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老人保健施設での看護師との衝突…円滑なコミュニケーションを図るには?

老人保健施設での看護師との衝突…円滑なコミュニケーションを図るには?

この記事では、介護施設に入居されているご家族が、施設側の対応に疑問や不満を感じ、どのようにコミュニケーションを取れば良いのか悩んでいる状況を掘り下げていきます。特に、認知症の症状がある入居者への対応、薬の管理、携帯電話の使用ルール、ベッドの高さ調整など、具体的な問題点に焦点を当て、円滑なコミュニケーションを図るための具体的なアドバイスを提供します。介護施設との良好な関係を築き、入居者の方々が安心して生活できる環境を整えるためのヒントをお届けします。

長文失礼いたしますが、拝見してご意見をよろしくお願いします。

母は認知症の要介護Ⅰです。10月に骨折。12月に回復期病床、そうしてこの3月11日老人保健施設に入居しました。入居理由は、もう少し動きが安定するようになるためと、在宅の準備を整えるためです。

認知症があり、幻覚妄想がでて攻撃的でひどい時もあったのですが、今は少し落ち着いており幻覚や妄想はなりをひそめています。社会性は損なわれていませんので一見とても元気で何でも一人でできるようにみえます。入所初日より職員の方(看護師)ともめています。職員曰く「もうこんなに元気な人はここにいなくてもいいですよ。」(いや、入所理由があって判定委員会を通って入所しているのだから入所の必要性があるのです)

本日も母から、朝に携帯電話があり、話の途中に看護師さんの「また、こんなところで電話して携帯電話はしないでください。」と怒っている声が聞こえ、看護師さんが電話を代わってくれといったらしく電話に出られました。母の眼の前の電話で、本日、薬をおわたししたら、薬の数が減っているのでおかしいと、受け入れられません。娘さんから薬が減ることはお話ししていないのですか?と語気を荒く言われました。(携帯はダメと言いながらその携帯を使って話す神経もどうかと思いました)母の聞こえるところでの議論はしたくないので一度電話を切って病院へ連絡しますと言って電話を切りました。

再度こちらから電話で連絡し、その担当の看護師さんとお話ししました。

1)薬について、老健はいわゆる「丸め」になるのでお薬については老健の担当医師の裁量で減薬することについては理解しています。そうして母にも薬が減ることを話しています。母も看護師さんから質問されそのことは聴いていますと答えたそうです。

(ただ、入所時に薬を数日分もちこんでいますし、いつから、どの薬を減らすという説明が無く薬がへらされたら、母でなくとも疑問思います。)

しかし、担当の看護婦さんは、このことを受け入れられなけれが、退所してもらいますといわれるのです。

2)携帯電話の持ち込みについて

入所時に携帯電話については自室(4人部屋)での使用は可ですが、フロアではペースメーカーの入所者さんもおられるのでやめてくださいと言われました。その旨を申しますと、そんなはずはない、入所時の記録を見ると、携帯電話はメールのみと説明したと書いてある。同じお部屋の人からお部屋から電話をしてうるさいと苦情が上がっている。と言われます。苦情が上がっているのでしたら、そのことを母につたえ、病棟と母の間で使用ルールを確認してくださいとお伝えしたところ、「いやそれは家族さんから言ってください。」と言われまたもや?「お母さんはかなり激しく激高されるので困ります。手がでたら、退所ですよ?」(パワハラ?)これに対しては、最初から母は認知症があり、感情が高ぶるとコントロールができず、激高することがあることを伝えてありますなので、母が激高しないような状況を作っていただくようお話ししていますし、認知症といえど、社交性は十分にありますのできちんと説明して納得すればある程度のことは理解できます。そこで再度母が認知症であり、感情のコントロールがうまくいかないことを言いましたら、「私も認知症の専門家です。」という答えが返ってきました。(いや専門家ならもっとうまくぶつからないようにやってくださいと思うのですが)

3)ベッドの高さ調節

母は今回大腿骨の骨折でまだ足に力が入りません。入所時低いベッドだったので高さを立ち上がりやすい46cmに調節してもらいました。それがおやつを食べている間にまた低く調節されており、高くしたいといったところ、ベッドから落ちるかもしれないので高くできないといわれました。

このように1週間もたたないうちに看護職の方と衝突してしまいどうしてら、看護職の方に理解してもらえるのかと相談させていただいた次第です。

1)については、老健といえども、薬についてのインフォームコンセントは必要だと思いますので、どの薬を減らすことになったのか説明を希望しようと思っています。

3)についてリハビリの方とも相談して一緒にベッドの高さを調節して病棟の方に周知していただけるようにお話しできればと思っています。

しかし、2)について本当にどうしようかと思っており、何か良い方法がありましたらよろしくご教授をお願いいたします。また、1)や3)についてそれはおかしいとか、もっと良い方法があれば教えていただけないでしょうか?

はじめに:介護施設とのコミュニケーションを円滑にするために

介護施設に入居されているご家族が、施設側の対応に疑問や不満を感じることは少なくありません。特に、認知症の症状がある入居者の場合、コミュニケーションが難しく、誤解が生じやすい状況も考えられます。今回の相談内容を拝見すると、入居者の母親が老人保健施設に入所後、看護師との間で様々な問題が発生し、対応に苦慮されている様子が伝わってきます。薬の管理、携帯電話の使用ルール、ベッドの高さ調整など、具体的な問題点に対する適切な対応策を講じることで、施設との良好な関係を築き、入居者の方々が安心して生活できる環境を整えることが重要です。

1. 薬に関する問題:インフォームドコンセントの重要性

今回の相談で最も重要なポイントの一つは、薬に関する問題です。老健施設では、医師の判断で薬が減量されることがあります。しかし、入居者や家族に対して、減薬の理由や具体的な内容について十分な説明がない場合、不信感や不安を抱かせる可能性があります。

1-1. インフォームドコンセントの徹底

まず、施設に対して、薬の変更について詳細な説明を求めることが重要です。具体的には、以下の点を明確にしてもらいましょう。

  • 減薬の理由:なぜ薬が減らされたのか?
  • 減薬の内容:どの薬が、いつから、どのくらい減量されるのか?
  • 期待される効果:減薬によってどのような効果が期待できるのか?
  • 副作用のリスク:減薬に伴う副作用のリスクはあるのか?

これらの情報を得ることで、入居者本人や家族は納得しやすくなり、安心して治療に臨むことができます。また、説明は、入居者本人が理解しやすいように、分かりやすい言葉で行われるべきです。

1-2. 書面での記録と共有

説明を受けた内容は、書面で記録し、家族と施設の間で共有することも重要です。これにより、後で内容について確認する際にも役立ちます。記録には、説明日時、説明者、説明内容、質問事項とその回答などを記載します。また、必要に応じて、医師や薬剤師に直接質問する機会を設けることも有効です。

1-3. 専門家への相談

もし、薬に関する説明に納得できない場合や、疑問が解消されない場合は、第三者の専門家に相談することも検討しましょう。例えば、薬剤師や、認知症専門医、ケアマネージャーなどに相談することで、客観的なアドバイスを得ることができます。専門家は、医学的な知識に基づいて、適切なアドバイスをしてくれるだけでなく、施設との間に入って、円滑なコミュニケーションを促してくれることもあります。

2. 携帯電話の使用ルール:ルールの明確化と歩み寄り

携帯電話の使用ルールに関する問題は、施設と入居者の間でよく起こるトラブルの一つです。今回のケースでは、入所時の説明と、その後の対応に食い違いが見られます。このような場合、まずはルールの明確化と、お互いの立場を理解することが重要です。

2-1. ルールの確認と再確認

入所時に説明された携帯電話の使用ルールについて、改めて確認しましょう。可能であれば、入所時の記録(重要事項説明書など)を確認し、どのようなルールが定められていたのかを具体的に把握します。その上で、現在の状況と照らし合わせ、問題点がないかを確認します。もし、ルールに不明確な点や、解釈の余地がある場合は、施設側に説明を求め、明確な回答を得るようにしましょう。

2-2. 入居者の状況への配慮

認知症の入居者の場合、ルールを理解し、守ることが難しい場合があります。そのため、施設側は、入居者の状況に合わせた柔軟な対応を心がける必要があります。例えば、携帯電話の使用について、時間や場所を制限するだけでなく、使用方法を具体的に指導したり、周囲の入居者に配慮するよう促したりするなどの工夫が考えられます。

2-3. 双方の歩み寄り

施設側と家族の間で、お互いの立場を理解し、歩み寄る姿勢が重要です。家族は、入居者の状況や、施設側の事情を理解し、協力を惜しまない姿勢を示すことが大切です。一方、施設側は、入居者の権利を尊重し、可能な範囲で柔軟な対応を心がける必要があります。例えば、携帯電話の使用について、入居者のニーズを考慮しつつ、他の入居者の迷惑にならない範囲で、使用を許可するなどの配慮が考えられます。

3. ベッドの高さ調整:安全と快適性の両立

ベッドの高さ調整に関する問題は、入居者の安全と快適性に関わる重要な問題です。今回のケースでは、ベッドの高さが、入居者の身体状況に合わせて適切に調整されていないことが問題となっています。

3-1. 身体状況に合わせた調整

まず、入居者の身体状況に合わせて、ベッドの高さを適切に調整することが重要です。今回のケースでは、大腿骨骨折後のため、立ち上がりやすい高さに調整する必要があると考えられます。施設側に、入居者の身体状況を十分に理解してもらい、適切な高さに調整してもらいましょう。必要であれば、理学療法士や作業療法士などの専門家と連携し、最適な高さを検討することも有効です。

3-2. 安全対策の徹底

ベッドの高さ調整を行う際には、安全対策を徹底することが重要です。ベッドからの転落を防ぐために、サイドレールを設置したり、転落防止用のクッションを使用したりするなどの工夫が考えられます。また、入居者の状態に合わせて、ベッドの周囲に十分なスペースを確保し、移動をスムーズに行えるようにすることも大切です。

3-3. 継続的なモニタリング

ベッドの高さ調整は、一度行ったら終わりではありません。入居者の身体状況は、時間とともに変化する可能性があります。そのため、定期的にベッドの高さを確認し、必要に応じて再調整を行うことが重要です。また、入居者の訴えに耳を傾け、快適に過ごせるように配慮することも大切です。

4. 看護師とのコミュニケーション:建設的な関係を築くために

今回の相談で最も重要なのは、看護師とのコミュニケーションです。看護師との関係が良好であれば、様々な問題も円滑に解決できる可能性が高まります。以下に、建設的な関係を築くための具体的なアドバイスを提示します。

4-1. 感情的にならない

看護師との間で問題が発生した場合、感情的にならず、冷静に対応することが重要です。感情的になると、相手とのコミュニケーションがこじれ、問題解決が難しくなる可能性があります。まずは、落ち着いて、相手の話をよく聞き、自分の意見を冷静に伝えるように心がけましょう。

4-2. 丁寧な言葉遣い

相手に対して、丁寧な言葉遣いを心がけることも重要です。相手を尊重する姿勢を示すことで、相手もこちらの意見に耳を傾けやすくなります。また、相手の立場を理解しようと努め、感謝の気持ちを伝えることも大切です。

4-3. 具体的な情報提供

問題点を伝える際には、具体的な情報を提供することが重要です。抽象的な表現ではなく、いつ、どこで、何が起きたのかを具体的に説明することで、相手に状況を正確に伝えることができます。また、問題解決のために、どのような協力を求めているのかを明確に伝えることも大切です。

4-4. 記録と証拠の準備

問題が発生した場合、記録を残しておくことが重要です。いつ、誰が、どのような言動をしたのかを記録しておくことで、後で事実関係を確認する際に役立ちます。また、必要に応じて、証拠となるもの(写真、録音など)を準備しておくことも有効です。

4-5. 連携と協力

施設との連携を密にし、協力体制を築くことが重要です。定期的に面談の機会を設け、入居者の状況や、問題点について情報交換を行いましょう。また、必要に応じて、ケアマネージャーや、医師などの専門家と連携し、多角的な視点から問題解決を図ることも有効です。

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4-6. 専門家の活用

看護師とのコミュニケーションがうまくいかない場合、第三者の専門家の力を借りることも有効です。例えば、ケアマネージャーは、施設と家族の間に入り、円滑なコミュニケーションを促す役割を担うことができます。また、弁護士は、法的な観点から、問題解決をサポートしてくれます。専門家の力を借りることで、客観的な視点から問題解決を図り、より良い関係を築くことができる可能性があります。

5. まとめ:入居者と家族が安心して過ごせるために

介護施設とのコミュニケーションは、入居者と家族が安心して生活を送るために、非常に重要な要素です。今回の相談事例を通して、薬の管理、携帯電話の使用ルール、ベッドの高さ調整など、様々な問題点に対する具体的な対応策を提示しました。これらのアドバイスを参考に、施設との良好な関係を築き、入居者の方々が安心して生活できる環境を整えていきましょう。また、問題解決のためには、冷静な対応、丁寧なコミュニケーション、そして、専門家との連携が不可欠です。入居者と家族が笑顔で過ごせるように、積極的に行動していくことが大切です。

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