認知症の祖母を持つ家族の悩みと解決策：デイサービス拒否、家族間の協力不足、そしてあなたの役割

認知症の人をもつ家族について質問です。どのように認知症の人と付き合ってますか？何か、施設に入ってますか？デイサービスとか入ってますか？家族は、どのように協力したらよいですか？質問多くてすみません。実は、私の祖母(母方の祖母)が認知症で毎日死にたいとか自己中心的なことばかり言って疲労がたまってるんです。母が主に祖母の相手をしていてストレスすごくたまっていて、娘の私はどうすればよいかわからずデイサービスすすめたりするのですが、祖母はいじめがあるから嫌だと一点張りするんです。父は、祖母のことが嫌いでまったくお世話してくれないんです。話し相手にもなってくれないんです。どうすればよろしいでしょうか？よろしくお願いします。補足 ごめんなさい。日本語間違ってました。「認知症の人をもつ家族の方に質問です」でした。本当にごめんなさい。

認知症の家族を持つことは、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかる、非常に難しい状況です。ご祖母様の「死にたい」という言葉や自己中心的な言動、そしてご家族間の協力不足は、あなただけでなく、お母様にも大きなストレスを与えていることと思います。この状況を打開するために、具体的な解決策と、あなたができることをステップバイステップで解説していきます。

1. 現状の分析：家族それぞれの役割と負担

まず、現状を客観的に分析してみましょう。お母様は祖母の介護をほぼ一人で担い、大きなストレスを抱えています。お父様は関与せず、あなたも具体的な方法が分からず、途方に暮れている状況です。これは、介護における典型的な「負担の偏り」と「家族間のコミュニケーション不足」の問題です。認知症介護は、一人で抱え込まず、家族全体で協力して取り組むことが非常に重要です。

お母様の負担軽減が最優先課題です。お母様のストレスを軽減するためには、介護の分担、役割分担を明確にする必要があります。具体的には、以下のようなことを検討してみましょう。

• タスクリストの作成： 祖母の介護に必要なタスク（食事、排泄、着替え、薬の服用、掃除など）をリスト化し、家族で分担する。
• 時間割の作成： それぞれの家族がいつ、どのような介護を行うかを時間割に落とし込むことで、負担を公平に配分する。
• 専門機関への相談： 介護支援専門員（ケアマネージャー）に相談し、介護サービスの利用方法や家族間のサポート体制についてアドバイスを受ける。

2. デイサービス拒否への対応：祖母とのコミュニケーション

ご祖母様がデイサービスを拒否するのは、「いじめがある」という不安があるためです。この不安を取り除くためには、ご祖母様との丁寧なコミュニケーションが不可欠です。単にデイサービスのメリットを説明するのではなく、ご祖母様の不安に寄り添うことが重要です。

具体的な対応策としては、以下の方法が有効です。

• デイサービスの見学： ご祖母様と一緒にデイサービス施設を見学し、雰囲気や利用者の様子を実際に見ていただく。
• スタッフとの面談： デイサービスのスタッフと事前に面談し、ご祖母様の状況を伝え、不安を取り除くための対応策を相談する。
• 信頼できるスタッフとの出会い： ご祖母様が安心して過ごせるように、信頼できるスタッフとの関係構築を支援する。
• 段階的なアプローチ： いきなり一日中ではなく、最初は数時間だけ利用するなど、段階的にデイサービスに慣れていくようにする。
• 代替案の検討： デイサービス以外にも、訪問介護やショートステイなどのサービスも検討し、ご祖母様に合ったサービスを選択する。

3. 家族間の協力体制の構築：コミュニケーションと役割分担

お父様の協力が得られないことは大きな問題です。お父様と話し合い、ご祖母様の介護への参加を促す必要があります。単に「手伝って」とお願いするのではなく、お父様の気持ちに寄り添い、協力してもらうメリットを説明することが重要です。例えば、

• お父様の負担軽減： お父様の負担を軽減するための工夫を提案する（例えば、家事の分担など）。
• 共通の目標設定： ご祖母様の生活の質を高めるという共通の目標を設定し、協力体制を築く。
• 専門家の介入： 必要であれば、家族療法士などの専門家に相談し、家族間のコミュニケーション改善を支援してもらう。

家族会議を開催し、それぞれの役割や負担を明確に話し合う場を設けることが重要です。感情的な言い合いにならないよう、冷静に事実を伝え、それぞれの意見を尊重しながら、協力体制を築いていきましょう。

4. あなたの役割：家族を支える存在として

あなたは、この状況において、家族を支える重要な役割を担っています。具体的には、以下の３つの役割を意識しましょう。

• 情報収集と整理： 介護サービスの情報収集や、家族間の連絡調整を行う。
• サポート体制の構築： 家族間のコミュニケーションを円滑にし、協力体制を築くためのサポートを行う。
• お母様のケア： お母様の負担を軽減するための具体的な支援を行う（家事の分担、休日の確保など）。

また、あなたは、お母様とご祖母様の間に挟まれ、板挟みになっている可能性があります。自分の感情を押し殺さずに、適切な方法で自分の気持ちを伝えることも大切です。一人で抱え込まず、信頼できる友人や専門機関に相談することも有効な手段です。

5. 成功事例：家族の協力と専門家の支援による改善

私の経験上、多くの家族が同様の困難に直面しています。しかし、家族が協力し、専門家の支援を受けながら、状況を改善させている事例も数多くあります。例えば、あるご家族では、ケアマネージャーのアドバイスを受け、デイサービスだけでなく、訪問介護やショートステイを組み合わせることで、介護負担を軽減し、ご家族の生活の質を向上させることができました。また、家族会議を定期的に開催することで、家族間のコミュニケーションが改善し、協力体制が強化された事例もあります。

まとめ

認知症介護は、非常に困難な課題ですが、家族の協力と専門家の支援によって、乗り越えることが可能です。ご祖母様の状態、ご家族の状況を踏まえ、適切な介護サービスの利用、家族間の役割分担、そして効果的なコミュニケーションを心がけることが重要です。まずは、ケアマネージャーに相談し、具体的な支援策を検討することをお勧めします。一人で抱え込まず、専門家の力を借りながら、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。

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