57歳介護職、転職か定年まで勤続か…10年勤めた職場の苦悩と未来への道筋

介護職に就いて10年経過してます。現在57歳です。介護職は自分で転職を選んだのですが、どこでも同じだよと言われますが、私の会社職場では、初任者研修を学んでから就職したと言っても現場では学んだ事を活用出来るというよりも…学んだ事とは違う事ばかりでした…それでも仕事の流れや内容を覚えるために必死でやりながら…とりあえず2年と目標を持ちながら、あと半年やってみよう…と思いながら早いもので10年経ちました。そうして長年働いている先輩職員(介護、看護)の中には全員ではありませんが、仕事も業務分担と分かれていて毎日その日の業務の要領とか覚えるのに必死なのに、小馬鹿にした嘲笑や陰口、強い口調と怖い顔で言ってくる人達がいました。私の姓を先輩職員達が聞いて妙な雰囲気で私を見ていて…一人の人が以前に同じ名字の人がいて、その人が職員のお金を盗んでいたとか教えてくれました。同じ名字というだけで、なんの関係もないのにある人は[あんたもするとじゃないの！]といきなり言われたけど、その時はなんの事を言われてるのかわかりませんでした…その後にそういう人がいたと教えてもらったので、そう言われた時は何の事かわからず黙ってました。私を犯罪者みたいに言った人は今も働いてます…私は苦手で極力必要のない限りかかわらないようとしてました。そうしてるうちに、定期的というか職員が交替で部署移動があり…離れていたのですが3年前にまた元の部署に移動した時に…その人(お金を取るんじゃないのと言った人)が話しかけてきたのですが、以前は凄く意地悪な言い方しかしない人だったのが、良い事ではあるんですが…私からしたら…[なんか魂胆があるんじやないの！？]と思うくらい物言いが優しくなって…態度もあまりにも違うので気味が悪いと思うくらいでした。仕事はしないといけないので…気味が悪いと思いつつ関わってますが、私からしたら…やはり苦手である事は変わらないです。最初はあまりにも酷い関わりだったので。昨年から悩んでるのが、今の会社を辞めて違う会社で介護職に就くか？自分の年齢的にどこも同じだと考えてそのままこの会社にいて定年まで働くのが良いのか…？と考えてます。アドバイスいただければ幸いです。よろしくお願いします。

この記事では、57歳で介護職に10年間従事し、職場環境の困難さや人間関係の悩みを抱える相談者の方に向けて、転職か定年まで勤続かを検討する上での具体的なアドバイスを提供します。長年の経験と年齢を考慮し、キャリア継続とメンタルヘルスの両面から、最適な選択肢を見つけるための具体的なステップを解説していきます。

1. 10年間の経験と現在の状況の整理

まず、相談者の方の10年間の介護職経験は、非常に貴重な財産です。初任者研修で得た知識に加え、現場で培った実践的なスキル、そして長年培ってきた人間関係構築力（困難な状況下でも業務を遂行してきた経験）は、今後のキャリアを考える上で大きな強みとなります。

しかし、職場環境の問題は深刻です。同僚からの陰口や、過去の出来事による誤解に基づく偏見は、精神的な負担を大きくしていることは明らかです。このような状況が、転職を検討する大きな要因となっていると推察します。 「どこでも同じ」という周囲の声は、必ずしも真実ではありません。介護業界は施設や事業所によって、働き方や職場環境に大きな違いがあります。

2. 転職を検討する場合のステップ

もし転職を検討するのであれば、以下のステップを踏むことをお勧めします。

• スキルと経験の棚卸し：10年間の経験で培ったスキル（介護技術、コミュニケーションスキル、問題解決能力など）を具体的に書き出してみましょう。資格取得や研修参加なども含め、アピールポイントを明確にします。例えば、「認知症高齢者のケアに特化した経験」「チーム医療における連携強化の経験」「複雑なケースへの対応力」など、具体的な事例を挙げることが重要です。
• 求人情報の精査：「介護職　50代歓迎」「介護職　ブランクOK」「介護職　正社員」などのキーワードで、求人サイトやハローワークで積極的に情報を収集しましょう。 勤務時間、待遇、職場の雰囲気など、自分の希望条件に合う求人を探すことが重要です。 特に、職場環境の良い施設を選ぶために、口コミサイトなどを活用し、情報収集を徹底しましょう。
• 面接対策：面接では、これまでの経験を効果的にアピールすることが重要です。特に、困難な状況を乗り越えた経験や、チームワークを重視した取り組みなどを具体的に説明することで、あなたの能力と人となりを知ってもらうことができます。 また、キャリアチェンジを検討している場合、その理由を明確に説明し、新たな職場への意欲を示すことも重要です。
• 転職エージェントの活用：転職エージェントは、求人情報の提供だけでなく、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、年収交渉などのサポートをしてくれます。特に年齢を重ねてからの転職では、エージェントのサポートが非常に役立ちます。

3. 定年まで勤続する場合のステップ

もし、定年まで現職に勤続することを選択する場合も、現状を改善するための具体的な対策が必要です。

• 人事部への相談：職場環境の問題を人事部に相談することで、改善の糸口が見つかる可能性があります。具体的な事例を基に、現状の困難さを伝え、改善策を提案しましょう。 相談する際には、感情的にならず、冷静に事実を伝えることが重要です。
• 上司や同僚とのコミュニケーション：誤解を解き、良好な人間関係を築く努力も必要です。 積極的にコミュニケーションを取り、自分の考えや気持ちを伝え、相手を理解しようと努めることで、関係改善につながる可能性があります。 ただし、無理に関係を修復しようとする必要はありません。 自分の精神状態を優先し、適切な距離感を保つことも大切です。
• メンタルヘルスのケア：職場環境のストレスは、精神的な負担を大きくします。必要であれば、産業医やカウンセラーに相談し、メンタルヘルスのケアを受けることを検討しましょう。 自分の気持ちを誰かに話すことで、気持ちが楽になることもあります。
• 業務の見直し：業務内容や働き方を改善することで、ストレスを軽減できる可能性があります。上司に相談し、業務の見直しや分担の調整を検討してみましょう。

4. 年齢と転職活動

57歳での転職は、年齢がネックになる可能性も否定できません。しかし、長年の経験とスキルを活かせる仕事は必ず存在します。 年齢をデメリットと捉えず、経験を活かした強みをアピールすることで、多くの企業が求める人材になれる可能性があります。 また、年齢に関係なく、あなたの能力と人柄を評価してくれる企業を見つけることが重要です。

5. 最終的な判断

転職か定年まで勤続か、どちらを選択するかは、相談者の方自身の判断です。 どちらの選択肢にもメリットとデメリットがあります。 上記のステップを参考に、それぞれの選択肢について、メリットとデメリットを比較検討し、自分にとって最適な選択をしましょう。 そして、その選択に後悔しないよう、しっかりと時間をかけて考え抜くことが重要です。

6. 専門家によるサポート

転職やキャリアに関する悩みは、一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けることをお勧めします。転職エージェントやキャリアカウンセラーは、あなたの状況を客観的に分析し、最適なアドバイスを提供してくれます。

**結論:** 57歳で介護職10年という経験は大きな財産です。転職も定年まで勤続も、どちらも選択肢として可能です。 重要なのは、自分の状況を冷静に分析し、それぞれのメリット・デメリットを比較検討すること、そして、自分の心に正直に、最適な選択をすることです。 迷う場合は、専門家のサポートを活用しましょう。 そして、未来への一歩を踏み出してください。