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障害を持つ兄弟の介護と将来への不安…抱えきれない悩みを乗り越えるために

障害を持つ兄弟の介護と将来への不安…抱えきれない悩みを乗り越えるために

今回は、ご兄弟の介護と将来への不安を抱えている方からのご相談です。以下、ご相談内容を引用します。

相談というか愚痴になってしまうかもしれませんが…
お目汚し失礼します。

当方、三人兄弟の真ん中なのですが、上(兄)と下(妹)が知的(兄は身体も)障害者で、どちらも高校以上の年齢(兄は成人済)です。
しかしながら、両者ともに養護学校の卒業、未だに3~4歳児程度の知能しかなくひらがなや数字はもちろん、会話にも不自由します。
特に兄は腰から下が全く動かず感じず、日常的に車いすを使用しており、おむつも欠かすことができないような状態です。
身体だけならまだしも二人とも精神障害者でもあるので、些細な(つまらない)ことで酷い癇癪を起し、手も付けられない状態になることが頻繁にあります。

寝たきりの子よりずっと恵まれてる、なんていうことがありますが、そんなこと全く思ったことはないです。

妹、そして姉である私が言っていいことではありませんが、正直二人とも『兄弟』というより『外見だけ成長するでかい赤ん坊』のようにしか思えません。
よく友人たちの言う『普通の兄弟げんか』というものがとてもとてもうらやましいです。
物騒な話、『殺したい』だとか『死んでしまえばいい』とか思うことなんてざらにあって、自分自身が嫌になります。
(もちろんそんなことは家族には言えませんが…)

最近社会人になり、祖母や両親が死んでしまった後の事を考えると、どうすればいいか分からなくなりました。
死なないまでにしても、両親もいずれは老後というものが来るのですし、そうなれば介護することになるのでしょう。

両親は「無理に見なくてもいい」と言いますが、(こんなことを書いていても家族がとても大好きなので)施設に無責任に預けっぱなしにするという選択はできませんでした。
とはいえ、ハンデのある二人や年を取った両親を見られる自信なんてまったくありません。
介護、おむつ交換、導尿、着替え、いざという時の送り迎え、病院の診察など、今両親がやっていることを間近で見ているので余計…
資金面も、勤め先が大きなところではなく月15万ちょっとの給料で、これだけのお金でやっていけるものなのかと不安です。

とにかく今は不安が大きすぎて、(恥ずかしながら)二次元や腐に逃げているというのが現状です。

感情が高ぶってごちゃごちゃな文章ですみません。
色々な方とお会いする機会がありますが小学校でいじめられたことを引きずっているようで、極度の顔見知り(コミュ障?)が直せず、うまく話すことすらできない状況です。
障害者の家族の方とも、こう言った話が全くできないでいます。

愚痴っぽいことを書いてしまいましたが、私の兄弟に対するこういった考え方というのはいけないものなのでしょうか。
そして、甘えとか自己中な考え方になっているのでしょうか。

同じ環境の同年代に会ったことがないのでわからずにいます。
私はこれからどうしたらいいのでしょう。

長くなりましたが、皆さまの意見を参考までにお聞かせいただければと思います。

ご相談ありがとうございます。非常に複雑で、誰にも打ち明けられない苦しみや不安を抱えていらっしゃる状況、お察しいたします。
今回は、ご相談者様の置かれている状況を整理し、将来への不安を和らげるための具体的な方法を、いくつか提案させていただきます。

1. 抱えている問題の整理と現状の理解

まず、ご相談者様が抱えている問題を整理しましょう。大きく分けて以下の3つに分類できます。

  • 介護と将来への不安: ご兄弟の介護、ご両親の老後、経済的な不安など、将来に対する漠然とした不安。
  • 精神的な負担: 兄弟に対する複雑な感情、罪悪感、孤立感、そしてそれらから逃避してしまうことへの自己嫌悪。
  • 対人関係の悩み: コミュニケーション能力への不安、周囲に相談できないことによる孤独感。

これらの問題は、それぞれが複雑に絡み合い、ご相談者様の心を圧迫していると考えられます。
まずは、ご自身の置かれている状況を客観的に理解することが、問題解決への第一歩となります。

2. 感情を整理し、受け入れることの重要性

ご相談内容を拝見すると、ご兄弟に対する複雑な感情、そしてそれらに対する罪悪感に苦しんでいることがわかります。
「殺したい」「死んでしまえばいい」といった感情を抱くことに対して、自己嫌悪を感じているかもしれません。
しかし、これらの感情は決して「いけないもの」ではありません。
それは、ご相談者様が人間として当然抱く感情であり、ご自身の正直な気持ちなのです。

まずは、ご自身の感情を否定せず、受け入れることから始めてみましょう。
「こんな感情を持ってはいけない」と自分を責めるのではなく、「そう感じてしまう自分もいる」と認めることが大切です。
感情を抑圧し続けると、心身に悪影響を及ぼす可能性があります。
感情を整理するためには、以下のような方法が有効です。

  • 日記をつける: 自分の気持ちを言葉にすることで、感情を客観的に見つめることができます。
  • 信頼できる人に話す: 家族、友人、専門家など、誰でも構いません。
    自分の気持ちを話すことで、心が軽くなることがあります。
  • 専門家のカウンセリングを受ける: 専門家のサポートを受けることで、感情の整理や問題解決のヒントを得ることができます。

3. 介護に関する具体的な対策

将来の介護に対する不安は、具体的な対策を講じることで軽減できます。
以下に、いくつかの具体的な対策を提案します。

  • 介護保険制度の理解: 介護保険制度は、介護が必要な人々を支えるための重要な制度です。
    制度の仕組みを理解し、利用できるサービスを把握しましょう。
    お住まいの地域の役所や、地域包括支援センターに相談することができます。
  • 介護サービスの利用: 訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、様々な介護サービスがあります。
    これらのサービスを利用することで、ご自身の負担を軽減することができます。
  • 情報収集: 介護に関する情報は、インターネット、書籍、セミナーなど、様々な方法で入手できます。
    積極的に情報収集を行い、自分に合った介護方法を見つけましょう。
  • レスパイトケアの活用: レスパイトケアとは、介護者の休息を目的としたサービスです。
    一時的に介護を他の人に任せることで、心身ともにリフレッシュすることができます。
  • 資金計画: 介護には、費用がかかります。
    将来の介護費用を見積もり、資金計画を立てましょう。
    介護保険制度や、その他の助成制度についても調べておきましょう。

4. 経済的な不安への対策

経済的な不安は、将来に対する大きな懸念材料となります。
しかし、適切な対策を講じることで、ある程度軽減することができます。

  • 家計の見直し: 収入と支出を把握し、無駄な出費を削減しましょう。
  • 資産形成: 預貯金だけでなく、投資など、資産を増やす方法も検討しましょう。
    ただし、リスクを理解した上で、無理のない範囲で行いましょう。
  • 副業の検討: 本業に加えて、副業をすることで、収入を増やすことができます。
    ご自身のスキルや経験を活かせる副業を探してみましょう。
  • キャリアアップ: 昇進や昇給を目指し、収入を増やす努力をしましょう。
    転職も選択肢の一つです。

5. 精神的な負担を軽減するための工夫

介護と将来への不安は、精神的な負担を増大させます。
精神的な負担を軽減するためには、以下のような工夫が有効です。

  • 休息時間の確保: 忙しい日々の中でも、休息時間を確保しましょう。
    睡眠時間をしっかりと確保し、心身を休ませることが大切です。
  • 趣味やリフレッシュ: 自分の好きなことや、リフレッシュできる時間を作りましょう。
    映画鑑賞、読書、運動など、何でも構いません。
  • 気分転換: 定期的に気分転換をしましょう。
    旅行、温泉、美味しいものを食べるなど、気分転換になることを積極的に行いましょう。
  • 相談できる相手の確保: 家族、友人、専門家など、相談できる相手を確保しましょう。
    一人で抱え込まず、誰かに話すことで、心が軽くなることがあります。

6. 周囲とのコミュニケーションと孤立からの脱却

ご相談者様は、周囲とのコミュニケーションに苦手意識を持っているようです。
しかし、周囲とのコミュニケーションは、問題解決や精神的な負担の軽減に繋がります。
以下に、周囲とのコミュニケーションを円滑にするためのヒントをいくつかご紹介します。

  • 小さな一歩から始める: 最初から完璧を目指すのではなく、小さな一歩から始めましょう。
    例えば、挨拶から始める、困ったときに助けを求めるなど、できることから始めましょう。
  • 話しやすい相手を見つける: 家族、友人、同僚など、話しやすい相手を見つけましょう。
    自分の気持ちを打ち明けることで、孤独感を軽減することができます。
  • 専門家への相談: 専門家は、あなたの悩みを理解し、適切なアドバイスをしてくれます。
    カウンセラーや、精神科医に相談することも検討しましょう。
  • 自助グループの活用: 同じような悩みを持つ人たちが集まる自助グループに参加することも有効です。
    体験を共有し、互いに支え合うことで、孤独感を軽減することができます。
  • 情報発信: SNSやブログなどで、自分の経験や考えを発信することも、周囲との繋がりを作るきっかけになります。
    ただし、個人情報の取り扱いには十分注意しましょう。

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7. 専門家への相談

一人で抱え込まず、専門家に相談することも検討しましょう。
専門家は、あなたの悩みを理解し、適切なアドバイスをしてくれます。
以下に、相談できる専門家をいくつかご紹介します。

  • カウンセラー: 精神的な悩みや、人間関係の悩みについて相談できます。
  • 精神科医: 精神的な病気や、心の不調について相談できます。
  • 社会福祉士: 介護や、福祉に関する相談ができます。
  • 行政機関: 介護保険制度や、その他の福祉サービスについて相談できます。

8. まとめ: 未来への一歩を踏み出すために

ご相談者様は、非常に困難な状況に直面していますが、決して一人ではありません。
まずは、ご自身の感情を受け入れ、問題の整理から始めましょう。
そして、介護に関する情報収集、経済的な対策、精神的な負担の軽減、周囲とのコミュニケーション、専門家への相談など、できることから一つずつ取り組んでいくことが大切です。

将来への不安は、誰にでもあります。
しかし、具体的な対策を講じることで、その不安を軽減し、より良い未来を築くことができます。

この記事が、ご相談者様が未来への一歩を踏み出すための一助となれば幸いです。

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