認知症の祖母との生活で疲弊…叩き返したら老人虐待？ストレスを乗り越えるためのチェックリスト

高校生のあなたが、認知症の祖母との生活で直面する困難についてのご相談ですね。お姉様と父親、そして認知症の祖母との生活の中で、祖母の言動に振り回され、心身ともに疲弊している状況、大変お辛いと思います。特に、祖母の攻撃的な言動や、それに対する対応が老人虐待に当たるのではないかという不安、そして今後の生活への絶望感、様々な感情が入り混じっていることでしょう。この状況を乗り越えるために、具体的なアドバイスを提供します。

認知症の祖母について

高校二年生の女です。姉と父と祖母と暮らしています。

祖母は認知症はそこまで進んでいないのですが昔からパニック障害や多分発達障害、パーソナリティ障害です。

ヒステリックで被害妄想が強くプライドが異常に高く人を見下していて、父がいる時は拗ねる程度なのですが娘二人といると言うことも聞かず迷子になって迎えに行き、家から出るなと言うと物を投げ、暴言を吐き、出ていくといい出ていき、その一時間後くらいに迷子になったので迎えに来いと毎回言われます。

先程、祖母に出ていくなという張り紙をしたら逆ギレし、家から出ていこうとしたので連れ戻そうとすると「あんたは私を何だと思ってるんだ、あんたになんの権力があるんだ」と、私と姉をバッグや手で何度も叩きました。

私達もあまりに毎日のようにそういうことが続きストレスが溜まり１回背中を叩き返してしまったのですが、これは老人虐待ですか？私が悪いんですか？

姉も自分が悪いことになるのかと更に病んでいます。

元々の性格が(認知症になる前から)とても悪かったので認知症になってからもう酷すぎます。

老人ホームにいれるにはまだ保険金があまりかからずお金が無いのでできません。

父もかなり精神的に来ています。とりあえず関わるな、とのことで家を出ていっても無視しました。

でもどうせあと数十分したら迎えに来いと連絡が来ます。本人は私たちを叩いたことなど何も覚えていません。

何を質問すればいいのか、ただの愚痴になってしまったんですが…。

こういう時どんな場合でも私たちは手を出したら老人虐待になるんですかね？

また、どうすればこんな生活に耐えられますか？

この状況を乗り越えるために、まずは現状を客観的に把握し、具体的な対策を立てることが重要です。以下に、あなたの状況を整理し、具体的な行動へと繋げるためのチェックリストと、専門家のアドバイスを交えた解決策を提示します。

1. 現状の把握と問題の整理

まずは、現在の状況を正確に把握し、問題点を整理することから始めましょう。以下のチェックリストを使って、あなたの置かれている状況を客観的に分析してください。

• 祖母の症状の具体的な内容を記録する
  • いつ、どのような言動があったのか？
  • 具体的な言葉や行動を記録する。
  • 感情的な反応だけでなく、客観的な事実を記録する。
• 家族それぞれの感情と負担を把握する
  • あなた自身、お姉様、お父様の感情をそれぞれ書き出す。
  • それぞれの負担になっていることを具体的に整理する。
• 利用できる社会資源をリストアップする
  • 地域の包括支援センター、介護保険サービス、相談窓口などを調べる。
  • 利用できるサービスをリストアップし、優先順位をつける。

このチェックリストを通じて、問題点を可視化し、具体的な対策を立てるための第一歩を踏み出しましょう。

2. 老人虐待に関する理解と対応

あなたが最も不安に感じている「老人虐待」について、正確な知識を持つことが重要です。以下に、老人虐待の定義と、あなたの状況がそれに該当するかどうかの判断基準を示します。

• 老人虐待の定義
  • 身体的虐待：殴る、叩く、拘束するなど、身体に危害を加える行為。
  • 精神的虐待：暴言、侮辱、脅迫など、精神的な苦痛を与える行為。
  • ネグレクト：食事や入浴、医療などの介護を放棄すること。
  • 性的虐待：性的な行為を強要すること。
  • 経済的虐待：財産を不当に利用すること。
• あなたの状況の判断
  • 祖母に叩き返した行為：状況によっては身体的虐待と判断される可能性があります。ただし、自己防衛の側面もあるため、一概には言えません。
  • 重要なのは、あなたが祖母を傷つけたいという意図があったかどうかではなく、結果として祖母に身体的な苦痛を与えたかどうかです。
  • 専門家（弁護士、福祉関係者）に相談し、客観的な意見を聞くことが重要です。

もし、あなたがご自身の行為について不安を感じている場合は、必ず専門家に相談してください。相談することで、今後の対応について適切なアドバイスを受けることができます。

3. ストレス軽減のための具体的な対策

日々の生活で感じるストレスを軽減するための具体的な対策を講じましょう。以下のチェックリストを参考に、自分に合った方法を見つけてください。

• 感情のコントロール
  • 深呼吸や瞑想など、リラックスできる方法を試す。
  • 感情的になったときは、その場を離れて冷静になる時間を作る。
  • 自分の感情を言葉にして、日記に書き出す。
• 情報収集と知識の習得
  • 認知症に関する正しい知識を学ぶ。
  • パニック障害や発達障害、パーソナリティ障害についても理解を深める。
  • 専門家（医師、カウンセラー、介護士など）の話を聞く。
• 休息とリフレッシュ
  • 十分な睡眠時間を確保する。
  • 趣味や好きなことに時間を使い、気分転換をする。
  • 友人や家族との交流を通じて、ストレスを発散する。
• 家族間のコミュニケーション
  • 家族で話し合い、問題点を共有する。
  • それぞれの役割分担を明確にする。
  • 互いに感謝の気持ちを伝える。

これらの対策を実践することで、ストレスを軽減し、心身ともに健康な状態を保つことができます。

4. 専門家への相談とサポートの活用

一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けることが重要です。以下に、相談できる専門家と、利用できるサポートについて説明します。

• 相談できる専門家
  • 医師：祖母の認知症や精神的な症状について相談できます。
  • 精神科医：あなた自身や家族の精神的なケアをしてくれます。
  • カウンセラー：心の悩みやストレスについて相談できます。
  • 弁護士：老人虐待に関する法的アドバイスを受けられます。
  • 社会福祉士：介護保険サービスや社会資源について相談できます。
  • ケアマネージャー：介護に関する相談や、ケアプランの作成をサポートしてくれます。
• 利用できるサポート
  • 介護保険サービス：訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、様々なサービスを利用できます。
  • 地域の包括支援センター：介護や福祉に関する相談窓口です。
  • 認知症カフェ：認知症の方やその家族が交流できる場です。
  • 家族会：同じ悩みを持つ家族同士が情報交換できる場です。

専門家やサポートを活用することで、問題解決への道が開け、あなたの負担を軽減することができます。

5. 今後の生活に向けた具体的なステップ

これまでの情報を踏まえ、今後の生活に向けて具体的なステップを踏み出しましょう。以下のステップを参考に、あなた自身の状況に合わせた計画を立ててください。

• ステップ1：現状の把握と問題点の整理
  • チェックリストを用いて、現状を客観的に把握する。
  • 問題点を整理し、優先順位をつける。
• ステップ2：専門家への相談
  • 医師、カウンセラー、弁護士など、必要な専門家に相談する。
  • 専門家からのアドバイスを参考に、具体的な対応策を立てる。
• ステップ3：介護サービスの利用検討
  • 介護保険サービスや、地域のサポートについて情報を集める。
  • 祖母の状態や、家族の状況に合わせて、適切なサービスを検討する。
• ステップ4：家族間の協力体制の構築
  • 家族で話し合い、それぞれの役割分担を決める。
  • 互いに協力し、支え合う体制を築く。
• ステップ5：定期的な見直しと改善
  • 定期的に状況を見直し、問題点や課題を洗い出す。
  • 必要に応じて、対応策を修正し、改善を図る。

これらのステップを踏むことで、現状を改善し、より良い生活を送るための道が開けます。

6. 成功事例から学ぶ

同じような状況を乗り越えた人たちの成功事例から学び、あなたの状況に活かせるヒントを見つけましょう。

• 事例1：Aさんの場合
  • Aさんは、認知症の母親の介護に疲れ果て、精神的に追い詰められていました。
  • Aさんは、地域の包括支援センターに相談し、介護保険サービスを利用することにしました。
  • 訪問介護やデイサービスを利用することで、Aさんの負担は軽減され、母親との関係も改善しました。
• 事例2：Bさんの場合
  • Bさんは、認知症の祖母の介護で、暴言や暴力に悩んでいました。
  • Bさんは、カウンセリングを受け、自分の感情をコントロールする方法を学びました。
  • また、家族で話し合い、役割分担を明確にすることで、Bさんのストレスは軽減されました。

これらの事例から、専門家のサポートや、家族間の協力、適切なサービスの利用が、問題解決に繋がるということがわかります。

7. 専門家からのアドバイス

最後に、専門家からのアドバイスをまとめます。これらのアドバイスを参考に、あなたの状況に合った対策を講じてください。

• 専門家からのアドバイス1：感情を溜め込まない
  • 辛い気持ちや不安を一人で抱え込まず、誰かに話すことが重要です。
  • 信頼できる人に相談したり、カウンセリングを受けたりすることで、心の負担を軽減できます。
• 専門家からのアドバイス2：客観的な視点を持つ
  • 状況を客観的に見つめ、冷静な判断を心がけましょう。
  • 感情的になると、正しい判断ができなくなることがあります。
  • 専門家の意見を聞き、客観的な視点を取り入れることも大切です。
• 専門家からのアドバイス3：無理をしない
  • 一人で全てを抱え込まず、周りの人に頼りましょう。
  • 介護サービスや、地域のサポートを積極的に利用しましょう。
  • 自分の心と体の健康を第一に考え、無理のない範囲で介護を行いましょう。

これらのアドバイスを参考に、あなたの状況を改善し、より良い生活を送るための第一歩を踏み出してください。

あなたが置かれている状況は、非常に困難で、心身ともに疲弊していることと思います。しかし、適切な対策を講じることで、必ず状況は改善します。焦らず、一つ一つ問題を解決していくようにしましょう。そして、決して一人で抱え込まず、周りの人に頼り、サポートを受けながら、あなた自身の心と体の健康を守ってください。

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