題点を明確にしましょう。そして、あなたが抱える感情を理解し、それに対処するための具体的な方法を提案します。さらに、仕事との両立を支援するための制度や、専門家の活用方法についても触れていきます。

1. 現状の整理：介護と仕事の両立における課題と問題点

あなたの現状を整理すると、以下の3つの大きな課題が見えてきます。

• 介護の負担： 要介護5の祖母の介護は、身体的にも精神的にも非常に大きな負担です。特に、排泄や入浴の介助は、体力的にきついだけでなく、精神的なストレスも大きいでしょう。さらに、認知症の症状により、介護の難易度はさらに高まります。
• 家族関係の問題： 祖父の介護に対する無理解、母親の負担、家族間の対立など、家族関係の問題が、あなたの精神的な負担をさらに大きくしています。特に、祖父の「亭主関白」的な態度は、あなたの負担を増大させているだけでなく、家族全体の協力を妨げています。
• 仕事との両立： 仕事と介護の両立は、時間的制約、体力的な負担、精神的なストレスなど、多くの困難を伴います。特に、母親の不在時に介護の責任を負うことは、あなたの負担をさらに大きくしているでしょう。

これらの課題が複合的に絡み合い、あなたの心身に大きな負担を与えていると考えられます。あなたは、これらの課題を抱えながらも、家族のために、そして自分のために、必死に「頑張っている」のです。

2. 感情の理解と対処法：嫌悪感、罪悪感、そして希望

あなたは、祖母に対する嫌悪感と、介護をしなければならないという現実との間で、激しい葛藤を抱えています。この感情の揺れは、決してあなただけのものではありません。多くの介護者が経験する、自然な感情です。

嫌悪感： 過去の経験からくる祖母への嫌悪感は、当然の感情です。理不尽な仕打ちを受けたこと、そして、認知症になった祖母の姿とのギャップに、あなたは戸惑い、混乱していることでしょう。しかし、この感情を否定する必要はありません。それは、あなたの正直な気持ちであり、人間らしさの表れです。

罪悪感： 嫌悪感を抱きながらも、介護をしている自分自身に対して、罪悪感を感じることも少なくないでしょう。「こんな気持ちで介護をしていてはいけない」「もっと優しくしなければ」という思いは、あなたの心をさらに苦しめます。しかし、罪悪感を感じることは、あなたが「良い人」である証拠です。あなたは、自分の感情と向き合い、葛藤しながらも、介護を続けているのです。

希望： あなたが「早く4人家族で暮らしたい」と願う気持ちは、当然のことです。それは、あなたが自分の人生を取り戻したい、自由になりたいという、切実な願いの表れです。この希望を失わないでください。それは、あなたが未来に向かって進むための、力となります。

これらの感情に対処するためには、以下の方法を試してみてください。

• 感情を認め、受け入れる： 自分の感情を否定せず、受け入れることが、最初のステップです。「嫌悪感を感じてはいけない」と自分を責めるのではなく、「嫌悪感を感じる自分もいる」と認めることで、心の負担を軽減できます。
• 感情を言葉にする： 誰かに話したり、日記に書いたりすることで、自分の感情を整理し、客観的に見つめることができます。
• 専門家のサポートを受ける： 専門家（カウンセラー、精神科医など）に相談することで、感情的なサポートを受けることができます。
• 休息をとる： 疲れているときは、無理せず休息をとることが重要です。
• 自分のための時間を作る： 趣味や好きなことに時間を使い、気分転換を図りましょう。

3. 介護と仕事の両立を支援する制度と活用方法

介護と仕事の両立を支援する制度は、あなたの負担を軽減するための重要なツールです。これらの制度を積極的に活用し、あなたの生活の質を向上させましょう。

• 介護休業： 介護が必要な家族を介護するために、最長93日まで休業することができます。
• 介護休暇： 介護が必要な家族の介護や世話をするために、年間5日まで休暇を取得することができます。
• 勤務時間の短縮： 介護と仕事の両立を支援するために、勤務時間を短縮することができます。
• テレワーク： 在宅勤務ができる環境であれば、介護と仕事を両立しやすくなります。
• 介護保険サービス： デイサービス、訪問介護、ショートステイなど、様々な介護保険サービスを利用することで、介護の負担を軽減することができます。
• 特別養護老人ホーム（特養）： 特養への入所は、介護の負担を大きく軽減する可能性があります。

これらの制度やサービスを利用するためには、以下の手順で手続きを進めてください。

• 会社の制度を確認する： 会社の就業規則を確認し、利用できる制度や手続きについて確認しましょう。
• 自治体の窓口に相談する： 介護保険サービスや、その他の支援制度について、自治体の窓口に相談しましょう。
• ケアマネジャーに相談する： ケアマネジャーは、介護に関する専門家です。あなたの状況に合わせて、最適な介護プランを提案してくれます。

これらの制度やサービスを積極的に活用することで、あなたの負担を軽減し、仕事と介護の両立をよりスムーズに進めることができるでしょう。

4. 家族とのコミュニケーション：協力を得るために

家族とのコミュニケーションは、介護と仕事の両立を成功させるための重要な要素です。特に、祖父との関係を改善し、協力を得ることは、あなたの負担を大きく軽減することにつながります。

祖父とのコミュニケーション： 祖父とのコミュニケーションを改善するためには、以下の点を意識しましょう。

• あなたの気持ちを伝える： 介護の負担や、あなたの置かれている状況について、正直に伝えましょう。
• 協力を求める： 具体的に、どのような協力を求めているのかを明確に伝えましょう。例えば、「週に1回、祖母の入浴を手伝ってほしい」など。
• 感謝の気持ちを伝える： 祖父が協力してくれた場合は、感謝の気持ちを伝えましょう。
• 第三者を交える： 家族だけで話し合うのが難しい場合は、ケアマネジャーや、その他の第三者を交えて話し合いましょう。

家族全体のコミュニケーション： 家族全体のコミュニケーションを円滑にするためには、以下の点を意識しましょう。

• 定期的な家族会議： 定期的に家族会議を開き、介護に関する情報共有や、問題点の話し合いを行いましょう。
• 役割分担： 介護の役割分担を明確にし、それぞれの負担を軽減しましょう。
• 感謝の気持ちを伝える： 互いに感謝の気持ちを伝え、協力し合う姿勢を示しましょう。

家族とのコミュニケーションを改善することで、家族全体の協力体制を築き、あなたの負担を軽減することができます。

5. 専門家の活用：心のケアと問題解決のために

専門家のサポートを受けることは、あなたの心のケアと問題解決のために非常に重要です。一人で抱え込まず、積極的に専門家を活用しましょう。

• カウンセラー： カウンセラーは、あなたの心の悩みを聞き、感情的なサポートを提供してくれます。
• 精神科医： 精神科医は、必要に応じて、薬物療法や、その他の治療法を提供してくれます。
• ケアマネジャー： ケアマネジャーは、介護に関する専門家です。介護保険サービスに関する相談や、介護プランの作成をサポートしてくれます。
• 弁護士： 家族間のトラブルや、相続問題など、法律的な問題について相談することができます。

専門家を探すためには、以下の方法を試してみてください。

• インターネット検索： 「カウンセラー」「精神科医」「ケアマネジャー」などのキーワードで検索し、あなたの地域で利用できる専門家を探しましょう。
• 紹介： 友人や知人、または、かかりつけ医に、信頼できる専門家を紹介してもらいましょう。
• 自治体の相談窓口： 自治体の相談窓口では、専門家の紹介や、相談支援を行っています。

専門家のサポートを受けることで、あなたの心の負担を軽減し、問題解決の糸口を見つけることができるでしょう。

6. キャリア形成と自己成長：未来への希望を育む

介護と仕事の両立は、あなたのキャリア形成や自己成長を妨げるものではありません。むしろ、この経験を通じて、あなたは多くのことを学び、成長することができます。

キャリア形成： 介護と仕事の両立は、あなたのキャリア形成に、以下のような影響を与える可能性があります。

• スキルの向上： 介護を通して、コミュニケーション能力、問題解決能力、忍耐力など、様々なスキルが向上します。
• キャリアチェンジ： 介護の経験を活かして、介護関連の仕事に転職することも可能です。
• 働き方の見直し： 介護と仕事の両立を機に、テレワークや、時短勤務など、働き方を見直すことができます。

自己成長： 介護と仕事の両立は、あなたの自己成長に、以下のような影響を与える可能性があります。

• 価値観の変化： 介護を通して、人生に対する価値観が変化し、より人間的な成長を遂げることができます。
• 自己肯定感の向上： 困難な状況を乗り越えることで、自己肯定感が高まります。
• 人間関係の深化： 家族との絆が深まり、人間関係がより豊かになります。

介護と仕事の両立は、確かに大変な経験ですが、同時に、あなたを大きく成長させる機会でもあります。この経験を活かして、あなたのキャリアを形成し、自己成長を遂げてください。

7. 未来への展望：希望を胸に、一歩ずつ

あなたの未来は、決して暗いものではありません。介護という困難な状況を乗り越え、あなたは必ず、より豊かな人生を歩むことができます。

目標を設定する： あなたが「早く4人家族で暮らしたい」という願いを叶えるために、具体的な目標を設定しましょう。例えば、「特養への入所に向けて、家族と協力する」「仕事でキャリアアップを目指す」「自分のための時間を作る」など。

小さな一歩から始める： 大きな目標を達成するためには、小さな一歩から始めることが重要です。例えば、「今日は、祖母に優しい言葉をかける」「週に1回、自分の好きなことをする」など。

自分を大切にする： あなたは、これまで本当に頑張ってきました。これからは、自分を大切にし、心身の健康を保つことを意識しましょう。十分な休息を取り、バランスの取れた食事をし、適度な運動をしましょう。

周囲のサポートを求める： 一人で抱え込まず、周囲の人々に助けを求めましょう。家族、友人、専門家など、頼れる人に相談し、サポートを受けましょう。

あなたの未来は、あなたの努力と、周囲のサポートによって、必ず明るく開かれます。希望を胸に、一歩ずつ、前へ進んでいきましょう。

まとめ：あなたの心の叫びに応えるために

この記事では、介護と仕事の両立という、非常に困難な状況に直面しているあなたに向けて、具体的なアドバイスと心のケアを提案しました。あなたの置かれている状況を理解し、感情の揺れに対処するための方法、制度の活用方法、家族とのコミュニケーション、専門家の活用、キャリア形成、そして未来への展望について、詳しく解説しました。

あなたが抱える問題は、決してあなただけの問題ではありません。多くの介護者が経験する、普遍的な問題です。しかし、あなたは一人ではありません。この記事を読んで、少しでも心が軽くなり、前向きな気持ちになれたなら、私は嬉しいです。

最後に、あなたの心の叫びをもう一度受け止めさせてください。あなたは、本当に素晴らしいです。困難な状況にも関わらず、家族のために、そして自分のために、必死に「頑張っている」あなたを、心から応援しています。あなたの未来が、希望に満ちたものとなることを、心から願っています。

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