25歳フリーター、介護と看護の道へ！未経験から始めるための勉強法とは？

まずは、ご相談内容を拝見しました。以下、ご相談内容を引用します。

長くなりますがよろしくお願いします。介護や看護に詳しい方・看護師の方いらっしゃいましたらお願いします。

あまり良くない大学の法学部を卒業した25歳フリーターの男です。

私が1歳か2歳のときに父が病気で亡くなり、母は小1のときに病気で亡くなり両親いません。祖父に引き取られましたが小3か4のときに祖父も亡くなりました。その後、遠方に住む父方の祖母か施設に引き取られるかというとこでした。しかし母方の亡くなった祖父の妹(大おば)が家庭裁判所にて手続きをし3兄弟揃って引き取り育ててくれました。

警察官の試験を受けるため予備校にも通いましたが自信がなかったことや家族の体調不良、ある事件の影響などもあり今まで受験しませんでした。いい歳なため今年のうちに警察を受験する予定で少しずつ勉強していました。

しかし、育ててくれた大おばにレビー小体病に当てはまる症状が出ています。昼間は記憶違いもありますが普通の時もあります。本人は出ている症状などについて高齢になればあるものと思っているようです。本人は昔から「認知症とか嫌ね」と言っていました。そのため本人に伝えられず他の件で病院に行ったりするうちに医師からの診断があればと思っています。

過去に怪我をした時にヘルパーが家に来てくれていましたが他人が来ることや盗られるなどの妄想などもあり それがストレスになるためやめてもらっています。福祉担当者は認知症初期症状に気づき早いうちに介護保険の手続きをやってくれていたようです。

最近酷いときもあり私たちだけでは精神的にも肉体的にもきついこともあるため、市の福祉担当者や知り合いの弁護士に相談もしてみています。今まで育ててくれたことに感謝しているため兄とはなるべく大おばのやりたいようにサポートしながら家での生活を続けられるように努力しています。難しくなればヘルパーやデイケア・施設への入所も検討します。

私は近くの施設で無資格未経験からでもパート募集しているようなので週2日ほど働いてみようかと思っています。採用されればですが…。今後については介護士を目指すか、支援を受けて時間が出来るようになれば看護師専門学校に3年通うことも考えています。年齢や学力などの問題はあるでしょうが…。

そこで質問です。看護師に必要な知識を本などであらかじめ勉強出来ればと考えています。おすすめの本や勉強しておくと良いものなどを教えていただけますか？

ご相談ありがとうございます。25歳フリーターとして、これまでのご経験やご家族の状況から、今後のキャリアについて真剣に考えられているのですね。特に、介護と看護という分野に関心があり、未経験からでも始められる方法を探しているとのこと、素晴らしいです。この困難な状況にも関わらず、前向きに将来を切り開こうとする姿勢に、心から敬意を表します。

今回の記事では、あなたが抱える疑問にお答えし、介護・看護の世界への第一歩を踏み出すための具体的な方法を提案します。具体的には、以下の3つのステップで解説していきます。

1. 未経験から介護・看護の世界へ飛び込むための基礎知識
2. おすすめの参考書と勉強法
3. キャリアパスと将来展望

この記事を読めば、あなたは介護・看護の世界への第一歩を踏み出し、将来のキャリアプランを描くことができるでしょう。それでは、一緒に見ていきましょう。

ステップ1：未経験から介護・看護の世界へ飛び込むための基礎知識

まず、介護・看護の世界について、基本的な知識を整理しましょう。未経験から始めるにあたって、知っておくべきポイントを解説します。

1. 介護の仕事とは？

介護の仕事は、高齢者や障害を持つ方々の日常生活をサポートすることです。具体的には、食事、入浴、排泄、移動などの介助を行います。また、レクリエーションやコミュニケーションを通じて、利用者の心身の健康を支えることも重要な役割です。

介護の仕事には、さまざまな働き方があります。施設での勤務はもちろん、訪問介護やデイサービスなど、多様な形態があります。あなたの状況に合わせて、無理なく始められる働き方を選ぶことができます。

未経験から始める場合、まずは介護職員初任者研修の資格取得を目指すのが一般的です。この研修を受けることで、介護の基礎知識や技術を習得できます。その後、実務経験を積みながら、より専門的な資格（介護福祉士など）を取得することも可能です。

2. 看護の仕事とは？

看護の仕事は、医師の指示のもと、患者さんの健康管理や治療の補助を行うことです。具体的には、バイタルサインの測定、服薬管理、点滴、創傷処置などを行います。また、患者さんの精神的なサポートも重要な役割です。

看護師になるには、看護師国家試験に合格する必要があります。試験を受けるためには、看護系の大学や専門学校を卒業する必要があります。しかし、介護の経験を活かして、准看護師から看護師を目指す道もあります。

看護の仕事は、病院、クリニック、訪問看護ステーションなど、さまざまな場所で活躍できます。あなたの興味や適性に合わせて、働く場所を選ぶことができます。

3. 無資格・未経験から始めるには？

無資格・未経験から介護の仕事を始める場合、まずは求人を探すことから始めましょう。多くの施設では、無資格者でも応募可能な求人があります。まずは、介護助手や生活援助員として働き始めるのが一般的です。

働きながら、介護職員初任者研修などの資格を取得することで、より専門的な知識や技術を身につけることができます。資格取得支援制度を設けている施設もあるので、積極的に活用しましょう。

看護の仕事を目指す場合は、准看護師の資格取得を目指すのも一つの方法です。准看護師は、看護師の指示のもとで看護業務を行うことができます。准看護師の資格を取得後、看護師を目指すことも可能です。

ステップ2：おすすめの参考書と勉強法

介護・看護の知識を深めるために、おすすめの参考書と勉強法を紹介します。あなたの状況に合わせて、無理なく学習を進められるように、具体的なアドバイスをします。

1. 介護の勉強におすすめの参考書

介護の勉強を始めるにあたって、まず基礎知識を身につけることが重要です。以下の参考書は、初心者にもわかりやすく、介護の基礎を学ぶことができます。

• 「介護職員初任者研修テキスト」：介護職員初任者研修の公式テキストです。介護の基礎知識や技術を網羅しており、試験対策にも役立ちます。
• 「図解 介護技術」：介護技術をイラストでわかりやすく解説しています。実際に介護を行う際に役立つ知識が満載です。
• 「認知症ケアの基礎」：認知症に関する基礎知識やケア方法を学ぶことができます。レビー小体病のおば様のケアにも役立つでしょう。

2. 看護の勉強におすすめの参考書

看護の勉強を始めるにあたっては、専門的な知識が必要になります。以下の参考書は、看護の基礎を学び、国家試験対策にも役立ちます。

• 「看護師国家試験対策参考書」：看護師国家試験の対策に特化した参考書です。過去問や模擬試験も収録されており、試験対策に役立ちます。
• 「人体の構造と機能」：人体の構造と機能を学ぶための参考書です。看護の基礎知識として、必ず押さえておきたい内容です。
• 「疾病と看護」：代表的な疾患とその看護について解説しています。看護師として働く上で、必要な知識を学ぶことができます。

3. 効率的な勉強法

効果的に学習を進めるためには、以下の勉強法を参考にしてください。

• 計画を立てる：まずは、目標を設定し、学習計画を立てましょう。1日の学習時間や、1週間の学習内容などを決めることで、モチベーションを維持できます。
• インプットとアウトプットを繰り返す：参考書を読んだら、問題を解いたり、人に説明したりすることで、知識を定着させましょう。
• 過去問を解く：試験対策として、過去問を繰り返し解くことが重要です。出題傾向を把握し、弱点を克服しましょう。
• オンライン教材を活用する：YouTubeなどの動画サイトでは、介護や看護に関する無料の動画教材が多数公開されています。視覚的に理解を深めることができます。
• 仲間と学ぶ：同じ目標を持つ仲間と勉強することで、モチベーションを維持し、情報交換をすることができます。

ステップ3：キャリアパスと将来展望

介護・看護の仕事は、キャリアアップの道が広がっています。あなたの将来の目標に合わせて、キャリアプランを立てましょう。

1. 介護のキャリアパス

介護の仕事は、経験や資格取得を通して、キャリアアップを目指すことができます。以下に、主なキャリアパスを紹介します。

• 介護職員初任者研修修了者：介護の基礎知識と技術を習得し、介護の現場で働くことができます。
• 実務者研修修了者：より専門的な知識と技術を習得し、介護のリーダーとして活躍できます。
• 介護福祉士：国家資格を取得し、介護の専門家として、より高度なケアを提供できます。
• ケアマネジャー（介護支援専門員）：介護保険に関する専門家として、ケアプランの作成や相談業務を行います。
• 施設長：介護施設の運営を担う管理者として、マネジメント能力を発揮できます。

2. 看護のキャリアパス

看護の仕事は、経験や専門性を高めることで、キャリアアップを目指すことができます。以下に、主なキャリアパスを紹介します。

• 看護師：国家資格を取得し、医療現場で看護業務を行います。
• 専門看護師：特定の専門分野（例えば、がん看護、精神看護など）において、高度な知識と技術を持つ看護師です。
• 認定看護師：特定の分野において、熟練した看護技術と知識を持つ看護師です。
• 看護教員：看護学校や大学で、看護師を育成する役割を担います。
• 保健師：地域住民の健康を支援する専門家です。

3. 将来展望とアドバイス

介護・看護の仕事は、高齢化社会において、ますます需要が高まっています。あなたの経験や資格、スキルを活かして、社会に貢献することができます。

まずは、介護の現場で働きながら、資格取得を目指すのがおすすめです。介護職員初任者研修や実務者研修を受講し、介護福祉士の資格を取得することで、キャリアアップの道が開けます。

看護師を目指す場合は、准看護師の資格を取得し、働きながら看護学校に通う方法があります。また、通信制の看護大学も選択肢の一つです。あなたのライフスタイルに合わせて、無理なく学習を進めましょう。

困難な状況の中、介護・看護の道を目指すあなたの決意は、必ず実を結ぶはずです。諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう。

もし、あなたがキャリアについてさらに深く相談したい、具体的な求人情報を知りたい、あるいは今後のキャリアプランについてアドバイスが欲しいと感じたら、ぜひ専門家にご相談ください。

あなたのキャリアを応援しています。

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