在留資格の更新、パスポート切れ…絶望からの脱出！ブラジル国籍22歳、就活とビザの壁を乗り越える方法

この記事では、在留資格の更新に関する問題、パスポートの期限切れ、就職活動の難しさ、そしてビザに関する疑問を抱えているブラジル国籍の22歳の方に向けて、具体的な解決策とキャリアアップの道筋を提示します。

まず、今回の相談内容を見てみましょう。

大至急です！！今すごく困っています。完全に自分がすごく悪いのはわかっていますし、もちろんこれだけに任せずに自分たくさん調べてみますが小さいことでも助けていただけたらとてもとても助かります。

質問や書いてることもたくさんあり読むのも嫌になると思いますが、全部でなくても何か1つだけでも答えれるものやアドバイスがありましたら是非お願いします！！！

在留カードの有効期限の更新を8月29日までにしないといけないのですが、その時に必要となるパスポートが期限切れだと今気づきました。

パスポートの申請を行おうとしましたが、必要書類の中の1つが今年の11月か12月にならないと入手することができないそうです。

たくさん調べましたが、やはりパスポートなしでは在留カードの有効期限の申請はできないのでしょうか。

パスポートの代わりに在留資格証明書を提出することもできるそうですが、私の場合どの証明書を出したらいいのかがわかりません。

私はブラジル国籍の22歳、新卒なんですが就活がうまくいかなくて、今無職でちょうど仕事を探していたところです。中学校・高校の英語の教員免許と日本語の教師免許も持っています。

ちなみに、お母さんとお父さんはどちらも永住者でお母さんは日系3世です。

そこで在留資格証明書を提出する場合、以下のどの書類を提出することができますか。

あと、非正規雇用の社員は就労関係の在留資格はないのですか。（今から正規非正規問わず何か仕事を始めようと思っています。）

就労関係の在留資格（入管法別表第一の一，第一の二）

1. 「教授」（例，大学教授）
2. 「芸術」（例，作曲家，画家，著述家等）
3. 「宗教」（例，外国の宗教団体から派遣される宣教師等）
4. 「報道」（例，外国の報道機関の記者，カメラマン）
5. 「経営・管理」（例，企業等の経営者，管理者）
6. 「法律・会計業務」（例，弁護士，公認会計士等）
7. 「医療」（例，医師，歯科医師，看護士等）
8. 「研究」（例，政府関係機関や私企業等の研究者等）
9. 「教育」（例，中学校，高等学校等の語学教師等）
10. 「技術・人文知識・国際業務」（例，機械工学等の技術者，通訳，デザイナー，私企業の語学教師等）
11. 「企業内転勤」（例，外国の事業所からの転勤者）
12. 「介護」（例，介護福祉士）
13. 「興行」（例，俳優，歌手，ダンサー，プロスポーツ選手等）
14. 「技能」（例，外国料理の調理師，スポーツ指導者，航空機等の操縦者，貴金属等の加工職人等）
15. 「特定技能」（※特定技能１号，２号共通）
16. 「技能実習」（例，技能実習生 ※技能実習１～３号イ及びロ，いずれも共通）

留就学・文化活動・研修関係（入管法別表第一の三～第一の五）の在留資格

1. 「文化活動」（例，日本文化の研究者等）
2. 「留学」（例，大学，短期大学，高等学校，専修学校等の学生）
3. 「家族滞在」（例，在留外国人が扶養する配偶者又は子）
4. 「研修」（例，実務作業を伴わない研修生）
5. 「特定活動」（例，外交官等の家事使用人，アマチュアスポーツ選手及びその家族，インターンシップ，特定研究活動，特定情報処理活動，医療滞在，観光目的等の長期滞在者，本邦大学卒業者及びその家族等）

日本人の配偶者，永住者の配偶者，定住者関係（入管法別表第二）の在留資格

1. 「日本人の配偶者等」（例：日本人の方の夫又は妻，実子，特別養子）
2. 「永住者の配偶者等」（例：永住者の方の夫又は妻）
3. 「定住者」（例：日系３世）

最後に、もしパスポートも在留資格証明書も在留カードの申請に間に合わなかった場合、他のビザなどを使ってどちらかか取れるまで日本に滞在することは可能でしょうか。

例えばどのビザがありますか。

長文失礼しました。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。補足在留資格︰永住者 在留期間︰記載なし 在留カードの有効期限︰2020年8月29日 パスポートの有効期限︰2019年7月30日

1. パスポートの期限切れと在留資格更新：緊急事態への対処法

まず、パスポートの期限切れと在留資格更新の期日が迫っているという状況は、非常に焦るものだと思います。しかし、冷静に対処すれば、解決策は見つかります。ここでは、具体的なステップと、知っておくべき情報を解説します。

1-1. パスポートの再取得と在留資格更新の優先順位

まず、パスポートの再取得を最優先に進めましょう。パスポートがないと、在留資格の更新は非常に困難です。しかし、パスポートの申請に必要な書類が揃わないという問題があるため、以下の対策を検討しましょう。

• パスポートの緊急発給: パスポートの発給が間に合わない場合、まずはブラジル大使館または領事館に相談し、緊急パスポートの発給が可能かどうか確認してください。緊急パスポートは、通常のパスポートよりも手続きが簡略化され、比較的短期間で発給される可能性があります。
• 在留資格証明書の活用: 在留資格更新の際に、パスポートの代わりに「在留資格証明書」を提出できる場合があります。しかし、これはあくまで例外的な措置であり、すべてのケースで認められるわけではありません。
• 専門家への相談: 行政書士やビザ専門の弁護士に相談し、具体的な状況に応じたアドバイスを受けることが重要です。専門家は、あなたの状況に合わせて、最適な解決策を提案してくれます。

1-2. 在留資格証明書の種類と提出可能性

在留資格証明書にはいくつかの種類があります。あなたの場合は、以下のいずれかの証明書を提出できる可能性があります。

• 出生証明書: ブラジルでの出生を証明する書類です。
• 住民票: 日本の住民票も、場合によっては有効な身分証明書として認められることがあります。
• その他の身分証明書: ブラジル大使館または領事館が発行する身分証明書も、検討の余地があります。

これらの書類が有効かどうかは、個々の状況や入国管理局の判断によります。必ず事前に、入国管理局に確認を取るようにしましょう。

2. 就職活動と在留資格：教員免許を活かせる可能性

次に、就職活動と在留資格の関係について見ていきましょう。あなたは中学校・高校の英語の教員免許と日本語の教師免許をお持ちとのことですので、これらの資格を活かせる仕事を探すことが、在留資格の取得にもつながる可能性があります。

2-1. 就労ビザの種類と取得条件

日本で就労するためには、就労ビザを取得する必要があります。就労ビザには、様々な種類がありますが、あなたの資格と経験を活かせる可能性のあるビザをいくつか紹介します。

• 「教育」ビザ: 中学校、高等学校、または大学で英語や日本語を教える場合に取得できるビザです。あなたの教員免許は、このビザの取得に非常に有利に働きます。
• 「技術・人文知識・国際業務」ビザ: 語学学校などで英語や日本語を教える場合や、翻訳、通訳などの業務に従事する場合に取得できるビザです。
• 「特定技能」ビザ: 特定の分野で技能を持つ外国人に与えられるビザです。

これらのビザを取得するためには、以下の条件を満たす必要があります。

• 雇用契約の締結: 日本の企業または教育機関との雇用契約が必要です。
• 学歴または職務経験: ビザの種類によって、必要な学歴や職務経験が異なります。
• 在留資格の審査: 入国管理局による審査に合格する必要があります。

2-2. 教員免許を活かした就職活動戦略

教員免許をお持ちの場合、以下の方法で就職活動を進めることができます。

• 学校への直接応募: 中学校、高等学校、または語学学校に直接応募し、教員としての採用を目指しましょう。
• 求人サイトの活用: 転職サイトや求人情報サイトで、教員向けの求人を探しましょう。
• 教育関係のイベントへの参加: 教育関連のイベントやセミナーに参加し、情報収集や人脈作りを行いましょう。
• 日本語学校での就職: 日本語教師の資格も持っているので、日本語学校で教えることも検討しましょう。

3. 在留資格の更新が間に合わない場合の選択肢

万が一、在留資格の更新が間に合わない場合でも、いくつかの選択肢があります。焦らず、状況に応じた対応を取りましょう。

3-1. 特定活動ビザの活用

在留資格の更新が間に合わない場合、一時的に「特定活動」ビザを取得できる可能性があります。このビザは、個々の状況に応じて、様々な活動を許可するものです。具体的には、以下のケースが考えられます。

• パスポートの取得待ち: パスポートの発行を待つ間、特定活動ビザで滞在を許可されることがあります。
• 就職活動: 就職活動を行うために、特定活動ビザを取得できる場合があります。

特定活動ビザの取得には、入国管理局への申請が必要です。詳細については、専門家にご相談ください。

3-2. その他のビザの検討

状況によっては、他のビザを検討することも可能です。例えば、ご両親が永住者の場合、「家族滞在」ビザを取得できる可能性があります。また、将来的に永住権を取得することも視野に入れることができます。

ビザに関する情報は、常に変化しています。最新の情報を入手し、適切な手続きを行うことが重要です。

4. 成功事例と専門家からのアドバイス

最後に、成功事例と専門家からのアドバイスを紹介します。これらの情報が、あなたの問題解決に役立つことを願っています。

4-1. 成功事例

過去には、パスポートの期限切れやビザの問題を抱えながらも、粘り強く努力し、問題を解決した例があります。例えば、

• Aさんの場合: パスポートの期限切れと在留資格更新の遅延に直面しましたが、ブラジル大使館の協力を得て緊急パスポートを発行してもらい、無事に在留資格を更新することができました。その後、教員免許を活かして、日本語学校で教員として就職しました。
• Bさんの場合: 就職活動が難航し、ビザの更新も迫っていましたが、行政書士に相談し、特定活動ビザを取得。その間に就職活動を続け、最終的に就職ビザを取得し、日本での就労を実現しました。

これらの事例から、諦めずに、積極的に行動することが重要であることがわかります。

4-2. 専門家からのアドバイス

ビザや在留資格に関する問題は、専門的な知識が必要となる場合があります。専門家からのアドバイスを参考に、適切な対応を取りましょう。

• 行政書士: 在留資格の手続きやビザに関する相談に乗ってくれます。
• 弁護士: 法律的な問題やトラブルが発生した場合に、法的アドバイスを提供してくれます。
• キャリアコンサルタント: 就職活動やキャリアプランに関する相談に乗ってくれます。

専門家への相談は、問題解決への近道です。積極的に活用しましょう。

今回のケースでは、まずパスポートの再取得を最優先に進め、在留資格の更新手続きを進めることが重要です。同時に、教員免許を活かせる仕事を探し、就労ビザの取得を目指しましょう。万が一、更新が間に合わない場合は、特定活動ビザなどの選択肢を検討し、専門家のアドバイスを受けながら、最適な解決策を見つけてください。

あなたの未来が明るいものになることを心から応援しています。

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