「無責任さ」と「何もできない」自分にイライラ…介護職で抱える苦しみから抜け出すための自己分析チェックリスト
「無責任さ」と「何もできない」自分にイライラ…介護職で抱える苦しみから抜け出すための自己分析チェックリスト
この記事では、介護職として働きながら、「無責任さ」や「何もできない」という自己嫌悪感に苛まれているあなたに向けて、具体的な解決策を提示します。過去の経験からくる精神的な苦しみ、不眠、自傷行為といった問題にどう向き合い、どのようにして仕事と自分の心を守っていくのか。自己分析を通して、あなた自身の強みを見つけ、一歩踏み出すためのヒントをお届けします。
自分の無責任さ、何も出来ない所にイライラします。(長文です)
現在介護施設で夜勤パートをして数週間ほど経ちます。しかし2回連続で欠勤してしまっています。
以前1年間新卒で働いていた職場です。辞めた後は別の介護施設で働いていたのですが、そこで適応障害になりうつ病を患ってしまいました。
休職・退職した後は半年間投薬治療を続けましたが、やや快復してきた所で、「こんなもの(薬)に頼っている自分が情けない」と思い無理やり断薬しました。
10日ほどの離脱症状ののち、1ヶ月~2ヶ月で体調も良くなり、やっぱり薬なんて要らないんだと思いました。
そしてパートで何度か介護を再開するも適応障害が再発したかのようになり、短期間で辞めてしまっています。
学生時代に修学金を借りているので、その返済免除のため介護士を続けなければならず、「行かなきゃ」「働かなきゃ」と思うのですが体も心も落ち込んで死にたい死にたいと考えてしまいます。
「私が死んでも誰も幸せにならない、親不孝だ」と思ってるのに衝動的に「死にたい」気持ちが強まり、一度首を吊ろうと実行しましたが失敗に終わりました。
自分のしようとした事が恐ろしすぎて手足や奥歯の震えが止まらず、「もうこんな事しちゃいけない」と誓ったのですが今では自傷行為でなんとか気持ちをおさめてます。
体の目立たない所を刃物で切る・髪の毛を抜く・手で顔を叩く 等です。
寝つきも悪く、午前3時か4時に寝ても7時~8時には目が覚めます。そこから一睡も出来ず、仕事や体を疲れさせるためのジョギングをしてもうまく睡眠がとれないでいます。
夜勤パート(拘束17時間)は休むと現場に多大な迷惑がかかるため、続けることが難しいかなと感じています。
朝がつらく、夜眠れなくなったので夕方スタートの夜勤なら出来るかもと思ったのですが、朝つらいのは変わらず以前のように夜勤中の体力も持たず…情けない限りですが、上司が昼の仕事を勧めてくれたので日勤帯に変えさせて頂こうかと検討中です。
しかし夜に眠れないのでやっぱり心療内科か精神科で薬を貰った方がいいのでしょうか。
上司には「不眠症」とは伝えていますが適応障害・うつ病であった事は伝えていません。
心療内科に行って薬を貰うと、ODをしてしまったり薬漬けのような自分がみじめに感じるので悩んでいます。
今は同棲中の彼氏が生活を支えてくれていますが、診察代や薬代も無職の期間が長かったため負担になりそうです。
自分で言うのも何ですが、日内変動や不眠、体の不調(肩こり・吐き気・胃痛・便秘と下痢の繰り返し)、気分の慢性的な落ち込みもあり、薬に頼らないとまた仕事に行けなくなるのではと思います。
評判の良い心療内科・精神科というのもなかなか見つからなくて、以前かかっていた心療内科は女医さんで初回は1時間のカウンセリングのため好印象でしたが、何回も通うと同じ薬を貰うための診察になり、1分くらいで済んでました。
また、小学生の頃からの自傷行為、虐待や不登校の経験もあり医師からアダルトチルドレンという単語も出てきて…過去の事なので何をどう改善したらいいのかも悩んでいます。
他者の評価が気になること、全て自分の行動力や決断力に欠けているせいで上手くいかないと感じること、自分で自分に甘いこと、頑張ろうと思っても心のどこかで「死んだ方が楽」と思うこと…書いていて情けなくなりますが。
些細なことでも良いのでアドバイスを下さい。同じ病気の方で、こうしたら上手くいったという事も知りたいです。人それぞれとは分かっていても誰かの言葉が欲しいです。よろしくお願いします。
ご相談ありがとうございます。介護職として働きながら、心身の不調や過去の経験からくる苦しみと向き合い、非常に辛い状況にあることが伝わってきます。欠勤を重ねてしまうこと、自傷行為、不眠、そして「死にたい」という強い感情。これらは決して軽視できるものではありません。まずは、あなたが一人ではないこと、そして必ず解決策はあるということをお伝えしたいです。
この記事では、あなたの抱える問題が複雑に絡み合っていることを理解した上で、以下の3つのステップで具体的な解決策を提示します。
- 自己分析チェックリスト: あなた自身の状態を客観的に把握し、問題の根本原因を探ります。
- 具体的な行動プラン: 今すぐできること、そして長期的に取り組むべきことを明確にします。
- 専門家への相談とサポート: 安心して相談できる窓口や、利用できる制度を紹介します。
あなたの抱える問題は、決して珍しいものではありません。多くの人が、過去の経験や現在の状況からくるストレス、不安、そして自己嫌悪感に苦しんでいます。しかし、適切なサポートと、あなた自身の努力によって、必ず状況は改善します。一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう。
ステップ1:自己分析チェックリストで現状を把握する
まずは、あなたの現状を客観的に把握することから始めましょう。以下のチェックリストは、あなたが抱える問題を多角的に分析し、具体的な対策を立てるための第一歩となります。それぞれの項目について、正直に自己評価を行い、あなたの状態を可視化してください。
チェックリスト:
- 心身の状態
- [ ] 毎日のように、気分が落ち込んでいる、または憂鬱な気分になる。
- [ ] 以前は楽しめていたことに、興味や関心が持てなくなった。
- [ ] 食欲不振、または過食気味である。
- [ ] 睡眠に問題がある(寝つきが悪い、夜中に目が覚める、または過眠)。
- [ ] 疲労感が強く、体がだるいと感じる。
- [ ] 集中力や注意力が低下している。
- [ ] 理由もなくイライラしたり、怒りを感じることが多い。
- [ ] 自傷行為(リストカット、髪の毛を抜くなど)をしてしまう。
- [ ] 死について考えたり、自殺願望がある。
- 仕事に関する状態
- [ ] 仕事に行くのが辛い、または行きたくないと感じる。
- [ ] 仕事中にミスをしたり、集中できないことが多い。
- [ ] 周囲の目が気になり、評価を恐れている。
- [ ] 欠勤することが増えた。
- [ ] 仕事のプレッシャーを感じ、ストレスが大きい。
- [ ] 自分の能力に自信が持てない。
- [ ] 同僚とのコミュニケーションがうまくいかないと感じる。
- [ ] 介護の仕事そのものに、やりがいを感じない。
- 過去の経験と人間関係
- [ ] 幼少期に、親からの虐待やネグレクトを経験した。
- [ ] 家庭環境が不安定だった。
- [ ] 学校でいじめられた経験がある。
- [ ] 人間関係で悩むことが多い。
- [ ] 他者の評価を非常に気にしている。
- [ ] 自分の気持ちをうまく表現できない。
- [ ] 誰かに頼ることが苦手。
- [ ] 過去のトラウマが、今の生活に影響を与えていると感じる。
- 自己認識
- [ ] 自分を責めることが多い。
- [ ] 自分の長所や強みが分からない。
- [ ] 自己肯定感が低い。
- [ ] 完璧主義なところがある。
- [ ] 自分の感情をコントロールするのが苦手。
- [ ] 決断力がないと感じる。
- [ ] 自分に甘いところがある。
- [ ] 頑張ろうと思っても、途中で諦めてしまうことが多い。
このチェックリストの結果を元に、あなたの抱える問題がどのようなものなのか、より深く理解することができます。チェックの数が多ければ多いほど、専門家のサポートが必要となる可能性が高まります。自己分析の結果を、次のステップである「具体的な行動プラン」に活かしましょう。
ステップ2:具体的な行動プランを立てる
自己分析の結果を踏まえ、具体的な行動プランを立てましょう。このプランは、すぐに実行できるものから、時間をかけて取り組むべきものまで、様々な段階に分かれています。焦らず、自分のペースで、一つずつ実践していくことが重要です。
1. 今すぐできること
- 休息と睡眠の確保: 質の高い睡眠は、心身の健康にとって不可欠です。
- 寝る前にカフェインやアルコールを避ける。
- リラックスできる環境(暗く、静かで、涼しい部屋)を整える。
- 寝る前にスマートフォンやパソコンの使用を控える。
- 日中は適度な運動をする。
- 心身のリフレッシュ: ストレスを軽減し、気分転換を図りましょう。
- 好きな音楽を聴く。
- 軽いストレッチやヨガをする。
- 自然の中で過ごす(散歩、森林浴など)。
- アロマテラピーを試す。
- 自傷行為への対処: 自傷行為は、一時的な感情の発散方法として機能することがありますが、根本的な解決にはなりません。
- 自傷行為の衝動を感じたら、すぐに安全な場所へ移動する。
- 信頼できる人に電話をする、またはメッセージを送る。
- 別の行動に意識をそらす(音楽を聴く、絵を描く、日記を書くなど)。
- 専門家(カウンセラー、精神科医など)に相談する。
- 周囲へのSOS: 抱え込まず、助けを求めましょう。
- 信頼できる家族、友人、またはパートナーに、今の状況を打ち明ける。
- 職場の同僚や上司に、困っていることを相談する(可能であれば)。
- 地域の相談窓口(保健所、精神保健福祉センターなど)に連絡する。
2. 中長期的に取り組むこと
- 専門家への相談: 精神科医やカウンセラーに相談し、適切な治療やカウンセリングを受ける。
- 精神科医:薬物療法が必要かどうかを判断し、適切な薬を処方する。
- カウンセラー:心理療法(認知行動療法、精神分析など)を通して、問題の根本原因を探り、解決策を見つける。
- 信頼できる専門家を探すために、以下の方法を試す。
- インターネット検索(「〇〇(あなたの住んでいる地域) 心療内科」「〇〇 カウンセリング」など)。
- 友人や家族からの紹介。
- 地域の相談窓口(保健所、精神保健福祉センターなど)に問い合わせる。
- 薬物療法: 医師の指示に従い、適切な薬を服用する。
- 薬物療法は、症状を緩和し、生活の質を向上させるための有効な手段です。
- 自己判断で薬を中断することは避け、必ず医師に相談する。
- 薬の副作用や効果について、医師とよく話し合う。
- 心理療法: カウンセリングを通して、問題の根本原因を探り、解決策を見つける。
- 認知行動療法:考え方や行動パターンを変えることで、問題解決を目指す。
- 精神分析:過去の経験や無意識の感情を探求し、自己理解を深める。
- あなたのニーズに合った心理療法を選択する。
- 生活習慣の見直し: 健康的な生活習慣を確立する。
- バランスの取れた食事:栄養バランスの取れた食事を心がける。
- 適度な運動:ウォーキング、ジョギング、水泳など、自分に合った運動を定期的に行う。
- 十分な睡眠:質の高い睡眠を確保するために、睡眠環境を整える。
- 規則正しい生活リズム:毎日同じ時間に起き、寝るようにする。
- 自己肯定感を高める: 自分の良いところを見つけ、自信を持つ。
- 自分の強みや長所をリストアップする。
- 小さな目標を立て、達成感を味わう。
- 自分を褒める習慣をつける。
- ネガティブな自己評価を、ポジティブなものに置き換える。
- 人間関係の改善: 良好な人間関係を築き、孤立感を解消する。
- 積極的にコミュニケーションを図る。
- 相手の話をよく聞き、共感する。
- 自分の気持ちを素直に伝える。
- 信頼できる友人や家族との時間を大切にする。
- 仕事との向き合い方: 介護の仕事と、どのように向き合っていくかを考える。
- 上司や同僚に、困っていることや悩みを相談する。
- 日勤帯への異動を検討する。
- 介護の仕事のやりがいを見つけ、モチベーションを高める。
- 必要に応じて、キャリアチェンジを検討する。
この行動プランは、あくまでも一般的なものです。あなたの状況に合わせて、柔軟に調整していくことが重要です。そして、一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けながら、着実に実行していくことが、問題解決への道を開きます。
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ステップ3:専門家への相談とサポート
あなたの抱える問題は、専門家のサポートなしに解決することは難しい場合があります。精神科医、カウンセラー、そしてその他の専門家は、あなたの苦しみを理解し、適切なアドバイスとサポートを提供してくれます。ここでは、安心して相談できる窓口や、利用できる制度を紹介します。
1. 精神科医・心療内科医
精神科医や心療内科医は、あなたの心身の状態を評価し、適切な治療法を提案してくれます。薬物療法が必要な場合は、適切な薬を処方し、その効果や副作用について詳しく説明してくれます。また、必要に応じて、カウンセリングやその他の治療法を紹介してくれます。
- 探し方:
- インターネット検索(「〇〇(あなたの住んでいる地域) 精神科」「〇〇 心療内科」など)。
- かかりつけ医からの紹介。
- 地域の相談窓口(保健所、精神保健福祉センターなど)に問い合わせる。
- 選び方:
- あなたの抱える問題について、専門知識と経験を持っているか。
- あなたの話をじっくりと聞いてくれるか。
- 治療方針について、丁寧に説明してくれるか。
- 相性が良いと感じるか。
2. カウンセラー
カウンセラーは、あなたの心の悩みや問題をじっくりと聞き、一緒に解決策を探してくれます。心理療法(認知行動療法、精神分析など)を通して、問題の根本原因を探り、自己理解を深めることができます。また、あなたの感情を理解し、受け止めてくれる存在がいることは、大きな支えになります。
- 探し方:
- インターネット検索(「〇〇(あなたの住んでいる地域) カウンセリング」など)。
- 精神科医や心療内科医からの紹介。
- 地域の相談窓口(保健所、精神保健福祉センターなど)に問い合わせる。
- 選び方:
- あなたの抱える問題について、専門知識と経験を持っているか。
- あなたの話をじっくりと聞いてくれるか。
- あなたの価値観や考え方を尊重してくれるか。
- 相性が良いと感じるか。
3. その他の相談窓口
一人で悩みを抱え込まず、様々な相談窓口を利用しましょう。これらの窓口は、あなたの抱える問題について、専門的なアドバイスやサポートを提供してくれます。
- 保健所: 精神保健に関する相談や、地域の医療機関の紹介などを行っています。
- 精神保健福祉センター: 精神保健に関する相談、精神科医療機関の紹介、精神障害者への支援などを行っています。
- いのちの電話: 電話相談を通して、あなたの悩みを聞き、心のケアを行います。
- よりそいホットライン: 様々な悩みに関する電話相談を受け付けています。
- 職場の相談窓口: 職場の同僚、上司、または産業医に相談することもできます。
4. 利用できる制度
経済的な問題や、仕事に関する悩みがある場合は、以下の制度を利用することも検討しましょう。
- 傷病手当金: 病気やケガで働くことができなくなった場合に、生活を保障するための制度です。
- 障害年金: 精神疾患により、日常生活や仕事に支障がある場合に、年金が支給される制度です。
- 生活保護: 経済的に困窮している場合に、生活費を支援する制度です。
- 求職活動支援: ハローワークや、その他の就職支援機関で、求職活動に関するサポートを受けることができます。
これらの制度を利用することで、経済的な不安を軽減し、治療に専念したり、仕事を探したりすることができます。詳細については、各窓口にお問い合わせください。
まとめ:一歩ずつ、あなたらしく
この記事では、介護職として働きながら、「無責任さ」や「何もできない」という自己嫌悪感に苦しんでいるあなたに向けて、具体的な解決策を提示しました。自己分析チェックリストで現状を把握し、具体的な行動プランを立て、専門家のサポートを受けることで、必ず状況は改善します。
あなたの抱える問題は、決して珍しいものではありません。多くの人が、過去の経験や現在の状況からくるストレス、不安、そして自己嫌悪感に苦しんでいます。しかし、適切なサポートと、あなた自身の努力によって、必ず状況は改善します。
焦らず、自分のペースで、一歩ずつ進んでいきましょう。そして、自分を責めず、自分を大切にしてください。あなたは、一人ではありません。あなたの苦しみを理解し、支えてくれる人がいます。そして、あなたには、必ず乗り越えられる力があります。
もし、あなたが今、本当に辛い状況にあるなら、どうか一人で抱え込まないでください。誰かに話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。そして、専門家のサポートを求めることは、決して恥ずかしいことではありません。それは、あなたが自分自身を大切にしている証です。
あなたの未来が、希望に満ちたものになることを心から願っています。そして、あなたが、あなたらしく、輝ける日が来ることを信じています。
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