介護とキャリアの狭間で苦しむあなたへ：経済的困窮を乗り越え、再起を果たすための具体的な方法

この記事では、介護とキャリアの両立に悩み、経済的な困窮に直面しているあなたに向けて、具体的な解決策を提示します。91歳の父親の介護と、自身のキャリア再建という二重の課題に直面し、精神的にも限界を感じているあなたの状況を深く理解し、現実的な打開策を提案します。

91才の父(要介護2)の介護方法がなく行き詰っています。助けて下さい。

私は中年独身の一人っ子で、母の認知症→脳疾患介護のため、3年前からほぼ離職状態の中、これまでの貯えを崩し支えております。急性期病院の2か月＋リハビリ病院の最初の1か月合計でも100万円かかり、精神的にもギリギリの状態です。

そこに父が大腿骨骨折をしてしまい入院、一生歩行器の生活になると宣告されました。しかも、まだトイレにも自力で行けない状態であるのに、病院さんに在宅を強く勧められ困り果てております。

●ヘルパーさんを毎日頼めるとしても、結局はなんだかんだ私に負担がかかる事は目に見えていますから、確実に私は再起不能になります。

●父の年金は月4万5千円、貯金も数万ですので、施設に入れるお金もありません。

●持ち家(再建築不可でも)が仇となって、生活保護申請は断られました。

●月4万円未満で入れられる施設か病院はないかと、包括にも聞いていますが、返答はありません。病院にも相談中ですが、ないそうです。

●家の構造は、急な階段で結ばれた3層構造で、とても歩行器で階段の昇降はできません。

●ガレージを父が過ごせる部屋に改装するか、テラスをつぶしての増築も考えましたが、上述のとおり再建築不可ですので、たとえ家庭内リフォームでも近所中のハンコを集めねばならず、経済的にもまず不可能です。

●父は、自分が帰りたい帰りたいと主張するばかりで、こちらの迷惑はまったくおかまいなしです。

しかし、このままでは、親を見送った後に残るのは、貯金も使い果たし、年取りすぎて仕事も再婚のチャンスも失った私たち世代となり、これはあまりに理不尽な気がします。冷たいようですが、私の復帰を心待ちにして下さる方はいますが、父が復帰できなくとも誰も困らないですから。

ゼロからスタートし、真剣勝負で積み上げてきた自分のキャリアも、このままでは、両親に完全にダメにされます。

真面目に生きてきた母のためには喜んで自分を犠牲にしてきた部分もありますが、数千万の借金や公金横領で家族に尻ぬぐいばかりさせ、いまだに自分の希望ばかり主張する父のために人生を棒に振りたくはないのです。

月4万円以内で解決できる、何か良い案はないでしょうか。

従来通り仕事をすれば2人を養う事はできるでしょうが、介護ゆえの離職ですので、まさに悪循環です。

心身ともにギリギリで、毎日死ぬ事ばかり考えておりますが、飼い猫の存在だけがそれを思いとどまらせています。

上げ足取りや、投稿そのものへの批判はお避けいただき、真面目なお答えのみお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

補足：皆様、本当にいろいろなご回答ありがとうございます。早速週明けの今日から問い合わせ開始しました。

・障害年金は初診日が65才以下でないと無理だそうです。

・生活保護をあらためて正式に申請したいとの旨、区の生活相談課に電話をしたところ、いくら値のつかない家であろうが、持ち家があれば一切不可とのこと。「月4万5千円の収入で入院先も見つからず、私もギリギリ。それって一家で死ねということと同じですね?」と言ったら、「それは脅迫行為ですよ」と、意味不明な答え。

この課に限らず、中野区はどこも本当に追い払うためにあるような部署ばかり。母が父にDVを受けていた時に福祉推進課に相談に行っても門前払いでしたから。

・老健はやはり7万円以上は行くようで、予算外です。

・救護所は1日2千円で、1ヵ月までいられるそうです。

・医療費と食費のみで入院させてくれる病院が3つ見つかりました。入れるかどうかはこれから判定ですが、素人でも見つけられるのに、今の病院がなぜ探してくれなかったのか、不思議でなりません。

あなたは、介護と自身のキャリア、そして経済的な問題という、非常に困難な状況に置かれています。これまでの努力や苦労を考えると、絶望的な気持ちになるのも無理はありません。しかし、諦める前に、まだできることはたくさんあります。この状況を打開し、あなた自身の未来を切り開くための具体的なステップを、一緒に見ていきましょう。

1. 現状の正確な把握と優先順位の明確化

まず、現状を客観的に把握し、問題の優先順位を明確にすることから始めましょう。抱えている問題は多岐にわたりますが、緊急度と重要度を考慮して、一つずつ解決していく必要があります。

• 介護の状況：父親の健康状態、介護度、必要な医療ケア、そしてご自身の介護能力を正確に把握しましょう。
• 経済状況：収入、支出、資産、負債を詳細に洗い出し、月々の収支を把握しましょう。
• キャリア：これまでのキャリア、現在のスキル、そして今後のキャリアプランを具体的に考えましょう。

現状把握のためには、以下のツールやサービスを活用できます。

• 家計簿アプリ：Moneytree、Zaimなど、手軽に収支を管理できるアプリを活用しましょう。
• 専門家への相談：ファイナンシャルプランナー、キャリアコンサルタントに相談し、客観的なアドバイスを受けましょう。
• 介護保険サービス：ケアマネージャーに相談し、利用できる介護保険サービスを最大限に活用しましょう。

2. 介護費用の削減と収入確保

経済的な問題を解決するためには、介護費用の削減と収入の確保が不可欠です。以下の方法を検討しましょう。

2-1. 介護費用の削減

• 介護保険サービスの最大限の活用：ケアマネージャーと連携し、利用できる介護保険サービスを最大限に活用しましょう。訪問介護、デイサービス、ショートステイなどを組み合わせることで、在宅介護の負担を軽減できます。
• 医療費の削減：医療費控除や高額療養費制度など、利用できる制度を積極的に活用しましょう。また、ジェネリック医薬品への切り替えも検討しましょう。
• 介護施設の検討：月4万円以内の施設を探すのは困難ですが、地域の特別養護老人ホームやグループホームなどの情報を収集し、空き状況を確認しましょう。また、救護施設や無料低額診療事業を行っている病院なども検討対象となります。
• 親族との連携：親族との協力体制を築き、介護費用や負担を分担することも検討しましょう。

2-2. 収入の確保

• 就労支援サービスの活用：ハローワークや地域包括支援センターなどで、就労支援サービスを利用し、仕事を探しましょう。介護と両立できる働き方（在宅ワーク、短時間勤務など）を探すことも重要です。
• 資格取得：介護関連の資格（介護職員初任者研修、実務者研修など）を取得し、介護の仕事に就くことも検討しましょう。資格取得により、収入アップやキャリアアップにつながる可能性があります。
• 資産の有効活用：不要な資産（貴金属、不動産など）を売却し、資金を確保することも検討しましょう。
• 副業の検討：在宅でできる副業（ライティング、データ入力、オンラインアシスタントなど）を探し、収入を増やすことも検討しましょう。

3. キャリア再建への道

介護と並行して、キャリアを再建していく必要があります。焦らず、着実にステップを踏んでいきましょう。

3-1. スキルと経験の棚卸し

これまでのキャリアで培ってきたスキルや経験を整理し、自己分析を行いましょう。強みと弱みを把握し、今後のキャリアプランを立てる上で役立てます。

自己分析のツールとして、以下のものを活用できます。

• 自己分析シート：自分の強み、弱み、興味関心、価値観などを書き出すシートを活用しましょう。
• キャリアアンカー：自分のキャリアにおける価値観や欲求を明確にするツールです。
• ストレングスファインダー：自分の強みを客観的に把握できるツールです。

3-2. キャリアプランの策定

自己分析の結果を踏まえ、具体的なキャリアプランを策定しましょう。介護と両立できる働き方、興味のある職種、必要なスキルなどを考慮し、現実的な目標を設定します。

キャリアプラン策定のポイントは以下の通りです。

• 目標設定：短期的な目標（例：3ヶ月以内に資格取得）と長期的な目標（例：介護と両立できる仕事に就く）を設定しましょう。
• 情報収集：興味のある職種や業界について、情報収集を行いましょう。
• スキルアップ：必要なスキルを習得するための学習計画を立てましょう。
• 行動計画：具体的な行動計画を立て、実行に移しましょう。

3-3. 求職活動

キャリアプランに基づき、求職活動を開始しましょう。介護と両立できる求人を探し、積極的に応募しましょう。

求職活動のポイントは以下の通りです。

• 求人情報の収集：ハローワーク、求人サイト、転職エージェントなどを活用し、求人情報を収集しましょう。
• 応募書類の作成：履歴書、職務経歴書を作成し、企業の求める人材に合わせたアピールをしましょう。
• 面接対策：面接対策を行い、自己PRや志望動機を効果的に伝えられるように練習しましょう。
• 情報発信：LinkedInなどのSNSを活用し、情報発信やネットワーキングを行いましょう。

4. 精神的なサポートと休息

介護とキャリアの両立は、心身ともに大きな負担がかかります。精神的なサポートと休息を確保することも非常に重要です。

• 専門家への相談：カウンセラーや精神科医に相談し、心のケアを受けましょう。
• 家族や友人との交流：家族や友人に悩みを聞いてもらい、支え合いましょう。
• 趣味やリフレッシュ：自分の好きなことやリフレッシュできる時間を作り、ストレスを解消しましょう。
• 休息：十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
• 地域の支援：地域包括支援センターやNPO法人などの支援団体に相談し、情報収集やサポートを受けましょう。

5. 具体的な行動計画の例

上記のステップを踏まえ、具体的な行動計画を立ててみましょう。以下は、一例です。

1. 1週目：現状の把握（家計簿アプリの導入、自己分析シートの作成）
2. 2週目：介護保険サービスの利用申請、ハローワークでの相談
3. 3週目：求人情報の収集、履歴書・職務経歴書の作成
4. 4週目：面接対策、求人への応募開始
5. 毎月：収入と支出の見直し、キャリアプランの見直し、精神的なサポートの確保

この計画はあくまで一例であり、あなたの状況に合わせて柔軟に変更してください。大切なのは、小さな一歩でも良いので、行動を起こし続けることです。

6. 諦めないことの大切さ

困難な状況に直面していると、どうしても諦めたくなる気持ちになるかもしれません。しかし、諦めずに、一つずつ問題を解決していくことが、未来を切り開くための唯一の方法です。

困難な状況を乗り越えるためには、以下の3つの心構えが重要です。

• 自己肯定感：自分を信じ、自分の価値を認めること。
• 柔軟性：状況に合わせて、柔軟に考え方や行動を変えること。
• 継続力：諦めずに、目標に向かって努力を続けること。

あなたは一人ではありません。多くの人が、あなたと同じような困難に直面し、それを乗り越えてきました。あなたの努力は必ず報われます。希望を捨てずに、前向きに進んでいきましょう。

7. 専門家からのアドバイス

この状況を乗り越えるために、専門家からのアドバイスも重要です。

• ファイナンシャルプランナー：家計の見直し、資産運用、保険の見直しなど、経済的な問題を解決するためのアドバイスを受けましょう。
• キャリアコンサルタント：キャリアプランの策定、求職活動のサポート、自己分析など、キャリアに関する問題を解決するためのアドバイスを受けましょう。
• 介護専門家：介護保険サービスの利用、介護施設の選択、介護に関する悩みなど、介護に関する問題を解決するためのアドバイスを受けましょう。

専門家への相談は、あなたの抱える問題を客観的に分析し、最適な解決策を見つけるための有効な手段です。積極的に活用しましょう。

8. まとめ：未来への一歩を踏み出すために

介護とキャリアの両立、そして経済的な困窮という困難な状況に直面しているあなたへ。この記事では、現状の把握、介護費用の削減と収入の確保、キャリア再建への道、精神的なサポートと休息、具体的な行動計画の例、諦めないことの大切さ、専門家からのアドバイスについて解説しました。

あなたの状況は非常に厳しいものですが、解決策は必ず存在します。諦めずに、一つずつ問題を解決していくことで、必ず未来を切り開くことができます。

まずは、現状を正確に把握し、優先順位を明確にすることから始めましょう。そして、介護費用の削減と収入の確保、キャリア再建への道を模索し、精神的なサポートと休息を忘れずに、一歩ずつ前進していきましょう。

あなたは一人ではありません。あなたの努力は必ず報われます。希望を捨てずに、未来への一歩を踏み出してください。

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