【18歳社会人、介護職の葛藤】認知症介護の仕事と祖母の介護、両立の限界と未来への道筋

身内の介護について。私の家庭環境から話すと母は元々シングルマザーでしたが私が小学生の頃に病気で亡くなり、それから祖父母が私と兄を面倒見てくれていました。兄は私より5つ上で私の現在の年齢は18歳です(社会人１年目)認知症介護の仕事をしています。兄は1年程前に彼女と同棲をする為、家を出ていきそれから祖父母と私、3人暮らしになりました。祖父母共に仕事は辞めており年金暮らしでどちらも80代で高齢者です。そして最近祖母が胃癌になってしまい胃を全摘してるんですがその後に他の部分に転移しているらしくそれは薬でどうにかなっています。前まで口うるさく元気だった祖母が痩せ細り、寝たきりになっています。ご飯も寝たまま食べていて、オムツなどの替えも動くのがキツイらしくベットの上でしています。祖父が面倒を見てくれているのですが、時々祖父に『お前も仕事で介護しとるんやったら家でもしろ』と言われます。私が介助などしようとしてもまず祖母がベットから起き上がる気がないので何も出来ません。私が仕事が休みの日に彼氏や友達と遊びに行くのに祖父に『遊びに行ってくる』と伝えると『もうちょっとは家の事考えろ！』と言われました。正直嫌という程考えているし、暇な日があれば車を出して祖父と一緒に何かいる物を買いに行ったりなどしていますが。やはり祖父の言う介護は私は介護の仕事が終わって家に帰った後も祖母の介護をして休みの日も介護をしろという事なのでしょうか。仕事でもストレスが溜まるのに家に帰ってもストレスだらけで、、早くお金を貯めて出ていきたいんですが。また祖父に『家の事考えろ』と言われそうで。。他の方々は身内の介護をするのに仕事が休みの日でも遊びにも行かずに介護をしているのでしょうか。

この記事では、18歳で社会人として認知症介護の仕事に就きながら、祖母の介護にも直面しているあなたの状況に寄り添い、仕事と介護の両立、そしてあなたのメンタルヘルスを守るための具体的な解決策を探ります。専門家の視点と成功事例を交えながら、あなた自身の未来への道筋を見つけるお手伝いをします。

1. 介護の現状とあなたの負担

まず、あなたの状況を整理しましょう。あなたは認知症介護の専門的な知識と経験を持ちながら、同時に高齢の祖父母の介護、特に寝たきりの祖母への介護を担っています。これは、想像をはるかに超える精神的・肉体的な負担を伴うでしょう。祖父からの「家の事考えろ」という言葉は、あなたの努力を理解していないのではなく、彼自身の限界と、孫であるあなたへの期待と不安が複雑に絡み合った表現かもしれません。

祖母の状態は、食事や排泄介助など、高度な介護が必要な状態です。あなたが仕事から帰宅後、さらに介護を続けることは、心身ともに疲弊し、燃え尽き症候群に陥るリスクも高まります。休日に遊びに行くことへの罪悪感も、あなたの心の負担を増大させているでしょう。

2. 祖父とのコミュニケーションと期待値の調整

祖父とのコミュニケーションは非常に重要です。彼の言葉の裏にある不安や期待を理解し、あなたの状況を丁寧に説明することが必要です。例えば、「祖父、祖母の介護は本当に大変で、私も仕事で疲れているから、休日は少しリフレッシュする時間が必要なんだ。でも、できる限り協力するから、一緒にできることを考えていこう」といった具体的な提案をしてみましょう。

また、介護サービスの利用を検討することも重要です。訪問介護やデイサービスなどを利用することで、祖父の負担を軽減し、あなた自身の負担も減らすことができます。具体的なサービス内容や費用について、地域包括支援センターなどに相談してみましょう。これは、祖父の負担を軽減するだけでなく、あなた自身の時間確保にもつながり、より効果的な介護へと繋がります。

3. 現実的な介護の分担と外部リソースの活用

介護は、一人で抱え込むべきものではありません。まずは、あなたの状況を周囲に伝え、助けを求めることが重要です。地域包括支援センターやケアマネージャーに相談し、介護サービスの利用や、介護保険の申請についてアドバイスを求めましょう。訪問介護やデイサービスなどを利用することで、祖父の負担を軽減し、あなた自身の負担も減らすことができます。

また、あなたの兄にも状況を伝え、協力をお願いすることも検討しましょう。同棲しているとはいえ、血縁者としての責任を共有する必要があるかもしれません。定期的な連絡を取り合い、状況を共有し、可能な範囲での協力体制を構築することが重要です。具体的な協力方法については、家族会議を開き、話し合うことをお勧めします。

さらに、経済的な支援についても検討しましょう。介護保険の給付や、生活保護制度などの利用も視野に入れ、専門機関に相談することをお勧めします。経済的な不安が軽減されることで、精神的な負担も減り、より冷静に介護に取り組むことができるでしょう。

4. あなた自身のメンタルヘルスのケア

介護は、あなた自身のメンタルヘルスにも大きな影響を与えます。常にストレスを抱えていると、心身ともに疲弊し、 burnout してしまう可能性があります。そのため、定期的に休息を取り、自分の時間を持つことが非常に重要です。休日は、友人と会ったり、趣味を楽しんだり、自分の好きなことをしてリフレッシュしましょう。そして、必要であれば、専門機関に相談することもためらわないでください。

また、同じような経験をしている人との交流も、あなたの心の支えとなるでしょう。介護者向けのサポートグループに参加したり、オンラインコミュニティに参加したりすることで、孤独感を解消し、共感を得ることができます。一人で抱え込まず、周囲の人々に相談し、助けを求めることが重要です。

5. 将来への展望と自立

あなたは「早くお金を貯めて出ていきたい」と考えているとのことですが、これは決して悪いことではありません。自分の生活基盤を築き、自立することは、あなた自身の心の安定にもつながります。そのためには、具体的な計画を立て、着実に実行していくことが重要です。まずは、将来の生活設計を立て、必要な資金を計算してみましょう。そして、その目標に向けて、着実に貯蓄を進めていきましょう。

また、将来のキャリアパスについても考えてみましょう。現在の介護の仕事にやりがいを感じているのであれば、スキルアップを目指し、キャリアアップを図ることも可能です。一方で、介護の仕事から離れたいと考えているのであれば、転職活動の準備を始めましょう。転職エージェントの利用も検討し、自分に合った仕事を見つけるサポートを受けましょう。

6. まとめ

あなたは、非常に困難な状況に置かれていますが、決して一人ではありません。専門機関や周囲の人々の協力を得ながら、少しずつ状況を改善していくことが可能です。まずは、あなたの状況を整理し、具体的な課題を明確化することから始めましょう。そして、一つずつ解決策を探し、実行していくことで、必ず未来への道が開けてきます。

この記事が、あなたの未来への一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。そして、もし、より具体的なアドバイスやサポートが必要であれば、いつでも専門家にご相談ください。