毒親との関係と介護問題… 転職コンサルタントが教える、あなたらしい選択肢の見つけ方
毒親との関係と介護問題… 転職コンサルタントが教える、あなたらしい選択肢の見つけ方
この記事では、親族間の介護問題に直面し、将来への不安を抱えているあなたに向けて、具体的な解決策と心の持ちようについて、キャリア支援の専門家である私がアドバイスします。特に、親との関係性、介護の責任、そして自身のキャリアプランをどのように両立させていくのか、一緒に考えていきましょう。
結婚3年目、兼業主婦、30代小無し夫婦です。
夫は末っ子3男で幼少の時に養子に出されてます。兄弟は姉4人、兄2人(うち1人病死)います。実母は74歳、夫の母方祖母は93歳、実父は実母より2歳年下で数年前に他界。夫の父方親戚とはほとんど付き合いを断っている状態。実母は怠け者でスーパーどけちで超我が儘です。
実母の居候先は中国地方。私達は東京都在住。夫の生きている姉兄は他県にいます。姉兄が全員他県で暮らしている理由は実母が毒母だからです。自分の両親と実家で同居(厳密には居候)してお金をたかり、認知症になった母親の在宅介護を次男一家、特に嫁とその娘にさせてました。因みに次男も父親の後を追うように胃がんで病死してます。実母は自分の両親を次男一家に押し付けておきながら文句や悪口を言いまくって、もっとしっかり世話をするようガンガン口出しするけど今まで1円も出していないです。
実母は怠け者の万年専業主婦。若い頃は家事一切を長女に全部押し付け、子育て一切は次女や3女に押し付け、自分は趣味をやってました。実父は会社員でくそ真面目だったらしく、家庭ではかかあ天下で、娘達が逃げ出して以降は家事一切を姑に押し付けられたらしい。実母に安月給の社畜と小馬鹿にされて50代後半になる頃、実母は自分の実家に入り浸り、給料日、ボーナス支給日以外帰って来なくなったらしい。いろんなストレスからよく胃腸病を繰り返していたようで、退職して数年後に胃がんで亡くなっています。その後、実母の父親が他界し、認知症の母親が残りました。いい年して両親から小遣いをもらって怠惰な生活していた実母は父親が死んだらあっさり母親を見捨てました。次男が可哀想に思い、祖母を介護する事になりました。実家を売り払って祖母は次男一家が引き取ったけど、実母も行くとこ無いからとくっついて来たそうです。
実母のどけちっぷりは凄く、自分は娘だからと言って父親や、自分は母親だからと次男の葬儀で1円も出さなかったので、さすがに兄や姉達もキレました。それでいて自分は実父の生命保険や遺族年金を独り占めし、実家の家や土地を売った金もあんまり高くなかったようだが独り占め。次男一家に寄生してもびた一文生活費を出していない。それでいて次男夫婦や一人娘にパワハラモラハラを繰り返していたようです。自分の父親、次男の葬儀の手配を嫁や呼びつけられた夫と兄、実母の妹夫婦で折半してお金の都合をつけたようです。で、ちゃっかり香典を独り占め。この件以降、長男もも絶縁宣言したそうです。
宣言以降、私と夫は結婚しました。結婚して直ぐ新居のアパートに変なオバサンから電話や手紙が来たので事情を聞くと、夫の実母だという事が分かりました。夫はおかんに会う必要無しと言ってました。内容は文句と恨み言と金の無心でした。夫が処理したようで以降は何もありませんでした。
しかし今月はじめに姑が問題を起こし、嫁母子が実母とその母親を私達夫婦か兄一家や姉達一家に引き取るよう要求してきました。問題はちょっと書けない内容で、人としてあり得ない事です。娘さんはそれが元でPTSDを発症した、といいます。
本当は長男や姉達が、と思うのですが(実母が子育てしたくないという理由で舅の知人の家に夫を養子縁組みさせていた)。養父母は60代でバリバリ働いるし、実子(夫より年上の息子)も就職し独立した後、家庭を持ってますが、何れは私達と協力して介護も負担する事になるでしょう。でも嫁は明日にでも引き取りに来てもらいたい、それが無理なら施設なりに入れて世話をしてもらいたい、と怒ってます。今さら2人の介護は無理ですし。でも嫁母子も可哀想ですが・・・
この場合、誰が責任を負わなければいけないのでしょうか?養子縁組みして他家に行った息子が縁組み前の母方祖母の介護と実母の世話をしなけれれならないのでしょうか?
1. 状況の整理と問題の本質
ご相談ありがとうございます。非常に複雑な状況で、心身ともに疲弊されていることと思います。まず、現状を整理し、問題の本質を明確にすることから始めましょう。
- 介護問題の発生: 夫の母方の祖母と実母の介護が必要となり、誰がその責任を負うのかという問題が発生しています。
- 家族関係の複雑さ: 夫は養子、実母は毒親、兄弟姉妹との関係も悪化しており、家族間の協力が得にくい状況です。
- 経済的な問題: 実母は経済的に自立しておらず、介護費用や生活費の負担が問題となっています。
- 精神的な負担: 介護だけでなく、家族関係の悪化、過去の出来事による精神的な負担も大きいと考えられます。
問題の本質は、単なる介護の問題ではなく、毒親との関係性、家族間のコミュニケーション不足、経済的な問題、そして精神的な負担が複雑に絡み合っていることです。この問題を解決するためには、多角的な視点と、それぞれの問題に対する具体的な対策が必要です。
2. 法的な責任と道義的な責任
法的な責任と道義的な責任について、整理しておきましょう。
2-1. 法的な責任
養子縁組をしている場合、養子縁組前の親族に対する法的な扶養義務は、原則としてありません。ただし、特別な事情がある場合は、扶養義務が発生する可能性もあります。具体的には、
- 養子縁組前の親族が、養子に対して経済的な援助をしていた場合
- 養子縁組の際に、養子と実親との間に特別な取り決めがあった場合
今回のケースでは、夫が養子に出された経緯や、実母との関係性から考えると、法的な扶養義務が発生する可能性は低いと考えられます。しかし、弁護士に相談し、具体的な状況を詳しく説明することで、より正確な判断を得ることが重要です。
2-2. 道義的な責任
法的な責任とは別に、道義的な責任というものも存在します。これは、倫理的な観点から、人が果たすべきとされる責任です。今回のケースでは、夫は実母から様々な苦労をさせられてきたという経緯があり、道義的な責任を感じるかどうかは、個人の価値観によって異なります。
しかし、道義的な責任を果たすことは、必ずしも介護を引き受けることだけではありません。例えば、経済的な援助、定期的な見舞い、相談に乗るなど、様々な形で関わることができます。重要なのは、自分自身の心身の健康を第一に考え、無理のない範囲でできることを行うことです。
3. 介護問題への具体的な対応策
介護問題への具体的な対応策を、ステップごとに見ていきましょう。
3-1. 情報収集と現状把握
まずは、現状を正確に把握するための情報収集から始めましょう。
- 介護保険サービスの利用状況: 祖母と実母が、現在どのような介護保険サービスを利用しているのかを確認します。
- 介護費用の把握: 介護保険サービスにかかる費用、生活費、医療費などを把握します。
- 親族間の話し合い: 夫の兄弟姉妹や、嫁との間で、今後の介護について話し合いの場を設けます。
情報収集は、今後の対策を立てる上で非常に重要です。介護保険サービスの内容や費用を把握することで、経済的な負担を軽減する方法が見つかるかもしれません。また、親族間の話し合いを通じて、それぞれの考えや希望を共有し、協力体制を築くことができます。
3-2. 専門家への相談
専門家への相談は、問題解決の糸口を見つける上で非常に有効です。
- 弁護士: 法的な責任や、相続問題について相談します。
- ケアマネージャー: 介護保険サービスの利用方法や、介護に関する相談をします。
- ソーシャルワーカー: 福祉制度の利用や、家族関係の問題について相談します。
- 精神科医やカウンセラー: 精神的な負担や、心のケアについて相談します。
専門家は、それぞれの分野における専門知識と経験を持っています。相談することで、客観的なアドバイスを受け、問題解決のヒントを得ることができます。また、精神科医やカウンセラーに相談することで、心の負担を軽減し、精神的な健康を保つことができます。
3-3. 介護サービスの利用検討
介護サービスの利用は、介護者の負担を軽減し、質の高い介護を提供するために重要です。
- 介護保険サービス: 訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、様々なサービスを利用できます。
- 施設への入所: 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設など、様々な施設への入所を検討します。
- 民間サービス: 家事代行サービス、配食サービスなど、様々な民間サービスを利用できます。
介護サービスの利用を検討する際には、ご自身の状況や、親族の希望を考慮し、最適なサービスを選択することが重要です。ケアマネージャーに相談し、適切なサービスを紹介してもらうこともできます。
3-4. 家族間のコミュニケーション
家族間のコミュニケーションは、介護問題の解決において非常に重要です。
- 定期的な話し合い: 定期的に集まり、介護の状況や、今後の対応について話し合います。
- 情報共有: 介護に関する情報を、家族間で共有します。
- 感情の共有: 介護に対する不安や、不満などの感情を、家族間で共有します。
家族間のコミュニケーションを円滑にすることで、協力体制を築き、介護に関する問題を解決しやすくなります。また、感情を共有することで、互いに理解し合い、精神的な負担を軽減することができます。
4. 毒親との関係性への向き合い方
毒親との関係性は、介護問題に深く影響します。毒親との関係性への向き合い方について、考えていきましょう。
4-1. 境界線の設定
毒親との関係性においては、境界線を設定することが重要です。境界線とは、自分自身の心身の健康を守るために、相手との間に引く線のことです。
- 距離を置く: 物理的な距離を置くこと、連絡頻度を減らすことなど、様々な方法があります。
- 感情的な距離を置く: 相手の言葉に振り回されないように、感情的な距離を置きます。
- 要求を断る: 無理な要求や、不当な要求は、きっぱりと断ります。
境界線を設定することで、毒親からの精神的な攻撃を避け、自分自身の心身の健康を守ることができます。境界線の設定は、罪悪感を感じるかもしれませんが、自分自身を守るために必要なことです。
4-2. 過去の出来事への向き合い方
過去の出来事への向き合い方も、重要です。過去の出来事は、現在の関係性に影響を与え、精神的な負担となることがあります。
- 感情の整理: 過去の出来事に対する感情を、整理します。
- 許し: 相手を許すこと、自分自身を許すことを考えます。
- 専門家への相談: 過去の出来事による心の傷を癒すために、専門家(カウンセラーなど)に相談します。
過去の出来事と向き合い、感情を整理することで、心の傷を癒し、前向きな気持ちで未来に向かうことができます。専門家への相談は、心のケアにおいて非常に有効です。
4-3. 自己肯定感を高める
自己肯定感を高めることも、毒親との関係性において重要です。自己肯定感とは、自分自身の価値を認め、肯定的に捉える力のことです。
- 自分の強みを知る: 自分の強みや、得意なことを認識します。
- 目標を設定する: 小さな目標を設定し、達成感を味わいます。
- 自分を褒める: 頑張った自分を褒め、肯定的な言葉をかけます。
自己肯定感を高めることで、毒親からの否定的な言葉に左右されにくくなり、自分自身の価値を認め、自信を持って生きていくことができます。
5. キャリアプランとの両立
介護と、ご自身のキャリアプランを両立させることは、容易ではありません。しかし、工夫次第で、両立することは可能です。
5-1. 柔軟な働き方の検討
柔軟な働き方を検討することで、介護と仕事の両立がしやすくなります。
- テレワーク: 在宅勤務ができる仕事を探します。
- 時短勤務: 勤務時間を短縮できる制度を利用します。
- フレックスタイム制度: 勤務時間を自由に調整できる制度を利用します。
- 副業: 本業に加えて、副業をすることで、収入を増やし、キャリアアップを図ります。
柔軟な働き方を選ぶことで、介護の時間や、ご自身の時間を確保しやすくなります。また、キャリアアップを図ることで、自己実現を追求し、充実した人生を送ることができます。
5-2. キャリアカウンセリングの活用
キャリアカウンセリングを活用することで、キャリアプランに関する悩みを解決し、より良い選択をすることができます。
- 自己分析: 自分の強みや、興味のある分野を明確にします。
- 情報収集: 転職市場の動向や、求人情報を収集します。
- キャリアプランの策定: 将来のキャリアプランを策定します。
- 転職活動のサポート: 履歴書の作成、面接対策など、転職活動をサポートします。
キャリアカウンセリングを受けることで、客観的なアドバイスを受け、自分に合ったキャリアプランを見つけることができます。また、転職活動のサポートを受けることで、スムーズに転職を進めることができます。
5-3. 介護休業制度の活用
介護休業制度を活用することで、介護と仕事の両立を支援することができます。
- 介護休業: 介護のために、一定期間休業することができます。
- 介護休暇: 介護のために、有給休暇を取得することができます。
介護休業制度を利用することで、介護に専念する時間を確保することができます。また、介護休暇を利用することで、急な介護の必要が生じた場合にも、対応することができます。
6. 精神的なサポートと心のケア
介護は、心身ともに大きな負担がかかります。精神的なサポートと、心のケアは、非常に重要です。
6-1. 休息とリフレッシュ
定期的な休息とリフレッシュは、心身の健康を保つために不可欠です。
- 休息時間の確保: 睡眠時間を確保し、十分な休息を取ります。
- 趣味の時間: 自分の好きなことに時間を使い、リフレッシュします。
- 旅行: 旅行に出かけ、気分転換をします。
休息とリフレッシュをすることで、心身の疲れを癒し、ストレスを軽減することができます。また、趣味や旅行を通して、新しい発見をしたり、視野を広げたりすることもできます。
6-2. 相談できる相手の確保
相談できる相手を確保することは、精神的な負担を軽減するために重要です。
- 家族: 夫や、兄弟姉妹など、家族に相談します。
- 友人: 友人や、知人に相談します。
- 専門家: カウンセラーや、精神科医に相談します。
- 自助グループ: 同じような悩みを持つ人たちが集まる、自助グループに参加します。
相談できる相手がいることで、悩みを共有し、孤独感を軽減することができます。また、客観的なアドバイスを受け、問題解決のヒントを得ることもできます。
6-3. メンタルヘルスのケア
メンタルヘルスのケアは、心身の健康を保つために重要です。
- ストレスの管理: ストレスの原因を特定し、適切な対処法を学びます。
- リラックス法: 深呼吸、瞑想、アロマテラピーなど、リラックスできる方法を実践します。
- 専門家への相談: 精神的な不調を感じた場合は、専門家(精神科医やカウンセラー)に相談します。
メンタルヘルスのケアをすることで、精神的な負担を軽減し、心身の健康を保つことができます。専門家への相談は、心のケアにおいて非常に有効です。
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7. まとめ:あなたらしい選択肢を見つけるために
今回のケースは、非常に複雑で、解決が難しい問題です。しかし、諦めることなく、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず道は開けます。
まず、現状を正確に把握し、専門家への相談、介護サービスの利用、家族間のコミュニケーション、毒親との関係性の整理、キャリアプランとの両立、精神的なサポートと心のケアなど、様々な対策を講じていくことが重要です。
そして、最も大切なことは、あなた自身の心身の健康を第一に考え、無理のない範囲で、できることを行うことです。自分を責めたり、無理をしたりせず、あなたらしい選択肢を見つけてください。
この問題は、すぐに解決できるものではありません。しかし、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず未来は開けます。あなたの幸せを心から願っています。
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