介護職からの転職、27歳女性が「本当にやりたいこと」を見つけ、結婚後も続けられる仕事を見つけるには?
介護職からの転職、27歳女性が「本当にやりたいこと」を見つけ、結婚後も続けられる仕事を見つけるには?
27歳女性介護職の方からの転職に関するご相談ですね。現在の職場環境の厳しさ、将来への不安、そして「本当にやりたいこと」への思い。それらを踏まえ、どのように転職活動を進めていくべきか、一緒に考えていきましょう。
27歳女性介護職です。転職を検討しています。
大学卒業後、大学の専攻関連の専門職に就いていましたが、色々あり知人の紹介で現在の職場に就きました。(1年で20人以上辞める、同僚が不祥事起こす、サービス残業月60時間超え・休日出勤が日常など)
事務職で就職しましたが、半年後異動で介護の現場になりました。
介護の資格なんて持ってるはずもなく完全に未経験でしたが、こんな事でもない限り介護職に携わる機会なんてないかと思い、現在も頑張っています。
異動して1年経ちました。
介助は一通り出来るようになりましたし、汚物にも抵抗なく、高齢者や介護自体は嫌いではないと思います。
辞めたいと思う理由はいくつかあります。
- この職になって腰痛に悩まされている
- 夜勤が辛い
- 休日や夜勤明けに会議は日常
- 介護職定番の深刻な人手不足で公休減らされる(消されてはいませんが、いつ取れるかは未定。有給なにそれ美味しいの?状態。)
- 特養でないがほぼ特養状態で、車椅子多数で手がかかるのに人手不足。
- 上司も私以上にサービス残業が多く、残業というかボランティア精神?を持つのが当たり前な空気で、地域貢献という名の強制休日清掃活動もそれなりの頻度で行われる。
- 5年後や10年後にこの職場で働いている自分を想像出来ない
- 知り合いの介護施設経験者の看護師さんに現状を話すと、大分やばいなと言われる(笑)
まだまだありますが。(笑)
どの職場・職種でも辛い事はあると思ってやってきましたが、先日先輩と一悶着あり、その後から嫌味を言われる事が増えてきました。
先輩が仰った内容の2割程度私に過失があり後は誤解ですが、悪かった部分があるのは確かですし、それを指摘して下されば直していけるし、ありがたいと思い素直に謝罪しました。
そこから私がその方の事を悪く言ったり、避けたり等は一切していません。
ですが、上記の通り関係が不具合が続いており、人手不足なので顔を合わせる機会もかなり多く、辞め時なのかな…と考えるようになりました。
逃げかもしれないなと思いますが、考え始めたら他にも理由がたくさん浮かび、将来的に続けていけるものじゃないと思い退職を決意しました。
退職はまだ職場に伝えていませんが、行事や繁忙期を考え今年の夏頃で検討しています。
次の職を探すにあたって、前職の専門職は考えていません。(仕事内容が合いませんでした)
介護職から別職種に転職された方は、どのような職種に就かれましたか?
この年齢から転職するなら、結婚した後も続けられる職がいいと考えているので参考までにお聞かせください。
やってみたい事はあり努力していますが、今すぐ実現してその仕事で食べていくのは無理なので(芸術系です)、保険も兼ねて堅実な職を探していきたいと思っています。
本当はやってみたい事に一直線で進めれば一番良いのですが、経済的な事情で難しいので…
ご意見お聞かせください。
よろしくお願いします。
現在の状況を整理し、転職の軸を定める
まず、現在の状況を整理しましょう。あなたが置かれている状況は、非常に過酷です。長時間労働、人手不足、人間関係の悪化、そして将来への不安。これらが複合的に重なり、心身ともに疲弊していることと思います。しかし、介護の仕事自体は嫌いではないという点は、今後のキャリアを考える上で大きな強みになります。
転職を考えるにあたり、まずは「何を重視するのか」という軸を定めることが重要です。今回の相談者様のように、結婚後のことも視野に入れている場合、以下の点を考慮すると良いでしょう。
- ワークライフバランス: 残業の少ない、または残業時間の調整が可能な職場
- キャリアパス: 将来的なキャリアアップが見込める、またはスキルアップの機会がある職場
- 給与: 生活を安定させるために、ある程度の収入が見込める職場
- 人間関係: 良好な人間関係が築ける職場
- 仕事内容: 興味を持てる、またはやりがいを感じられる仕事
これらの要素を考慮し、優先順位をつけることで、転職先の候補を絞りやすくなります。例えば、「ワークライフバランス」を最優先事項とするなら、残業が少ない事務職や、土日休みの職種などを検討できます。
介護職からの転職、具体的な職種例と準備
介護職からの転職は、これまでの経験を活かしつつ、新たなキャリアを築く良い機会です。以下に、具体的な職種例と、転職に向けた準備について解説します。
1. 事務職
介護施設や病院での事務職は、介護の知識や経験を活かせる職種です。
メリット:
- 残業が少ない傾向があり、ワークライフバランスを保ちやすい
- 介護保険制度に関する知識を活かせる
- PCスキルや事務スキルを習得できる
準備:
- PCスキル(Word、Excelなど)を習得する
- 医療事務や介護事務の資格を取得する(必須ではないが、有利になる場合がある)
- 職務経歴書で、介護現場での経験を事務スキルに落とし込んでアピールする
2. 医療・福祉関連職
介護職で培った経験を活かし、より専門性の高い職種に挑戦することも可能です。
メリット:
- 専門知識やスキルを習得できる
- キャリアアップの道が開ける
- 社会貢献度の高い仕事に携われる
職種例:
- ケアマネージャー
- 相談員(生活相談員、医療ソーシャルワーカーなど)
- 看護助手
準備:
- 資格取得(ケアマネージャー、社会福祉士など)
- 関連する知識を習得する
- 職務経歴書で、介護現場での経験をアピールする
3. 接客・サービス業
介護職で培ったコミュニケーション能力や、問題解決能力は、接客・サービス業でも活かせます。
メリット:
- 未経験でも挑戦しやすい
- 人と接する機会が多い
- 様々なスキルを習得できる
職種例:
- ホテルスタッフ
- 飲食店スタッフ
- 販売員
準備:
- コミュニケーション能力をアピールする
- 接客経験があれば、具体的に説明する
- 自己PRで、お客様への対応や問題解決能力をアピールする
4. その他
これまでの経験を活かし、様々な職種に挑戦できます。
職種例:
- 一般事務
- 営業事務
- 人事・総務
準備:
- 自己分析を行い、自分の強みや興味のある分野を見つける
- 職務経歴書で、これまでの経験を活かせる点をアピールする
- 未経験でも挑戦できる求人を探す
転職活動の具体的なステップ
転職活動は、闇雲に進めるのではなく、計画的に進めることが重要です。以下に、具体的なステップを解説します。
1. 自己分析
まずは、自己分析を行いましょう。自分の強み、弱み、興味のあること、価値観などを明確にすることで、自分に合った仕事を見つけやすくなります。
- 強み: 介護経験で培ったコミュニケーション能力、問題解決能力、忍耐力など
- 弱み: 体力的な負担、人間関係の悩みなど
- 興味のあること: 芸術、事務作業、人と接することなど
- 価値観: ワークライフバランス、キャリアアップ、社会貢献など
2. 業界・企業研究
興味のある業界や企業について、情報収集を行いましょう。企業のホームページ、求人情報、口コミサイトなどを参考に、企業の事業内容、社風、待遇などを調べます。
- 企業のホームページ: 企業理念、事業内容、採用情報などを確認
- 求人情報: 募集要項、仕事内容、給与、福利厚生などを確認
- 口コミサイト: 企業の評判、職場の雰囲気などを確認
3. 応募書類の作成
応募書類(履歴書、職務経歴書、自己PRなど)を作成します。これまでの経験やスキルをアピールし、転職への意欲を伝えることが重要です。
- 履歴書: 氏名、年齢、学歴、職務経歴などを正確に記載
- 職務経歴書: これまでの職務内容、実績、スキルなどを具体的に記載
- 自己PR: 自分の強み、経験、転職への意欲などをアピール
4. 面接対策
面接対策を行いましょう。企業の求める人物像を理解し、自分の強みや経験を効果的にアピールできるように練習します。
- 企業の求める人物像: 企業のホームページや求人情報から、求める人物像を把握
- 自己PR: 自分の強みや経験を、具体的に説明できるように準備
- 志望動機: なぜその企業で働きたいのか、具体的に説明できるように準備
- 想定される質問への回答: よくある質問への回答を事前に準備
5. 求人情報の収集
転職サイト、転職エージェント、ハローワークなどを活用して、求人情報を収集しましょう。自分に合った求人を見つけ、積極的に応募しましょう。
- 転職サイト: 豊富な求人情報から、自分に合った求人を探せる
- 転職エージェント: キャリアコンサルタントが、求人紹介、応募書類の添削、面接対策などをサポート
- ハローワーク: 公的な機関で、求人情報の提供や職業相談を受けられる
「本当にやりたいこと」への橋渡し
相談者様は、「本当にやりたいこと」として芸術系の仕事を挙げています。経済的な事情から、すぐに実現することは難しいかもしれませんが、転職活動と並行して、その夢に向かって努力を続けることも可能です。
例えば、副業として芸術系の活動を始めたり、週末にスクールに通ったりすることで、スキルアップを図ることができます。また、転職先で安定した収入を得ながら、将来的に「本当にやりたいこと」に繋がるようなキャリアプランを立てることも可能です。
転職活動は、単に「今の職場から逃げる」ためだけのものではありません。自分のキャリアを見つめ直し、将来の目標に向かって歩み始めるための、貴重な機会です。焦らず、じっくりと自分と向き合い、最適な選択をしてください。
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成功事例から学ぶ
実際に、介護職から転職を成功させた方の事例を見てみましょう。これらの事例から、転職活動のヒントや、将来のキャリアプランのヒントを得ることができます。
事例1: 事務職への転職
30代女性、介護福祉士として5年間勤務。夜勤や人手不足による負担が大きく、事務職への転職を決意。
- 転職理由: ワークライフバランスの改善、PCスキルの習得
- 転職活動: 介護事務の資格を取得し、PCスキルを磨いた。職務経歴書では、介護現場での経験を事務スキルに落とし込んでアピール。
- 転職先: 介護施設の事務職
- 結果: 残業が減り、プライベートの時間を確保できるようになった。
事例2: 医療ソーシャルワーカーへの転職
20代後半女性、介護職員として3年間勤務。より専門性の高い仕事に挑戦したいと考え、医療ソーシャルワーカーへの転職を決意。
- 転職理由: キャリアアップ、社会貢献
- 転職活動: 社会福祉士の資格を取得し、医療に関する知識を習得。職務経歴書では、介護現場での経験を活かして、患者や家族へのサポート経験をアピール。
- 転職先: 病院の医療ソーシャルワーカー
- 結果: 専門性を活かして、患者や家族のサポートに貢献できるようになった。
事例3: 接客業への転職
20代前半女性、介護職員として2年間勤務。人と接する仕事が好きで、接客業への転職を決意。
- 転職理由: コミュニケーション能力を活かしたい、新しいスキルを習得したい
- 転職活動: 接客経験はなかったが、介護現場でのコミュニケーション能力や問題解決能力をアピール。自己PRで、お客様への対応や問題解決能力をアピール。
- 転職先: ホテルのフロントスタッフ
- 結果: お客様とのコミュニケーションを通じて、やりがいを感じられるようになった。
まとめ
27歳という年齢は、転職において決して遅すぎることはありません。むしろ、これまでの経験を活かし、新たなキャリアを築くための、良いスタート地点です。
まずは、自己分析を行い、自分の強みや興味のある分野を明確にしましょう。そして、転職の軸を定め、自分に合った職種を探しましょう。転職活動は、計画的に進めることが重要です。応募書類の作成、面接対策、求人情報の収集など、一つ一つ丁寧に準備を進めましょう。
「本当にやりたいこと」への夢を諦める必要はありません。転職活動と並行して、その夢に向かって努力を続けることも可能です。焦らず、じっくりと自分と向き合い、最適な選択をしてください。あなたの新しいキャリアが、充実したものになることを心から応援しています。
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