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認知症の義父、食事拒否と嚥下障害…適切な医療機関と対応策

認知症の義父、食事拒否と嚥下障害…適切な医療機関と対応策

認知症の義父についての相談です。義父は77歳、要介護3です。先日までロングショートで施設に入居していたのですが、食事拒否が始まり強制的に自宅へ帰されてしまいました。家に帰ってからも食事はもちろん、水分もとっていません。食べようと口に入れるのですが少しすると吐き出してしまいます。 色々と調べ嚥下障害のようですが、こういった場合どこへ連れて行けば良いのでしょうか?市民病院へ連れて行っても点滴を打ったらすぐに帰されてしまいます。点滴の為に毎日通うのが普通なのでしょうか?分からない事ばかりです。どなたかお助け下さい。

77歳、要介護3の義父様の食事拒否と嚥下障害によるご苦労、心よりお察し申し上げます。ご自宅への帰宅後、食事や水分摂取が困難な状況、そして市民病院での対応に戸惑いを感じていらっしゃるかと思います。この状況は、ご本人様だけでなく、ご家族様にも大きな負担がかかる非常に難しい問題です。しかし、ご安心ください。適切な医療機関と対応策を見つけることは可能です。

まずは、嚥下障害の専門医への受診が重要です

市民病院では点滴のみで対応し、すぐに帰宅を促されたとのことですが、これは急性期治療を終えた後の対応として一般的です。嚥下障害は、原因や症状によって治療法が大きく異なります。市民病院は、主に急性期の治療や緊急性の高い疾患に対応する機関です。そのため、長期的なケアや専門的な治療が必要な嚥下障害に対しては、必ずしも適切な対応ができない場合があります。

そこで、まずお勧めしたいのは、嚥下障害を専門とする医師がいる医療機関への受診です。具体的には、以下の医療機関が考えられます。

  • 大学病院の口腔外科、耳鼻咽喉科、神経内科:高度な医療機器や専門的な検査体制が整っており、嚥下障害の原因究明に最適です。複雑なケースにも対応できます。
  • 地域包括支援センター:介護に関する相談窓口として、医療機関の案内や介護サービスの利用支援など、包括的なサポートを受けられます。まずは相談から始めるのも良いでしょう。
  • 老健施設(老健)や介護療養型医療施設:医療と介護を一体的に提供する施設です。嚥下障害の治療と介護を同時に行うことが可能です。長期的なケアが必要な場合に適しています。
  • 専門医による訪問診療:ご自宅に医師が訪問し、診察や治療を行うサービスです。通院が困難な場合に有効です。特に、ご高齢で移動が困難な場合に最適です。

これらの機関に連絡を取り、義父様の症状を詳しく説明し、受診の予約を取りましょう。受診時には、これまでの病歴や現在の症状、食事摂取量、飲水量などを具体的に伝えることが重要です。可能な限り、記録を残しておくとスムーズに相談できます。

嚥下障害の原因究明と治療

嚥下障害の原因は様々です。脳卒中、認知症、パーキンソン病などの神経疾患、口腔内の疾患、薬の副作用などが考えられます。専門医は、問診、身体検査、画像検査(レントゲン、CT、MRIなど)、嚥下機能検査などを用いて、原因を特定しようとします。

原因が特定できれば、それに合わせた治療が行われます。例えば、薬の副作用が原因であれば、薬剤の見直しが行われます。口腔内の疾患が原因であれば、口腔ケアや治療が行われます。神経疾患が原因であれば、リハビリテーションや薬物療法などが行われます。

具体的なアドバイス:ご自宅でのケアと医療機関との連携

医療機関への受診と並行して、ご自宅でのケアも重要です。水分摂取が困難な場合は、少量ずつ、こまめに水分補給を試みましょう。ゼリー状の食品や、とろみのある飲み物なども有効です。

また、口腔ケアは非常に重要です。口の中を清潔に保つことで、感染症の予防や嚥下機能の維持に繋がります。食事介助を行う際には、焦らずゆっくりと、適切な姿勢で介助を行いましょう。必要であれば、介護用品の活用も検討してください。

成功事例:以前、当相談室では、嚥下障害で食事拒否をしていた80代女性が、専門医による治療とリハビリテーション、そしてご家族の献身的なケアによって、徐々に食べられるようになり、生活の質が向上した事例がありました。このケースでは、早期に専門医の診察を受け、適切な治療とリハビリテーションを行うことで、症状の改善に繋がったことが成功の鍵でした。

専門家の視点:嚥下障害は、早期発見と適切な治療が重要です。症状を放置すると、脱水症状や栄養不良、肺炎などの合併症を引き起こす可能性があります。ご家族の負担軽減のためにも、専門機関への相談を躊躇せず、積極的に行動することが大切です。

点滴について:毎日通院して点滴を受けることは、必ずしも普通ではありません。状況に応じて、点滴の頻度や方法が調整されます。医師とよく相談し、ご家族の負担を軽減できる方法を見つけることが重要です。自宅での点滴も可能ですので、医師にご相談ください。

まとめ

義父様の状況は、ご家族にとって大きな不安と負担となっていることと思います。しかし、適切な医療機関を選び、専門医の診察を受けることで、必ず解決策が見つかるはずです。まずは、ご紹介した医療機関に連絡を取り、相談することをお勧めします。諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう。

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