認知症の母との関係に悩むあなたへ:施設入所中の面会、外出、そして心のケア
認知症の母との関係に悩むあなたへ:施設入所中の面会、外出、そして心のケア
この記事では、群馬県の住宅型有料老人ホームに入所中の認知症の母親との関係に悩み、出産を控えているあなたに向けて、具体的なアドバイスと心のケアについて解説します。施設とのコミュニケーション、面会や外出の頻度、そしてご自身の感情との向き合い方について、一緒に考えていきましょう。
世間一般の常識を教えて下さい。
群馬県の住宅型有料老人ホームに認知初期の独り身の母が入所し、9か月が経とうとしています。
①本人への電話は事務所を介しますが、月に何度位、何分位話す事が好ましいのでしょうか。
②施設への面会は通常何時間位までいいのでしょうか。(2度目の訪問。本人がデイサービスの無い日に面会予約を入れました)
③面会時、毎回菓子折りは必要でしょうか
④面会時、母を気分転換に外出、外泊させることは良くない事なのでしょうか?
入所後、精神疾患の症状が出ると診断され、
○電話の制限(本人が涙する話(今の状況)などNGな為、施設長同席のもと)
○3ヶ月経過し、初めての面会も1歳児を連れ、4時間掛けて参りましたが本人の精神的、体調を考慮して施設長同席の元、短時間(30分)でと。
○外への連れ出し禁止。
施設から月1度の健診時以外、外出の無い母を、連れ出す事、母に孫と接して喜んでもらいたい。何より私が癒されるのです…。
離れ離れの今、電話も制限なく、面会も制限なく、外泊もさせたい・・・。との思いは独りよがりなのでしょうか。
母は日常会話、トイレおフロ散歩など行動は支障の無い65歳です。
直前の記憶や約束事が覚えらなくなりました。
経済的に厳しい為、生活保護に切り替わり、行政の高齢福祉課の対応として、「全ては母の為」と後見人を通しての入所の通達でした。
アパート暮らしだった母と連絡が取れなくなり、群馬へ入所したと聞かされた時から、苦悩の毎日です。
今まで気丈だった母の認知を信じられず、信じたくない余り、家族としての受け入れ方が分からず、そして私が出産も控え、未知の事が重なり不安から、母へ強く苛立たしく接してきた事を、高齢福祉課へ相談して参りました。
出産後は母への思いは強まり欠かせない存在です。
母が入所し、実家もありません。
子供も生まれ、母孫娘の時間、母の喜ぶ姿に今は何より癒されるのです。ただそれだけなのですが、行政は「母の事は任せて、生活を乱さないで欲しい」と。
母は私には「一緒に居られる事が一番嬉しい」と涙します。
配偶者は全て行政側の意見です。
相談できる身内がおらず、お願いします。
はじめに:あなたの抱える複雑な感情と、それに対する理解
この度は、ご相談ありがとうございます。お母様の介護と、ご自身の出産を控えた状況で、様々な感情が入り混じり、大変な日々をお過ごしのことと思います。まず、あなたが抱える
- お母様への愛情
- 孫との触れ合いを願う気持ち
- 施設や行政との板挟みになる葛藤
- ご自身の出産への不安
これらの感情は、決して「独りよがり」ではありません。ごく自然な感情であり、誰でも抱きうるものです。この記事では、あなたの状況を深く理解し、具体的なアドバイスを提供することで、少しでもあなたの心の負担を軽減できるよう努めます。
1. 施設とのコミュニケーション:電話と面会について
まず、施設とのコミュニケーションについて考えていきましょう。お母様との電話、面会の頻度や時間、そして施設との連携について、具体的なアドバイスをします。
1-1. 電話の頻度と時間:施設との連携を円滑に
お母様との電話は、事務所を介して行われるとのことですが、月に何度、何分話すのが適切か、悩ましいところですよね。認知症の進行度合いや、お母様の精神状態によって最適な頻度は異なりますが、一般的には、以下の点を考慮すると良いでしょう。
- 頻度:週に1~2回、1回あたり15~30分程度から始めるのがおすすめです。お母様の様子を見ながら、徐々に頻度を増やしていくことも可能です。
- 時間帯:お母様の生活リズムを考慮し、落ち着いて話せる時間帯を選びましょう。例えば、食後や、日中の活動が終わった後の時間帯などが良いでしょう。
- 内容:お母様が安心できるような話題を選びましょう。過去の楽しかった思い出や、孫の話など、前向きな話題がおすすめです。施設長同席の場合は、事前に話す内容を相談し、感情的になりやすい話題は避けるようにしましょう。
- 施設との連携:電話の前に、施設のスタッフに電話をかける時間帯や、お母様のその日の様子を確認しましょう。何か気になることがあれば、事前に伝えておくことで、スムーズなコミュニケーションができます。
電話の内容については、お母様が涙するような話は避けるようにとのことですが、これはお母様の精神状態を考慮した上で、非常に重要なことです。施設長が同席することで、状況を客観的に把握し、適切な対応をすることができます。
【ポイント】
- 定期的な電話は、お母様の安心感につながります。
- 施設との連携を密にすることで、より良いコミュニケーションができます。
- お母様の状態に合わせて、柔軟に頻度や時間を調整しましょう。
1-2. 面会の時間と頻度:バランスの取れた関係を築くために
面会時間についても、施設によってルールが異なりますが、一般的には、以下の点を参考にすると良いでしょう。
- 時間:2度目の訪問で30分という制限があったとのことですが、これはお母様の精神状態を考慮した上での判断でしょう。可能であれば、少しずつ時間を延ばしていくことを施設と相談してみましょう。
- 頻度:週に1回、または2週間に1回など、お母様の負担にならない頻度で面会するのが良いでしょう。
- 面会時の過ごし方:お母様がリラックスできるような雰囲気を作りましょう。好きな音楽をかけたり、写真を見たりするのも良いでしょう。孫との面会は、お母様にとって大きな喜びとなるはずです。
- 施設との連携:面会前に、施設のスタッフにお母様の体調や精神状態を確認しましょう。何か注意すべき点があれば、事前に教えてもらうことで、より良い面会ができます。
面会時には、お母様が「一緒に居られる事が一番嬉しい」と感じているとのこと。この気持ちを大切にしつつ、お母様の心身の状態を最優先に考え、施設と協力しながら、無理のない範囲で面会を重ねていくことが大切です。
1-3. 菓子折りは必要?:感謝の気持ちを伝える方法
面会時の菓子折りについてですが、必ずしも毎回必要というわけではありません。感謝の気持ちを伝える手段の一つとして、持参することは良いでしょう。しかし、毎回となると、負担になることもあります。
【ポイント】
- 感謝の気持ちを伝える方法は、菓子折りに限りません。手紙や、お母様との会話の中で伝えることもできます。
- 施設のスタッフとの関係性に合わせて、無理のない範囲で感謝の気持ちを伝えましょう。
- お母様が喜ぶような、季節の果物や、手作りのクッキーなどを用意するのも良いでしょう。
2. 外出と外泊:お母様のQOL(生活の質)を考慮して
お母様を気分転換に外出、外泊させたいというお気持ちは、とてもよく分かります。孫との触れ合いを願う気持ちも、当然のことです。しかし、施設側が外出を禁止している背景には、お母様の安全や健康状態への配慮があります。
【ポイント】
- 施設の意向を尊重する:まずは、施設の意向を尊重し、なぜ外出が禁止されているのか、その理由を詳しく聞いてみましょう。
- 医師の意見を聞く:お母様の主治医に相談し、外出や外泊が可能かどうか、医学的な観点からの意見を聞いてみましょう。
- 安全対策を講じる:外出する際には、転倒防止のための工夫や、認知症の方への対応について、事前に準備しておきましょう。
- 施設と協力する:外出や外泊が可能になった場合、施設と協力して、安全に配慮した計画を立てましょう。
【アドバイス】
段階的なアプローチを検討しましょう。
1. 施設との相談:まずは、施設長や担当のケアマネージャーと、外出や外泊について、じっくりと話し合いましょう。
2. 短時間の外出から始める:可能であれば、まずは近所の公園を散歩するなど、短時間の外出から始めてみましょう。
3. 孫との面会:孫との面会を、施設内で行うことから始めてみましょう。
4. 外泊の検討:お母様の状態が安定し、安全対策が整えば、外泊も検討してみましょう。
3. あなた自身の心のケア:出産と介護の両立
出産を控え、お母様の介護もされているあなたは、心身ともに大変な状況です。ご自身の心のケアも、非常に重要です。
【ポイント】
- 休息を取る:十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
- 気分転換をする:好きな音楽を聴いたり、趣味に時間を費やしたりして、気分転換をしましょう。
- 誰かに相談する:配偶者、友人、家族、専門家など、誰かに悩みを相談しましょう。
- 専門家のサポートを受ける:精神科医やカウンセラーに相談し、専門的なサポートを受けることも検討しましょう。
- 行政のサービスを利用する:高齢福祉課や、地域の相談窓口に相談し、利用できるサービスについて調べてみましょう。
【具体的な心のケアの方法】
1. 感情を言葉にする:
自分の気持ちを日記に書いたり、信頼できる人に話したりすることで、感情を整理することができます。
2. 認知行動療法:
ネガティブな思考パターンを特定し、より建設的な考え方に変える方法を学びます。
3. マインドフルネス:
現在の瞬間に意識を集中することで、ストレスを軽減し、心の平穏を取り戻すことができます。
4. 家族カウンセリング:
家族関係の問題を解決し、より良いコミュニケーションを築くためのサポートを受けられます。
【出産後のサポートについて】
出産後は、育児に追われ、さらに忙しくなることが予想されます。
1. 育児支援サービス:
自治体や民間の育児支援サービスを利用し、家事や育児のサポートを受けましょう。
2. 家族のサポート:
配偶者や、頼れる家族がいれば、積極的にサポートを求めましょう。
3. 地域のコミュニティ:
地域の育児サークルなどに参加し、他の母親たちと交流することで、孤独感を軽減し、情報交換をすることができます。
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4. 行政との連携:理解と協力を得るために
行政との関係性について、配偶者が行政側の意見に偏っているとのことですが、あなたの思いを伝える努力も必要です。
【ポイント】
- 担当者とのコミュニケーション:定期的に担当者と面談し、お母様の状況や、あなたの思いを伝えましょう。
- 情報共有:お母様の状態に関する情報を、積極的に共有しましょう。
- 要望を伝える:外出や外泊について、あなたの要望を伝え、実現に向けて協力をお願いしましょう。
- 第三者の意見:必要であれば、第三者(弁護士や、介護に関する専門家など)の意見を聞き、行政との交渉に役立てましょう。
【具体的なコミュニケーションのコツ】
1. 感情的にならない:
冷静に、客観的に状況を説明し、感情的な言葉遣いは避けましょう。
2. 具体的な要望を伝える:
「〇〇をしたい」という漠然とした表現ではなく、「〇〇のために、〇〇を許可してほしい」というように、具体的な要望を伝えましょう。
3. 感謝の気持ちを伝える:
日頃の感謝の気持ちを伝えることで、相手との関係性が良好になり、協力が得やすくなります。
5. 専門家への相談:より良い解決策を見つけるために
一人で抱え込まず、専門家への相談も検討しましょう。
【相談できる専門家】
- 介護支援専門員(ケアマネージャー):お母様の介護に関する相談や、施設との連携についてサポートしてくれます。
- 精神科医:お母様の精神状態について、専門的なアドバイスをしてくれます。
- カウンセラー:あなたの心のケアについて、相談に乗ってくれます。
- 弁護士:法的問題について、相談に乗ってくれます。
専門家は、あなたの状況を客観的に見て、適切なアドバイスをしてくれます。また、施設や行政との交渉をサポートしてくれることもあります。
【専門家への相談のメリット】
- 客観的なアドバイス:第三者の視点から、あなたの状況を分析し、適切なアドバイスをしてくれます。
- 情報提供:介護保険制度や、利用できるサービスについて、詳しく教えてくれます。
- 交渉のサポート:施設や行政との交渉を、サポートしてくれます。
- 心のサポート:あなたの心の負担を軽減し、精神的なサポートをしてくれます。
6. まとめ:あなたと、お母様の幸せのために
この記事では、認知症のお母様の介護と、出産を控えたあなたの心のケアについて、様々な角度からアドバイスをしてきました。
【まとめ】
- 施設とのコミュニケーション:電話や面会の頻度や時間を、お母様の状態に合わせて調整しましょう。施設との連携を密にし、情報共有を心がけましょう。
- 外出と外泊:施設の意向を尊重しつつ、医師の意見を聞き、安全対策を講じた上で、段階的に検討しましょう。
- あなたの心のケア:十分な休息を取り、気分転換をし、誰かに相談しましょう。専門家のサポートを受けることも検討しましょう。
- 行政との連携:あなたの思いを伝え、理解と協力を得るために、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
- 専門家への相談:一人で抱え込まず、専門家への相談も検討しましょう。
お母様への愛情、孫との触れ合いを願う気持ち、そしてご自身の出産への不安。これらの感情を大切にし、あなたと、お母様の幸せのために、一つ一つ問題を解決していきましょう。
あなたの努力は、必ず報われます。
応援しています。
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