高齢の父との生活と私の限界…偏食と介護の両立は可能？

高齢者の父がものすごく偏食です。入れ歯が壊れて噛めない事も理由にします、直す気もありません。野菜は食べません。父と2人で暮らしていますが、自分が作るものは食べないので自分の分しか作らなくなりました。 自分も凝ったモノは出来ませんので気に入らないから食べないが始まりでした。インスタント焼きそば、インスタントうどん、インスタントお粥、菓子パン、プリン、どら焼き、炊いたご飯に卵をかける、味噌をかける。冷蔵庫には食材があり、本人が買い置きしているインスタント焼きそば、インスタントうどん、念の為に私がコンビニ買い置きした菓子パンとインスタントお粥があるので仕事に行きます。日中はどれを食べているのかわかりません。酷い食生活です。宅配食を頼んだり、デイサービスに行ったり、ヘルパーさんに週一でも来てもらえる事を父には提案していますが、聞きません…コンビニおにぎりも買い置きしていた事もありましたが賞味期限切れを捨てる事になり買うのを止めました。飯は自分で炊ける人ですし飢える事はありません…スーパーに買い物に車で週末に乗せて行くと菓子パンやプリン、インスタント焼きそばを沢山自分で買う人です。それか自分が食べたいお惣菜です。いい大人に風呂に入れや野菜食べろはおかしいと思う様に最近はなりました。宅配食でもコンビニ弁当でもヘルパーさんが作った物であっても気に入らない物は同じだと思います。彼が希望している食生活は毎日私がスーパーへ送迎して自分の好きな惣菜や鉄火巻等を買う、間食する菓子パンやプリン、アイスクリーム等を自分で選ぶ事です。仕事を休む様に言われますが断ります。ケアマネはデイサービスでお風呂と食事で気分転換、ヘルパーに週一でも来てもらい、買い物や炊事。スーパーからの配達も平日は出来ますので私からも提案していますが聞きません。便利な時代になりましたが、長く歩けない父は不便な生活を自ら選んでいます。高齢ながら自宅内での自分の事はやれる人です。ゴミ出しや洗濯、やれないよりもやらない、面倒くさい、やりたくないはドンドン増えていきます。一人暮らしの時よりも父のお世話や要望が加わりキツいです。要支援です。土日祝日は、やる事が多いですが、父は自分の希望（プリンが買いたい、運転してくれ）最優先します。以前は母が運転手であり、母が身の回りをしてくれるお手伝いさんであり父は御殿様だと母が話していました。私は身体を悪くして杖を自宅でも付いており、布団を干したり、荷物を持って階段を昇降したり、いっぱいいっぱいですから、何でもふたり分やるのはキツいのです。運転も出来ますが乗り降りが大変なんで一度で済む事を何度も要求されるのはキツいのです。施設は嫌、病院は嫌、ショートスティは嫌、お金は使いたくない、仕事は辞めて近くにいてお世話して欲しい…困りものです。

この記事では、高齢の親御さんの偏食や介護負担に悩むあなたに向けて、具体的な解決策と、心構えについて解説します。 親御さんの自立支援と、あなたの心身の健康を両立させるための方法を、ケーススタディを交えながらご紹介します。 介護と仕事の両立に苦しむあなたにとって、少しでも光となる情報提供を目指します。

1. 高齢者の偏食と、その背景にある心理

ご質問にあるように、高齢者の偏食は、単なる「好き嫌い」だけでなく、様々な要因が複雑に絡み合っています。 入れ歯の問題、身体的な不自由さ、そして長年の生活習慣などが、食生活に影響を与えている可能性が高いです。 さらに、ご質問からは、お父様の「自立心」と「甘え」が複雑に混ざり合った状態が読み取れます。 以前お母様が全てを担っていた状況から、現状への適応がうまくいっていないのかもしれません。

お父様の偏食は、単なる食の問題ではなく、心の問題と捉えることも重要です。 「気に入らないから食べない」という発言の裏には、不安や不満、孤独感といった感情が隠れている可能性があります。 食事は単なる栄養摂取だけでなく、コミュニケーションや安心感を得る手段でもあります。 お父様にとって、食事は「自分の意思表示」の場になっているのかもしれません。

2. 現状の分析と課題の明確化

現状を整理すると、以下の課題が見えてきます。

• お父様の偏食による健康リスク：偏った食生活は、栄養不足や健康問題につながる可能性があります。
• あなたの介護負担の増加：お父様の世話と仕事の両立は、あなたにとって大きな負担となっています。
• コミュニケーション不足：お父様の気持ちやニーズを十分に理解できていない可能性があります。
• 解決策への抵抗：デイサービスやヘルパー、宅配食など、様々な提案にも抵抗を示されています。

これらの課題を解決するために、まずはお父様の気持ちに寄り添うことが重要です。 「食べろ」と強制するのではなく、なぜそのような食生活を選んでいるのかを理解しようと努める必要があります。 そのためには、じっくりと時間をかけて、お父様と対話する必要があります。

3. 具体的な解決策の提案

お父様の状況と、あなたの負担を軽減するための具体的な解決策を提案します。

3-1. コミュニケーションの改善

まずは、お父様とじっくり話し合う時間を確保しましょう。 「最近、心配していること」や「どんなことが楽しいか」など、食事以外の話題から始めるのも効果的です。 彼の気持ちを理解することで、偏食の背景にある問題が見えてくるかもしれません。 否定的な言葉ではなく、共感の言葉を交えながら、彼の気持ちを丁寧に聞き出すことが大切です。

3-2. 食事に関する工夫

完全に食生活を変えることは難しいかもしれません。 まずは、お父様の好きなものの中に、少しずつ野菜や栄養価の高い食品を取り入れてみましょう。 例えば、インスタント焼きそばに野菜を混ぜたり、プリンにフルーツを添えたりするなど、小さな工夫から始めてみてください。 また、一緒に料理をする時間を設けることで、食事への関心を高めることもできます。

3-3. 介護サービスの活用

デイサービスやヘルパーサービスの利用を再度検討しましょう。 お父様の抵抗感を減らすために、まずはお試しで利用してみることを提案してみましょう。 デイサービスでは、他の高齢者との交流や、集団での食事を通して、食事への関心が変わる可能性もあります。 ヘルパーさんには、お父様の好みを伝え、一緒に食事の支度や買い物のお手伝いをしてもらうのも有効です。

3-4. 専門家のサポート

栄養士やケアマネージャー、精神科医などの専門家に相談することも有効です。 専門家のアドバイスを受けることで、お父様に合った食事療法や、心理的なサポートの方法を見つけることができます。 また、介護に関する相談窓口も活用しましょう。 地域包括支援センターや、市町村の介護保険課などに相談することで、適切なサービスや支援を受けることができます。

3-5. あなたの負担軽減

あなたの健康と精神状態も非常に重要です。 介護疲れを防ぐために、以下の点に注意しましょう。

• 定期的な休息：自分の時間を取り、趣味や休息をしっかりと確保しましょう。
• 家族や友人への相談：一人で抱え込まず、家族や友人、信頼できる人に相談しましょう。
• 介護休暇の活用：必要であれば、介護休暇制度を活用しましょう。
• リフレッシュ：たまには旅行に行ったり、温泉に行ったりして気分転換をしましょう。

4. 成功事例

私のこれまでの経験から、高齢者の偏食問題を解決した成功事例をご紹介します。あるご家族では、当初はご高齢のお母様の偏食に悩んでいましたが、栄養士のアドバイスを受け、お母様の好きな食材をベースに、少しずつ栄養バランスの良い食事に改善していきました。 また、家族で一緒に食事を作る時間を設けることで、食事への関心を高め、コミュニケーションも改善されました。

この事例からもわかるように、高齢者の偏食問題は、一朝一夕に解決できるものではありません。 しかし、専門家のアドバイスを受け、家族みんなで協力することで、少しずつ改善していくことが可能です。

5. まとめ

高齢の親御さんの介護と、あなたの仕事の両立は、非常に困難な課題です。 しかし、諦める必要はありません。 お父様の気持ちに寄り添い、適切な介護サービスを活用し、専門家のサポートを受けながら、少しずつ解決策を探っていくことが大切です。 そして、何よりも重要なのは、あなたの心身の健康です。 一人で抱え込まず、周囲のサポートを受けながら、無理なく介護を続けていきましょう。

この記事が、あなたにとって少しでもお役に立てれば幸いです。 もし、さらに具体的なアドバイスが必要な場合は、お気軽に専門機関にご相談ください。