看護師資格は不要！医療知識を活かし、安心と安全を守る方法

看護･医療についてです。私は精神や福祉の資格をとって職につきたいと考えています。しかし、それに加えて看護や医療を学びたいと思うようになりました。今日、母が脳貧血で倒れて怖くなったからです。(すぐ意識は戻ったらしいです)呼びかけや水を飲ませたり、寝室まで寄り添うことはできたのですが、医療や看護の知識があれば…と無力さや恐怖や孤独?を感じました。何年か前も母が倒れた時に、医療の本を買って読んだり泣いたり焦ったりで苦しかったです。なにか病気ではなく、お風呂･飲酒･煙草による脳貧血で、本人も若い頃から貧血症状があるからか慣れている感じではいるのですが、私は気にしすぎるしビビりなので怖いです。そこで、福祉･精神系とともに看護や医療も学ぼうかなと思っています。職にはしませんが、誰かが危ない時に対処できるようにしたいです。そのようなことは可能でしょうか…？4月から大学生です。

お母様の脳貧血でご心配されたこと、心よりお見舞い申し上げます。ご自身の無力感や恐怖心、よく分かります。医療現場で働く者として、そのお気持ちに寄り添いながら、具体的な解決策をご提案させていただきます。

結論から言うと、看護師資格を持たなくても、医療知識を身につけて、いざという時に対応できる力は十分に養えます。　4月から大学生とのことですので、大学生活と並行して、段階的に学習を進めていくプランを提案します。

1. 心理的安心感と実践的スキル習得：応急処置と基礎知識の学習

まず、ご自身が抱える「無力感」と「恐怖心」を軽減するために、応急処置の基礎を学ぶことをお勧めします。救命救急の知識は、誰にとっても役立ちます。単なる知識の習得ではなく、実践的なスキルを身につけることが重要です。そのためには、以下の方法があります。

• 赤十字社の救急法講習会を受講する：基礎的な心肺蘇生法（CPR）やAEDの使い方、止血法などを習得できます。多くの大学でも、ボランティア活動の一環として、講習会が開催されている場合があります。
• オンライン学習サイトを活用する：UdemyやCourseraなど、医療系のオンラインコースが豊富に揃っています。自分のペースで学習を進められるので、忙しい大学生にも最適です。応急処置だけでなく、解剖生理学の基礎や病気の症状に関する知識も得られます。
• 関連書籍を読む：分かりやすい図解入りの応急処置の入門書や、一般向けに書かれた医療知識の書籍などを活用しましょう。図書館で借りるのも良い方法です。

これらの学習を通して、医療知識の基礎を築き、いざという時に冷静に対応できる自信を身につけることができます。これは、精神福祉の仕事にも役立つスキルとなります。

2. 専門知識の深堀り：興味のある分野に特化

基礎的な知識を習得したら、興味のある分野に特化して学習を深めていきましょう。例えば、お母様の脳貧血のように、循環器系の疾患に興味がある場合は、関連書籍やオンラインコースを探してみましょう。精神福祉の分野と関連付けて、精神疾患における身体症状の理解を深めることも可能です。

専門性の高い知識を得るためには、以下の方法が有効です。

• 大学で関連する科目を履修する：心理学や生理学、解剖学などの科目は、医療知識の理解を深める上で非常に役立ちます。大学で開講されている科目をチェックし、履修計画に組み込んでみましょう。
• 医療系資格の取得を目指す：医療事務や介護福祉士などの資格は、医療現場の知識やスキルを学ぶ上で役立ちます。ただし、必ずしもこれらの資格が必須ではありません。自分の目標や進路に合わせて、必要に応じて検討しましょう。
• 医療従事者との交流：ボランティア活動に参加したり、医療機関でインターンシップに参加したりすることで、医療現場の雰囲気や医療従事者の仕事ぶりを間近で知ることができます。貴重な経験と人脈を築くことができます。

これらの学習を通して、より専門的な知識を習得し、より的確な対応ができるようになります。単なる知識の詰め込みではなく、実践的な場面を想定した学習を心がけることが重要です。

3. 実践的な経験：ボランティア活動への参加

知識を身につけるだけでなく、実践的な経験を積むことも重要です。ボランティア活動に参加することで、医療現場の雰囲気を肌で感じ、人との関わりの中で知識を活かすことができます。

• 地域の高齢者施設でのボランティア：高齢者の健康チェックや見守り、生活支援などを通して、高齢者の健康に関する知識や、介護の基礎を学ぶことができます。
• 病院や福祉施設でのボランティア：医療現場の雰囲気を肌で感じ、医療従事者と交流することで、医療に関する知識を深めることができます。患者さんとのコミュニケーションスキルも磨かれます。
• 災害ボランティア：災害時の応急処置や避難誘導などの活動を通して、実践的なスキルを身につけることができます。緊急事態への対応能力を高めることができます。

ボランティア活動は、医療知識の活用だけでなく、コミュニケーション能力や問題解決能力も向上させる絶好の機会となります。精神福祉の分野との関連性も高く、将来のキャリアにも繋がる貴重な経験となります。

4. 継続的な学習：生涯にわたる学び

医療知識は、常に進化しています。そのため、継続的な学習が不可欠です。新しい情報や技術を学び続けることで、常に最新の知識を身につけることができます。

• 医療系のニュースや専門誌を読む：最新の医療情報や技術動向を把握することで、知識のアップデートができます。
• 医療系のセミナーや講演会に参加する：専門家から直接話を聞くことで、深い知識や理解を得ることができます。
• 医療関係者とネットワークを作る：医療関係者と継続的に交流することで、最新の情報を共有し、相談できる環境を作ることができます。

継続的な学習は、単なる知識のアップデートだけでなく、専門家としての成長にも繋がります。生涯にわたる学びを続けることで、より高度な医療知識とスキルを身につけることができます。

まとめ

お母様の脳貧血をきっかけに、医療知識を学びたいという強い気持ち、大変素晴らしいです。看護師資格は必須ではありません。応急処置のスキル習得、興味分野の専門知識の深堀り、実践的なボランティア活動、そして継続的な学習によって、十分に目標を達成できます。 精神福祉と医療の両方の知識を活かし、誰かの役に立てる、そんな未来を創造してください。

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