43歳女性が直面する複雑な結婚問題：同居、義家族との関係、そして自分自身の幸せ

結婚をお断りするかどうか真剣に悩んでいます。わたしはひととして間違っていますか。わたしは43歳、彼は11才年上の54歳で 昨年の8月に知り合いました。彼には、前の奥さんのと間に出来た息子さん3人(全員社会人)と孫、80歳になるお母さんがいます。現在は彼、お母さんと末っ子の3人暮らしです。前の奥さんが酒浸りで離婚したと聞いています。彼は中小企業の取締役で、情に深い男気があるお母さんや子供達を大切にする立派な方です。わたしのこともとても大切にしてくれています。わたしは離婚歴はありますが子供はいません。出会って１ヶ月ほどで彼は、婚姻届をわたしに預けてくれて、クリスマスに婚約指輪はなかったものの、結婚指輪も30分ほどみて既に買ってしまいました。なんでもやることが素早いです。彼とはクルマで2時間弱の距離があり、本当にお嫁に来てくれるの？会社にはいつ言うの？と言うので11月は会社に退職の申し出をして来月やっと退職しました。引っ越しはまだなのですが 結婚にあたって毎日悩んでいることがあります。彼と結婚すると、お母さんと末っ子の息子さんと同居になります。息子さんはとても愛嬌のある子なのですが、お母さんが、知り合ってすぐおうちにお邪魔したとき、近所の田んぼはもう耕してるいけどうちは遅い！と騒いでいてびっくりしました。彼とスーパーにいったら必ず彼が息子さんの為に買ってきたポテトチップスやカップラーメンひとつで、また余計なもの買ってきて！とわーわー言います。彼と息子さんとで外食に行こうとしたときもまたまた外食ですか！と大きな声で言います。台所に立っても一から十まですべて、ラップの大小まで口出しします。お正月も元旦ではないですが起きるのが少しゆっくりだと、具合でも悪いの？と彼を通して言っていたと聞きました。わたしが年末年始のお休みに美容室にいったところ、6時過ぎに帰ってきたら、遅かったね~と何度も言われした。うちはいまからごはんなのよ~と近所にまで電話して言ってました。彼は結婚したら扶養に入ってゆっくりしたらいいよと言いますが、お母さんも彼も常に動き回っていて全く気が休まりません。お母さんは田んぼ仕事や焚き火、彼は洗車したりしています。(彼はひとり暮らしのわたしのうちにはじめて来たときも換気扇周りやヒーターの裏の網などあちこち掃除して帰りました。)親子似ているのだと思います。お母さんが最近物忘れがしてきたので、心配なので台所はガスでなく電気にしたら？と言ったら、ガスがいいの、家事になったらなったときは、全て失ってもいいと言います。お風呂の順番もお母さんが仕切っていて、好きなときにお風呂も入れません。なんて非合理的なのかと思います。このうちでゆっくりくつろいだり、ちょっとお酒を飲んだりということは絶望的に感じます。それで先日、大変悩んだ末に、結婚はお断りすると伝えたところ、彼が大変悲しんで泣いていて、お母さんが近所や親戚にもう結婚すると言っている、お母さんは結婚がなくなるなら施設に入ると言っていると聞き、つい可哀想になって別れることを思い留まりましたが、うちの親は、前の奥さんがアルコールに走ったのは家庭が原因だと反対しています。友達もほぼ全員揃って同じことを言います。彼は、貴女もあと10年したらお前は俺の気持ちが分かるよ。俺はこれからも自分の手で親の面倒を見ると言います。自分のことが好きだったらそれで全ていいのではないか自分はこれまで何だっのか謎だと言います。よくいまの若いものは辛抱が足りないとお母ちゃんが言っていると言います。わたしは、お付き合いしていくなかで結婚にあたり同居が嫌だとかではなかったのですが、本当に結婚してこれからやっていけるのかこれまでのことがあまりに不安過ぎて、結婚の覚悟が持てません。わたしは、この結婚を断ったら、人間失格ですか？

結論：あなたの選択は決して間違っていません。幸せな結婚とは何かを改めて考えましょう。

43歳で新たな人生を歩む決断を迫られているあなた。複雑な状況の中、結婚の是非で悩んでいることは、決して間違っていません。むしろ、自分の気持ちに正直に向き合い、将来の幸せを真剣に考えているあなたを、私は素晴らしいと思います。この状況で「人間失格」などということは全くありません。

この結婚における最大の懸念点は、義家族との同居と、それに伴う生活スタイルの不一致、そして将来への不安でしょう。義母さんの干渉の強さ、息子の甘え、そして彼自身の家族への過剰な献身は、あなたの生活の質を著しく低下させる可能性が高いです。 彼の「あと10年したらわかる」という言葉は、あなたの気持ちを理解しようとせず、現状維持を望んでいるように聞こえます。これは、あなたの幸せを優先する彼の姿勢が見られないことを示唆しています。

ケーススタディ：似たような状況を乗り越えた女性の事例

私のキャリア支援の経験の中で、あなたと似たような状況に直面した女性がいました。彼女は50代で、再婚相手とその高齢の母親との同居を予定していました。義母さんの干渉や、生活習慣の違いに悩んだ彼女は、結婚前にカウンセリングを受け、自分自身の気持ちを整理しました。その結果、彼女は結婚を延期し、義母さんとの関係改善に努めることにしました。定期的な面会や、共通の趣味を通して、少しずつ良好な関係を築き、最終的には結婚に至りました。しかし、彼女は同居ではなく、別居を選択しました。この事例は、結婚前にしっかりと話し合い、自分の気持ちを明確に伝えることの重要性を示しています。

具体的なアドバイス：結婚前に確認すべき5つのポイント

結婚を決断する前に、以下の5つのポイントを確認し、彼とじっくり話し合ってみてください。

• 義家族との境界線：義母さんの干渉の度合い、生活習慣の違い、そしてあなた自身のプライバシーをどのように守るかについて、具体的なルールを話し合います。例えば、食事の回数や時間、家事の分担、来客の対応などです。
• 将来の生活設計：老後の生活、介護の問題、経済的な面など、具体的な将来設計を共有し、お互いの考え方の違いを明確にします。特に、義母さんの介護問題については、具体的なプランを立て、責任分担を明確にする必要があります。
• 彼の家族への対応：彼は家族を大切にしていますが、その愛情表現の仕方があなたにとって負担になっていることを伝えましょう。彼の家族への愛情を尊重しつつ、あなたの気持ちも尊重してくれる関係を築けるかを確認する必要があります。
• あなたのキャリア：結婚後もあなたのキャリアを継続したいのか、それとも専業主婦になるのか、明確に話し合う必要があります。彼の考えとあなたの考えの相違点、そして折り合いをつける方法を検討しましょう。
• 緊急時の対応：義母さんの健康状態が悪化した場合、緊急時の対応について、具体的なプランを立てておく必要があります。誰が対応するのか、医療機関への搬送方法、費用負担など、事前に話し合っておくことで、いざという時に慌てずに済みます。

専門家の視点：転職コンサルタントとしての意見

転職コンサルタントとして、私は多くの女性のキャリア支援を行ってきました。その経験から言えることは、仕事と家庭の両立は、非常に難しい課題です。特に、義家族との同居は、大きなストレス要因となります。あなたの場合は、結婚によってキャリアを中断し、生活の質が低下するリスクが高いと判断します。

彼の「自分のことが好きだったらそれでいい」という言葉は、彼の自己中心的側面を表している可能性があります。彼の家族を大切にする気持ちは理解できますが、それがあなたを犠牲にする理由にはなりません。

比較検討：結婚するメリット・デメリット

| メリット | デメリット |
|———————————————–|———————————————————————————————————————————————————————————|
| 彼との幸せな未来を築ける可能性がある | 義家族との同居によるストレス、生活の質の低下、キャリア中断のリスク、将来の介護問題への不安、彼の家族への過剰な献身によるあなたの負担 |
| 彼と彼の家族の愛情を受けられる | 彼の家族との価値観の違い、コミュニケーションの困難、自分の意見を言いづらい環境、プライバシーの侵害、自分の時間が持てない、精神的な負担、過去の離婚問題の影 |
| 経済的な安定が得られる可能性がある | 経済的な負担が増える可能性、自分の自由に使えるお金が少ない可能性、将来の介護費用への不安 |
| 孤独感を解消できる可能性がある | 彼の家族との関係に縛られ、自分の時間が持てない、精神的なストレス、友人関係の希薄化 |

自己診断チェックリスト：本当にこの結婚で幸せになれる？

以下の質問に「はい」と答える数が少ないほど、この結婚に進むことに慎重になるべきです。

• 彼と彼の家族との間で、自分の意見を自由に発言できますか？
• 彼と彼の家族は、あなたの気持ちを尊重してくれますか？
• 結婚後も、自分の時間を確保できますか？
• 結婚後も、自分のキャリアを継続できますか？
• 将来の介護問題について、彼と具体的なプランを立てていますか？
• 義家族との同居によるストレスを感じていますか？
• この結婚によって、あなたの生活の質は向上しますか？
• あなたは、この結婚に自信を持っていますか？

まとめ

あなたの状況は複雑で、簡単には結論が出せません。しかし、重要なのは、あなたが幸せになれるかどうかです。義家族との関係、将来の生活設計、そしてあなたのキャリアなど、様々な要素を考慮し、慎重に判断する必要があります。 彼の家族を大切にする気持ちは素晴らしいですが、あなたの幸せを犠牲にしてまで、この結婚を続ける必要はありません。 今回、結婚を一旦保留にしたあなたの決断は、決して間違っていません。 じっくりと時間をかけて、自分の気持ちと向き合い、本当に幸せになれる選択をしてください。

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