在宅介護と仕事の両立…親の言動が辛い!どうすればいい?
在宅介護と仕事の両立…親の言動が辛い!どうすればいい?
親の介護をしながら、仕事も両立するのは本当に大変ですよね。特に、介護を受けている親御さんの言動が以前と変わってしまい、精神的に辛いと感じる方も少なくありません。今回は、在宅介護中の母親の言動に悩み、今後の対応について不安を感じている方からのご相談にお答えします。介護と仕事の両立で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
在宅介護中の母がショートステイから帰ってきました。わがままが増した気がします。今までは利用させて頂いてるデイサービスに併設のショートステイを月に3日ほど利用してましたが、今回からは特養のサテライトに今後入所を前提に慣れさせるために月に10日(隔週5日づつ)行く事になりました。それで最初の5日間が終わり帰宅したのですが、以前にも増して私に対しての暴言と正気の人間とは思えない行動が酷くなりました。
具体的には、今日通院日でしたがどれだけ起こしても病院に行きませんでした。食事を運んでも食べません(味噌汁のお椀を投げられました)。部屋を荒らしまくり物にあたりまくる様子が尋常じゃない荒らしっぷりになりました。部屋ではく紙パンツを脱ぎ(暑いからと思いますが)そのまま畳の上に尿をし、それを叱ると「どこでもしたるわ!」と逆ギレ。
施設の人の話しでは、食堂でご飯とおやつの時間以外はずっと個室に引きこもってたそうです。よくデイでの自分はみんなに頼られてる必要とされてると自慢話(一応は事実ですが単に他の利用者さんの要介護度が高いため)をするのですが別人並みのコミュ障で驚きました。デイの主任さんに環境が急変すると認知症が進む事があると以前言われたのですが、これは認知症が進んだのでしょうか?
現在要介護2(区分変更申請中)認知症の認定病院は拒否され続けてますが、脳外科の医師曰わく進行してるそうです。徘徊とは違いますが買い物に出掛ける(止めても私の隙を見て出て行く)と自力帰宅できません。少し補足します。ショートを日数を増やしたのは施設入所を見据えて、何故施設に入れるかは独居はもう不可能で我が家にはお金がなくて高サ住さえ月額払えない(元気な頃両親共自分の趣味に使い果たしてるので)私の病気(内臓疾患、精神障害)も悪化してこれ以上私が面倒見るのも限界というのをケアマネさんが話して母も納得しました。でも何も理解してなくてケアマネさんの言葉にただ「はい、はい」と言ってただけのようなのはさっき口論になってわかりました。「利用者されてるだけのアホが」「あいつら(介護関係者)のえぇカモにされとるだけや」と罵られました。
ご相談ありがとうございます。お母様の介護と、仕事の両立で大変なご苦労をされていることと思います。お母様の言動の変化に、精神的な負担も大きいのではないでしょうか。まずは、あなたの置かれている状況を理解し、具体的なアドバイスをさせていただきます。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まず、現状を整理し、問題点を明確にしましょう。今回の相談内容から、以下の点が問題として挙げられます。
- お母様の言動の変化: 暴言、物への当たり、不適切な行動(排尿など)、引きこもりなど、以前には見られなかった行動が見られるようになっています。
- 認知症の進行の可能性: 脳外科医からは認知症の進行を指摘されており、環境の変化も認知症の進行を加速させる可能性があります。
- 施設入所への不安と葛藤: 施設入所を検討しているものの、お母様の理解が得られていないこと、経済的な問題、ご自身の心身の健康への不安など、様々な葛藤を抱えています。
- コミュニケーションの困難さ: お母様とのコミュニケーションがうまくいかず、お互いに不信感や不満が募っている状況です。
これらの問題点を踏まえ、具体的な対応策を検討していきましょう。
2. 認知症の進行と対応
お母様の言動の変化は、認知症の進行が原因である可能性が高いです。認知症は、脳の機能が低下することで、記憶力、判断力、理解力、感情表現などに影響を及ぼす病気です。認知症の進行に伴い、以下のような症状が現れることがあります。
- 物忘れ: 過去の出来事や、最近の出来事を忘れてしまう。
- 見当識障害: 時間、場所、人物が分からなくなる。
- 理解力の低下: 話の内容が理解できなくなる。
- 感情の不安定さ: 怒りやすくなったり、不安を感じやすくなる。
- 行動の変化: 徘徊、暴言、暴力、不適切な行動など。
お母様の症状を詳しく見ていくと、暴言や物の破壊、排尿の失敗、引きこもりといった行動は、認知症の進行によるものと考えられます。特に、環境の変化が認知症の症状を悪化させることはよくあります。ショートステイの利用頻度が増えたことで、お母様は環境の変化にうまく適応できず、不安や混乱を感じているのかもしれません。
認知症の進行を完全に止めることは難しいですが、症状の進行を遅らせたり、症状を和らげたりすることは可能です。そのためには、以下の対応が重要です。
2-1. 専門医への相談と適切な診断
まずは、専門医(精神科医、神経内科医など)に相談し、適切な診断を受けることが重要です。認知症の種類や進行度合いを正確に把握することで、適切な治療やケアプランを立てることができます。認知症の診断を拒否されているとのことですが、ご家族の説得や、かかりつけ医との連携を通じて、改めて専門医への受診を検討しましょう。
2-2. 薬物療法
認知症の症状を和らげる薬物療法があります。認知症の進行を遅らせる薬や、精神症状を抑える薬など、症状に合わせて適切な薬が処方されます。薬物療法は、専門医の指示のもとで行う必要があります。
2-3. 非薬物療法
薬物療法だけでなく、非薬物療法も重要です。非薬物療法には、以下のようなものがあります。
- 回想法: 昔の思い出を語り合うことで、記憶を呼び起こし、精神的な安定を図ります。
- 音楽療法: 音楽を聴いたり、歌を歌ったりすることで、感情を安定させ、リラックス効果を得ます。
- アロマセラピー: アロマオイルの香りによって、リラックス効果や気分転換を図ります。
- 作業療法: 手作業を行うことで、集中力を高め、達成感を得ます。
2-4. 環境調整
認知症の症状を悪化させないためには、環境調整も重要です。具体的には、以下のような点に注意しましょう。
- 安全な環境: 転倒や事故を防ぐために、家の中を安全な環境に整えましょう。
- 安心できる環境: 落ち着いて過ごせるように、静かで穏やかな環境を整えましょう。
- 規則正しい生活: 睡眠時間や食事時間を規則正しくし、生活リズムを整えましょう。
- コミュニケーション: 穏やかな口調で話しかけ、ゆっくりと話を聞きましょう。
- 理解と共感: 認知症の症状を理解し、共感する姿勢を示しましょう。
3. 施設入所に関する対応
施設入所は、あなたと、お母様にとって、今後の生活を考える上で重要な選択肢です。施設入所を検討する際には、以下の点を考慮しましょう。
3-1. 施設の種類と特徴
施設には、特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、介護付き有料老人ホームなど、様々な種類があります。それぞれの施設には、特徴や入居条件、費用などが異なります。お母様の状態や、ご自身の状況に合わせて、適切な施設を選びましょう。
- 特別養護老人ホーム(特養): 24時間体制で介護を受けられる施設です。比較的費用が安く、終身利用が可能です。ただし、入居待機期間が長い場合があります。
- 介護老人保健施設(老健): リハビリテーションに重点を置いた施設です。在宅復帰を目指す方が利用します。
- 介護付き有料老人ホーム: 介護サービスと生活支援を受けられる施設です。比較的費用が高く、自由度が高いのが特徴です。
3-2. 施設見学と情報収集
気になる施設があれば、積極的に見学に行きましょう。施設の雰囲気や、スタッフの対応、入居者の様子などを確認することができます。事前に、施設の情報を収集し、疑問点を解消しておきましょう。
3-3. お母様とのコミュニケーション
施設入所について、お母様と話し合うことは非常に重要です。お母様の不安や疑問を理解し、丁寧に説明することで、入所への抵抗感を和らげることができます。一方的に話すのではなく、お母様の気持ちに寄り添い、一緒に考える姿勢を示しましょう。
3-4. ケアマネージャーとの連携
ケアマネージャーは、介護に関する専門家です。施設選びや、入所後のケアプラン作成など、様々な面でサポートしてくれます。ケアマネージャーと連携し、お母様に最適な施設を探し、入所後の生活をサポートしてもらいましょう。
4. コミュニケーションの改善
お母様とのコミュニケーションを改善することも、非常に重要です。コミュニケーションが円滑になれば、お互いの理解が深まり、関係性が改善する可能性があります。以下の点を意識して、コミュニケーションを図りましょう。
4-1. 傾聴と共感
お母様の言葉に耳を傾け、共感する姿勢を示しましょう。感情を理解し、受け止めることで、お母様は安心感を得ることができます。例えば、「辛かったね」「大変だったね」など、共感の言葉を伝えましょう。
4-2. 丁寧な言葉遣い
穏やかで丁寧な言葉遣いを心がけましょう。早口で話したり、命令口調で話したりすると、お母様は不安を感じ、反発することがあります。ゆっくりと、分かりやすい言葉で話しかけましょう。
4-3. 具体的な指示
抽象的な指示ではなく、具体的な指示をしましょう。例えば、「ご飯を食べて」ではなく、「お味噌汁を一口食べてみましょう」など、具体的な指示を出すことで、お母様は行動しやすくなります。
4-4. 落ち着いた対応
お母様が感情的になったり、暴言を吐いたりしても、落ち着いて対応しましょう。感情的になってしまうと、事態が悪化する可能性があります。深呼吸をして、冷静に対応しましょう。
4-5. 専門家のサポート
コミュニケーションに悩んでいる場合は、専門家のサポートを受けることも有効です。認知症専門医や、精神科医、カウンセラーなどに相談し、アドバイスをもらいましょう。
5. あなた自身のケア
介護は、心身ともに大きな負担がかかります。あなた自身の健康と、仕事との両立のためには、あなた自身のケアも非常に重要です。以下の点を意識して、自分自身のケアを行いましょう。
5-1. 休息と睡眠
十分な休息と睡眠をとるようにしましょう。疲労が蓄積すると、心身の健康を損なうだけでなく、介護の質も低下してしまいます。睡眠時間を確保し、休息できる時間を作りましょう。
5-2. ストレス解消
ストレスを解消する方法を見つけましょう。趣味に時間を費やしたり、友人との交流を楽しんだり、気分転換になるようなことを積極的に行いましょう。一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうことも大切です。
5-3. 専門家のサポート
介護に関する悩みや不安は、一人で抱え込まず、専門家に相談しましょう。ケアマネージャーや、地域の相談窓口、精神科医などに相談し、アドバイスをもらいましょう。
5-4. 家族や周囲の協力
家族や周囲の人々の協力を得ましょう。介護は、一人で行うものではありません。家族で役割分担をしたり、周囲の人々にサポートを求めたりすることで、負担を軽減することができます。
5-5. 仕事との両立
仕事との両立は、非常に難しい問題です。勤務時間や、業務内容など、職場環境を見直すことも検討しましょう。上司や同僚に相談し、理解と協力を得ることも重要です。在宅勤務や、時短勤務など、働き方の選択肢も検討しましょう。
介護と仕事の両立は、困難な道のりですが、決して一人ではありません。様々な支援制度や、サービスを活用し、あなた自身の心と体の健康を守りながら、お母様との生活を支えていきましょう。
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6. まとめ
今回は、在宅介護中の母親の言動に悩み、今後の対応について不安を感じている方からのご相談にお答えしました。認知症の進行、施設入所への不安、コミュニケーションの困難さ、そしてご自身の心身の健康への不安など、様々な問題を抱えていることが分かりました。これらの問題に対して、具体的な対応策を提示しました。
今回の記事が、あなたの抱える問題解決の一助となれば幸いです。介護と仕事の両立は、大変な道のりですが、決して一人ではありません。専門家や、周囲の人々の協力を得ながら、あなたらしい生活を送ってください。
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