新卒介護職、もう辞めたい…辛い現実は甘え？職場の人間関係と将来を考える

新卒でまだ半月しか働いていない者です。介護職です。ですがもう辞めたいです。甘えだと分かっています。ですが、涙が止まらなくなったり、頭痛や立ちくらみがあったり、眠れない日が多くなりました。 愚痴です。 ある職員さんが苦手です。 ダンボールを開けてもいいのかを聞いただけで「いや、開けないと補充できないでしょ」など私には当たりが強いです。 良いか悪いかだけでいいのに、そんな言うことなくない?!って思ってしまいました。 私と他の職員さんや利用者とは声色がまったく違います。 私のこと嫌いなんだろうなというのが言動や行動で伝わってきます。 私が仕事のタイムスケジュール表を見ていたら「そんなところ突っ立ってないで、こっち来て次の仕事を聞いたらどう？」と言われたので、次から聞いたら嫌な顔をされます。 その職員さんがいなければとてもいい施設だなと感じてしまいます。 今辞めてしまう方が職員さんには迷惑かからないでしょうか？このまま嫌と思いながら働き続けた方が良いのでしょうか？

新卒で介護職に就いてわずか半月、すでに退職を考えているとのこと。心身ともに辛い状況、そして職場の人間関係の悩みを抱えていることが伝わってきます。 このQ&Aでは、新卒介護職のあなたが抱える「退職の葛藤」「職場の人間関係の悩み」「今後のキャリアプラン」という3つのテーマを軸に、具体的な解決策を探っていきましょう。 「甘え」と感じる気持ちも理解しつつ、あなたの状況を客観的に分析し、最善の選択ができるようサポートします。

1. あなたの状況を客観的に分析してみましょう

まず、あなたが感じている辛さや苦しみは決して「甘え」ではありません。新卒で初めての社会人生活、しかも責任の重い介護職という環境で、想像以上に厳しい現実を突きつけられているのです。 涙が止まらない、頭痛や立ちくらみ、不眠…これらは心身のSOSサインです。 具体的な症状を医師に相談することも検討しましょう。 職場の人間関係の悪化も、大きなストレス要因となっています。 特定の職員の方とのコミュニケーションがうまくいかないだけでなく、その職員の言動によって、あなた自身の仕事への意欲や自信まで奪われている状態です。

具体的な事例を見てみましょう。ダンボールを開けて良いか尋ねた際の対応、「そんなところ突っ立ってないで…」という指示、そして嫌な顔…これらは、パワハラに該当する可能性があります。 介護職は、チームワークが不可欠な仕事です。 しかし、このような状況では、チームの一員として働くことが困難になります。 あなたは、業務遂行能力の不足ではなく、人間関係の悪化によって辛い思いをしているのです。

「その職員さんがいなければとてもいい施設だな」と感じているというあなたの言葉からも、施設自体が良い環境である可能性が高いことが伺えます。 問題は、特定の職員との人間関係に起因するストレスです。 この点を明確に理解することが、今後の判断の第一歩となります。

2. 今、辞めるべきか？それとも続けるべきか？

結論から言うと、今の状況では辞めることを検討しても良いでしょう。 心身の健康を損なうほど辛い状況を続けることは、決して良い選択ではありません。 「迷惑をかける」という罪悪感も理解できますが、あなたの健康を犠牲にしてまで働き続ける必要はありません。 むしろ、このまま働き続け、心身の健康を害してしまう方が、長期的に見て大きな損失となります。

しかし、辞める前に以下の点を検討しましょう。

• 上司や人事担当者への相談：まずは、あなたの上司や人事担当者に相談してみましょう。 具体的な状況を伝え、改善策を検討してもらうことが重要です。 中には、あなたの状況を理解し、問題解決に向けて協力してくれる人もいるかもしれません。 ただし、相談する際には、具体的な事例を記録しておくと効果的です。 日付、時間、状況、発言内容などをメモしておきましょう。
• 他の職員への相談：信頼できる他の職員に相談することも有効です。 客観的な意見を聞くことで、自分の状況を改めて見つめ直すことができます。 また、他の職員から、その職員との接し方に関するアドバイスをもらえるかもしれません。
• 転職活動の準備：もし、状況が改善しない場合、転職活動の準備を始めましょう。 転職活動は時間と労力を要するため、早めの準備が大切です。 求人サイトの登録や、履歴書・職務経歴書の準備を進めておきましょう。 介護職以外の職種も視野に入れてみるのも良いかもしれません。 例えば、事務職や医療事務など、人との関わり方は違えど、人の役に立てる仕事はたくさんあります。

3. 今後のキャリアプランを考える

介護職への未練がある場合、別の施設への転職を検討することも可能です。 しかし、転職先を選ぶ際には、職場環境や人間関係をしっかりと確認することが重要です。 求人情報だけでなく、実際に施設を訪れて見学したり、働く職員の方と話をするなどして、職場雰囲気を把握しましょう。 転職サイトや転職エージェントを活用することも有効です。 専門家のアドバイスを受けることで、自分に合った職場を見つけやすくなります。

もし、介護職を続けることに不安を感じているのであれば、キャリアチェンジも選択肢の一つです。 介護職で培った経験やスキルは、他の職種でも活かせる可能性があります。 例えば、コミュニケーション能力や共感能力は、営業職やカウンセラーなど、様々な職種で役立ちます。 自分の強みや興味を改めて見つめ直し、将来のキャリアプランをじっくりと考える時間を取りましょう。

4. 具体的な行動計画を立てましょう

現状を分析し、今後の選択肢を検討したところで、具体的な行動計画を立てましょう。 以下のチェックリストを活用してみてください。

• □ 上司または人事担当者への相談：いつ、どのように相談するかを具体的に計画する
• □ 信頼できる同僚への相談：誰に相談するか、いつ相談するかを具体的に計画する
• □ 医師への相談：いつ、どの科を受診するかを具体的に計画する
• □ 転職活動の準備：求人サイトへの登録、履歴書・職務経歴書の準備など、具体的なスケジュールを立てる
• □ キャリアカウンセリングの利用：専門家のアドバイスを受けることを検討する

5. まとめ

新卒で介護職を始めて間もないあなたが抱える悩みは、決して「甘え」ではありません。 心身ともに辛い状況にあるあなたにとって、最善の選択をするために、まずは自分の状況を客観的に把握し、冷静に判断することが大切です。 上司や同僚への相談、医師への相談、そして転職活動の準備など、様々な選択肢を検討し、あなたにとって最適な行動計画を立てましょう。 そして、一人で抱え込まず、専門家への相談も積極的に検討してください。

※ この記事は一般的なアドバイスであり、個々の状況に合わせた具体的な対応を保証するものではありません。