「私、生きてていいのかな…」記憶力・計画性ゼロの高校生が、自分らしいキャリアを見つけるための自己分析チェックリスト
「私、生きてていいのかな…」記憶力・計画性ゼロの高校生が、自分らしいキャリアを見つけるための自己分析チェックリスト
新年あけましておめでとうございます。
今回は、進路について大きな悩みを抱えている高校生の方からのご相談です。
現状の課題を整理し、将来への希望を見出すための具体的なステップを、一緒に考えていきましょう。
正月ですが失礼します。
私は、記憶力が無く、努力が無く、計画性が無く、都合の悪いことや嫌なことから逃げてきました。
その結果、今までできていたこと(学習面、生活面など)が出来なくなっている気がします。
そして、勉強を怠った結果、高1半ばから高2半ばまで、毎テストずっと数社共に赤点でした。
そして今、高2の冬休み中ですが、秋頃に帰ってきた通知表の結果が今までより明らかに下がっていて、親にも先生にも進路について詳しく聞かれます。
ですが、私は普通の人より変わっていて馬鹿で考えが甘い、所謂理想主義?です。
だから自分が本当にやりたいことがわかりません。
今はとりあえず美術系の大学か専門学校に行きたいと言っていますが、曖昧過ぎて駄目ですよね…
それに趣味である「絵を描くこと」を職として生きていこうなんて、詰めが甘いにも程がありますよね…
私は、自分が本当にやりたいことが見つかりません。
前に学校で、QUテストという診断テストみたいなものをやりました。
すると結果の紙には、保育士や介護士が向いているということが書いてありましたが、こんな私でもなれるのか、世の中性格の良し悪しだけではやっていけないと思っています。
成績も悪く、とてもだらしがなく、逃げてばかりです。
こんな私ですが、高校を卒業したら(4年制大学は成績が悪いので確実に無理、私立も経済的に無理なので)県外の安い専門学校に行きたいです。
こんな私はやはり生きていても仕方ないのでしょうか。
親に言われた通り、死んだ方がいいのでしょうか?
ご相談ありがとうございます。
現状の苦しみ、将来への不安、そして「生きていても仕方ないのか」という深刻な悩み…
胸が締め付けられるような思いです。
まずは、あなたの抱える問題と、そこからどうすれば良いのかを一緒に整理していきましょう。
あなたは決して「生きていてはいけない」存在ではありません。
必ず、あなたらしい生き方を見つけることができます。
1. 現状の整理:自己肯定感を高める第一歩
まず、現状を客観的に把握することから始めましょう。
自己肯定感を高めるためには、自分の強みと弱みを正しく認識し、受け入れることが重要です。
以下のチェックリストを使って、あなたの現状を具体的に分析してみましょう。
自己分析チェックリスト
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得意なこと、好きなこと:
どんなことなら時間を忘れて没頭できますか?
絵を描くこと以外にも、何か興味のあることはありますか?
どんな時に喜びを感じますか? -
苦手なこと、嫌いなこと:
どんなことに苦手意識がありますか?
どんなことを避けてしまいがちですか?
どんな時にストレスを感じますか? -
これまでの経験:
これまでの人生で、達成感を感じたことはありますか?
どんな時に周りの人に褒められましたか?
どんな経験から学びを得ましたか? -
価値観:
あなたにとって、大切にしたいことは何ですか?
どんな生き方をしたいですか?
どんな時に幸せを感じますか? -
周囲からの評価:
あなたのことをよく知る人に、あなたの長所と短所を聞いてみましょう。
自分では気づかない才能や魅力が見つかるかもしれません。
このチェックリストは、あなたの自己理解を深めるための第一歩です。
正直に、そして丁寧に、一つずつ向き合ってみましょう。
最初は難しいかもしれませんが、焦らず、自分のペースで進めてください。
2. 逃げてきた自分との向き合い方:自己理解を深める
「逃げてきた」「だらしない」という自己評価は、あなたの心を苦しめている大きな要因の一つでしょう。
しかし、過去の行動を後悔するだけでは、未来は変わりません。
なぜ逃げてしまったのか、その原因を深く理解することが大切です。
-
原因の特定:
なぜ勉強から逃げてしまったのでしょうか?
何が嫌だったのか、具体的に考えてみましょう。
もしかしたら、単に勉強方法が合わなかっただけかもしれません。 -
感情の整理:
逃げ出した時、どんな感情を抱いていましたか?
不安、焦り、無力感…
自分の感情を言葉にすることで、心の整理ができます。 -
自己肯定的な視点:
逃げてしまった自分を責めるのではなく、「なぜ逃げてしまったのか」を理解しようとすることが大切です。
逃げるという選択をした背景には、何か理由があったはずです。
それを理解することで、自己肯定感を高めることができます。 -
具体的な対策:
今後は、どのように行動を変えていけば良いのか、具体的な対策を考えましょう。
例えば、小さな目標を設定し、一つずつ達成していくことで、自信を育むことができます。
過去の自分を否定するのではなく、理解し、受け入れることが、成長への第一歩です。
逃げてしまった経験は、あなたを強くする糧となります。
3. 興味のある分野を探求:自己実現への第一歩
「自分が本当にやりたいことがわからない」という悩みは、多くの人が抱えるものです。
焦らず、様々な情報を収集し、興味のある分野を探求することから始めましょう。
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情報収集:
美術系の大学や専門学校について、詳しく調べてみましょう。
どんな学科があるのか、どんな授業をするのか、卒業後の進路はどうなるのか…
インターネット、パンフレット、学校説明会などを活用して、情報を集めましょう。 -
体験:
興味のある分野について、実際に体験してみましょう。
ワークショップに参加したり、関連するイベントに行ったり、実際にその分野で働いている人に話を聞いたりするのも良いでしょう。 -
自己分析との照らし合わせ:
自己分析の結果と、興味のある分野を照らし合わせてみましょう。
あなたの強みや価値観を活かせる分野はどこか、考えてみましょう。 -
小さな一歩:
いきなり大きな目標を立てるのではなく、小さな一歩から始めましょう。
例えば、興味のある分野に関する本を読んでみる、関連する資格の勉強を始めるなど、できることから始めてみましょう。
自分の興味のある分野を探求することで、将来の目標が見えてくるはずです。
焦らず、楽しみながら、様々な経験を積んでいきましょう。
4. 進路選択:現実的な選択肢を検討する
現状の成績や経済状況を考慮し、現実的な進路選択を検討しましょう。
専門学校は、あなたの興味のある分野を深く学ぶことができる良い選択肢です。
しかし、学校を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
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学校の情報収集:
学校のカリキュラム、卒業後の進路、学費などを詳しく調べましょう。
オープンキャンパスに参加したり、在校生や卒業生の話を聞いたりするのも良いでしょう。 -
学費と奨学金:
学費は、学校を選ぶ上で重要な要素です。
奨学金制度や、学費免除制度についても調べておきましょう。 -
卒業後のキャリア:
卒業後のキャリアについても、具体的に考えてみましょう。
どんな仕事に就きたいのか、どんな働き方をしたいのか…
学校の就職支援についても、調べておきましょう。 -
親との相談:
親と進路について、じっくり話し合いましょう。
あなたの希望や、将来の目標を伝え、理解を得ることが大切です。
現実的な選択肢を検討し、将来の目標に向かって一歩ずつ進んでいきましょう。
5. 精神的なサポート:心の健康を保つ
進路について悩むことは、精神的な負担が大きいものです。
一人で抱え込まず、周りの人に相談したり、専門家のサポートを受けたりすることも大切です。
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家族や友人とのコミュニケーション:
家族や友人に、今の気持ちを話してみましょう。
あなたのことを理解してくれる人に、話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなるはずです。 -
学校の先生との相談:
進路について、学校の先生に相談してみましょう。
あなたの状況を理解し、適切なアドバイスをしてくれるはずです。 -
カウンセリング:
必要であれば、カウンセリングを受けることも検討しましょう。
専門家のアドバイスを受けることで、心の整理ができ、前向きな気持ちになれるかもしれません。 -
休息とリフレッシュ:
心身ともに疲れているときは、休息を取りましょう。
趣味を楽しんだり、気分転換になるようなことをしたりして、リフレッシュすることも大切です。
心の健康を保ちながら、前向きに進んでいきましょう。
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6. まとめ:未来への一歩を踏み出すために
今回の相談者の方は、記憶力、計画性、努力の欠如、そして過去の失敗から逃げてきたという自己認識から、将来への大きな不安を抱えていました。
しかし、自己分析チェックリスト、逃げてきた自分との向き合い方、興味のある分野を探求すること、現実的な進路選択、精神的なサポートというステップを踏むことで、自分らしいキャリアを見つけるための道筋が見えてきます。
大切なのは、現状を正しく認識し、過去の自分を受け入れ、未来に向かって一歩ずつ進んでいくことです。
焦らず、自分のペースで、あなたらしい生き方を見つけてください。
あなたは、必ずできる。
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