介護と転職活動の狭間で揺れるあなたへ：頼れるケアマネと特養入居への道

この記事では、認知症の母親の介護と、頼れるケアマネージャー探し、そして特別養護老人ホーム（特養）への入居について悩んでいるあなたに向けて、具体的なアドバイスをお届けします。介護と仕事の両立は、多くの人が直面する課題です。特に、親の介護が必要になった場合、仕事とのバランスをどう取るかは大きな悩みどころです。この記事では、あなたの状況を理解し、具体的な解決策を提示することで、少しでもあなたの不安を解消し、前向きな一歩を踏み出すためのお手伝いをします。

長文失礼します。

認知症の母が世話になっているケアマネージャーのことと、特別養護老人ホームの入居について相談させてください。

別居している母の認知症が判明し、ケアマネージャーをお願いしました。

そのケアマネージャーは、介護認定証の初めての更新を忘れていたようで、期限切れの前日に私が気付き、慌てて申請となりました。

ケアマネージャーは自分から「何日の何時に伺います」と連絡をしてきても、毎回30分近く遅刻します。しかも、時間が過ぎても来ないのでこちらから連絡すると「忙しくて遅れます」とあっさり。

遅れて到着しても母の顔も見ないし、母と会話もしないし、淡々と記録だけ書いて帰ります。印鑑だけもらう感じです。ケアマネージャーの仕事としてこれでいいのでしょうか？

他の認知症の方に付いているケアマネージャーは、いろいろとやり方や仕方を率先して教えてくれたり、もっと動いてくれるみたいです。

うちはデイサービスも、私たちが休日に近場の介護施設へ出向き、内容や料金を聞いて、一カ所選んで申し込みをしました。

最近は徘徊が進み、スーパーに止まっている車の助手席に乗り込んでいて通報されて警察から連絡があったり、次の日は起きて服を脱ぎ、首にぶら下げたGPSも取り、下着のまま徘徊に出て不審者で通報されてパトカーで帰ってきました。一旦徘徊に出てしまうと、見つけるまで永遠に歩き続けます。3つ隣町まで行っていたこともありました。

今まではGPSもあるので無事見つけたり、警察から連絡あったりでラッキーでしたが、この暑さの中、熱中症にでもなったら？とか、人様のものを傷つけたり、取ったり、事件や事故になったりしないかヒヤヒヤしています。

何度も入居できないかホームに相談に行きましたが、「わかりました！」と言ってはくれるものの「順番がありますので」っと。未だにまだです。もちろん申し込みは済んでいます。

同居の父が介護疲れで参っています。

それで、いろいろ調べて週2回のデイサービスを週3回に増やしたり、ショートステイをしてみたりしたらどうかと父に言うと「ケアマネージャーに相談してみると」。

もっと頼りになるケアマネージャーが良いので、ケアマネージャーを変更したいと言っても、出来ませんでした。

特別養護老人ホームへは、どうやればなるべく早く入居できるのでしょうか？

昼間デイサービスをしている会社が特別養護老人ホームもしているので、同じ所が良いかと思っていましたが、別の特別養護老人ホームも探して申し込みをした方が良いですか？

良いアドバイス、どなたかお願いします。補足：今年の1月31日付けで介護3になりました。現在72歳です。

介護保険負担割合証を6月に貰い、その期限が7月31日で、その更新の手続きをケアマネージャーにお願いしたら、「こんな書類は初めて見た。分からない。ご自身で市役所へ行って手続きしてくれるで！」と言われたので、父が自分で行って手続きしたそうです。これは何なんでしょうか？まだ使ってはいないですが。

①特養に入居するには、まずショートステイが必須ですか？

②特養に入居できない場合は、断られるのですか？

併せて教えてください。

1. 頼れるケアマネージャーを見つけるために

現在のケアマネージャーに対する不満、そして介護保険に関する手続きの不手際から、あなたは「もっと頼れるケアマネージャー」を探していることがわかります。ケアマネージャーは、介護保険サービスを利用する上で非常に重要な役割を担います。適切なケアマネージャーを見つけることは、介護の質を大きく左右するだけでなく、あなたの精神的な負担を軽減するためにも不可欠です。

1-1. ケアマネージャー変更のステップ

ケアマネージャーを変更することは可能です。以下のステップで進めましょう。

• 現在のケアマネージャーへの相談: まずは、現在のケアマネージャーに不満を伝え、改善を求めることから始めましょう。直接伝えることで、ケアマネージャーが状況を理解し、対応を改善する可能性があります。
• 担当ケアマネージャーの変更を申し出る: 改善が見られない場合は、市町村の介護保険窓口に相談し、ケアマネージャーの変更を申し出ましょう。変更の手続きについて詳しく教えてくれます。
• 新たなケアマネージャーを探す: 変更が決まったら、新しいケアマネージャーを探します。以下の方法で探すことができます。
• 地域包括支援センター: お住まいの地域の地域包括支援センターに相談すると、信頼できるケアマネージャーを紹介してくれます。
• 居宅介護支援事業所: 居宅介護支援事業所は、ケアマネージャーが所属している事業所です。複数の事業所を比較検討し、相性の良いケアマネージャーを探しましょう。
• 口コミや紹介: 実際に介護サービスを利用している人からの口コミや紹介も参考になります。

1-2. 良いケアマネージャーの見分け方

良いケアマネージャーを見つけるためには、以下の点をチェックしましょう。

• コミュニケーション能力: あなたやご家族の話をよく聞き、親身になって相談に乗ってくれるか。
• 専門知識と経験: 介護保険制度や介護に関する専門知識を持っているか。
• 連携力: 医師や他の介護サービス事業者との連携がスムーズに行えるか。
• フットワークの軽さ: 困ったときにすぐに対応してくれるか。
• 説明のわかりやすさ: 専門用語だけでなく、わかりやすい言葉で説明してくれるか。

複数のケアマネージャーと面談し、あなたの状況や希望を伝え、相性の良い人を選びましょう。相性が合わない場合は、遠慮なく変更を申し出ることが大切です。

2. 特別養護老人ホームへの入居をスムーズに進めるために

認知症の症状が進み、徘徊や事故のリスクが高まっている状況から、あなたは特別養護老人ホームへの入居を強く希望していることがわかります。特養への入居は、介護者の負担を軽減し、ご本人の安全を守るために非常に有効な手段です。しかし、特養への入居は待機期間が長くなることも多く、焦りを感じているかもしれません。

2-1. 特養入居までのステップ

特養への入居をスムーズに進めるためには、以下のステップで準備を進めましょう。

• 情報収集: まずは、お住まいの地域の特養に関する情報を収集しましょう。各施設の定員、空き状況、入居条件などを確認します。
• 申し込み: 複数の特養に申し込みをすることをおすすめします。申し込み方法や必要書類は、各施設によって異なるため、事前に確認しましょう。
• 優先順位の確認: 特養の入居には、優先順位が設けられています。介護度、認知症の程度、家族の状況などが考慮されます。ご自身の状況がどの程度優先されるのか、施設に確認してみましょう。
• ショートステイの活用: ショートステイは、特養への入居を検討する上で、非常に有効な手段です。ショートステイの利用実績は、特養の入居審査においてプラスに働く可能性があります。
• 相談: 地域の包括支援センターや、特養の相談員に相談し、入居に関するアドバイスを受けましょう。

2-2. 特養入居に関するよくある疑問

特養入居に関するよくある疑問にお答えします。

• ①特養に入居するには、まずショートステイが必須ですか？

必ずしも必須ではありません。しかし、ショートステイの利用実績は、入居審査においてプラスに働く可能性があります。ショートステイを利用することで、施設側もあなたの状況を把握しやすくなり、入居の優先度が高まることもあります。

• ②特養入居できない場合は、断られるのですか？

特養は、入居希望者が多く、必ずしも希望通りに入居できるとは限りません。入居できない場合は、その理由を説明されることがあります。他の施設を検討したり、ショートステイや他の介護サービスを利用しながら、入居できる機会を待ちましょう。

2-3. 複数の特養への申し込み

「昼間デイサービスをしている会社が特別養護老人ホームもしているので、同じ所が良いかと思っていましたが、別の特別養護老人ホームも探して申し込みをした方が良いですか？」という質問に対する回答です。

複数の特養に申し込むことは、入居の可能性を高めるために非常に有効です。同じ系列の施設だけでなく、他の施設にも申し込みをすることで、選択肢が広がり、入居できる可能性が高まります。それぞれの施設の情報を収集し、ご自身の状況に合った施設を選びましょう。

3. 介護保険に関する手続きについて

介護保険に関する手続きは、複雑でわかりにくいと感じるかもしれません。しかし、適切な手続きを行うことで、介護サービスをスムーズに利用することができます。

3-1. 介護保険負担割合証の更新について

介護保険負担割合証の更新は、介護保険サービスを利用する上で非常に重要な手続きです。この手続きを怠ると、介護サービスの利用料が全額自己負担になる可能性があります。

介護保険負担割合証の更新は、原則として誕生日の月に市町村から通知が届きます。通知が届いたら、速やかに手続きを行いましょう。手続きの方法は、市町村によって異なりますが、多くの場合、郵送または窓口で手続きを行います。ご自身の状況に合わせて、市町村の指示に従いましょう。

今回のケースのように、ケアマネージャーが手続きについて詳しくない場合もあります。その場合は、市町村の介護保険窓口に相談するか、ご自身で手続きを行うことになります。ご自身で手続きを行う場合は、市町村のホームページで手続き方法を確認したり、窓口で相談したりしましょう。

3-2. 介護保険に関する疑問点

介護保険に関する疑問点は、以下の窓口に相談することができます。

• 市町村の介護保険窓口: 介護保険制度に関する一般的な質問や、手続きについて相談できます。
• 地域包括支援センター: 介護に関する総合的な相談窓口です。介護保険サービスに関する相談だけでなく、様々な問題について相談できます。
• ケアマネージャー: 介護保険サービスに関する専門家です。介護保険制度や、利用できるサービスについて相談できます。

4. 介護と仕事の両立を支援する制度

介護と仕事の両立は、多くの人にとって大きな課題です。しかし、国や自治体、企業には、介護と仕事の両立を支援するための様々な制度があります。これらの制度を積極的に活用することで、介護と仕事の両立をよりスムーズに進めることができます。

4-1. 介護休業・介護休暇

介護休業は、要介護状態にある家族を介護するために、最長93日まで取得できる休業制度です。介護休暇は、要介護状態にある家族の介護や世話をするために、年間5日まで取得できる休暇制度です。これらの制度を利用することで、介護と仕事の両立をしながら、介護に時間を割くことができます。

4-2. 介護保険サービスの利用

介護保険サービスを積極的に利用することで、介護の負担を軽減することができます。デイサービス、ショートステイ、訪問介護などのサービスを組み合わせることで、介護者の負担を軽減し、ご本人の生活の質を向上させることができます。

4-3. 企業の介護支援制度

多くの企業では、介護と仕事の両立を支援するための制度を導入しています。介護に関する相談窓口、介護費用の補助、勤務時間の調整など、様々な制度があります。会社の制度を確認し、積極的に活用しましょう。

5. まとめ：介護と向き合い、より良い未来を築くために

この記事では、認知症の母親の介護と、頼れるケアマネージャー探し、そして特別養護老人ホームへの入居について、具体的なアドバイスを提供しました。介護は、多くの人にとって大きな負担となるものです。しかし、適切な情報収集、専門家への相談、そして利用できる制度を最大限に活用することで、介護の負担を軽減し、より良い生活を送ることができます。

今回の相談者様は、頼りないケアマネージャーへの不満、そして特養への入居の遅れに対する不安を抱えています。まずは、ケアマネージャーの変更を検討し、より信頼できるケアマネージャーを見つけることが重要です。そして、特養への入居に向けて、情報収集と申し込みを積極的に行いましょう。また、介護保険制度に関する知識を深め、必要な手続きを確実に行うことも大切です。

介護と仕事の両立は、容易なことではありません。しかし、諦めずに、一つ一つ課題を解決していくことで、必ず道は開けます。この記事が、あなたの介護生活の一助となり、より良い未来を築くための一歩となることを願っています。

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