福祉の仕事でモラハラを受け退職…やりがいを求めて国家資格取得はあり? 経験を生かせる仕事探しを徹底解説
福祉の仕事でモラハラを受け退職…やりがいを求めて国家資格取得はあり? 経験を生かせる仕事探しを徹底解説
「相談したいことがあります。話をきいてくれませんか?
私は現在、社会人3年目の女です。先日まで障害児施設で働いていました。この会社では約2年になりますが、異動があり仕事をしていく上で続けていけなくなり、辞めることを決断しました。上司やマネージャーに言いましたが退職の時期は貴方が決めれないと言われ、いわゆるモラハラを受けました。しんどくなり精神科の病院に行って診断書をもらい退職届と一緒に提出しました。
以前、介護の仕事をしていた時も体調が悪くなり抑うつ状態になりました。
私は、家族に人が良いと言われ福祉の仕事は辞めた方がいいと言われています。幼稚園や小学校の時の話も持ち出され、押しが弱いやら、いいように丸め込まれると言われました。今は家に居ても自信がなくなり自分が嫌いになってしまいます。また家から飛び出して、自分で生きたいとも思ってしまいました。
私自身は、これまでの経験を生かしたい、人の役に立ちたい、やりがいのある仕事につきたいと思っています。作業療法士や言語聴覚士など国家資格をとって、自分の自信にもしたいと思っているのですが…需要はあるのでしょうか。
家に居たらしんどくなるばかりで、何かして見返したいと思いました。補足質問としては…
- 福祉系で仕事していたら人手不足により辞めれなくなるので、他業種にしたほうがよいのか。
- 作業療法士や言語聴聴士などは需要はあるのでしょうか。
上記のようなお悩みをお持ちの、社会人3年目の女性の方からのご相談です。これまでの経験を生かし、人の役に立ちたいという強い思いを持ちながらも、モラハラや過去の経験から自信を失い、今後のキャリアについて悩んでいらっしゃるのですね。今回は、あなたの置かれている状況を深く理解し、これからのキャリアをどのように考えていくか、一緒に考えていきましょう。
この記事では、福祉業界での経験を活かしつつ、新たなキャリアを模索しているあなたに向けて、以下の3つのポイントに焦点を当てて解説します。
- モラハラによる退職と、そこから立ち直るためのメンタルケア
- 作業療法士や言語聴覚士など、国家資格取得によるキャリアアップの可能性
- あなたの経験と強みを活かせる、具体的な職種とキャリアパス
あなたの抱える不安を解消し、自信を持って新たな一歩を踏み出せるよう、具体的なアドバイスと、キャリアプランを提示していきます。
1. モラハラによる退職とメンタルケア:まずは自分を大切に
まず、モラハラによる退職という、非常に辛い経験をされたこと、心よりお見舞い申し上げます。心身ともに大きなダメージを受けたことと思います。まずは、あなたが一人ではないこと、そして、必ず立ち直れるということをお伝えしたいです。
モラハラは、あなたの自尊心を深く傷つけ、心に大きな負担を与えます。今回の退職を決意されたことは、ご自身の心を守るための、非常に勇気ある決断だったと言えるでしょう。まずは、その決断を肯定し、自分自身を褒めてあげてください。
退職後、心身ともに不安定な状態が続くことは、決して珍しいことではありません。焦らず、以下のステップで、メンタルケアを行いましょう。
- 休息と休息:心身ともに疲れている状態なので、まずは十分な休息を取りましょう。好きなことをしたり、自然の中で過ごしたり、心と体をリフレッシュする時間を作りましょう。
- 専門家への相談:精神科医やカウンセラーに相談し、専門的なサポートを受けることをお勧めします。話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。必要に応じて、薬物療法も検討しましょう。
- 信頼できる人との会話:家族、友人、または信頼できる人に、今の気持ちを話しましょう。話すだけでも、気持ちが楽になることがあります。
- 環境を変える:今の環境から離れることも、回復のためには重要です。実家を離れて一人暮らしを始める、旅行に出かけるなど、物理的に環境を変えることで、気分転換になることもあります。
モラハラを受けたことによって、自己肯定感が低下し、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。しかし、それはあなたのせいではありません。あなたは何も悪くありません。自分を責めるのではなく、自分を大切にし、ゆっくりと回復していくことが大切です。
2. 国家資格取得によるキャリアアップ:作業療法士、言語聴覚士の可能性
「人の役に立ちたい」「やりがいのある仕事につきたい」というあなたの思いは、とても素晴らしいものです。作業療法士や言語聴覚士といった国家資格を取得し、専門職として活躍することは、あなたのキャリアアップにとって、非常に有効な選択肢となり得ます。
それでは、作業療法士と言語聴覚士の仕事内容と、需要について見ていきましょう。
2-1. 作業療法士(OT)とは
作業療法士は、病気やケガ、発達の遅れなどによって、日常生活に困難を抱える人々の「作業」を通して、心身機能の回復を支援する専門家です。「作業」とは、食事、着替え、入浴などの日常生活動作から、仕事、家事、遊びなど、人間が行うすべての活動を指します。
作業療法士の主な仕事内容は以下の通りです。
- 評価:クライアントの心身機能、生活環境、興味関心などを評価し、問題点を把握します。
- 治療:個別のプログラムを作成し、作業活動を通して、心身機能の回復、維持、改善を促します。
- 指導:クライアントやその家族に対して、日常生活での工夫や、福祉用具の活用方法などを指導します。
- 環境調整:クライアントがより快適に生活できるよう、住環境の整備や、福祉用具の選定などを行います。
作業療法士は、病院、リハビリテーション施設、介護老人保健施設、訪問看護ステーション、特別支援学校など、様々な場所で活躍しています。
2-2. 言語聴覚士(ST)とは
言語聴覚士は、ことばによるコミュニケーションに問題がある人々の、コミュニケーション能力の向上を支援する専門家です。具体的には、ことばの発達の遅れ、発音の障害、声の障害、吃音、高次脳機能障害など、様々な問題を抱える人々を対象としています。
言語聴覚士の主な仕事内容は以下の通りです。
- 評価:クライアントのコミュニケーション能力、嚥下機能などを評価し、問題点を把握します。
- 訓練:個別のプログラムを作成し、発音訓練、言語訓練、嚥下訓練などを行います。
- 指導:クライアントやその家族に対して、コミュニケーション方法や、食事の際の注意点などを指導します。
- 相談:コミュニケーションに関する悩みや不安について、相談に応じます。
言語聴覚士は、病院、リハビリテーション施設、特別支援学校、保育園、高齢者施設など、様々な場所で活躍しています。
2-3. 需要について
作業療法士、言語聴覚士ともに、需要は非常に高いと言えます。少子高齢化が進む日本では、リハビリテーションの需要は今後ますます高まると予想されます。また、発達障害を持つ子どもの増加や、脳卒中などの疾患による言語障害の患者さんの増加も、需要を押し上げる要因となっています。
厚生労働省の調査によると、作業療法士、言語聴覚士ともに、求人倍率は高い水準を維持しており、就職に困ることは少ないでしょう。また、経験を積むことで、管理職や独立開業も目指せるなど、キャリアパスも多様です。
ただし、国家資格を取得するためには、専門学校や大学で3~4年間学ぶ必要があります。また、試験に合格しなければなりません。資格取得には、時間と費用がかかりますが、あなたの「人の役に立ちたい」という強い思いと、これまでの経験を活かせる可能性を考えると、十分に検討する価値があると言えるでしょう。
3. あなたの経験を活かせる、具体的な職種とキャリアパス
これまでの経験を活かし、人の役に立ちたいというあなたの思いを実現できる職種は、作業療法士や言語聴覚士だけではありません。あなたの経験や強みを活かせる、その他の職種とキャリアパスについて、いくつか提案します。
3-1. 介護職
以前、介護の経験があるとのことですので、介護職も選択肢の一つとして検討できます。介護職は、高齢者や障がい者の日常生活をサポートする仕事です。食事、入浴、排泄などの介助から、レクリエーションの企画・運営、相談援助など、業務内容は多岐にわたります。
介護職のメリットは、
- 経験を活かせる:これまでの介護経験は、即戦力として評価されます。
- 需要が高い:高齢化が進む日本では、介護職の需要は非常に高く、安定した雇用が見込めます。
- 資格取得支援制度が充実:介護福祉士などの資格取得を支援する制度が充実している事業所が多く、キャリアアップを目指しやすい環境です。
一方で、
- 体力的な負担が大きい:身体介護が中心となるため、体力的な負担は大きいです。
- 精神的な負担も大きい:利用者さんの介護度が高くなると、精神的な負担も大きくなることがあります。
- モラハラのリスク:残念ながら、介護業界でもモラハラの問題は存在します。事業所選びは慎重に行う必要があります。
介護職を選ぶ場合は、働きやすい環境かどうかを重視しましょう。残業時間、休暇の取得状況、人間関係、研修制度などを確認し、自分に合った事業所を選びましょう。また、介護福祉士などの資格を取得することで、キャリアアップや給与アップを目指すことも可能です。
3-2. 相談援助職
あなたの「人の役に立ちたい」という思いを活かせる職種として、相談援助職もおすすめです。相談援助職は、高齢者や障がい者、その家族からの相談に応じ、必要な支援を提供する仕事です。
相談援助職には、
- 社会福祉士:高齢者や障がい者、生活困窮者など、様々な問題を抱える人々の相談に応じ、福祉サービスや制度の利用を支援します。
- 精神保健福祉士:精神疾患を持つ人々の相談に応じ、社会復帰を支援します。
- 介護支援専門員(ケアマネジャー):介護保険サービスを利用する高齢者のケアプランを作成し、サービス事業者との連携を行います。
相談援助職のメリットは、
- 専門知識を活かせる:福祉に関する専門知識を活かし、相談援助を通して、人々の生活を支えることができます。
- やりがいがある:相談者の方の悩みを聞き、問題解決をサポートすることで、大きなやりがいを感じることができます。
- キャリアアップの可能性:経験を積むことで、管理職や独立開業も目指せます。
一方で、
- コミュニケーション能力が必須:相談者の話を丁寧に聞き、共感し、適切なアドバイスをする必要があります。
- 精神的な負担:相談者の抱える問題は多岐にわたり、精神的な負担を感じることもあります。
- 資格取得が必要:社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員などの資格を取得する必要があります。
相談援助職を目指す場合は、資格取得のための勉強と、コミュニケーション能力の向上に力を入れましょう。また、様々な相談事例に触れ、経験を積むことで、より高い専門性を身につけることができます。
3-3. その他の職種
あなたの経験や強みを活かせる職種は、上記以外にもたくさんあります。例えば、
- 保育士:子どもの成長をサポートし、保護者からの相談にも応じます。
- 児童指導員:児童養護施設や放課後等デイサービスなどで、子どもの生活支援や学習支援を行います。
- 医療事務:病院やクリニックで、受付、会計、診療報酬請求などの事務業務を行います。
- 一般事務:企業の事務部門で、書類作成、電話対応、来客対応などを行います。
これらの職種は、あなたのこれまでの経験や、コミュニケーション能力、問題解決能力などを活かせる可能性があります。興味のある職種があれば、積極的に情報収集し、求人を探してみましょう。
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4. キャリアパスを考える上での注意点
新たなキャリアパスを考える上で、以下の点に注意しましょう。
- 自己分析:自分の強み、弱み、興味関心、価値観などを深く理解しましょう。自己分析を通して、自分に合った職種やキャリアパスを見つけることができます。
- 情報収集:興味のある職種について、仕事内容、給与、キャリアパス、必要な資格などを詳しく調べましょう。インターネット、書籍、セミナーなどを活用し、情報収集を行いましょう。
- 経験者の話を聞く:興味のある職種で働いている人に、話を聞いてみましょう。仕事のやりがい、大変さ、キャリアパスなど、リアルな情報を得ることができます。
- 資格取得:必要な資格を取得するための計画を立て、計画的に学習を進めましょう。
- 転職活動:求人情報を収集し、応募書類を作成し、面接対策を行いましょう。転職エージェントを活用するのも良いでしょう。
- 焦らない:焦らず、じっくりと自分に合ったキャリアパスを見つけましょう。
5. まとめ:あなたの未来は、あなたの手で切り開ける
今回の相談では、モラハラによる退職、過去の経験からくる自信の喪失、今後のキャリアへの不安など、様々な悩みを抱えていることがわかりました。しかし、あなたの「人の役に立ちたい」「やりがいのある仕事につきたい」という強い思いは、必ず未来を切り開く力となります。
今回の記事で提示した情報を参考に、
- まずは、心身を休ませ、自分を大切にすること。
- 作業療法士や言語聴覚士などの国家資格取得を検討し、専門職として活躍する道を探ること。
- 介護職や相談援助職など、これまでの経験を活かせる職種を検討すること。
- 自己分析、情報収集、経験者の話を聞くなど、キャリアパスを考えるための具体的な行動を起こすこと。
これらのステップを踏むことで、あなたは必ず、自分らしいキャリアを築き、充実した人生を送ることができるでしょう。あなたの未来は、あなたの手で切り開けるのです。応援しています。
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