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介護の仕事で「おかしい」と感じたら?5年ぶりの復帰で直面したグループホームの疑問を徹底解説

介護の仕事で「おかしい」と感じたら?5年ぶりの復帰で直面したグループホームの疑問を徹底解説

介護職として5年ぶりに復帰されたあなたが、グループホームでの仕事で「おかしい」と感じ、悩んでいるのですね。入浴方法、排泄ケア、労働条件、そして周囲の言動…様々な疑問が湧き上がり、不安な気持ちでいっぱいだと思います。この記事では、あなたの抱える疑問を一つずつ紐解き、介護業界の現状を踏まえながら、具体的なアドバイスを提供します。あなたが安心して働き、再び介護の仕事にやりがいを感じられるよう、一緒に考えていきましょう。

私は、5年ぶりに介護の仕事に戻りました。以前は訪問介護をしてました。1ヶ月前からグループホームにパートとして入り仕事してます。

このグループホームが変な感じ
です。入浴は介護士が一人で入れるんですが、洗うのは利用者さんの頭と脇と陰部だけでいいって言うんです。老人は皮膚が弱いからボディーソープを使うと皮膚が荒れるって言われて。

一応、先輩ですし「はい」と言ってこっそり全身洗体しました。

私は、訪問介護を5年近くしてましたが初めて聞きました。

排泄チェックも、パットに排尿ありだったので陰部清拭しようと先輩に聞くと排尿の時には拭かないとの事。

かわいそうに利用者さんの陰部、臀部は赤くただれてました。

また、利用者さんの意識が無くなった場合は知らなかったって言う事と。怖くなりました。

出勤も30分早く入り、帰りは1時間くらい残業。しかし、給料は出ません。当たり前だって言われました。常識だと。職員ならまだしも、パートなのに?と不思議です。

私の事を陰で、「トライアルだと思って」と言ってたみたいです。ロッカーに名前は無いし、色々と教えてもらえない事もありました。月に112時間はたらいてますが、雇用保険も入れて貰えません。せめて雇用保険だけでもと言うと施設長に聞かないと。と言われました。

私は、母子家庭なので会社に給付金が入るんですがそれでトライアルと言ったのかはわかりません。

なんで○○さんはあっち行かないの?(隣のホーム)と先輩が言うと「だってすぐアレだと思ったから…」と上司が行ってました。アレって何かな?と変な感じはしました。

辞めたくなりましたが、介護施設はこれが常識ですか?常識なら、我慢して働きます。教えて下さい!

1. 入浴ケアと皮膚トラブル:なぜ全身を洗わないの?

まず、入浴ケアに関する疑問についてです。グループホームで「頭、脇、陰部だけ」という指示は、確かに一般的ではありません。しかし、高齢者の皮膚は非常にデリケートであり、石鹸やシャンプーの成分、摩擦によって乾燥しやすく、皮膚トラブルを起こしやすいという事実があります。そのため、全身を洗う際に、刺激の少ない洗浄剤を使用したり、保湿ケアを丁寧に行うことは重要です。

しかし、今回のケースでは、全身を洗わない理由が「皮膚が弱いから」というだけで、具体的な対策が示されていない点に問題があります。皮膚トラブルを予防するためには、以下の点に注意する必要があります。

  • 洗浄剤の選択: 低刺激性の石鹸や、泡で出てくるタイプの洗浄料を使用する。
  • 洗い方: ゴシゴシ擦らず、手のひらで優しく洗う。
  • すすぎ: 洗浄剤が残らないように、丁寧にすすぐ。
  • 保湿: 入浴後すぐに、保湿剤を塗布する。

あなたがこっそり全身を洗ったことは、利用者さんの清潔を保つ上で正しい判断だったと言えるでしょう。しかし、同時に、なぜそのような方法が採用されているのか、施設側の意図や根拠を理解することも大切です。先輩や上司に、皮膚トラブルに対する具体的な対策や、全身洗浄に対する考え方を確認し、情報共有を求めることも一つの方法です。もし、利用者さんの皮膚の状態が良くない場合は、看護師や医師に相談し、適切なケア方法を検討することも重要です。

2. 排泄ケアと陰部清拭:なぜ排尿時に拭かないの?

次に、排泄ケアに関する疑問です。排尿後に陰部を拭かないという行為は、感染症や皮膚トラブルのリスクを高める可能性があります。尿は皮膚を刺激しやすく、長時間付着していると炎症やかぶれの原因になります。また、不衛生な状態は感染症のリスクも高めます。

排尿時に陰部を拭かない理由として、考えられるのは、人手不足や、単なる慣習、または、拭くことによる刺激を避けるためかもしれません。しかし、これは利用者さんの健康を害する可能性のある行為であり、改善が必要な点です。

排泄ケアにおいては、以下の点に注意しましょう。

  • 適切な清拭: 排尿後、陰部を清潔なガーゼやウエットティッシュで優しく拭く。
  • 皮膚の観察: 陰部や臀部の皮膚の状態を観察し、異常があれば報告する。
  • 保湿ケア: 皮膚の乾燥を防ぐために、必要に応じて保湿剤を使用する。

あなたの施設では、利用者さんの陰部や臀部が赤くただれているとのことですので、早急な対応が必要です。上司や看護師に相談し、適切なケア方法を検討し、実施するように働きかけましょう。また、なぜ排尿時に拭かないのか、その理由を尋ね、改善を提案することも重要です。

3. 無意識時の対応:知らなかった、では済まされない

利用者さんの意識が無くなった場合の対応について、「知らなかった」という言葉は、介護職としてあってはならないことです。介護施設では、緊急時の対応について、事前に研修やマニュアルで周知徹底しておく必要があります。意識がない場合の対応は、利用者の安全を守る上で非常に重要です。

意識がない場合の対応は、以下の手順で行います。

  • 状態の確認: 呼吸や脈拍を確認し、容態を把握する。
  • 応援の要請: 周囲の職員に助けを求め、必要に応じて救急車を呼ぶ。
  • 情報収集: 利用者の既往歴や服薬状況、アレルギーなどを確認する。
  • 観察と記録: 状態の変化を観察し、記録する。

あなたが「怖くなった」と感じるのは当然です。施設側は、緊急時の対応について、職員全員が理解し、適切な対応ができるように、研修や教育を行う義務があります。上司に、緊急時の対応に関する研修の実施を求め、自分自身も積極的に参加しましょう。また、日頃から、他の職員と情報共有し、連携を密にすることも重要です。

4. 労働条件と待遇:パートなのに残業代が出ない?

次に、労働条件と待遇に関する疑問です。30分の早出と1時間の残業に対して、給料が出ないというのは、労働基準法に違反する可能性があります。労働基準法では、労働時間に対して、適切な賃金を支払うことが義務付けられています。残業時間については、通常の賃金に加えて、割増賃金を支払う必要があります。

パートであっても、労働基準法は適用されます。施設側が「当たり前」と言ったとしても、それは間違っています。雇用保険についても、一定の条件を満たせば加入が義務付けられています。週の労働時間が20時間以上で、31日以上の雇用が見込まれる場合は、雇用保険に加入する必要があります。

労働条件について、以下の点を確認しましょう。

  • 労働契約書: 労働時間、賃金、残業代、雇用保険の加入条件などが明記されているか確認する。
  • 就業規則: 労働時間、休憩時間、休日、残業に関する規定を確認する。
  • 賃金明細: 残業代が正しく計算されているか確認する。

施設長に雇用保険について相談した際に、対応が曖昧だったとのことですので、まずは、労働契約書や就業規則を確認し、自分の権利を把握しましょう。必要であれば、労働基準監督署に相談することもできます。また、残業代が支払われない場合は、施設側に改善を求めることができます。

5. トライアル期間と周囲の言動:陰で「トライアル」って?

あなたのことを「トライアルだと思って」と言っていたり、ロッカーに名前がなかったり、教えてもらえないことがあるというのは、非常に不快な状況です。トライアル期間であれば、試用期間として、能力や適性を見極める期間として、ある程度のことは許容されるかもしれませんが、あまりにも不当な扱いを受けていると感じる場合は、改善を求める必要があります。

周囲の言動について、以下の点に注意しましょう。

  • 情報収集: なぜ「トライアル」と言われているのか、その理由を上司に尋ねる。
  • 自己アピール: 積極的に仕事に取り組み、自分の能力や経験をアピールする。
  • コミュニケーション: 周囲の職員とのコミュニケーションを密にし、良好な関係を築く。

また、「なんで○○さんはあっち行かないの?(隣のホーム)」という先輩の言葉や、「だってすぐアレだと思ったから…」という上司の発言は、非常に不穏な空気を感じさせます。「アレ」が何を指しているのか、状況を詳しく知る必要があります。上司に、その言葉の意味を尋ね、施設の運営方針や、他の職員との関係性について、情報収集することも重要です。

6. 辞めたい気持ち:介護の仕事は常識が全てではない

最後に、あなたが「辞めたい」と感じていることについてです。介護の仕事は、確かに大変なことも多いですが、やりがいも大きい仕事です。しかし、今回のケースでは、あなたの抱える疑問や不満が非常に多く、精神的な負担も大きいと思います。介護施設によって、運営方針やケアの質、労働環境は大きく異なります。「介護施設はこれが常識」と決めつけず、自分にとってより良い環境を探すことも大切です。

もし、今の職場で改善が見られない場合は、転職を検討することも選択肢の一つです。転職を考える際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 自己分析: 自分の強みや弱み、キャリアプランを明確にする。
  • 情報収集: 介護業界の現状や、求人情報を収集する。
  • 求人選び: 自分の希望に合った求人を探し、応募する。
  • 面接対策: 面接で自分の経験やスキルをアピールできるように準備する。

転職活動は、一人で行うこともできますが、専門家のサポートを受けることも有効です。転職エージェントに相談すれば、あなたの希望に合った求人を紹介してもらえたり、面接対策のアドバイスを受けることができます。また、介護業界に詳しいコンサルタントに相談すれば、業界の動向や、施設の情報を詳しく知ることができます。

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7. まとめ:あなたのキャリアを大切に

今回のケースでは、入浴ケア、排泄ケア、労働条件、周囲の言動など、様々な問題点が見受けられます。これらの問題を放置しておくと、あなたの心身に負担がかかり、介護の仕事に対する意欲を失ってしまう可能性があります。まずは、抱えている疑問や不満を整理し、上司や同僚に相談したり、労働基準監督署に相談したりするなど、具体的な行動を起こしましょう。そして、あなたのキャリアを大切にし、自分にとってより良い環境で働くことを目指しましょう。

介護の仕事は、人々の生活を支える、非常にやりがいのある仕事です。しかし、働く環境によっては、心身ともに疲弊してしまうこともあります。今回の記事が、あなたの抱える悩みを解決し、より良い介護の仕事に繋がる一助となれば幸いです。

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