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転院先の対応に困惑…介護中の親のケアで直面する問題と解決策

転院先の対応に困惑…介護中の親のケアで直面する問題と解決策

この記事では、介護中の親御さんの転院を巡る問題に直面し、困惑されているあなたに向けて、具体的な解決策と、今後の対応についてのアドバイスを提供します。転院先の対応に疑問を感じ、どうすれば良いのか分からなくなっている状況を打開するために、専門家の視点から、問題の本質を見抜き、取るべき行動をステップごとに解説します。あなたの抱える不安を解消し、より良い介護生活を送るための一助となれば幸いです。

76歳の母(要介護4)が一昨日、県立の総合病院からクリニックへ転院したのですが困ったことになってしまいました。12月初め慢性硬膜下血腫(中度程度の肺炎も併発。蓐瘡数箇所あり。)で総合病院にて頭の手術をし入院しました。医師の方や看護師さん療法士さんの評価もそうですが、私の素人目線からもお蔭様で回復具合はほぼ順調だと思います。ただ、「うちは急性期の患者が優先だから」ということで、転院することになったのですが・・・。

相談員さんに私が伝えた内容は、「認知が進むのも困るし、できる限り早く引き取りたい。ただ、食べ物の世話が出来るのが前提である。そこまでは、転院先でお願いしたい」ということです。相談員さんも同意見で、「例えば一ヶ月で改善しなければ、更新して二ヶ月いるとかできますから」とおっしゃっていました。

実際、先生にも看護士さんにも誤嚥の危険性があるから、「息子さんがたとえゼリーとはいえ、ご自身で食べさせないように。」と、一昨日まで言われていた状態です。

それなのに、本日転院先で先生(専門は心療内科)に、「うちにいても悪くなるばかり。デイケアに切り替えるられたらどうか?」と言われ、ビックリしています。だって、私が食事もさせることができないのでしょう・・・?・・・という言葉は飲み込んで、何とか最悪一ヶ月は置いてもらえるように頼んで不承不承okしてもらいましたが・・・。

そこの看護士さんの話では、特に背中の蓐瘡が酷いのです。しかも、内科・脳外科からはカルテが来ているが、皮膚科からは来ていない・・・とのこと。

実は、総合病院の皮膚科の先生と、私がちょっと喧嘩しまして、それもあったのか、毎日母の様子を見に行っていたにもかかわらず、入院中にただの一度も直接会ってもいないし、説明のため呼出しもありませんでした。

クリニックの先生が、蓐瘡についての正確な認識を持たず、安請け合いしたのかもしれませんが、正直困ってしまいました。

一体、何がどうなっているのか、さっぱりわかりません。そもそも「クリニックでは入院可能期間も短い」などと、私は知りませんでしたが、県病院の相談員さんは知っていたはずですし、転院先の先生が入ったばかりで退院を薦めるのも不可解です。

ただ「悪くなるばかり」な所に預けておく訳にもいきませんし、次の予定もなく、嚥下に不安がある状態で無理に引き取り誤嚥性肺炎にでもなれば、めもあてられないです。

私はどうしたら良いのでしょう。皆さんの質問や回答を拝読したのですが、歯科医師さんによる嚥下透視検査というものがあるようなので、嚥下の状態を客観的に把握してから考えようと思いますが、それを前提にしたとしても、今回、「何か変」なのです。

できましたら、背後にあると思われる事情もご説明頂ければ嬉しいです。このままでは、何処に何を交渉すれば良いのかも分からないので。補足本日相談員さんに電話。しかし、自分は情報をきちんと提供したの一点張り。総合病院へ戻るのも、転院のやり直しも無理とのこと。

クリニックへ届いていないのはカルテではなく、そこから他の皮膚科へ出かける際の指示書であることが判明したものの、「入院可能日数の食い違いは言い訳できないはずだ」と申しまして、未だ交渉中です。病院間の情報伝達に落ち度があったのは明らかなのに、当初「困惑」であった私の感情も完全に「怒り」に変わってしまいました。皆さんならどうなさるでしょうか??

ご相談ありがとうございます。76歳のお母様の転院を巡る問題、大変ご心痛のことと思います。今回のケースは、病院間の連携不足、専門性の違い、そして情報伝達の不備が複雑に絡み合い、ご本人だけでなく、ご家族であるあなたにも大きな負担となっています。まずは、現状を整理し、取るべき具体的な行動をステップごとに見ていきましょう。

ステップ1:現状の正確な把握と情報収集

まずは、現状を正確に把握することが重要です。感情的になる気持ちは理解できますが、冷静に事実を整理し、必要な情報を収集することから始めましょう。

1.1. 転院先のクリニックとのコミュニケーション

  • 主治医との面談: まずは、転院先の主治医(心療内科医)と直接面談し、以下の点を確認しましょう。
    • なぜ「悪くなるばかり」と判断されたのか?具体的な根拠は何なのか?
    • デイケアへの移行を提案する理由は何なのか?
    • 褥瘡(じょくそう)の状態に関する認識は?
    • 現在の治療方針と今後の見通しは?

    面談の際は、ご自身の不安や疑問を率直に伝え、納得のいく説明を求めましょう。可能であれば、記録を取り、後で振り返れるようにしておくと良いでしょう。

  • 看護師との連携: 看護師とも積極的にコミュニケーションを取り、日々のケアの様子や、お母様の状態について詳しく情報交換しましょう。特に、褥瘡のケアについて、具体的な方法や経過を確認することが重要です。

1.2. 総合病院との情報共有

  • 相談員との再度のコンタクト: 総合病院の相談員との間で、情報伝達の齟齬(そご)について再度話し合いましょう。
    • カルテや指示書の送付状況について、詳細な事実確認を求めましょう。
    • 転院の経緯や、あなたの希望が正しく伝わっていたのかを確認しましょう。
    • 総合病院側が、今回の問題に対してどのような対応を取るのか、具体的な説明を求めましょう。
  • 皮膚科医との接触: 総合病院の皮膚科医と直接会って、褥瘡の状態や治療方針について説明を受けることを検討しましょう。もし、関係性が悪化している場合でも、お母様の健康のためには、専門家の意見を聞くことが重要です。

1.3. 嚥下(えんげ)機能の評価

誤嚥性肺炎のリスクを考慮し、嚥下機能の評価を受けることは非常に重要です。

  • 嚥下透視検査(VF): 歯科医師による嚥下透視検査は、嚥下の状態を客観的に評価するための有効な手段です。検査結果に基づいて、食事の形態や摂取方法を調整し、誤嚥のリスクを軽減することができます。
  • 言語聴覚士(ST)との連携: 言語聴覚士は、嚥下機能の評価や、嚥下訓練、食事指導などを行います。専門的なアドバイスを受けることで、安全な食事をサポートできます。

ステップ2:問題点の分析と原因の特定

情報収集を通じて、問題点を具体的に分析し、その原因を特定することが重要です。

2.1. 病院間の連携不足

今回のケースでは、病院間の情報伝達の不備が大きな問題点として挙げられます。カルテや指示書の送付遅延、または未送付は、適切な医療ケアの提供を妨げる要因となります。総合病院とクリニックの間で、情報共有がスムーズに行われるよう、双方に働きかける必要があります。

2.2. 専門性の違いと誤解

転院先の主治医が心療内科医であること、そして褥瘡に対する認識が不足している可能性も、問題の一因と考えられます。心療内科医は、精神的なケアを専門とするため、身体的な疾患に対する知識や経験が不足している場合があります。また、褥瘡は、皮膚科医の専門分野であり、適切なケアが提供されないと、悪化する可能性があります。

2.3. 相談員の役割と限界

総合病院の相談員は、患者と医療機関の間を取り持つ役割を担いますが、その役割には限界があります。相談員は、医療行為を行うことはできませんし、専門的な知識や判断力も、医師や看護師に比べて劣る場合があります。相談員の意見を参考にしつつも、最終的な判断は、ご自身で行う必要があります。

ステップ3:具体的な対応策の実施

問題点を分析した上で、具体的な対応策を実施しましょう。

3.1. 転院先のクリニックとの交渉

  • 主治医との再交渉: 主治医に対し、お母様の状態や、あなたの希望を改めて伝え、理解を求めましょう。
    • 褥瘡の専門的なケアの必要性を説明し、皮膚科医との連携を提案しましょう。
    • デイケアへの移行ではなく、もう少しクリニックでの入院を継続できないか、交渉しましょう。
    • 嚥下機能の評価結果を踏まえ、食事の形態や摂取方法について、具体的な指示を求めましょう。
  • 看護師との連携強化: 看護師と協力し、褥瘡のケアや、日々の状態観察を密に行いましょう。
  • セカンドオピニオンの検討: 必要であれば、他の医療機関の医師にセカンドオピニオンを求めることも検討しましょう。

3.2. 総合病院への働きかけ

  • 情報伝達の改善要求: 総合病院に対し、情報伝達の改善を求め、再発防止策を講じるよう要請しましょう。
  • 皮膚科医との連携促進: 皮膚科医との連携を促し、褥瘡の治療に関するアドバイスを求めることができるように働きかけましょう。
  • 転院先の再検討: 状況によっては、より適切な医療機関への再転院を検討することも必要です。

3.3. 介護保険サービスの活用

介護保険サービスを積極的に活用し、お母様の介護をサポートしましょう。

  • 訪問看護: 訪問看護師による、褥瘡のケアや、健康管理、服薬指導などを受けることができます。
  • 訪問リハビリ: 理学療法士や作業療法士による、リハビリテーションを受けることができます。
  • デイサービス: デイサービスを利用することで、日中の介護負担を軽減し、お母様の社会参加を促すことができます。
  • ショートステイ: 短期間の入所サービスを利用することで、一時的に介護から解放されることができます。

ステップ4:長期的な視点でのケアプランの策定

今回の問題を解決するだけでなく、長期的な視点でのケアプランを策定し、より良い介護生活を送れるようにしましょう。

4.1. ケアマネージャーとの連携

ケアマネージャーと連携し、お母様の状態やニーズに合わせたケアプランを作成しましょう。ケアマネージャーは、介護保険サービスの手続きや、様々な相談に対応してくれます。

4.2. 家族間の情報共有と協力

家族間で、お母様の状態や介護に関する情報を共有し、協力体制を築きましょう。介護は、一人で抱え込まず、家族みんなで支え合うことが大切です。

4.3. 自身の心身の健康管理

介護は、心身ともに負担の大きいものです。ご自身の健康管理にも気を配り、定期的な休息や、気分転換を図りましょう。必要であれば、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。

今回の問題は、病院間の連携不足、専門性の違い、情報伝達の不備が複合的に絡み合った結果、あなたに大きな負担を与えています。しかし、冷静に状況を分析し、適切な対応策を実施することで、問題を解決し、より良い介護生活を送ることが可能です。焦らず、一つずつステップを踏み、お母様とあなたの両方が、安心して過ごせる環境を築いていきましょう。

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専門家からのアドバイス

今回のケースは、医療機関の連携不足が顕著に見られますが、このような状況は決して珍しくありません。以下に、専門家としての視点から、より効果的な対応策と、今後のために役立つ情報を提供します。

1. 医療連携の重要性

医療連携の重要性は、患者さんのQOL(Quality of Life:生活の質)を向上させるために不可欠です。今回のケースのように、転院先での情報伝達の遅れや不足は、適切な医療ケアの提供を妨げ、患者さんの状態を悪化させる可能性があります。

解決策:

  • 情報共有の徹底: 総合病院と転院先のクリニックの間で、カルテや検査結果、治療方針などの情報を、迅速かつ正確に共有するためのシステムを構築することが重要です。
  • 多職種連携: 医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ケアマネージャーなど、多職種の専門家が連携し、患者さんにとって最適なケアを提供することが大切です。
  • 患者・家族への情報提供: 患者さんやご家族に対して、病状や治療方針、今後の見通しなどを、分かりやすく説明し、情報共有を密にすることが重要です。

2. 褥瘡(じょくそう)ケアの専門性

褥瘡は、適切なケアを行わないと、重症化し、患者さんのQOLを著しく低下させる可能性があります。褥瘡の治療には、専門的な知識と技術が必要であり、皮膚科医や、褥瘡専門の看護師によるケアが不可欠です。

解決策:

  • 皮膚科医との連携: 転院先のクリニックの主治医に、皮膚科医との連携を促し、褥瘡の専門的なケアを受けられるようにしましょう。
  • 褥瘡専門の看護師の活用: 褥瘡専門の看護師による、褥瘡の評価、ケア、指導を受けることで、褥瘡の悪化を防ぎ、早期の治癒を目指すことができます。
  • 適切な体位変換: 定期的な体位変換は、褥瘡の予防に非常に重要です。2時間おきに体位変換を行うことで、圧迫を軽減し、褥瘡のリスクを減らすことができます。
  • 栄養管理: 栄養状態が悪いと、褥瘡の治癒が遅れる可能性があります。バランスの取れた食事を摂取し、必要に応じて栄養補助食品を活用しましょう。

3. 嚥下(えんげ)機能評価と誤嚥性肺炎のリスク管理

嚥下機能の低下は、誤嚥性肺炎のリスクを高めます。誤嚥性肺炎は、高齢者の死亡原因の一つであり、早期発見と適切な対応が重要です。

解決策:

  • 嚥下機能評価の実施: 歯科医師による嚥下透視検査(VF)や、言語聴覚士(ST)による評価を受け、嚥下機能を客観的に評価しましょう。
  • 食事形態の調整: 嚥下機能の評価結果に基づいて、食事の形態を調整しましょう。例えば、とろみのある食事や、ペースト状の食事など、誤嚥しにくい食事形態を選択します。
  • 食事中の姿勢: 食事中は、正しい姿勢を保ち、誤嚥のリスクを軽減しましょう。
  • 口腔ケア: 口腔内を清潔に保つことで、誤嚥性肺炎のリスクを減らすことができます。

4. セカンドオピニオンの活用

今回のケースのように、医療機関の対応に疑問を感じた場合は、セカンドオピニオンを求めることも有効な手段です。セカンドオピニオンは、他の医療機関の医師に、現在の診断や治療方針について意見を求めることで、より適切な医療を受けるための判断材料となります。

セカンドオピニオンを受ける際の注意点:

  • 情報提供: セカンドオピニオンを求める医師に、これまでの検査結果や治療経過などの情報を、正確に提供しましょう。
  • 質問の準備: セカンドオピニオンを受ける前に、疑問点や不安な点を整理し、質問を準備しておきましょう。
  • 自己判断: セカンドオピニオンの結果を参考に、ご自身で最終的な判断を行いましょう。

5. 介護保険サービスの積極的な活用

介護保険サービスを積極的に活用することで、介護負担を軽減し、より質の高い介護を受けることができます。

介護保険サービスの種類:

  • 訪問介護(ホームヘルプサービス): 訪問介護員が、自宅を訪問し、食事、入浴、排泄などの身体介護や、掃除、洗濯などの生活援助を行います。
  • 訪問看護: 訪問看護師が、自宅を訪問し、健康状態の観察、医療処置、服薬指導などを行います。
  • 通所介護(デイサービス): デイサービスセンターに通い、食事、入浴、レクリエーション、機能訓練などを受けます。
  • 短期入所生活介護(ショートステイ): 短期間、介護老人福祉施設などに入所し、介護サービスを受けます。
  • 福祉用具貸与: 車椅子や、介護ベッドなどの福祉用具を借りることができます。
  • 住宅改修: 手すりの設置や、段差の解消などの住宅改修を行うことができます。

今回のケースでは、総合病院とクリニック間の連携不足、専門性の違い、情報伝達の不備が複合的に絡み合い、問題が複雑化しています。しかし、これらの問題点を一つずつ解決していくことで、より良い介護環境を築くことができます。

今回の問題解決のためには、以下の点を意識して行動しましょう。

  • 情報収集と分析: 状況を正確に把握し、問題点を特定しましょう。
  • 医療機関との連携: 総合病院、クリニック、皮膚科医など、関係者との連携を密にしましょう。
  • 介護保険サービスの活用: 介護保険サービスを積極的に活用し、介護負担を軽減しましょう。
  • セカンドオピニオンの検討: 必要に応じて、セカンドオピニオンを求め、より適切な医療を受けられるようにしましょう。
  • 長期的な視点: 長期的な視点でのケアプランを策定し、より良い介護生活を送れるようにしましょう。

この情報が、あなたの問題解決の一助となり、お母様とあなたのより良い生活につながることを願っています。

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