認知症のおばあさんを助けたい…でも、何ができる?あなたにできること、専門家が教えます
認知症のおばあさんを助けたい…でも、何ができる?あなたにできること、専門家が教えます
この記事は、認知症のおばあさんの支援について悩んでいるあなたに向けて書かれています。具体的には、一人暮らしの認知症のおばあさんを助けたいという強い思いを持ちながらも、周囲の対応や状況に困惑し、どうすれば良いのか分からなくなっているあなたへ、具体的なアドバイスと解決策を提示します。あなたの優しさと行動力は素晴らしいですが、同時に、適切な知識とサポートを得ることが、おばあさんを真に助けるために不可欠です。この記事を通じて、あなたの悩みを解決し、おばあさんの安心した生活を支えるための一歩を踏み出せるように、具体的な情報とサポートを提供します。
数日前に深夜0時前ぐらいに街中で歩いているおばあさんを発見しました。靴も左右違うものだし話し方ですぐに認知症だとわかりました。持っていた保健証から住所がわかったので車で送ってあげました。住まいは市営団地の一室。鍵はかかってない部屋の中は誰もおらず一人暮らしのようでした。室内にはテレビも机もなくがらーんとした感じ。あるのは粗末な電気ストーブと布団が数枚など。おばあさんは煙草を吸われるのですが灰を畳に普通に落とされても気が付かれてない様子で非常に心配だったのでとりあえず警察に電話をして対応しました。その時家の中の物から娘さんの連絡先が分かったので電話をしたのですが今回のことに対するお礼を口にされてました。事情があり同居はできない状況で県外に住んでいるので頻繁に様子を見に行くこともできないのだそうです。
その日以降私は心配で仕事に行く前と帰りに少しお宅にお邪魔しておばあさんの様子を見てあげてました。とはいっても滞在時間3分程度。暖房器やタバコの火の確認とおばあさんが寒がってないかという点だけですが。時間は午後1時ごろと朝の3時前後に1回覗きます。鍵は開いているので夜は本人に声をかけずにお邪魔をして少しだけ確認してその場を去る程度です。不法侵入といえばそうですが認知症が進行しつつあるおばあさんをこの状況でほっとくこともできないのです。
今まで夜は寒かったのでしょう。先日はこたつを出してあげたらその中で暖かそうに寝てらっしゃいました。
おばあさんの認知症レベルは記憶はもう曖昧。まともな食事もとられてないようです。この前訪問した時はライターを包丁で削っておられました・・・まだトイレは自分で出来てるようなのですがこれから徐々に悪化されると思うと心配でたまりません。特に煙草を吸われるので火事など。
そんな生活を1週間続けていたところ担当のケアマネージャーさんから
おばあさんにはおばあさんの生活がある。
勝手に家に上がられるのはプライバシーの侵害。
娘さんもそこまでは望んでいない。
おばあさんも不安がっている。
との理由で訪問をやめてくれと言われました。
では今回の件で市やケアマネさんたちはどう対応をされていくのですかという質問にはこれから話し合っていきますという回答のみ。火事になって周りの住民の方に被害が出てたらどうするんですか?の質問には一般家庭にもライターを触る子供はいる。だからといって火事になっていますか??というバカな回答。娘さんはどんな事情があるとしてもこの状態でおばあさんを放置しておいて訪問はやめてくれでは無責任すぎるのでは?そもそも月に何回訪問をしてるのですか?の質問には答えれませんとのこと。
日中はおばあさんの許可を取り、とりあえず夜間は玄関先まで様子は見るけど極力上には上がらないようにはします。と伝えると娘さんは訪問すること自体をやめてほしがってるとのことでした。
現在施設入所の手続きはされてるのであとは順番待ちだそうです。それまで果たして何年かかるのかはわかりませんがこの状態でおばあさんを放置してもし、何か重大な事件が起きてしまったらだれが責任を取るのでしょうか???
この寒い時期、自分で暖も取れずに布団にくるまっているおばあさん。いつ深夜徘徊してもおかしくないいつたばこの不始末で火事を起こしてもおかしくない
デイサービスは週3日。
担当のケアマネは週に1度顔を出すか出さないか。
家族は県外のためおそらくケアマネ以下の頻度でしか顔は出していないと思われます。
この場合私がしていることは余計なおせっかいなのでしょうか??もし何か起こったとき。。。ということを伝えるとケアマネは極端な話過ぎるといいます。
みなさんどうしたらいいでしょうか???
ほっとくべきか・・・
それとも人間として出来るだけのことをしてあげるべきなのか・・・
教えてください。。。。
はじめに:あなたの行動は決して無駄ではない
まず、あなたの行動は決して無駄ではありません。見ず知らずのおばあさんを助けようとするあなたの優しさと行動力は、非常に尊いものです。しかし、同時に、認知症の方への支援は、専門的な知識と適切な対応が求められます。今回のケースでは、あなたがおばあさんのためにできること、そして、より良い支援につなげるための方法を具体的に解説していきます。
1. 現状の整理:何が問題なのか?
おばあさんの置かれている状況は、非常に危険な状態です。具体的に問題点を整理してみましょう。
- 認知症の進行:記憶障害、判断力の低下により、日常生活に支障をきたしています。
- 生活環境の悪化:暖房器具の管理、食事の準備など、生活の維持が困難になっています。
- 火災のリスク:タバコの不始末による火災の危険性が非常に高いです。
- 孤立:家族との距離、ケアマネージャーの訪問頻度の低さから、孤立した状態にあります。
- 法的問題:無断での立ち入り(不法侵入)のリスクがあります。
これらの問題が複合的に絡み合い、おばあさんの安全と健康を脅かしています。
2. 専門家への相談:ケアマネージャーとの連携
現状を改善するためには、ケアマネージャーとの連携が不可欠です。しかし、今回のケースでは、ケアマネージャーの対応に疑問を感じているとのこと。まずは、ケアマネージャーとのコミュニケーションを密にし、以下の点を確認しましょう。
- ケアプランの確認:おばあさんのケアプランの内容、訪問頻度、具体的な支援内容を確認します。
- 情報共有:あなたが気づいたこと、心配な点を具体的に伝えます。例えば、「タバコの火の始末が心配」「食事をきちんととれているか不安」など、具体的な事例を共有しましょう。
- 改善提案:ケアプランの見直し、訪問頻度の増加、より専門的なサービスの導入などを提案します。
もし、ケアマネージャーとのコミュニケーションがうまくいかない場合は、以下の対応も検討しましょう。
- ケアマネージャーの変更:より親身になってくれるケアマネージャーへの変更を検討します。
- 地域包括支援センターへの相談:地域包括支援センターは、高齢者の総合的な相談窓口です。状況を説明し、アドバイスを求めましょう。
3. 家族との連携:娘さんとのコミュニケーション
娘さんとの連携も重要です。娘さんは県外に住んでおり、頻繁に訪問できない状況とのことですが、おばあさんの状況を共有し、一緒に解決策を検討することが大切です。
- 現状報告:おばあさんの現在の状況、あなたが気づいたこと、心配な点を具体的に伝えます。
- 情報交換:娘さんの考えや、これまでの対応について話を聞き、お互いの理解を深めます。
- 協力体制の構築:娘さんと協力して、おばあさんのための支援体制を構築します。例えば、定期的な電話連絡、ビデオ通話、訪問時のサポートなど、できる範囲で協力できることを話し合いましょう。
娘さんとのコミュニケーションを通じて、おばあさんの状況を改善するための具体的な対策を一緒に考えていくことが重要です。
4. あなたができること:具体的な行動
ケアマネージャーや家族との連携を図りながら、あなた自身ができることもあります。ただし、法的問題やプライバシーへの配慮も忘れずに行動しましょう。
- 見守り:日中の訪問は、おばあさんの許可を得て行いましょう。玄関先から様子を確認するだけでも、安心感を与えることができます。
- 声かけ:おばあさんに声をかけ、コミュニケーションを図りましょう。話を聞いたり、一緒に時間を過ごすだけでも、孤独感を軽減できます。
- 安全確認:タバコの火の始末、暖房器具の安全確認など、火災や事故のリスクを減らすための安全確認を行いましょう。
- 生活支援:可能な範囲で、食事の準備、買い物の手伝いなど、生活をサポートします。ただし、無理のない範囲で行いましょう。
- 記録:おばあさんの様子、行ったこと、感じたことを記録しておきましょう。記録は、ケアマネージャーや家族との情報共有に役立ちます。
あなたの行動は、おばあさんの生活の質を向上させるだけでなく、あなた自身の心の負担を軽減することにもつながります。
5. 専門的なサービスの活用:選択肢の検討
おばあさんの状況に合わせて、専門的なサービスの活用も検討しましょう。
- 訪問介護サービス:ヘルパーが自宅を訪問し、食事、入浴、排泄などの介助を行います。
- デイサービス:日中に施設に通い、食事、入浴、レクリエーションなどを行います。
- ショートステイ:短期間、施設に入所し、介護サービスを受けます。
- 認知症対応型共同生活介護(グループホーム):認知症の人が少人数で共同生活を送る施設です。
- 施設入所:特別養護老人ホームなど、長期的な入所を検討します。
これらのサービスは、おばあさんの生活を支えるだけでなく、あなた自身の負担を軽減することにもつながります。ケアマネージャーや地域包括支援センターに相談し、適切なサービスを選びましょう。
6. 法的な問題への対応:注意点
あなたの行動は、善意から行われているものですが、法的問題に発展する可能性も考慮する必要があります。
- 不法侵入:無断で家に入ることは、不法侵入にあたる可能性があります。必ず、おばあさんの許可を得てから訪問しましょう。
- プライバシーの侵害:おばあさんのプライバシーに配慮し、むやみに情報を公開しないようにしましょう。
- 個人情報保護:おばあさんの個人情報を適切に管理し、第三者に漏洩しないようにしましょう。
法的問題に発展しないためにも、ケアマネージャーや家族と連携し、適切な対応を心がけましょう。
7. あなた自身の心のケア:無理をしない
おばあさんの支援は、精神的にも肉体的にも負担がかかるものです。あなた自身の心のケアも忘れずに行いましょう。
- 休息:十分な休息を取り、心身ともにリフレッシュしましょう。
- 相談:家族、友人、専門家などに相談し、悩みを共有しましょう。
- 気分転換:趣味を楽しんだり、リラックスできる時間を作りましょう。
- 専門家のサポート:カウンセリングや、精神科医の診察を受けることも検討しましょう。
あなた自身が健康でなければ、おばあさんを支えることはできません。無理をせず、自分を大切にすることを心がけましょう。
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8. まとめ:あなたにできること、そして未来へ
認知症のおばあさんを助けたいというあなたの気持ちは、非常に尊いものです。しかし、一人で抱え込まず、専門家や家族と連携し、適切な知識とサポートを得ることが重要です。今回の記事で提示した具体的なアドバイスを参考に、おばあさんのためにできることを一つずつ実践していきましょう。そして、あなた自身の心のケアも忘れずに、無理のない範囲で支援を続けてください。
おばあさんの未来のために、あなたの行動が大きな力となることを信じています。
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