【認知症の母と、私自身の未来のために…】ケアハウス入居の不安と人間関係、通院サポートについて徹底解説

母の認知症が酷くなって来ました。レビー小体認知症です。最近は自分で物を失くしておいて人を泥棒扱いします。先日は刑事が家に来た後「湯呑み茶碗のフタがない！さっき刑事を家に入れたから盗んで行ったんだわ」と言い、私が「それは絶対に違うよ、よく探してごらん」と言いましたが、刑事さんを犯人と決めつけてました。結局ゴミ箱から私が見つけました。こんな事が最近よくあります。母は以前ケアマネージャーに来てもらった事があります。今は来ていません。要支援の認定を受けているはずです。この場合、ケアハウスに入れますか？最近は近所の人も母に話しかけるのをやめてしまっています。人間関係を上手く保つ事が出来ない人…ケアハウスは受け入れてくれるのでしょうか？また、ケアハウスって通院に付き合ってくれたりするのでしょうか？家事はひと通りこなせています。

この記事では、認知症の母を持つあなたが抱える、ケアハウス入居に関する不安や、近隣住民との人間関係、通院サポートの問題について、具体的な解決策を提示します。 レビー小体認知症の症状、ケアマネージャーとの連携、ケアハウスの入居基準、そして何より、あなた自身の心の負担を軽減するための方法を探っていきます。 このQ&Aを通して、あなたとご家族がより安心して未来を迎えられるよう、丁寧に解説していきます。

1. レビー小体認知症とケアハウス入居の可能性

まず、ご心配されているレビー小体認知症についてお話ししましょう。レビー小体認知症は、アルツハイマー型認知症と同様に進行性の認知症ですが、症状の現れ方には特徴があります。 ご母堂の「物忘れ」「人を疑う」といった症状は、レビー小体認知症の典型的な症状と言えるでしょう。 重要なのは、これらの症状が日常生活にどれほど影響を与えているかです。

ケアハウスへの入居は、要支援の認定を受けていれば必ずしも可能とは限りません。 各施設の定員や、受け入れ可能な状態、そしてご母堂の症状の程度によって判断が異なります。 例えば、ご自身で家事をこなせているとのことですが、それが安全に、そして継続的に行えるかどうかが重要なポイントになります。 判断能力の低下や、危険な行動（例えば、ガスコンロの火を消し忘れるなど）のリスクが高い場合は、ケアハウスでの生活が適切と判断されるでしょう。

ケアハウスは、単なる居住施設ではなく、介護サービスを提供する施設です。 そのため、入居審査では、ご母堂の現在の状態だけでなく、今後の生活の見通しなども考慮されます。 ケアマネージャーに相談することで、ご母堂の状態を客観的に評価してもらい、適切な施設選びのアドバイスを受けることができます。

2. 近隣住民との人間関係とケアハウスの対応

近隣住民との関係悪化も、ご心配されていることと思います。 認知症による言動は、ご本人にとって意図的なものではなく、病気の症状によるものです。 しかし、周囲の方にとっては理解しづらい部分があり、誤解が生じやすいのも事実です。 ご近所の方々に、ご母堂が認知症であることを丁寧に説明し、ご理解を求めることが重要です。 必要であれば、地域包括支援センターなどの専門機関に相談し、近隣住民との橋渡しをしてもらうことも有効です。

ケアハウスでは、入居者の社会参加を支援するプログラムが用意されている場合があります。 また、スタッフが近隣住民とのコミュニケーションをサポートしてくれるケースもあります。 ケアハウスを選ぶ際には、こうしたサポート体制についても確認しておきましょう。

3. ケアハウスにおける通院サポート

通院サポートについても、ケアハウスによって対応が異なります。 多くのケアハウスでは、通院の付き添いサービスを提供しています。 しかし、サービスの内容や利用料金は施設によって異なるため、事前に確認が必要です。 ご母堂の通院頻度や、必要なサポートの内容を明確にして、適切なケアハウスを選びましょう。 また、ご自身も通院の付き添いに負担を感じているようであれば、その負担軽減策についても相談してみましょう。

4. ケアマネージャーとの連携と具体的なステップ

ケアマネージャーは、介護サービスの利用計画作成や、施設紹介など、様々なサポートをしてくれる専門家です。 まずは、ケアマネージャーに連絡を取り、ご母堂の現在の状態を詳しく伝えましょう。 ケアマネージャーは、ご母堂の状態を評価し、適切な介護サービスや施設を提案してくれます。 また、ケアハウスへの入居手続きについても、サポートしてくれます。

具体的なステップとしては、以下のようになります。

• ステップ1：ケアマネージャーへの連絡：現在の状況を詳しく伝え、相談しましょう。
• ステップ2：アセスメント：ケアマネージャーがご母堂の状態を評価します。
• ステップ3：ケアプラン作成：ご母堂に必要な介護サービスを計画します。
• ステップ4：施設紹介：ケアハウスなどの施設を紹介してもらいます。
• ステップ5：施設見学：複数の施設を見学し、比較検討します。
• ステップ6：入居手続き：希望する施設に入居の手続きを行います。

このプロセスは、時間と労力を要する場合があります。 焦らず、一つずつ丁寧に進めていきましょう。 困難な点があれば、いつでもケアマネージャーに相談してください。

5. あなた自身の心のケア

最後に、忘れてはいけないのは、あなたの心のケアです。 認知症の介護は、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかります。 あなたは、ご母堂の介護だけでなく、自身の精神的な健康も維持することが重要です。 一人で抱え込まず、信頼できる友人や家族、専門機関に相談しましょう。 地域包括支援センターや、精神科医など、相談できる窓口はたくさんあります。 あなたの心の健康を守ることも、ご母堂の介護を続ける上で不可欠です。

6. まとめ

認知症の介護は、大変な道のりですが、決して一人ではありません。 ケアマネージャー、地域包括支援センター、そして周りの人々のサポートを受けながら、一歩ずつ進んでいきましょう。 この記事が、あなたにとって少しでも役に立てば幸いです。

※この記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的なアドバイスではありません。具体的な対応については、必ず専門家にご相談ください。