「もう限界…」介護と仕事の両立で疲弊しきった40代女性へ。精神的負担を軽減し、自分らしい働き方を見つけるための具体的な解決策

この記事は、40代後半で社員として働きながら、鬱の母親の介護に直面し、心身ともに限界を感じている女性に向けて書かれています。仕事と介護の両立という、非常に困難な状況下で、どのようにして精神的な負担を軽減し、自分らしい働き方を見つけ、より良い生活を送ることができるのか。具体的な解決策と、専門家のアドバイスを交えて解説していきます。

老人性の鬱の母 体力的にも精神的にも限界でどうしていいのかわかりません。（私は40代後半の女性で、社員で仕事をしており、母とは1時間半離れたところに大学生の息子２人と3人で住んでいます。10年前に父が他界して母は一人暮らしです。母の近くに頼れる親戚や知り合いはいません）

80歳の母は、引っ越しがきっかけで50代の頃から鬱を患い、5年悪くなっては半年やや良くなる、、という調子でこの30年、ずっと振り回されています。最初の発症時は、私の就職直後の事で、勤務先に1日に何度も「夕食に何を買っていいかわからない」「死にたい」等電話があり、最初の頃は同僚も同情してくれましたが、これが1年以上続き、これ以上職場に迷惑をかけられないと思い、やめざるを得ませんでした。

病院には通院していたものの、薬も満足に飲まず、私が結婚した時も「こんな結婚は不幸になる」子供を妊娠したときには「きっと、変な子が産まれる」等々、とにかく否定的な事しか言いません。多少、良くなったときにも、「あの時は病気だったから、しょうがない」と全くこちらに対する配慮はありません。

で、今回、11月の下旬あたりから、また様子がおかしくなってきました。食欲が無いと言って、あまり食事をとらなくなりました。病院に連れていきましたが、身体的には多少脱水があるものの、健康体で、医者から経口栄養の飲み物を処方されただけです。

精神科に連れていこうと思っても、「私をキチ〇イ扱いしている」と、泣きわめき、物を投げつけたり、つかみかかって暴れ、どうにもなりません。病院を探そうと携帯を出したら、つかみかかってきて、携帯を取られ、台所の鍋の中に入れられてしまいました。まともに食べていないのに、どこからあんな力がでるのか不思議でなりません。

現在、仕事が18時に終わってから、実家に寄って、なんとかなだめて、多少でも食べさせ、それから自宅に戻って、自分の家の事をやっていますが、これがいつまで続くのか・・・（母は日中、布団に入ってずっとごろごろしています。耳が少し遠いため、ＴＶもほとんど見ません。）

市に相談しても、痴呆なら介護認定をしてもらってヘルパーさんに来てもらう事もできるが、鬱では、認定してもらえないようです、、、確かに、歩けない訳でも、日付がわからない事もありません。

縄でくくってでも、精神科に連れて行くしかないのでしょうか。もう、いっその事、私が何日か行かないようにして、衰弱させてから、救急車で運んでもらおうかとも考えてしまいます。もう、犯罪者の心境です。母に対しては、憎悪の感情しかありませんし、泣きわめいているときは殺意さえ覚えます。

鬱の方は、鬱はなった本人しかわからない、鬱は本当に本人には辛い事だ、理解が足りない、勉強不足だと、声を荒げているのをこの知恵袋で見かけます。鬱の世話をする人は、何もかも犠牲にして世話をしなければならないのでしょうか。私はとても、そんな聖人君子のような高尚な心を持っていないので、気が狂いそうです。

はじめに：あなたを苦しめる現状と、抱えている問題

この度は、ご相談ありがとうございます。現在、あなたは仕事と介護の両立という、非常に困難な状況に置かれ、心身ともに限界を感じていらっしゃるのですね。お母様の鬱病の症状は改善せず、あなた自身も精神的に追い詰められ、絶望感や罪悪感、怒りといった様々な感情に苦しんでいることと思います。この状況は、誰にとっても非常に厳しいものです。まずは、あなたが抱えている問題と、その深刻さを深く理解することから始めましょう。

• 仕事と介護の両立の難しさ: 毎日、仕事を終えてから母親の介護に駆けつけ、自分の時間も休息も十分に取れない状況は、心身ともに疲弊しきってしまうでしょう。
• 母親の病状への対応の困難さ: 鬱病の症状が改善せず、精神科への受診も拒否される状況は、あなたにとって非常に大きなストレスになっているはずです。
• 感情的な葛藤: 母親への愛情と、介護への負担からくる憎しみや怒りといった相反する感情の間で揺れ動き、自己嫌悪に陥ってしまうこともあるでしょう。
• 孤立感: 頼れる親戚や知り合いがおらず、一人で問題を抱え込んでいる状況は、孤独感を深め、精神的な負担をさらに大きくしているでしょう。

これらの問題は、それぞれが複雑に絡み合い、あなたの心身を蝕んでいます。しかし、ご安心ください。状況を改善するための方法は必ずあります。この記事では、あなたの現状を打破し、より良い生活を送るための具体的な解決策を提案します。

ステップ1：現状の把握と問題の整理

まずは、現状を客観的に把握し、問題を整理することから始めましょう。具体的には、以下の3つのステップで進めます。

1. 状況の可視化：現状を書き出す

現状を整理するために、まずは以下の項目を書き出してみましょう。紙とペンを用意して、できるだけ具体的に書き出すことが重要です。

• 仕事について: 仕事内容、労働時間、職場の理解、今後のキャリアプランなど
• 介護について: 母親の病状、介護の内容、介護にかかる時間、利用できるサービス、介護保険の状況など
• 経済状況: 収入、支出、介護にかかる費用、貯蓄など
• 心身の状態: ストレスレベル、睡眠時間、食欲、体調、精神的な状態など
• 家族関係: 母親との関係性、息子さんとの関係性、親戚との関係性など

この作業を通して、自分の置かれている状況を客観的に見つめ、問題点を具体的に把握することができます。例えば、「仕事の負担が大きい」「介護に時間が取られ、自分の時間が全くない」「経済的な不安がある」といった問題点が明確になるでしょう。

2. 問題点の特定：抱えている問題を具体的にする

書き出した情報をもとに、抱えている問題を具体的に特定します。例えば、以下のような問題点が考えられます。

• 仕事の負担が大きい: 長時間労働、残業が多い、職場の理解が得られないなど
• 介護の負担が大きい: 母親の病状が安定しない、精神科への受診を拒否する、介護サービスが利用できないなど
• 経済的な不安がある: 介護費用がかかる、収入が減る可能性があるなど
• 心身の健康状態が悪い: ストレスで眠れない、食欲がない、体調が優れないなど
• 精神的な負担が大きい: 母親への怒りや罪悪感、孤独感を感じるなど

問題点を具体的にすることで、どのような対策が必要なのかが見えてきます。

3. 優先順位付け：何から取り組むべきか決める

特定した問題点の中から、優先的に取り組むべき問題を選びます。優先順位を決める際には、以下の点を考慮しましょう。

• 緊急性: 今すぐに解決しなければならない問題は何か
• 重要性: 解決することで、大きな効果が得られる問題は何か
• 実現可能性: 自分が取り組むことが可能な問題は何か

例えば、「心身の健康状態が悪い」ことが最優先で取り組むべき問題だと判断した場合、まずは休息時間を確保したり、ストレスを軽減するための対策を講じるなど、具体的な行動計画を立てることができます。

ステップ2：具体的な解決策と行動計画

現状を把握し、問題点を整理したら、具体的な解決策を検討し、行動計画を立てて実行に移しましょう。ここでは、仕事、介護、精神的負担の軽減、経済的な問題、それぞれの側面から具体的な解決策を提案します。

1. 仕事に関する解決策

仕事と介護の両立は非常に困難ですが、工夫次第で負担を軽減することができます。

• 勤務時間の調整: 会社に相談し、時短勤務や在宅勤務など、勤務時間の調整を検討しましょう。介護休暇や育児・介護休業制度の利用も視野に入れましょう。
• 業務内容の見直し: 上司や同僚に相談し、業務内容の調整や、負担の少ない業務への変更を検討しましょう。
• 転職の検討: 現在の職場での両立が難しい場合は、介護に理解のある企業への転職も選択肢の一つです。
• キャリアコンサルタントへの相談: 自分のキャリアプランや、両立しやすい働き方について、専門家に相談してみましょう。

2. 介護に関する解決策

母親の介護に関する問題は、専門家のサポートや、利用できるサービスを最大限に活用することで、負担を軽減することができます。

• 専門家への相談: 精神科医、精神保健福祉士、ケアマネージャーなど、専門家に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
• 介護サービスの利用: 介護保険を利用して、訪問介護、デイサービス、ショートステイなどのサービスを利用しましょう。
• 地域包括支援センターの活用: 地域包括支援センターに相談し、介護に関する情報収集や、適切なサービスの紹介を受けましょう。
• 成年後見制度の利用: 母親の判断能力が低下している場合は、成年後見制度の利用を検討しましょう。
• レスパイトケアの活用: 介護者の休息のために、一時的に介護を他の人に委ねるレスパイトケアを利用しましょう。

3. 精神的負担の軽減策

精神的な負担を軽減するためには、自分自身のケアも非常に重要です。

• 休息時間の確保: 睡眠時間を確保し、心身を休ませる時間を作りましょう。
• 趣味やリフレッシュ: 好きなことをする時間を作り、ストレスを解消しましょう。
• カウンセリングの利用: 専門家によるカウンセリングを受け、心のケアを行いましょう。
• 自助グループへの参加: 同じような悩みを持つ人たちと交流し、情報交換や心のサポートを受けましょう。
• 感情のコントロール: 怒りや悲しみといった感情を、無理に抑え込まず、適切な方法で表現しましょう。

4. 経済的な問題への対策

介護には経済的な負担も伴います。事前に準備をしておくことで、将来的な不安を軽減することができます。

• 介護保険の活用: 介護保険サービスを最大限に活用し、費用負担を軽減しましょう。
• 医療費控除の利用: 医療費控除や、高額療養費制度を利用しましょう。
• 生活費の見直し: 支出を見直し、節約できる部分がないか検討しましょう。
• 資産の有効活用: 不動産や預貯金など、資産の有効活用を検討しましょう。
• 専門家への相談: ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談し、資産運用や保険の見直しなど、経済的な対策についてアドバイスを受けましょう。

ステップ3：具体的な行動計画の作成

上記の解決策を参考に、具体的な行動計画を作成しましょう。行動計画は、目標、具体的な行動、期限、評価方法などを明確にすることで、実行しやすくなります。

例：精神的負担の軽減のための行動計画

• 目標: 1週間に1回、自分のための時間を作り、心身をリフレッシュする
• 具体的な行動: 毎週土曜日の午後に、好きな映画を観る、カフェで読書をする、友人と会うなど
• 期限: 1週間後から開始し、継続する
• 評価方法: 行動できたかどうかを記録し、ストレスレベルの変化を記録する

行動計画は、無理のない範囲で、少しずつ実行していくことが重要です。計画通りに進まない場合でも、落ち込まずに、原因を分析し、計画を修正しながら、継続的に取り組んでいきましょう。

ステップ4：周囲のサポートと連携

一人で抱え込まず、周囲のサポートを得ることも重要です。家族、友人、職場、専門家など、積極的に頼り、連携することで、負担を軽減することができます。

• 家族との連携: 息子さんたちに、状況を説明し、できる範囲で協力してもらいましょう。
• 職場との連携: 上司や同僚に、状況を説明し、理解と協力を求めましょう。
• 専門家との連携: 精神科医、精神保健福祉士、ケアマネージャーなど、専門家と連携し、適切なサポートを受けましょう。
• 地域の支援サービスの活用: 地域包括支援センターや、介護保険サービスなど、地域の支援サービスを活用しましょう。
• 自助グループへの参加: 同じような悩みを持つ人たちと交流し、情報交換や心のサポートを受けましょう。

ステップ5：自分を大切にする

最後に、最も重要なことは、あなた自身を大切にすることです。介護は、長期間にわたる過酷な道のりです。自分を犠牲にするのではなく、心身の健康を保ちながら、自分らしい生活を送ることが大切です。

• 休息と睡眠の確保: 十分な休息と睡眠をとり、心身の疲れを癒しましょう。
• バランスの取れた食事: バランスの取れた食事を心がけ、健康を維持しましょう。
• 適度な運動: 適度な運動を行い、心身のリフレッシュを図りましょう。
• 趣味や好きなことへの時間: 趣味や好きなことに時間を使い、心のゆとりを持ちましょう。
• 心のケア: カウンセリングを受けたり、信頼できる人に話を聞いてもらうなど、心のケアを怠らないようにしましょう。

あなたは、決して一人ではありません。あなたの悩みは、多くの人が抱える問題です。この記事で提案した解決策を参考に、少しずつでも状況を改善し、自分らしい生活を取り戻してください。

専門家からのアドバイス

この問題は、非常に複雑で、一人で抱え込むには限界があります。専門家の視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。

• 精神科医: 母親の病状について、専門的な診断と治療を受けることが重要です。必要に応じて、薬物療法や精神療法を検討しましょう。
• 精神保健福祉士: 介護に関する相談や、利用できるサービスの情報提供、精神的なサポートなど、様々な支援を受けることができます。
• ケアマネージャー: 介護保険サービスの手続きや、ケアプランの作成、介護に関する相談など、介護に関する様々なサポートを受けることができます。
• 弁護士: 成年後見制度や、相続に関する問題など、法律的な問題について相談することができます。

専門家は、あなたの状況を客観的に分析し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。一人で悩まず、積極的に専門家を頼りましょう。

まとめ：あなた自身の幸せのために

この記事では、仕事と介護の両立で疲弊しきった40代女性が、精神的負担を軽減し、自分らしい働き方を見つけるための具体的な解決策を提案しました。現状の把握、問題の整理、具体的な解決策の検討、行動計画の作成、周囲のサポートと連携、そして自分を大切にすること。これらのステップを踏むことで、必ず状況は改善し、より良い生活を送ることができます。

あなたの抱える問題は、決して一人だけの問題ではありません。多くの人が、同じような悩みを抱え、苦しんでいます。しかし、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず未来は開けます。あなた自身の幸せのために、一歩ずつ進んでいきましょう。

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