認知症の母との向き合い方：転職コンサルタントが語る、家族介護と仕事の両立

認知症って本当に残酷ですね 母が数年前から認知症気味で年々酷くなってる感じがします。（途中から病院も行かなくなってしまいました） 去年は疲れ切ってほぼ1年位連絡も取りませんでした。それまでは遠くに住んでいるので毎日仕事の合間にTELして４種類の薬を飲むのと、貼り薬を貼ることを言ってましたが毎日「どこに薬がいったか分からない」など続いて、ついに私がメンタル壊れ、泣いて怒鳴ってしまったりして連絡できなくなりました（父が元気なので頼ってますが、薬の管理までは難しそうなので頼まず） そのまま1年以上何も飲まないでいますが変わらずいますので、案外内科の薬（血圧、コレステロールなど）や認知症の貼り薬も飲んでも飲まなくても変わりないのかと思いました、、、 1年ほぼ連絡しなく、たまには会わないとと思いさっき連絡してかけ直しって言ってるのに掛け直してこないし（切って忘れてるみたいな）私の携帯Noも1年も経つと忘れているようで、私の電話番号言ってみてと言ったら「123456789」とか家電に表記してある電話番号とか言い出す始末…色々と怒鳴ってしまい、電話が終わってから更に悲しくなりぐったりしてしまいました。 みんなこんなにお辛い経験してるんですか…？これからもっと辛くなると思うとお先真っ暗です。 二年前位までは色々旅行に連れて行っていましたが今は途中駅の待ち合わせも無理だと分かり、行く気も起きません。 乱れていたメンタルが1年間のTEL無しにして直ったと思ったらたまにTELするだけで悪化してしまいます。苦しくなります。 過去は母親にかなり世話にはなっていたので邪険にはしたくないのは分かっているのですが、、、 どうかアドバイスお願いします

お気持ち、痛いほど分かります。認知症の介護は、想像をはるかに超える困難とストレスを伴います。特に、ご自身が遠方に住んでいらっしゃる状況下では、精神的な負担は計り知れません。 ご自身のメンタルヘルスを優先させることも、非常に重要です。1年間連絡を取らなかったことでメンタルが回復したというご経験は、ご自身の限界を認識し、適切な距離を保つことの大切さを示唆しています。

1. 認知症の現状と課題の整理

まず、お母様の認知症の進行度合いを正確に把握することが重要です。 ご自身が感じている「認知症気味」という曖昧な表現ではなく、専門家の診断が必要です。 お母様は現在、医療機関を受診されていませんが、まずは地域の包括支援センターや、かかりつけ医にご相談することをお勧めします。 包括支援センターでは、介護サービスの利用方法や、認知症に関する相談窓口を紹介してもらえます。 かかりつけ医がいらっしゃらない場合は、地域の医療機関に相談してみましょう。

また、薬の服用についてですが、ご自身が心配されているように、薬を服用しなくても現状維持されている場合もあります。しかし、これは専門医の判断が必要です。 薬の効果や副作用、服用継続の必要性などを医師に相談し、お母様に最適な治療方針を決定することが重要です。 もしかしたら、服用方法の見直しや、他の薬への変更が必要かもしれません。

2. 現実的な介護プランの策定

遠距離介護は、非常に困難な状況です。 毎日電話をするという負担を軽減するために、週に数回程度の電話に絞り、その時間を明確に決めておくことをお勧めします。 また、電話の内容も、お母様の状態を確認するだけでなく、楽しい話題や、お母様の好きなことを話す時間を取り入れることで、コミュニケーションをより円滑に進めることができます。 例えば、昔の写真を見せながら思い出話をするなど、具体的な方法を考えてみましょう。

お母様の薬の管理については、ご兄弟姉妹がいらっしゃる場合は、協力体制を構築することも検討しましょう。 また、訪問介護サービスを利用することで、薬の管理や身の回りの世話などをサポートしてもらうことも可能です。 介護サービスの種類や利用方法については、包括支援センターなどに相談してみましょう。

3. ご自身のメンタルヘルスのケア

ご自身のメンタルヘルスをケアすることも、非常に重要です。 介護疲れは、心身に深刻な影響を与えます。 定期的に休息を取り、趣味や好きなことに時間を割くことで、ストレスを軽減しましょう。 必要であれば、精神科医やカウンセラーに相談することも検討してください。 介護者向けのサポートグループに参加することも、同じ境遇の人と話をしたり、情報交換をする上で役立ちます。 一人で抱え込まず、周囲に助けを求めることをためらわないでください。

具体的なアドバイス：

• 週に1回、決まった時間に電話をする。 短い時間でも、定期的に連絡を取ることで、お母様との繋がりを維持できます。
• 訪問介護サービスの利用を検討する。 薬の管理や身の回りの世話などをサポートしてもらい、負担を軽減できます。
• 介護者向けのサポートグループに参加する。 同じ境遇の人と話をしたり、情報交換をすることで、孤独感を軽減できます。
• 自分の時間を作る。 趣味や好きなことに時間を割き、リフレッシュしましょう。
• 専門家への相談を検討する。 精神科医やカウンセラー、包括支援センターなどに相談することで、適切なアドバイスを受けられます。

4. 成功事例と専門家の視点

私の転職コンサルティングの経験から、多くのクライアントが仕事と介護の両立に苦戦していることを知っています。 中には、介護のために仕事を辞めざるを得なかった方もいます。 しかし、適切なサポート体制を整えることで、仕事と介護の両立は可能になります。 例えば、フレックスタイム制やリモートワークなどを活用することで、介護の時間を確保しながら仕事をすることができます。 企業によっては、介護休暇制度なども整備されていますので、会社に相談してみるのも良いでしょう。

認知症の介護は、長期戦になります。 焦らず、一歩ずつ、現実的なプランを立てて進めていきましょう。 そして、ご自身のメンタルヘルスを最優先にしてください。 あなたは一人ではありません。 多くの支援体制がありますので、積極的に活用してください。

5. まとめ

認知症介護は、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかります。 しかし、適切な情報収集と周囲のサポートを得ながら、ご自身のペースで取り組むことが大切です。 専門機関への相談、介護サービスの利用、そして何よりご自身のメンタルヘルスのケアを優先することで、より良い方向へ進むことができます。 諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう。

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