奨学金利用は親の恥？ 40代夫婦の不安と、子どもたちの未来への希望

子供に奨学金で国立大学へ通わせるのは親の恥ですか？ 父親44歳社会福祉士で正社員過去にパニック症発病現在も内服手放せない状態 私42歳パートで事務員や介護職で転職を数回繰り返しながら約10年しております。脳腫瘍術後の為に内服薬は必須です。 正社員で働いていたのは、息子か2008年に生まれるまでです。共に介護施設勤務だったので、初めての就職先で給料は後々低いと発覚しました。主人はその施設で最初のパニック障害を発症し、傷病手当すらもらえず、無給で約１か月過ごしました。その後16年勤めた頃に違う法人から転職の誘いがあり、異例の経験年数をそのまま反映した給料をいただく施設に転職しましたが、最初のパニック障害は、理事のパワハラが原因だったのは明確で、大勢の事務員がいる前でお前なんて変わりはいるから辞めてしまえ等罵倒されており、日常茶飯事だったそうで、その話を聞くたびに辞めるよう勧めていたにも関わらず、主人は初めての職場で他を経験するのが怖いから、耐えると我慢して仕事へ行ってました。でも結局動悸が強くなり、仕事中に救急車で運ばれて入院が何度かあり。最後は諦めが付いたのか、転職のお誘いを受け新しい施設に勤めてくれましたが、普通に残業しても手当てがつくからと一週間の数日は残業してましたが、転職してから、４年程経った時に、起きてこなくなり、早退も増え、休む日が多くなり、転職の誘いをしてくださった、方と施設長から、受診を勧められたところ、再びパニック障害を発症して、こちらでは、傷病手当の申請の手続きまで勧めてくださり、その後は回復はしましたが、やはり定期的に不安になるそうで、急に早退してきたり、休みの変更をしてます。なので、出世は本人は諦めてますが、私は出世はできる人だと思っています。ただ、前施設長は30代で施設の理事会に名を連ねていたそうで、決して生え抜きの方ではなく、異業種からの転職組だそうです。そして40歳の時は施設長になられており、体調を崩されて辞められましたが、現在の施設長さんも異業種から来られた方で40歳の時には理事会に名を連ねておられ、44歳で施設長に抜擢されたにも関わらず、俺はパニック障害あるから、理事会にも名を連ねてないから、出世は諦めてと言われます。 この前から、お金に関して喧嘩が絶えません。貯蓄していなかった私も悪いのですが、積み立てNISAやiDeCoの仕組みがわからなかったので、パートで収入が月に８万くらいしか無かったので、CMで観た明治安田生命の自分の積立を私のパート収入の中から子供達の学費か運転免許の足しになればと始めました。主人のボーナスは家の固定資産税や車２台の毎年の保険や税金で半分以上はなくなります。もろもろ雑費を払うといつも少ないボーナスは残りません。 ただ、主人はボーナスも毎月の給料からも貯蓄している物だと思っており、私のやりくり下手で今まで貯蓄していない事を話すと高校一年の息子の大学費用はどうするのだと。その後の２年後に娘も公立高校へ入った後も費用はどうするのかと。私は私立の短大へ行ってましたが、県外から来ていた友人は社長令嬢でしたが、親に県外の学校へ行かせてもらったから、学費ぐらいは奨学金を借りたという子もいたので、親から奨学金を勧めるのとは違うかもしれませんが、主人は親の努めだと奨学金の話すら聞く耳持ってくれません。考えが甘いのかもしれませんが、奨学金を借りた場合は私が働ける間は返済をしていくつもりです。子供達が高校生になった頃には正社員で働くつもりと今の職場の面接時には了解を得て就職しました。奨学金勧める親は恥でしょうか？

この記事では、40代夫婦が抱える経済的な不安と、子どもたちの高等教育資金に関する悩みを、転職コンサルタントの視点から深く掘り下げ、奨学金利用の是非について、現実的な解決策を提示していきます。 特に、ご夫婦のキャリアに関する課題や、将来設計を見据えた具体的な行動計画を提案することで、不安を解消し、前向きな未来を築くための指針を示します。

1. 経済的不安の現状と原因分析

まず、ご夫婦の現状を整理しましょう。ご主人は社会福祉士として正社員勤務ですが、パニック障害を抱え、出世への意欲は低いようです。奥様はパート勤務で収入が限られ、これまで貯蓄ができていません。 お子様2人の教育費が大きな課題となっており、ご主人は奨学金利用に否定的です。

この状況の原因は、いくつか考えられます。

* **ご主人のパニック障害：** 過去の職場でのパワハラが原因の一つである可能性があり、これは労働環境の問題と深く関わっています。 安定した収入を得ながらも、精神的な負担が大きく、キャリアアップに繋がりにくい状況です。
* **奥様の転職回数：** 脳腫瘍手術後もパート勤務を続けながら、介護職や事務職など複数の職種を経験されています。これは、安定したキャリアパスを築けていないことを示唆しています。 正社員を目指しているものの、実現には課題があります。
* **貯蓄不足：** ご夫婦ともに、これまで十分な貯蓄をできていません。これは、収入の低さ、生活費の圧迫、そして金融リテラシーの不足などが原因として考えられます。 積み立てNISAやiDeCoなどの活用も検討する必要があります。
* **教育費に対する考え方の違い：** ご主人は「親の努め」として、全額自己負担を望んでいますが、現実的な資金計画が立てられていません。奥様は奨学金利用を検討していますが、ご主人との意見の食い違いが大きな壁となっています。

2. キャリアアップ戦略：ご夫婦それぞれの可能性

現状打破のためには、ご夫婦それぞれのキャリアアップ戦略が不可欠です。

2-1. ご主人のキャリアアップ

ご主人は、パニック障害を抱えながらも、社会福祉士として高い専門性を有しています。 出世を諦めているとのことですが、必ずしも管理職を目指す必要はありません。

* **専門性を活かしたキャリア：** スーパーバイザーや専門相談員など、専門性を活かしつつ、精神的な負担の少ない働き方を模索できます。 転職活動においては、自身のスキルと健康状態を考慮した職場の選定が重要です。
* **ワークライフバランスの重視：** 残業を減らし、休暇を適切に取得するなど、ワークライフバランスを重視した働き方を提案します。 これは、パニック障害の症状悪化を防ぐためにも重要です。
* **メンタルヘルスのサポート：** 必要に応じて、産業医やメンタルヘルス相談機関の活用を検討しましょう。 職場環境の改善や、適切なサポート体制の構築が、キャリア継続の鍵となります。

2-2. 奥様のキャリアアップ

奥様は、正社員を目指し、既に面接時にその意向を伝えています。 脳腫瘍手術後の状況も考慮し、無理のないキャリアプランを立てる必要があります。

* **正社員登用を目指した転職活動：** これまでの経験を活かし、正社員として安定した職に就くことを目指しましょう。 履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など、転職活動に必要なスキルを磨くことが重要です。
* **スキルアップ：** 事務職や介護職の経験を活かし、さらにスキルアップを図ることで、より多くの求人から選択できるようになります。 資格取得や研修参加などを検討しましょう。
* **キャリアカウンセリングの活用：** 転職活動やキャリアプランニングについて、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。 キャリアカウンセラーは、個々の状況に合わせた適切なアドバイスを提供してくれます。

3. 教育資金計画と奨学金利用の検討

奨学金利用は、決して「恥」ではありません。 多くの学生が奨学金を活用し、高等教育を受けています。 重要なのは、返済計画を立て、無理なく返済できる体制を整えることです。

* **奨学金の種類と条件の比較検討：** 国や地方自治体、民間団体など、様々な奨学金制度があります。 それぞれの返済条件や利子などを比較し、ご家庭の状況に合ったものを選びましょう。
* **返済計画の策定：** 奨学金の返済額は、奥様の収入増加によって対応可能となる見込みです。 返済開始時期や返済期間などを考慮し、現実的な返済計画を立てましょう。
* **ご主人との話し合い：** ご主人とじっくり話し合い、奨学金利用の必要性とメリットを理解してもらうことが大切です。 具体的な返済計画を示すことで、ご主人の不安を解消できる可能性があります。

4. 具体的な行動計画

1. **ご夫婦で将来の教育資金計画を立てる：** 奨学金利用を前提としたとしても、可能な範囲での貯蓄を計画しましょう。
2. **奥様の正社員転職活動を開始する：** 求人サイトを活用し、積極的に転職活動を行いましょう。
3. **ご主人のメンタルヘルス対策とキャリア相談：** 必要に応じて、専門機関に相談し、適切なサポートを受けましょう。
4. **奨学金制度の情報を集め、比較検討する：** 複数の奨学金制度を比較し、最適なプランを選びましょう。
5. **ご主人と奨学金利用について話し合い、合意形成を目指す：** 具体的な返済計画を示すことで、理解を得られる可能性が高まります。

5. まとめ

奨学金利用は、決して親の恥ではありません。 大切なのは、子どもたちの未来への投資であり、現実的な資金計画と、ご夫婦のキャリアアップです。 この記事で示した具体的な行動計画を実行することで、経済的な不安を解消し、子どもたちの明るい未来を築くことができるでしょう。 ご夫婦で協力し、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。