介護施設での人間関係の悩み：信頼を裏切られた時の心の整理と、施設を気持ちよく去るための具体的な方法

この記事では、介護施設での生活を送る中で、人間関係のトラブルに巻き込まれ、深い心の葛藤を抱えているあなたに向けて、具体的な解決策と心の整理方法を提案します。長年お世話になった施設を気持ちよく去るために、今できることは何か、一緒に考えていきましょう。

私は身体障害者のため現在在宅型有料介護施設で生活しています。（年齢51歳、男、独身です。）元々（2014年）延髄拘束の症状で左半身麻痺となり、現在自立歩行は出来ず車イス生活です。

今住む介護施設にはこれまで5年お世話になり、それなりに愛着もあり居心地もいいのですが、今般のコロナの問題と合わせてリハビリ環境が大きく変わることとなり、やむなく今の施設を出て他の施設に移る決心をしました。

（少しでも回復したいと継続的にリハビリをしています。）

本当ならば今の施設に大いに感謝し、スタッフの皆々様に心から御礼を申し上げ、笑顔で気持ちよく施設を去るつもりでいたのですが、今年に入って新たにスタッフに加わったパートの女にとんでもない目に遭わされ私の思惑が大いに狂い悔しくてならない心境です。

事の詳細は割愛しますが、そのパートの女のことはそれなりに信用し心も許し、「ここだけの話」も含め様々な会話をしたのですが、それを根底から覆される酷い出来事があり、「残念」を遥かに通り越し心の底から「恨む」気持ちまで出てきました。今その真っ只中です。出来事はここ2、3日のことです。

それまでの私の信用を根底から覆された話とは、私の信用を完全に裏切り、全うに過ごそうとしていた私を陥れる、人としての良識やマナーに反する信じられないものです。

施設の人員（頭数）としてそのパートの女は必要になるのでしょうが、私としてはそんな信用のならない人は即刻消えて欲しい、私がここを気持ちよく施設を去る上でどうしても邪魔存在にしか思えません。

私の本音など他のスタッフになかなか伝えられるものではないですし、いずれここを去る（予定）の者の言うことなどここに継続するスタッフがそうそう耳を貸すとも思えません。

そのパートの女は、表面上はちゃんと仕事をしていますが、心の中では何を考えているか全く分かったものではありません。全く信用出来ません。正直恐いです。（私がいつ今の施設を出られるかは未定、恐らく年内は困難。）施設の皆さんは知りませんが私は知ったのです。

私は激しいジレンマに苦しんでいます。

私の信用を失墜させたパートの女を消し去りたい、長く過ごした施設を気持ちよく去りたい･･･。

5年に渡りお世話になり、私と施設とである種の信頼関係を築いて来たつもりなのに、何故昨日今日入ったような輩（パートの女）にこんな目に遭わされなければならないのかと残念で悔しくてなりません。

私はどうするのが良いのでしょう。

1. 感情の整理：怒り、悲しみ、そして受け入れ

まず、あなたが抱える感情について理解を深めましょう。裏切り、不信感、怒り、悲しみ…これらの感情は、人間関係において非常に自然な反応です。特に、長年信頼関係を築いてきた施設で、このような出来事に遭遇した場合、その衝撃は計り知れません。

1-1. 感情を認識し、受け入れる

あなたの感情を否定せず、まずは「自分が今、怒りや悲しみを感じている」と認識することが重要です。感情を抑え込もうとすると、かえって心の負担が増大し、問題解決を妨げる可能性があります。

具体的な方法：

• 感情日記をつける： 毎日、自分の感情を言葉にして書き出すことで、心の整理ができます。
• 信頼できる人に話す： 家族、友人、または専門家（カウンセラーなど）に話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になります。
• 瞑想やリラックス法を試す： 深呼吸や瞑想は、感情の波を落ち着かせ、冷静さを取り戻すのに役立ちます。

1-2. 怒りの感情をコントロールする

怒りは、エネルギー源にもなりえますが、コントロールを失うと、さらなる問題を引き起こす可能性があります。

具体的な方法：

• 怒りのトリガーを特定する： 何があなたを怒らせるのかを理解することで、事前に対応策を講じることができます。
• 認知行動療法（CBT）を試す： 自分の考え方のパターンを見直し、ネガティブな感情をコントロールするテクニックを学びます。
• 一時的に距離を置く： 怒りを感じたら、その場を離れ、冷静さを取り戻す時間を取りましょう。

1-3. 悲しみを乗り越える

裏切りは、喪失感と深い悲しみをもたらします。

具体的な方法：

• 喪失を受け入れる： 信頼を失ったこと、そしてそれによって変わってしまった状況を受け入れる必要があります。
• 自分を許す： 相手を信じた自分を責めないでください。誰もが人を信じ、裏切られる可能性があります。
• 新しい目標を設定する： 悲しみを乗り越えるために、新しい目標を設定し、それに集中することで、前向きな気持ちを取り戻すことができます。

2. 現状の分析：問題の本質と、あなたが本当に望むこと

感情の整理と並行して、現状を客観的に分析し、問題の本質を見極めることが重要です。そして、あなたが本当に望むことは何かを明確にしましょう。

2-1. 問題の本質を理解する

今回の問題は、単なる人間関係のトラブルではなく、あなたの信頼が裏切られたことによる深い心の傷です。

問題の本質：

• 信頼の喪失： 長い時間をかけて築き上げた信頼関係が、一瞬にして崩れてしまったこと。
• 将来への不安： 施設を去るにあたり、この問題を抱えたままでは、気持ちよく去ることができないという不安。
• 正義感： 自分の正義感が傷つけられたことに対する怒り。

2-2. あなたが本当に望むこと

あなたが本当に望むことは、以下の2点に集約されると考えられます。

• 心の平穏： 怒りや悲しみから解放され、穏やかな気持ちで過ごしたい。
• 円満な退去： 施設を気持ちよく去り、次のステップに進みたい。

3. 具体的な行動計画：心の平穏と、円満な退去に向けて

あなたの望みを叶えるために、具体的な行動計画を立てましょう。ここでは、心の平穏を保ちながら、施設を円満に退去するためのステップを提案します。

3-1. 施設とのコミュニケーション

施設とのコミュニケーションは、状況を改善し、円満な退去を実現するために不可欠です。

具体的な方法：

• 信頼できるスタッフに相談する： 施設長や、あなたが信頼できる他のスタッフに、状況を説明し、相談してみましょう。ただし、感情的にならないように、冷静に事実を伝えることが重要です。
• 第三者の意見を聞く： 施設の相談窓口や、外部の専門家（弁護士など）に相談し、客観的な意見を聞くことも有効です。
• 記録を残す： 施設とのやり取りは、記録として残しておきましょう。後々、問題が発生した場合の証拠となります。

3-2. パートの女性との関係

彼女との関係は、あなたの心の平穏を大きく左右します。

具体的な方法：

• 直接的な対話は避ける： 感情的になっている状況では、直接的な対話はさらなるトラブルを招く可能性があります。
• 距離を置く： 彼女との接触を極力避け、物理的な距離を置くことで、精神的な負担を軽減しましょう。
• 施設に配慮を求める： 施設側に、彼女との関わりを最小限にするよう、配慮を求めることもできます。

3-3. 施設を気持ちよく去るために

長年お世話になった施設を、気持ちよく去るためには、事前の準備と、円満な退去に向けた努力が必要です。

具体的な方法：

• 退去の準備： 新しい施設の情報を収集し、必要な手続きを進めましょう。
• 感謝の気持ちを伝える： 施設スタッフへの感謝の気持ちを、手紙や挨拶で伝えましょう。
• 未練を残さない： 過去の出来事に囚われず、前向きな気持ちで次のステップに進むことが重要です。

3-4. 法的な手段の検討

状況によっては、法的な手段を検討することも必要になるかもしれません。

検討すべきケース：

• 名誉毀損やプライバシー侵害： パートの女性の行為が、あなたの名誉を傷つけたり、プライバシーを侵害したりした場合。
• 精神的苦痛： 彼女の行為によって、あなたが著しい精神的苦痛を受けた場合。

具体的な方法：

• 弁護士に相談する： 専門家である弁護士に相談し、法的手段の可能性や、具体的な手続きについてアドバイスを受けましょう。
• 証拠を収集する： 証拠となるもの（メール、手紙、会話の録音など）を収集しておきましょう。

4. キャリアと人生の再構築：新たなスタートに向けて

今回の経験は、あなたにとって大きな試練かもしれませんが、同時に、新たなスタートを切るチャンスでもあります。これからの人生を、より豊かにするために、積極的に行動しましょう。

4-1. 自己肯定感を高める

裏切りは、自己肯定感を低下させる可能性があります。

具体的な方法：

• 自分の強みを再認識する： 過去の経験や、これまでの努力を振り返り、自分の強みを再認識しましょう。
• 新しいことに挑戦する： 興味のある分野に挑戦し、達成感を得ることで、自己肯定感を高めることができます。
• 目標を設定する： 小さな目標を達成することで、自信をつけ、自己肯定感を高めることができます。

4-2. 人間関係の再構築

今回の経験を通して、人間関係に対する考え方が変わるかもしれません。

具体的な方法：

• 信頼できる人との関係を深める： 家族、友人、または新しい出会いを通して、信頼できる人との関係を深めましょう。
• コミュニケーション能力を向上させる： 相手とのコミュニケーションを円滑にするためのスキルを学び、実践しましょう。
• 境界線を設定する： 自分の心を守るために、人間関係における境界線を明確にしましょう。

4-3. 新しい環境への適応

新しい施設に移ることは、大きな変化ですが、同時に、新たな可能性を秘めています。

具体的な方法：

• 新しい環境に慣れる： 新しい施設のスタッフや入居者と積極的にコミュニケーションを取り、新しい環境に慣れましょう。
• リハビリに励む： リハビリに積極的に取り組み、心身の回復を目指しましょう。
• 趣味や興味を見つける： 新しい趣味や興味を見つけ、生活を豊かにしましょう。

4-4. 専門家へのサポート

一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けることも重要です。

相談できる専門家：

• カウンセラー： 精神的なサポートを受け、心のケアをしましょう。
• ソーシャルワーカー： 福祉に関する相談や、生活上の問題についてアドバイスを受けましょう。
• 弁護士： 法的な問題について相談し、適切なアドバイスを受けましょう。

今回の経験は、あなたにとって非常に辛いものだったと思います。しかし、あなたは決して一人ではありません。周りの人々のサポートを受け、積極的に行動することで、必ず乗り越えることができます。そして、この経験を糧に、より豊かな人生を歩んでいくことができるはずです。

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