65歳になる母の金銭感覚が心配…オレオレ詐欺や老後のお金の問題を解決する方法
65歳になる母の金銭感覚が心配…オレオレ詐欺や老後のお金の問題を解決する方法
この記事では、65歳になるお母様の金銭感覚について心配されている30代の主婦の方からのご相談にお答えします。オレオレ詐欺や老後のお金の問題など、具体的な事例を交えながら、どのように対応すれば良いのか、具体的なアドバイスを提供します。この記事を読むことで、あなたはお母様の金銭管理に対する不安を軽減し、より良い関係を築くためのヒントを得られるでしょう。
65歳になる母の金銭感覚についてです。私は、30になる主婦で、結婚して3年目です。いつか、母がオレオレ詐欺にひっかかるのではと変な心配をしてしまいます。
1年前に私が、主人と共用の車を自損事故してしまった際に、母に電話すると「修理代いくら?送るから言ってね」と言われ、それは断ったものの大体の額を伝えると、後日、仕送りの雑貨とともに、お金の入った封筒が送られてきました。今も私名義の口座から動かしていない状態ですが、築40年近い実家には、リフォームする資金もかつかつの状態なのに・・・と、複雑な心境でした。
主人に言うと、少し驚いていました。母に電話で、返すと言ったのですが「美味しいものでも食べるか、奨学金を返す足しにして」とのことでした。ちなみに、私たちの夫婦仲は円満で、いつもノロケ話などしています。
母は、大柄で性格は大らかで、今ではだいぶマシですが、親ばかで心配性、教育熱心な母です。よく仕事し、よく趣味(株やパチンコも含む)にいそしむ父には文句を言いつつ、家事も手を抜かずに一生懸命に育てて貰ったと思います。
父はガンであっけなく他界し、私はその時、学生だったのですが実家に帰り、母と2人で暮らすようになりました。
その時すでに父の株で2千万以上が消えており、私と妹のダブル学費&下宿費、留学の費用など・・・。ほぼ貯金0でした。持ち家になったものの、床はボロボロで、屋根も台風のたびに心配になる状態でした。メーカーにリフォーム見積もりを取ると、数百万とのことでした。これは、解決したのですが、その時の母は明らかにパニック状態でした。
私はフルタイムのバイトで、母は市の非正規雇用で働いたのですが、合わせて月々、15~20万ほどというところでした。
現在、母は年上の恋人とのお付き合いを経て同居しています。金銭面では、少し援助を受けられるような相手ですが、お互いに重めのの持病があるのが少し心配です。
貯金できない原因を考えたのですが母は、数年に1度は、妹の勤め先の海外に数日、滞在しに行きます。お中元やお歳暮は毎年5件ほどで、欠かしません。裕福だけれど寂しいところのある友人とお付き合いがあります。友人からの年に5回ほどのお土産は、高価そうなものばかり。やはり、少し無理をしてお返しすることになります。また、保険の見直しもしていません。家計簿も続かないと言います。そして、私や妹のことなら、すぐにお金を使ってしまいます・・・。
思い返せば祖母や、叔母もそうなんです。年に数回、顔を見に行くとなぜか、多すぎるお小遣い(この時のお金は母に管理されました)を押し付けてきたことがあります。まあ結局、痴呆になった祖母を持て余した叔母の頼みで、介護認定から施設に入るまでの数か月、こちらでお世話したので私の中では十分に恩を返したことにはなりましたが。
私にも非はあると思います。結婚して家を出るときに、祖母との日々で色々と面白くないことがあったこともあり、母にもう少し貯金してほしくて、母の老後は、正直みたくないし、お金がない人のことは知らないような言い方をしました。多分それを気にしているのかも知れません。
親ばかと、老後の保険が原因ならハッキリと、老後は同居しようと約束するべきなのかもしれませんが、結婚当初は予想していなかった主人のお仕事の都合で、転勤があるため当分はアパート暮らしですし、片道車で3時間の他県にいるのです。子供も今からですし、環境も資金も十分ではありません。
話がずれてきましたが、母とはいえ他人の金銭感覚を心配しても、もともと頑固なうえお年を召し、男性ホルモンでさらに気前のよくなっている人が95%これからも変わらないのは分かっています。
ただ、やはり少し心配なのです。こういうことがきっかけで、少し変わった、こうする(言う)と良いなどがあれば、お教えください。
はじめに:相談者の状況と問題の核心
ご相談ありがとうございます。65歳のお母様の金銭感覚について、心配されているのですね。特に、オレオレ詐欺などの詐欺被害や、老後の資金不足に対する不安、そして、ご自身との関係性における葛藤が複雑に絡み合っている状況です。お母様の性格や過去の経験、現在の経済状況などを踏まえると、いくつかの重要なポイントが見えてきます。
- 親心と金銭感覚のギャップ: お母様は、親としての愛情から、ついつい金銭的な援助をしてしまう傾向があります。一方で、ご自身の老後の資金については、十分な準備ができていない可能性があります。
- 過去の経験の影響: 父親の死や、過去の経済的な苦労が、お母様の金銭感覚に影響を与えている可能性があります。また、祖母や叔母の金銭感覚も、間接的に影響しているかもしれません。
- コミュニケーションの難しさ: お母様との関係性の中で、金銭的な問題をストレートに話しにくい状況があるようです。過去の発言が、お母様の心情に影響を与えている可能性もあります。
これらの点を踏まえ、具体的な対策を段階的に考えていきましょう。
ステップ1:お母様の金銭感覚を理解する
まず、お母様の金銭感覚を理解することが重要です。なぜ、お金を使ってしまうのか、その背景にある感情や価値観を探ることから始めましょう。
1.1 なぜお金を使ってしまうのか?
お母様がお金を使ってしまう理由は、いくつか考えられます。
- 見栄や見栄え: 友人との付き合いや、お中元・お歳暮など、人との関係性を重視する中で、見栄を張ってしまうことがあるかもしれません。
- 寂しさ: 父親との死別後、寂しさを埋めるために、人との交流や、物にお金を使ってしまうことがあるかもしれません。
- 愛情表現: 家族や友人に対する愛情を、金銭的な援助で表現してしまうことがあります。特に、あなたや妹さんのこととなると、ついついお金を使ってしまう傾向があるようです。
- 情報不足: 保険の見直しをしていないことや、家計簿が続かないことから、お金に関する情報や知識が不足している可能性があります。
- 過去のトラウマ: 過去の経済的な苦労から、お金に対する不安が強く、ついついお金を使ってしまうことで、安心感を得ようとしているのかもしれません。
1.2 お母様の価値観を探る
お母様の価値観を理解することも重要です。何が大切で、何にお金を費やしたいのか、じっくりと話を聞いてみましょう。
- 人とのつながり: 友人との関係性や、親戚付き合いを大切にしている。
- 家族への愛情: 家族の幸せを願い、金銭的な援助を惜しまない。
- 自己肯定感: 誰かの役に立つことや、喜ばれることに喜びを感じる。
これらの価値観を理解することで、お母様とのコミュニケーションがスムーズになり、より建設的な話し合いができるようになります。
ステップ2:具体的な対策とコミュニケーションのコツ
お母様の金銭感覚を理解した上で、具体的な対策を講じましょう。同時に、コミュニケーションのコツを意識することで、より良い関係を築くことができます。
2.1 詐欺被害を防ぐための対策
オレオレ詐欺などの詐欺被害を防ぐためには、事前の対策が重要です。
- 詐欺の手口を教える: 最新の詐欺の手口について、具体的に教えましょう。電話やメールで、お金の話が出たらすぐに家族に相談するよう促しましょう。
- 防犯グッズの活用: 留守番電話や、ナンバーディスプレイ、迷惑電話防止機能付きの電話機などを導入しましょう。
- 家族間の連携: 家族間で連絡を取り合い、不審な電話やメールがあった場合は、すぐに情報を共有しましょう。
- 金融機関との連携: 銀行や信用金庫などと連携し、不審な出金があった場合に、連絡が来るように設定することも検討しましょう。
2.2 老後資金に関する話し合い
老後資金について話し合うことは、非常にデリケートな問題ですが、避けて通れません。以下のポイントを意識して、話し合いを進めましょう。
- 落ち着いた雰囲気で: 焦らず、落ち着いた雰囲気で話し合いを始めましょう。
- 相手の気持ちを尊重する: お母様の気持ちを理解し、共感する姿勢を示しましょう。
- 具体的な情報を共有する: 老後の生活費や、年金の受給額など、具体的な情報を共有し、現実的な問題として認識してもらいましょう。
- 専門家への相談を提案する: 信頼できるファイナンシャルプランナーなどの専門家への相談を提案し、客観的なアドバイスを受けることを勧めましょう。
- 将来のビジョンを共有する: 老後の生活について、どのような暮らしをしたいのか、将来のビジョンを共有し、一緒に考えることで、前向きな気持ちになれるようにしましょう。
2.3 お金の管理方法に関するアドバイス
お母様が、お金を管理しやすくなるようなアドバイスをしましょう。
- 家計簿の提案: 家計簿をつけることに抵抗がある場合は、簡単な方法から始めましょう。スマートフォンの家計簿アプリや、手帳を活用するなど、無理なく続けられる方法を見つけましょう。
- 固定費の見直し: 保険や通信費など、固定費を見直すことで、節約できる可能性があります。
- 貯蓄の習慣化: 毎月、決まった額を貯蓄する習慣をつけましょう。少額からでも構いません。
- 資産運用の検討: 投資に興味がある場合は、少額から始められる投資信託や、iDeCo(個人型確定拠出年金)などを検討しましょう。ただし、リスクを理解した上で、慎重に進めることが重要です。
2.4 コミュニケーションのコツ
お母様とのコミュニケーションを円滑にするためのコツを意識しましょう。
- 感謝の気持ちを伝える: 日頃から、感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。
- 話を聞く姿勢を持つ: お母様の話をじっくりと聞き、共感する姿勢を示しましょう。
- 頭ごなしに否定しない: 意見が対立した場合でも、頭ごなしに否定するのではなく、相手の気持ちを理解しようと努めましょう。
- 定期的なコミュニケーション: 定期的に連絡を取り合い、近況を報告し合いましょう。
- 第三者の意見を取り入れる: 家族だけでは解決が難しい場合は、親戚や専門家など、第三者の意見を取り入れることも検討しましょう。
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ステップ3:長期的な視点とサポート体制の構築
問題解決には時間がかかることを理解し、長期的な視点を持って、お母様をサポートしていくことが重要です。また、家族だけでなく、周囲の人々の協力を得ることも大切です。
3.1 長期的な視点を持つ
お母様の金銭感覚を変えるには、時間がかかります。焦らず、根気強く、サポートを続けましょう。
- 焦らない: すぐに結果が出なくても、焦らず、じっくりと見守りましょう。
- 継続する: 定期的にコミュニケーションを取り、アドバイスを続けましょう。
- 変化を認める: 少しでも良い変化があれば、それを認め、褒めてあげましょう。
3.2 サポート体制の構築
家族だけで抱え込まず、周囲の人々の協力を得ましょう。
- 親戚との連携: 親戚と連携し、お母様の状況を共有し、協力体制を築きましょう。
- 専門家への相談: 専門家(ファイナンシャルプランナー、弁護士など)に相談し、客観的なアドバイスを受けましょう。
- 地域のサポート: 地域の高齢者支援サービスなどを利用し、情報収集やサポートを受けましょう。
- 友人との連携: 友人との連携も大切です。お母様の状況を理解してもらい、見守りをお願いすることもできます。
3.3 自身のメンタルヘルスケア
お母様のことで悩むことは、あなた自身のメンタルヘルスにも影響を与える可能性があります。自分自身のケアも忘れずに行いましょう。
- 休息を取る: 疲れたときは、しっかりと休息を取りましょう。
- 気分転換をする: 趣味や、好きなことをして、気分転換をしましょう。
- 相談する: 家族や友人、専門家などに相談し、悩みを共有しましょう。
- 自分を許す: 完璧を求めず、自分を許すことも大切です。
ステップ4:具体的な行動計画と実践例
これまでのアドバイスを踏まえ、具体的な行動計画を立て、実践してみましょう。以下に、具体的な行動計画と、その実践例をいくつかご紹介します。
4.1 行動計画の例
- 情報収集: 詐欺の手口や、老後資金に関する情報を収集する。
- 話し合いの準備: お母様との話し合いのテーマや、話す内容を整理する。
- コミュニケーションの実践: 感謝の気持ちを伝え、話を聞く姿勢を意識する。
- 家計簿の提案: 簡単な家計簿アプリや、手帳を提案する。
- 専門家への相談: ファイナンシャルプランナーへの相談を検討する。
- 定期的な見守り: 定期的に連絡を取り合い、状況を確認する。
4.2 実践例
- 詐欺対策: 詐欺の手口をまとめた資料を作成し、お母様に渡す。電話での会話を録音する機能を使うことを提案する。
- 老後資金に関する話し合い: お母様の誕生日に、将来の生活について話し合う機会を設ける。老後の生活費について、一緒にシミュレーションしてみる。
- 家計簿の提案: スマートフォンの家計簿アプリを一緒に使い始め、レシートの写真を撮ることから始める。
- 専門家への相談: 信頼できるファイナンシャルプランナーを紹介し、一緒に相談に行く。
- 定期的な見守り: 毎週、電話で近況報告をし合い、月に一度は直接会って食事をする。
まとめ:未来への一歩を踏み出すために
お母様の金銭感覚について心配されているとのこと、そのお気持ち、とてもよく分かります。今回の記事でご紹介した対策を参考に、焦らず、一歩ずつ、お母様との関係を築きながら、問題解決に取り組んでいきましょう。そして、あなた自身も、無理をせず、自分を大切にしてください。
今回の記事が、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。応援しています。
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