【看護師・介護士必見！】抑制着装着患者の着替えと医療機器対応：スムーズなケアを実現する具体的な方法

看護師さん、介護士さんにお尋ねしたいです。 初歩的な質問で大変恐縮ですがご回答頂けると幸いです。 看護師で臨床経験4年、今月から再就職しました。前職は整形外科勤務、現職50床の内科(9割の方が認知症があり、ほぼ寝たきり)です。そのため初歩的なことができず、苦労しています。整形で、寝たきりの患者さんや内科は未経験と伝えたうえで採用されましたが、現場のスタッフからは「中途」対応で、一緒に入らせてほしい、こういうときはどうしたらいいですか？と伝えても「聞かなきゃわからないの？こっちはやるからあっちで採血してきて」など、やり方を盗み見すらできません。 本題ですが、抑制着の患者さまのBaや胸腔D挿入時の更衣がイマイチできません。尿バックが入った状態で更衣していますが、ズボンが通らず、無理やり押し込んで通しています…。現職は管類が多いため、全員抑制着で、基本的に1人で清拭・オムツ交換です。 管があると、外せないものは先に新しいズボン(or袖)に通してから更衣ですよね？ 手間取ってとても時間がかかってしまい、「まだやってたの！？」と言われたり…。尿が入ったバックはどうやって更衣するのが一番早い&逆流防止できますかね？ 初歩的でお恥ずかしいのですが、切実な悩みですので、よろしくおねがいします。

臨床経験4年の看護師さんが、整形外科から内科（認知症高齢者、寝たきり患者多数）への転職で、着替えや医療機器対応に苦労されているとのこと。特に、抑制着装着患者の着替え、尿バック装着状態での更衣、医療機器（Ba、胸腔ドレーン）の取り扱いについて、具体的な解決策を求めています。 職場環境も、中途採用者へのサポート体制が不足しているように感じられます。この状況を改善し、スムーズなケアと職場環境の向上を目指しましょう。

１．職場環境の改善：コミュニケーションと連携強化

まず、現状の職場環境について考えてみましょう。 「聞かなきゃわからないの？」といった発言は、教育不足とチームワークの欠如を示唆しています。 単独で業務をこなすのではなく、チーム医療の観点から、先輩看護師や介護士と積極的にコミュニケーションを取り、困った時はすぐに相談できる雰囲気を作る必要があります。

• 具体的な行動：
• 日々の業務の中で、困った点や疑問点をメモし、休憩時間などに先輩スタッフに質問する。
• 「一緒に作業させてください」と直接お願いし、作業手順を丁寧に教えてもらうよう依頼する。
• チームミーティングなどで、業務改善の提案を行う（例：着替え手順の標準化、教育マニュアルの作成など）。
• 上司に相談し、研修や教育プログラムへの参加を検討する。

積極的にコミュニケーションをとることで、職場環境を改善し、より働きやすい環境を構築できます。 また、あなたの努力と真摯な姿勢を示すことで、周囲の理解と協力を得られる可能性が高まります。

２．抑制着装着患者の着替え：効率的な手順とコツ

抑制着装着患者の着替えは、確かに難しいです。特に、尿バックや医療機器がある場合は、更なる工夫が必要です。 ポイントは、「手順の標準化」と「適切な補助具の活用」です。

• 手順の標準化：
• 着替え前に、必要な物品（新しい衣類、タオル、手袋など）を全て準備する。
• 患者さんの状態を確認し、安全な体位をとらせる（必要に応じて、補助具を使用する）。
• 尿バックは、できるだけ身体に密着させ、逆流を防ぐ工夫をする（後述）。
• 管類は、外せないものは新しい衣類に通してから着替えを行う。
• 着替え後は、患者さんの状態を確認し、清潔を保つ。

適切な補助具の活用：

• 滑り止め付きのシーツを使用する。
• 着替え用の補助具（着替えシートなど）を使用する。
• 必要に応じて、他のスタッフに協力を求める。

３．尿バック装着状態での更衣：逆流防止と効率化

尿バック装着状態での更衣は、ズボンを通すのが難しいという問題があります。 無理に押し込むと、尿バックの破損や尿の逆流につながる可能性があります。

• 具体的な方法：
• 尿バックを一時的に外す（医療機器の状況によっては不可能な場合もある）。
• 尿バックを身体から離して、ズボンを通す。
• 尿バックのチューブを、ズボンの脚の部分から通す。
• 新しいズボンを着用した後、尿バックを元の位置に戻す。
• 尿の逆流防止：
• 尿バックを身体に密着させる。
• チューブをしっかりと固定する。
• 必要に応じて、尿バックの留め具を調整する。
• 緊急時対応：
• どうしても尿バックを外せない場合は、ズボンのウエスト部分を大きく開き、尿バックを避けて着替えを行う。
• 必要に応じて、他のスタッフに協力を求める。

４．医療機器（Ba、胸腔ドレーン）対応：安全な手順と注意点

Baや胸腔ドレーンなどの医療機器は、着替え時に注意が必要です。 機器を傷つけたり、患者さんに痛みを与えたりしないよう、細心の注意を払う必要があります。

• 具体的な方法：
• 医療機器の位置を確認し、着替え時に干渉しないようにする。
• 医療機器のチューブを、新しい衣類に通してから着替えを行う。
• 医療機器の接続部を、しっかりと固定する。
• 着替え後は、医療機器の状態を確認する。

安全確保のポイント：

• 患者さんの状態を常に確認する。
• 急いで作業せず、安全を第一に考える。
• 必要に応じて、他のスタッフに協力を求める。

５．成功事例と専門家のアドバイス

あるベテラン看護師は、新人教育に力を入れており、着替え手順を動画で作成し、新人看護師に共有することで、スムーズな業務移行を実現しました。 また、医療機器メーカーの研修に参加し、機器の取り扱いに関する知識を深めることで、安全なケアを提供しています。 専門家（看護師、介護士の指導者など）に相談し、個々の状況に合わせたアドバイスを受けることも重要です。

まとめ

転職による環境変化は、誰でも戸惑うものです。 しかし、積極的にコミュニケーションを取り、適切な手順と工夫を凝らすことで、着替えや医療機器対応のスキルを向上させることができます。 今回の経験を活かし、よりスムーズで安全な看護ケアを提供できるよう、継続的な学習と改善を心がけましょう。

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